2020.6 China-1

砂地にスコップで穴を掘り、1 本ずつ植えていく。慣れない作業に戸惑いながらも友だちと協力してやり遂げた
砂地にスコップで穴を掘り、1 本ずつ植えていく。慣れない作業に戸惑いながらも友だちと協力してやり遂げた

ふるさとの課題を実感し、問題意識を高める

 

シリンホト第一中学校は、内モンゴル自治区シリンホト市の街中にある学校です。全校生徒の10%ほどの遊牧民の子どもたちは、遠い村から来ているため普段は寄宿生活を送っています。この地域は、もともと豊かな草原が広がっていましたが、年間降雨量300ミリ以下と雨量が少なかったところに、土地の再生能力を超えた過剰な開墾・放牧が続いたことで、砂漠化が進んでいます。

「砂漠化が急速に進んでいることがよくわかりました。これからもぜひ、植林に参加したいです」と語ってくれた14歳の孟柯くん
「砂漠化が急速に進んでいることがよくわかりました。これからもぜひ、植林に参加したいです」と語ってくれた14歳の孟柯くん

こうした地域の課題を子どもたちに伝え、行動できる機会をつくりたいという学校の思いが実現し、2018年から「子供の森」計画に参加するようになりました。2019年は、昨年に続いてオイスカの沙漠化防止プロジェクトの植林地を訪問し、乾燥や寒さに強いショウジマツの植林活動に参加。参加者からは、「砂漠化を食い止めるため、何とかしなければならないと思った」という声が出るなど、現状を目の当たりにし、問題意識を高める機会になったようです。

Xilinhaote 1 Junior High School / シリンホト第一中学校

●活動開始年 2018年 ●生徒数 2,900人

●所在地 内蒙古自治區錫林浩特市振興大街