マレーシア
人口 : 3,305万人
(2024年4月IMF推計値 日本は1億2,462万人)
一人当たりのGDP : 12,570.460US$
(2024年4月IMF試算値 日本は33,805.939US$)
森林率 : 58.18% (2020年FAO公表値 日本は68.4%)
現地スタッフからのメッセージ
2023年は、日本から視察や交流で来られる方も増え、コロナ前の賑わいが戻ってきたように思います。学校は実 践的な環境教育の機会として「子供の森」計画に高い期待を寄せていますが、資金も人も限られている中、期待に十分に応えられていないことを心苦しく思います。人材面においては、研修生にも補助員として参加してもらうこと で、活動へ関心を持つ層を増やしているほか、研修生のOBを対象としたセミナーも開催しました。彼らの協力が得られれば、今は難しい遠隔地での実施も可能性が高くなるでしょう。少しずつ課題をクリアしながら、地道に活動の輪を拡げていきたいと考えています。
過去の植林地のケアも重点課題に
2023年は、4つの学校と1つの地域で植林活動を実施。カラマンシーやマンゴー、カカオなどの果実が収穫でき、子どもたちの栄養や学校の収益となるような樹種を中心に植えました。新たな植林を進める一方、過去の植林地のメンテナンスも大きな課題となっています。手入れが十分になされず、荒れてしまったケースや、洪水や干ばつの被害を受けて枯れてしまったケースも少なくありません。また森が育ち、子どもたちの遊び場となったところでも、蜂やヘビが出たり、大きくなりすぎた枝が折れて落ちたりと危険な箇所が生じています。問題を解決しつつ、これからどのように森を活用していきたいか、学校と話し合いながら、危険木の伐採や、枯れた箇所の補植などを進めています。
自然に触れ、環境について学ぶ
植林と合わせて環境セミナーを開いたほか、有機農業の実習やごみの分別指導、エコキャンプなど楽しく自然に触れ、環境について学ぶ機会を提供。オイスカの研修センターに近い、チーフン小学校では、コンポストづくりの指導も行い、収穫した野菜は、学校の食堂で活用するほか、SNSで収穫状況を発信して保護者に購入してもらうなど、学校の収益にもつながっています。
2023年度活動実績:522本・面積1.99ha
累計(1992年から) 植林91,079本 面積86.62ha
2023年度に植えた主な樹種:カラマンシー、リュウガン、カカオなど
2023年度参加者数:1,464人
「子供の森」計画参加学校数:243校(1992年からの累計値)
2024年
8月
22日
木
2024.08 学校レポートinマレーシア
この学校は、サバ州タンブナンの水源地の山にあり、校舎は斜面に建てられています。学校周辺がより緑豊かになり、子どもたちが実践を通じて環境に関する学びを深められるよう、そして保護者と学校が協力しあう機会となるよう、学校からの依頼を受けて2022年から「子供の森」計画の活動を開始しました。2023年は、子どもたちと保護者の手で、校舎の裏の斜面地にカラマンシーなどの苗木を250本植えました。同校のマウンシオン先生は「管理を続けて、苗木が順調に生長していることで学校の環境も美しくなっている。この活動のおかげで、子どもたちは自然の尊さに気づき、自然を大切にしようと努力するようになった」と話してくれました。
2024年
8月
22日
木
2024.08 子どもたちからのメッセージfromマレーシア
わたしはサバ州タンブナンにある、ラグカム小学校の6年生です。タンブナンは、世界で一番大きな花と言われるラフレシアの保護林があることで有名です。ふるさとでは農業が盛んです。とても蒸し暑い気候ですが、そのおかげで植物がよく育ちます。 わたしは新鮮できれいな空気を恵んでくれる、美しい自然が好きです。「子供の森」計画の活動では、果物の木などを植えました。植林地は斜面だったので、苗木をそこまで運ぶのが大変で、疲れました。でも、木を植えたことで学校の景色がよくなって嬉しいですし、いつか実った果物をみんなで食べるのも楽しみにしています。活動に参加して自然がくれる恵みやすばらしさに気づくことができました。これから、学校でもっとたくさんの植物や木が育ってほしいです。また、友だちや家族と環境への思いを共 有してみたいとも思っています。
2023年
7月
01日
土
2023.07 子どもからのメッセ―ジ from マレーシア
サラマットゥンガハリ
(こんにちは)!
私はサバ州テノムにあるバトゥティニンカン小学校6年生のヌル ハリシャです。友だちにはカカッと呼ばれています。「子供の森」計画の活動では、自分の木を植えることができ、さらに日本の人たちと知り合って一緒に植樹や文化の交流をすることができるので、とてもうれしいです。以前に日本の人たちと植えた木はもう大きくなって、サワーソップは実をつけるようになりました。パンデミックによって長くこうした交流もできませんでしたが、2022年に久しぶりに日本からお客さんが来てくれました。とても楽しかったです。
「子供の森」計画に参加する前にも、お母さんと一緒に家の庭で華を育てたり、畑をつくって野菜を育てたこともあるので、活動自体に難しいことはありません。私のような学生が自然を好きになることで、たくさんのよい効果があると思います。この活動がマレーシアの多くの学校に広がったらいいなと思います。
2023年
1月
31日
火
2019年の植林地でフルーツが実りました in マレーシア
マレーシアのサバ州から植林地の近況報告が届きましたので、紹介させていただきます。
2019年に行った植林ツアーでは、日本からのボランティアも合わせた約80名で、バトゥティニンカン小学校でマンゴーやサワーソップ、ドリアンの植林活動を行いました。約3年が経ち、植林地でモニタリング活動を行ったところ、そこで植えられた木々がすくすくと大きくなっていることが確認できました。サワーソップはフルーツをつけていました!サワーソップは熱帯地域に自生する広葉樹で、フルーツは栄養満点です。当時ツアーに一緒に参加した先生や生徒たちもモニタリングに参加しましたが、実際にフルーツを収穫できたことに満足げな様子でした。
2019年の植林ツアーでは、一緒に木を植えるだけではなく、ソーラン節などの文化交流も行い、子どもたち同士で親睦を深めることができました。
学校にはまだ木を植えるスペースが残っているため、今後もより多くの果樹を植えることを目標に活動を進めていく予定です。
2022年
10月
07日
金
2022.8 学校レポート from Malaysia
マレーシアサバ州から8月の活動についての報告が届きました。今回は、ラナウにある、マラナウ小学校の子どもたち27名が、植林活動や、たい肥をつくるための小屋づくりに参加した際の報告です。
2022年
9月
06日
火
学校レポート from Malaysia
マレーシアでの活動が再開しました!
コロナによる活動制限が非常に厳しかったマレーシアにて、5月に活動を再開することができました。久しぶりの活動報告を、ぜひご覧ください!
チーフン小学校の子どもたちがグリーンウェイブ活動の一環として、植林活動とコンポストづくり、リサイクルの勉強会に参加しました。
2022年
7月
13日
水
2022.7子どもからのメッセージ from マレーシア
サラマットゥンガハリ
(こんにちは)!
わたしは、サバ州のコタ・ブルー町に住んでいるロッサです。今は学校に登校できるようになりましたが、2021年度はコロナ禍で長い間休校が続いて、友だちにも会えなかったので、すごくさみしかったです。わたしが住んでいる町は、とても景色がきれいで、人もみな優しいです。大好きなふるさとを守るために「子供の森」計
画での植林活動も頑張っています。オイスカの人に教えてもらって木を植えた後、おじいちゃんの畑にもライムの木を植えました。早く大きくなって、実を付けることが楽しみです。
2022年
7月
13日
水
2022.7 学校レポート in マレーシア
ジャックフルーツで
子どもたちに栄養を
この小学校は、マレーシア最高峰のキナバル山を中心とした国立公園から10kmほど離れた渓谷に位置し、児童の多くが、先住民族であるドゥソン族の子どもたちです。こうした山間部の学校ですが、やはり新型コロナの影響は強く、長期間にわたり在宅学習が続きました。学校が再開されても、ソーシャルディスタンスを守った形で授業が行われ、体育など人と接触したり、体を動かすような授業は禁止されました。
2022年
7月
13日
水
2022.7 活動のあゆみとこれから in マレーシア
変化する状況やニーズに
合わせた活動を展開
オイスカが活動を展開するボルネオ島北部のサバ州では、パームヤシのプランテーション開発などにより、熱帯雨林が切り倒され、森林破壊が続いています。こうした問題に対し、オイスカでは学校を拠点に緑化を続けてきましたが、環境教育のニーズが高まる一方、近年は植林できる土地を持たない学校からの参加要請も増えていま
す。
2021年
11月
01日
月
休校中の家庭菜園活動
マレーシアの「子供の森」計画では、新型コロナの影響が続く中、家庭でもできる活動として家庭菜園活動の支援を行っています。今回は、チーフン小学校3年生のムハンマド君の活動について紹介します。飲み終わったペットボトルや紙パックを容器として豆もやしを育てました。
2021年
6月
14日
月
2021.6 Malaysia
困難の中でも
活動開始できたことに感謝 !
この学校は、サバ州の内陸部、ラナウの中心部からアスファルトの道を28km、その後砂利道を50km進んだところにあります。前年から準備を進め、生徒も教員も「子供の森」計画の活動開始を心待ちにしていましたが、パンデミックにより、長期間学校が閉鎖。移動や集会が制限されたこともあり、学校をあげての活動は難しく、予定の変更を余儀なくされました。 植林については、規制が緩和され、対面授業が一時再開された期間に、少人数で実施。学校の希望に基づき、ドリアンやカニステルなどの果樹を中心に60本を植樹しました。 活動に参加したリカさんは、「生態系の保全に貢献できただけでなく、私たちにとっても、有益な学びの機会になりました。パンデミックの中でも、実施に尽力してくれたオイスカや支援者の方々に感謝しています」と語ってくれました。制限が解除され、皆で活動ができる日を待ちわびています。
2021年
6月
01日
火
パンデミックと「子供の森」計画 in マレーシア
努力するも反省の多い1年に
活動地であるサバ州は、特に新型コロナの感染者が多く、州内の多くの地域が、感 染リスクの高いレッドゾーンに指定されました。地区を超えた移動が禁止された時期には、各地区に住むオイスカ研修生のOBたちが、周辺に住む子どもたちと植林地の管理を続けてくれました。彼らがいなければ、こうした活動すら実現しませんでした。人材育成の大切さを改めて実感して います。とはいえ、他国と比較すると、もっとやれたのでは、と反省するところが 多くあります。 他国の事例を参考に、2021年度はコロナ禍でも、活動の幅や規模を拡げていきたいです。
2020年
6月
05日
金
2020.6 Malaysia-1
災害のリスクや不安を減らすために
この学校は、ボルネオ島・サバ州の内陸の町タンブナンにあります。周辺は、土地が険しく、土砂崩れが起こりやすい地形となっており、大雨が降るたび、不安に悩まされてきました。植林活動を行うことで、災害のリスクを少しでも軽減したいという思いで、学校がオイスカに相談を持ちかけ、2019年に「子供の森」計画の活動が始まりました。
2019年
11月
30日
土
Green Wave 2019 Report
オイスカが2008年より参画している“グリーンウェイブ”は、国連生物多様性条約事務局(SCBD)が進める取り組みで、5月22日の「国際生物多様性の日」の前後に世界中で行われています。オイスカも「子供の森」計画(以下、CFP)参加校を中心に、国内外でさまざまな活動を実施しました。
2019年
5月
14日
火
2019.5 Malaysia-2
サラマットゥンガハリ(こんにちは)!
私は、ルンドゥム小学校に通う、6年生のリナです。私が住んでいるところは、有名な観光名所があり、多くの観光客が訪れます。学校の近くにも、観光客が自然を楽しみながら散歩できるエリアがあります。私は「子供の森」計画で、生まれて初めて木を植えました。
2019年
5月
14日
火
2019.5 Malaysia-1
ふるさとの山に緑が戻る日を夢見て
サバ州テンブナンにあるキパク小学校の周りには、以前は豊かな森が広がっていましたが、今では伐採が進みオイルパームやゴムが栽培されています。地域の環境保全意識を底上げするため、2018年に「子供の森」計画に参加しました。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Malaysia-3
サラマッシアン!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私はチーフン小学校に通う3年生のシティです。私の家は学校から車で1時間ほど離れたところにあるので、普段は寮で生活しています。
2018年
5月
17日
木
2018.5 Malaysia-2
心地よく過ごせる学校を目指して
サバ州テノムの幹線道路沿いにあるラダンサポン小学校は、校庭にまったく緑がなく、車の排気ガスにも悩まされていました。子どもたちが少しでも勉強に集中できる環境を整えるとともに、地域の人々にも環境に対する関心を持ってもらいたいとの思いで2017年に「子供の森」計画に参加しました。
2018年
5月
17日
木
2018.5 Malaysia-1
学んだ知識を活かせる活動に
チーフン小学校は、サバ州テノムにある学校です。2013年に「子供の森」計画に参加して以来、オイスカと協力しながら積極的な活動を継続しています。校内での植林のほか、有機農業の実践や3R運動の促進にも注力。
2017年
8月
22日
火
CFP in Sabah, Malaysia
東マレーシアのサバ州におけるCFP活動の近況リポート
オイスカ・サバ支部は、最近、一連の植林活動を実施しました。第1回目の活動は、4月25日の午後にクングラール校で教師、保護者、オイスカの研修生達など約40名が参加して行われました。参加者達は、薬草並びに花を植栽しました。学校の土地は赤土であるために、植える前に堆肥を施肥しました。
2017年
6月
13日
火
2017.7 Malaysia
オイスカ・サバ支部は、最近、一連の植林活動を実施しました。第1回目の活動は、4月25日の午後にクングラール校で教師、保護者、オイスカの研修生たちなど約40名が参加して行われました。参加者たちは、薬草並びに花を植栽しました。学校の土地は赤土であるために、植える前に堆肥を施肥しました。
2017年
4月
20日
木
2017.4 Malaysia 3
サラマッシアン(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私はイヌバイ小学校に通う12歳のノル・アル・ハニィ・ヘルダヤナです。私のふるさとは自然に囲まれていて、食べ物を分け合う習慣があります。「子供の森」計画で好きなことは、友だちと一緒に植林をすることです。
2017年
4月
20日
木
2017.4 Malaysia 2
「子供の森」計画に仲間入りしました!
ロンポン小学校は山の中にあり、近くにはラフティングという川下りで有名なスポットがあります。この学校は、2017年3月に「子供の森」計画に参加したばかり。「子供の森」計画の参加校から校長先生が同校へ転勤し、この学校でも活動を始めたいとオイスカへ相談を持ち掛けたことがきっかけで取り組みが始まりました。初めての活動では、ザボン、マンゴスチン、ランサ等の果樹を中心に65本の苗木を植えました。子どもたちは、自分たちが植えた苗木が実をつけることを今から楽しみにしています。12歳のグレースちゃんは「人生で初めての植林活動にとても興奮しました!
2017年
4月
20日
木
2017.4 Malaysia 1
植林の成果が芽を出しました!
ロハン学校は山に囲まれており、晴れた日には校庭からマレーシアの最高峰であるキナバル山が見えます。豊かな緑に囲まれた地域ですが、近年進行している森林破壊に対して、環境保全の大切さを伝えるために「子供の森」計画に参加しました。
活動に積極的なアフマド校長先生は、「2005年に日本の方々と一緒に植えた木々が小さな森へと育っています。この森でテントを張り、年間3回の環境キャンプを行っています。生徒たちは楽しみながら身近な森の働きについて学ぶことができるこのプログラムが大好きです」と嬉しそうに話してくれました。16歳のエレアノル・ジョルさんは「木々が暑い日差しから私たちを守ってくれるようになりました。
2016年
8月
04日
木
2016.8 Malaysia-3
スラッマシアン!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私はチーフン小学校に通うチュウ・ハイ・メイです。小学校6年生で12歳です。学校は朝の7時から始まり、お昼には終わります。私のふるさとは、空気が新鮮で、鳥がさえずるとても素敵な場所です。「子供の森」計画で好きな活動は学校の清掃と、ペットボトルや紙のリサイクル活動です。自分で植えた苗木の管理も、水やりや草刈りなどを忘れずに、きちんと責任を持って取り組んでいます。将来は先生になって子どもたちに環境を守り、ふるさとを守ることの大切さを伝えていきたいです。
2016年
8月
04日
木
2016.8 Malaysia-2
ふるさとでの暮らしを守るため・・・
コタ・ベルッド・キアウ第一小学校は、サバ州にあるKPD/オイスカ青年研修センターから学校まで車で約3時間のところにあり、ここまで離れている学校での活動はセンターでも初の試みとなりました。この学校は山のふもとにあり、川のそばに位置していることから地滑りや洪水の被害に遭いやすく、校舎のいくつかは長雨による地滑りによって壊滅的な被害を受けました。洪水を経験し、その被害を少しでも減らすために2015年に「子供の森」計画の活動に参加しました。
2016年
8月
04日
木
2016.8 Malaysia-1
幅広い活動に挑戦中!
チーフン小学校は児童数88名の小さな学校で、文化や宗教など異なった背景をもった子どもたちが共に同じ校舎で学んでいます。学校では木が生い茂る山々を見渡すことができますが、周辺地域に比べて低い土地にあり、洪水の影響も受けやすいため、子どもたちにより環境問題や環境保全に関心を持ってもらうため、「子供の森」計画の活動が始まりました。また、この学校は社会的な活動にも熱心でサバ州で最初に3K(清潔、健康、安全という意味のマレー語の頭文字を取った言葉)プログラムを作り、また同州で初のリサイクルキャンペーンを行った学校でもあります。
2015年
8月
30日
日
2015.8 CFP Ambassadors
4か国から子ども親善大使が来日!
グローバル「子供の森」サミットin山梨 7月30日~8月9日、「子供の森」計画子ども親善大使として、インド・パプアニューギニア・マレーシア・ミャンマーから子どもたちの代表8名が来日しました。8月2~3日には、初の試みとして、日本の子どもたちと合宿スタイルの学び合いプログラム”グローバル「子供の森」サミット”を山梨県早川町にて開催!日本と海外の子どもたちが寝食を共にしながら、それぞれの国の自然や環境問題、文化について学びあいました。
2015年
8月
18日
火
2015.8 CFP Ambassadors
インド・マレーシア・ミャンマー・パプアニューギニアの子ども親善大使が来日しました!! 2015年7月30日~8月9日にかけて、今年度は初めてとなる「子供の森」計画(以下、CFP)子ども親善大使招聘事業を行い、それに合わせてインド、マレーシアそしてミャンマー、パプアニューギニアから子どもたちが来日しました。 インドからはレアさん(16)、サクシャンくん(14)、マレーシアからはエルシーさん(11)、ヌルルさん(11)、ミャンマーからはシンタンくん(12)、メイさん(10)、パプアニューギニアからはザックくん(15)、キャッシーさん(14)が、子ども親善大使として来日。東京、山梨、千葉、北海道を訪問しました。
2015年
6月
16日
火
2015.8 CFP Ambassadors
<参加者募集>オイスカ活動報告会
~「子供の森」計画 4か国の子どもたちによるリポート~
日程:2015年8月4日(火)
時間:15:00~17:00
場所:地球環境パートナーシッププラザ
参加費無料
7/30~8/7、インド、マレーシア、ミャンマー、パプアニューギニアで木を植え育て、環境問題について学んでいる子どもたちを親善大使として日本に招聘し、東京都、山梨県、北海道の各地で環境をテーマにした報告会や交流会を実施します。一行は、来日期間中、環境問題や自然環境に関する相互発表や文化交流など日本の子どもたちと共に参加し学びあう環境教育プログラムに参加するほか、日本の技術や伝統文化を学ぶ体験活動を行う予定です。
また、8月4日(火)には、オイスカ活動報告会を開催。今回の報告会では、平成26 年度の活動報告に加え、来日した4カ国の子どもたちより、現地の環境問題や植林活動等についてのレポートを行います。
2015年
5月
30日
土
2015.5 Malaysia
サバ州サンダカンでのKPD/オイスカによるCFP活動が始まりました
2015年4月10日にKPD/オイスカ研修センターが主導し「子供の森」計画の活動がサバ州サンダカンにあるエロプラ第二学校で開催されました。サンダカンはサバ州の東側に位置し、センターのあるテノムから車で7時間のところにあります。現地のCFPコーディネーターである、アズリナ・ムハミンさんが中心となり実施しました。今回は、サンダカンにある5つの学校から60人の子どもたちと、教師やボランティア、スタッフなども合わせ総計110名が参加しました。また障がいをもつ子どもたちの特別支援学校である、SMKムヒバ学校の子どもたちも参加しました。
2015年
5月
01日
金
2015.5 Malaysia-2
自然に触れて生まれる子どもたちの気づき
パグオコン小学校は、マレーシアで「子供の森」計画を開始した1992年当初から活動を継続している学校です。緑が少なかった地域を緑化し、環境を良くしていきたい、自分たちの住んでいる環境やその環境を保全する方法について子どもたちに伝えたいという地域住民の願いを受けて活動を続けています。20年以上続く活動で育てた木々は大きく成長し、子どもたちが休める木陰や気持ちの良い空気をもたらしてくれるようになりました。
2015年
5月
01日
金
2015.5 Malaysia-1
地域全体で取り組む活動へ
都心部や住宅街から離れた丘の上にあり、自然に囲まれたSMKモハマドアリ中学校。子どもたち自身に環境に優しい学校づくりに取り組んでもらいたい、自然を愛する心を育んでもらいたいという先生たちの思いから、2011年より「子供の森」計画に参加しました。2014年度の活動では、アショーカやシナモンなど150本の苗木を植林し、その後も水やりや草刈りなどの管理を行いました。
2014年
4月
16日
水
2014.4 Malaysia-3
Selamat siang(スラマッ スィアン)!こんにちは!私の一日を紹介します。
私の名前はワワ、SJK(C)チー・ブン テノン小学校に通う10歳です。
2014年
4月
16日
水
2014.4 Malaysia-2
『自然に学ぶ。自然と学ぶ。~自然と共に成長する子ども達~』
2003年に「子供の森」計画のコーディネーターが訪問したことをきっかけに活動を開始したSMKロハン中学校。この学校は東南アジア最高峰のキナバル山のそばにあります。キナバル山の標高は富士山よりも300mほど高く、そのふもとでは多種多様な動植物が生息しています。世界最大の花、ラフレシアも見ることができます。そんなキナバル山を地元の人は聖なる山として古くから崇め奉っています。そのような環境が近くにある子どもたちは、みな学ぶ意欲が高く、環境保全についてもっと学び知識を深めたいと真剣にセミナーに耳を傾け、植林活動にも精力的に取り組んでいます。
2014年
4月
16日
水
2014.4 Malaysia-1
『次の世代へバトンタッチ!遊べる森!』
オイスカの研修センターの近くにあるパグオコン小学校は、マレーシアで「子供の森」計画が始まった1992年当初から活動を続けています。当初は、学校の周りにはまだ緑は少なく、子どもたちが安心して遊べる森を作りたいとの思いで「子供の森」計画が始まりました。それから20年以上もの間、先生や子どもたち、そして地域の人たちと協力して木を植え、大切に手入れを続けた結果、今では学校の周りは緑豊かな森へと成長しました。
2013年
4月
18日
木
2013.3 Malaysia-4
『自然を大切にする心を育てる』
マレーシア
イヌバイ小学校は、サバ州で最も新しくCFPに参加した11校の一つです。”ラブ・グリーン・ディ“のテーマの下に、生徒、教師、学校事務関係者は校庭内での植林活動に係わっています。マレーシアではたくさんの学校が長年活動をしており、それぞれの学校での経験や活動が新しく参加する学校へも共有されていきます。「子供の森」計画の活動はただ木を植えるだけではありません。植えた木をきちんと手入れし森に育て上げることを通じて、子どもたちの中に「自然を大切にする心」を育むことも大きな目的です。
2013年
4月
12日
金
2013.3 Malaysia-3
『日本国内での”森のつみ木広場”』
マレーシア
マレーシア・パグオカン小学校で実施したつみ 木のプログラムは、オイスカが日本全国で展開(2011年度は全国113カ 所で実施)している「森のつみ木広場」を参考に実施しました。日本での「森のつみ木広場」は、近年の林業衰退に伴い日本の人工林の手入れがされず荒廃が進んでいるため、子どもたちにつみ木遊びを通じて木や森に興味を持ってもらい、間伐材の有効利用や国産材の利用についての意識啓発のプログラムとして実施しています。
2013年
4月
12日
金
2013.3 Malaysia-2
『"子供の森"計画、活動の第一歩!』
マレーシア・サバ州
ケニンガウ市にあるラナス小学校は、2012年に「子供の森」計画の活動を始めました。初めての活動は「子供の森」計画コーディネーターの指導のもと、120人の子どもたち、15人のPTA役員が参加しました。今回の植樹用に選ばれた木は、学校の敷地内にしっかり根付くようにと地域の在来種3種類の木が選ばれ、子どもたちの手で丁寧に植えられました。
2013年
4月
12日
金
2013.3 Malaysia-1
『森と遊ぼう!』
マレーシア・サバ州
オイスカの研修センターの近くにあるパグオカン小学校は、マレーシアで「子供の森」計画が始まった1992年から活動を続けています。20年もの間、毎年地道に先生や子どもたちが協力して木を植え、手入れをし続けた結果、今では素晴らしい森へと成長し、子どもたちのお気に入りの遊び場となっています。
2012年
4月
05日
木
2012.2 Malaysia-2
『合同エコキャンプで心も一つに』
マレーシア・サバ州
ラングサット小学校は、東アジア最高峰・キナバル山に程近いラナウの町にあります。11月13日~15日の3日間、この小学校でラナウ周辺の学校9校から代表の子どもたちが集まり“「子供の森」計画エコキャンプ in ラナウ”が実施されました。プログラムは、植林、「森のつみ木広場」、ジャングルトレッキング、環境劇の発表、ネーチャーゲーム、環境ビデオ鑑賞、そして周辺地域のゴミ拾い活動など。これらの様々な環境保全活動を通じて、子どもたちの環境に対する意識向上に加え、協調性、責任感、そして自立にも繫がることを目的としました。
植林活動は、途中雨が降り出しましたが、子どもたちはグループに分かれて協力しながら合計60本の苗木を全て植えることができました。この3日間のプログラムを通じて、異なる9つの学校から集まった子どもたちは沢山の新しい仲間をつくることができました。今後、彼等の友情は続き、一緒に植えた苗木の成長を共に見守っていってくれることでしょう。
2012年
4月
05日
木
2012.2 Malaysia-1
『植林活動とマレーシア初の「森のつみ木広場」』
マレーシア・サバ州
ナンパサン小学校は、2011年10月、同校では初めての「子供の森」計画を実施しました。74人の子どもたちは、斜面となっている校庭にシナモンなど合計50本の苗木を植えました。また、子どもたちの家族や地域住民併せて数十人もこの活動に参加し、環境保全の大切さや自然との共生について考え行動する貴重な機会となりました。
植林活動の後には、マレーシアでは初めての試みとなる「森のつみ木広場」を実施しました。日本国内では室内で実施していますが、この小学校には体育館などの施設がないため青空の下にカーペットを敷き屋外で開催しました。この地域の子どもたちは、積み木というおもちゃを見たことがありません。また、身近に木工製品など木のぬくもりを感じるようなものが少ないため、子どもたちは興味津々。想像力が豊かな子どもたちは、積み木の形や色そして木の香りや手触りを楽しみながら、様々な作品を作り出し、木への親しみがまた一段と深まったようです。
2011年
7月
02日
土
やる気と自然を愛する心で取り組む活動
マレーシア:サバ州
ラグッド小学校は、コーヒーで有名なテノムの町にある生徒数130人の学校で、「子供の森」計画の活動には、2008年から参加しています。
ラグッド小学校は、緑化と清掃美化活動に特に力を入れています。子どもたちは、最も清掃が行き届いていると評価されたサバ州の州都コタキナバルにあるムティアラ小学校を視察しました。ムティアラは、マレー語で真珠という意味ですが、その名前にふさわしく校内は隅々まで掃除が行き届き、職員室へ続く廊下周辺も緑化され、大変美しい景観を見ることができます。この小学校では、ゴミを指定された場所へしっかり捨てるよう子どもたちに徹底した指導がされています。
2011年
7月
02日
土
実際に行動に移したアースデイ!
マレーシア:サバ州
ビンコー中学校は、サバ州内陸部にあるケニンガウ地域の中心地に位置しており、2010年4月から「子供の森」計画の活動に参加しています。地球環境を考えるアースデイ(地球の日)の4月22日、ビンコー中学校では、オイスカと共同で植林活動を実施しました。