2019.6 China・Inner Mongolia-1

オイスカの沙漠生態研究研修センターでの植林にも参加
オイスカの沙漠生態研究研修センターでの植林にも参加

教師の熱意が学校の環境保全活動を牽引

 

 阿拉善左旗モンゴル族学校は、小中一貫校で、農牧民の子どもたちが多く通っています。学校には寄宿舎もあり、親元を離れて生活する生徒も多くいます。環境教育に強い関心を持っていた教師が、オイスカが行っている砂漠化防止の活動に、生徒たちを参加させたいと相談をしたことから「子供の森」計画の活動が始まりました。

ガオワさん「植林はとっても楽しかったです!阿拉善は雨が少ない ので、緑になって雨が多く降って欲しいです」
ガオワさん「植林はとっても楽しかったです!阿拉善は雨が少ない ので、緑になって雨が多く降って欲しいです」

 近年校舎が新しくなり環境が整ってからは、セミナーを開催するなど環境教育にも力を入れています。今阿拉善において、最も環境保全活動に力を入れている学校の一つです。

 2018年には、オイスカが砂漠化防止に向けて植林を行っている場所に出向き、灌木の苗木を植えました。担当のチムガ先生は「環境をよくしたいという生徒の意識が高まったと思います」と生徒の変化について語ってくれました。今後は、漢方薬の栽培なども実践したいと考えています。

Alashan Mongolian School/阿拉善左旗モンゴル族学校

  • 活動開始年 2013年
  • 生徒数 400人
  • 所在地 内蒙古阿拉善盟阿拉善左旗衛拉特路西花園北街