中国・内モンゴル

人口:13億7,898万人(2016年IMF推計値  日本は1億2,680万人

一人当たりのGDP:8,260.878US$

(2016年10月IMF試算値    日本は37,304.14US$)

 森林率:22%  (2016年FAO公表値 日本は69%)

現地スタッフからのメッセージ

 

  子どもたちの「自然を愛する心」を育みながら地球緑化を進める「子供の森」計画。中国は近年のバブル経済が失速しつつある一方で、海外旅行に行くことのできるような富裕層と発展に取り残された貧困層との格差が拡大しています。また、大気汚染の一因であるPM2.5や黄砂などは相変わらず増加・頻発傾向にあり、砂漠化も深刻なレベルになっています。

中国・内モンゴル自治区担当ウハス
中国・内モンゴル自治区担当ウハス

  「子供の森」計画では、子どもたちに植林活動に参加してもらっていますが、緑化だけでなく、彼らの親である砂漠の住民たちの産業振興につながっています。子どもたちが植えるソウソウという木の根には、ニクジュヨウと呼ばれる漢方薬の原料となる菌類を人工的に寄生させることができます。そして、何年後かには、このニクジュヨウが収穫でき、地域住民の収入となるのです。砂漠での緑化活動は、木々の成長も遅く、地味で息の長い活動であり、成果が出るまでにはとても長い時間がかかります。未来を見据えた取り組みに今後ともご協力よろしくお願い致します。

2016年度植林実績:   55,800 本・面積13 ha 累計(2008年から)植林89,110本 

2016 年度に植えた主な樹種:ソウソウ、コウリュウなど

 「子供の森」計画参加学校数:14校(2008年からの累計値)

2017年

8月

09日

Green Wave 2017

さまざまな年齢の子どもたちが参加(モンゴル)
さまざまな年齢の子どもたちが参加(モンゴル)

世界各地で広がるグリーンウェイブ!

  

   国連生物多様性条約事務局(SCBD)が提唱し、参加を呼びかけているグリーンウェイブは、5月22日の「国際生物多様性の日」の前後(3月1日〜6月30 日)に地球規模で展開されているキャンペ ーンで、地域における緑化などへ青少年の参加を促すものです。オイスカではSCBDと生物多様性の保全活動や啓発を推進するための基本条約を2010年に結び、以来「子供の森」計画(以下、CFP)の参加校を中心に植林活動を行うなど連携した取り組みを行っています。今年も国内外でグリーンウェイブを積極的に実施しました。

続きを読む

2017年

6月

08日

2017.6 Mongolia 2

子どもたちが手にしているのは環境教材。モンゴル 語の環境教材を作って、環境教育を推進しています
子どもたちが手にしているのは環境教材。モンゴル 語の環境教材を作って、環境教育を推進しています

 

ふるさとを守る森と

子どもを育てるために

 

セレンゲ村は九州の面積よりも大きいですが、人口は約3400人の田舎の村です。学校から50~300km離れているところから来ている生徒は寮に住んでいるため、長期休みがある時だけ家に帰ります。この地域にはほとんど緑がなく、風が強い時には学校に砂が多く入ってきてしまうという問題がありました。

続きを読む

2017年

6月

08日

2017.6 Mongolia 3

バダムサイン・ドゥルグーンくん(11歳) オルホン・コンプレクス学校
バダムサイン・ドゥルグーンくん(11歳) オルホン・コンプレクス学校

 

サェン バェノー!(こんにちは)

僕の一日を紹介します。

  

僕の名前は、バダムサイン・ドゥルグーンです。皆からはドゥルグーノーと呼ばれています。2016年には、「子供の森」計画の親善大使として、日本へ行って日本やミャンマーの子どもたちと一緒に交流をしながら環境について勉強をしました。

続きを読む

2017年

6月

08日

2017.6 Mongolia 1

植林後の記念写真。緑色の服を着たエコクラブの子 どもたちが中心になって活動を行いました
植林後の記念写真。緑色の服を着たエコクラブの子 どもたちが中心になって活動を行いました

 

砂嵐から学校を守ろう!

 

この学校は銅鉱山の近くにあります。近年鉱山の開発により森林が伐採されたため、防風や砂防の役目を果たしていた木々がほとんど無くなってしまい、春と秋には強い砂嵐が度々地域を襲うようなりました。2016年はこうした問題に対して、シラカバやモンゴル桜等、合計80本の苗木を学校の周りに植えました。エコクラブを結成して子どもたちが中心になって苗木をしっかりと育てています。また、同校は校内美化にも力を入れており、校内のゴミ拾いを実施しています。

続きを読む

2017年

5月

31日

2017.5 Sri Lanka 3

アーユーボーワン(こんにちは) 

私の一日を紹介します。

 私は、マータレー県にあるボーガスボベッラ学校に通う11歳のチャラニ・ヘラットです。近くには、ナーランダ・ゲジゲという有名な遺産があります。「子供の森」計画で一番印象的な活動は、日本人のボランティアの方々と一緒に植林をしたことです。日本人と会うのは初めてでした! 植林をした後に折り紙や日本の詩を教えてもらいました。将来は先生に

なって今の学校で働き、そしてみんなが平和で健康的に暮らすことができるふるさとをつくっていきたいと思います。

続きを読む

2017年

4月

10日

2017.4 Inner Mongolia 3

ジュラさん(12歳) 阿拉善左旗第二実験小学校
ジュラさん(12歳) 阿拉善左旗第二実験小学校

 

ニーハオ! (こんにちは!)

 私の一日を紹介します。

 

私は、阿拉善左旗第二実験小学校で「子供の森」計画に参加している6年生のジュラです。「子供の森」計画の活動の中では、学校が綺麗になると嬉しいので、ゴミ拾い活動を頑張っています。私のふるさとは、学校のある町から400km北にあるゴビ砂漠の村にあります。村には山があってそこから見下ろす街の景色がとてもきれいです。でも、緑が増えればもっときれいになると思います。将来は自分のふるさとを緑豊かにしたいので植林を頑張りたいと思っています。

続きを読む

2016年

6月

29日

2016.5 Inner Mongolia 3

アルナさん(13歳)   モンゴル民族完全中学校
アルナさん(13歳) モンゴル民族完全中学校

ニーハオ! (こんにちは!)

私の一日を紹介します。

 

私は、モンゴル民族完全中学校で「子供の森」計画に参加している1年生 のアルナです。私は寄宿舎で生活をしています。朝は6時から学校が始ま り夕方の5時に終わります。私のふるさとには立派なラクダがたくさんい

て、星空がとてもきれいです。昔は草原があり川も流れていて美しかった そうですが、今は干ばつが続いているため、私たちは毎年植林をしていま す。将来は自分たちの手で美しい阿拉善を取り戻したいと思っています。

 

続きを読む

2016年

5月

12日

2016.5 Inner Mongolia -2

皆で阿拉善のセンターに勉強に行きました
皆で阿拉善のセンターに勉強に行きました

身体に感じる砂漠の問題

 

北京大学附属中学校は1960年に設立された北京市の重点中学校であり、全国 から優秀な子どもたちが集まり、生徒数2,500人、教師数188名の大きな学校 です。この学校は文武両道、科学教育に力を入れていますが、大都会にあるため子ど もたちは自然に触れる機会がほとんどありません。子どもたちに砂漠化問題に関心を 持ってもらいたいという先生たちの希望もあり2015年より「子供の森」計画に参 加しました。また北京市では近年PM2.5などの環境汚染が深刻になっているため、 学校全体で環境教育に力を入れ始めました。

初めて砂漠を見て、「問題を実感しました」と語るホウキン君
初めて砂漠を見て、「問題を実感しました」と語るホウキン君

毎年春に阿拉善(アラシャン)からの黄砂が北京に飛んで来ることから、子どもたち は阿拉善を訪れ 、砂漠化の現状を学びました。先生からも、「日本の方々が中国の砂 漠化を止めるために応援してくれていることを知りました。都会にいる私たちもでき ることを始めなければと思いました」という力強いコメントも寄せられました。201 6年も子どもたちの夏休みに体験参加型の環境教育活動を企画して実施していきた いと考えています。

続きを読む

2016年

5月

12日

2016.5 Inner Mongolia -1

苗木の植え方を真剣に学ぶ子どもたち
苗木の植え方を真剣に学ぶ子どもたち

自然との共に生きる文化を大切に

阿拉善左旗モンゴル族学校は、阿拉善(アラシャン)で唯一の9年生教育のモンゴ ル族の学校です。モンゴル族の伝統文化である自然を守り、自然と共に生きる活動を 行いたいということから2013年に「子供の森」計画に参加しました。生徒は遊牧 民の子どもたちが多く、約半数は親元を離れて寄宿生活をしています。家業に直結す ることから、砂漠の問題に非常に関心が高く、環境を良くしたいという気持ちから、植 林やゴミ拾いなどの地域の環境保護活動も積極的に行っています。また学校教育の 中でも環境保全活動に力を入れるようになりました。

暑い中でも頑張りました!
暑い中でも頑張りました!

2015年は砂漠化防止の活動を理解するための植林活動に取り組み、学校と地 域をあげて環境保全の大切さについて考える機会も設けました。小学部4年生の児 童からは「暑くてとても大変だけれど、いつも教室での勉強ばかりなのでこうした屋 外に出ての活動は毎回楽しみです」とうれしそうに話しており、楽しい学びの時間に なっているようです。2016年も引続き植林を行いながら、環境をテーマに地域の 人々との交流会を実施していきたいと考えています。

続きを読む

2015年

5月

12日

2015.5 China-3

你好!(ニーハオ)こんにちは!僕の一日を紹介します。

 僕は阿拉善左旗モンゴル族学校で「子供の森」計画の活動に参加している2年生のヤンサンガです。友達からはヤンヤンと呼ばれています。学校は朝の8時から夕方の5時半まで授業があり、1月の半ばから2月末までが冬休みで、7月の半ばから8月末までが夏休みです。僕は馬に乗って走ったり、ゲル(遊牧民の伝統的な移動式 住居)の中でお茶を飲む時間が大好きです。 「子供の森」計画で一番好きな活動は、木を植えることです。ふるさとに緑が広がり、環境がよくなるように、もっとたくさん木を植えていきたいと思っています。

続きを読む