ミャンマー

人口 : 5,389万人
(2023年4月IMF推計値 日本は1億2,517万人)
一人当たりのGDP : 1,053.273US$
(2023年4月IMF試算値 日本は33,821.931US$)
森林率 : 43.71%(2020年FAO公表値 日本は68.4%)

現地スタッフからのメッセージ
2021年2月にクーデターが起きて以来、国軍の厳しい弾圧に対し、各地で抗議運動が続いています。経済や市民生活は悪化し、食料や燃料なども高騰するなど人々の生活を苦しめています。CDM(市民不服従運動)に参加する先生や、安全面への懸念から子どもを登校させたくない保護者も多く、学校の出席率は半数ほどしかありません。さらに活動地では、新型コロナの感染拡大により、再び数か月の休校措置が取られ、以後も活動制限が課されるなど、コロナ禍の影響も強く受ける年となりました。

「子供の森」計画では、食料やマスク、文房具など今必要な支援を行いながら、比較的リスクの少ない学校において植林活動を実施。また家庭で過ごす時間の多くなった子どもたちが土に触れながら、未来を思い、少しでも前向きになれるよう、自宅での植林も並行して推進しました。こうして諦めずに活動ができているのも、皆さまの応援があるからです。これからも子どもたちと地域の未来のためスタッフ一丸となって全力を尽くしていきます。
2021年度植林実績:1,976本・面積0.79ha
累計(2001年から) 植林42,352本 面積19.32ha
2021年度に植えた主な樹種:ニーム、マンゴー、鉄刀木、チャオムなど
「子供の森」計画参加学校数:89校(2001年からの累計値)

2022年
6月
29日
水
2022.6 子どもたちの学校生活2 in ミャンマー

ミンガラパー(こんにちは)!
私はピョーボエ郡にあるカンティン小学校の4年生です。私の村では、竹を使って帽子やカゴなどを作っています。手作りで作っているので、私の村の誇りだと思っています。元々家で花や木を植えることは好きでしたが、CFPの活動に参加してから、その気持ちがますます強くなりました。コロナ禍が落ち着いたら、大きな果物のなる木を育てて、できた果物をみんなに食べさせたいです。木の下で遊んだり、勉強したり、森の中に遊びに行ったりなど、育った木を使ったアクティビティもたくさん行いたいです。
2022年
6月
29日
水
2022.7 学校レポート2 in ミャンマー

乾燥に強い樹種を選定
シンマタウン山から12マイル離れた場所に位置するグエチョー小学校では2007年からCFPの活動に参加しています。活動を始めた当初、村の人々は協力して木を植えましたが、貧しい土壌と水不足のためになかなか強い木が育たないのが現実でした。しかし、村の人たちは緑化をあきらめる様子はなく、植林活動に積極的です。乾燥に強いニームの木を植えることで、学校の豊かな森作りを目指しています。
今年度は学校の他に、家での植林活動にも取り組みました。4年生のリンリンフォーさんは家での植林活動について「初めて自分の家で木を育てることで、木を育てるのは簡単ではないことを実体験から学びました。木の価値について適切に理解することができたと思います。」と語ってくれました。
2022年
6月
08日
水
2022.6 学校レポート1 in ミャンマー

地域の学校に緑を
この学校は、中央乾燥地帯に位置するマンダレー地域ピョーボエ郡にあります。ここは乾燥が厳しく、年間降雨量も限られているような地域です。子どもたちのため村の人々がお金を出し合って建てた学校ですが、敷地に木々はなく、とても乾燥していました。他校での活動を知った校長先生から相談を受け、2021年に「子供の森」計画の活動が始まりました。
最初の活動では、保護者にも来てもらい、オイスカのスタッフから活動の意義や苗木の植え方・管理について説明を行いました。その後学校と協議の上、安全面や気候状況を配慮し初年度は20本を校舎の周りに植え、残り112本は各家庭で植えてもらうことになりました。子どもたちには、肥料や文房具も合わせて配布。植えた苗木の成長を記録することを宿題にし、責任をもって管理を続けてもらっています。今後状況が落ち着いた際には、学校でより多くの苗木を植え、さらにごみの分別など、環境教育にも力をいれていきたいと考えています。
2022年
6月
08日
水
活動のあゆみとこれから in ミャンマー

子どもたちの成長こそ村の財産
オイスカが活動を展開する中央乾燥地帯は、とても乾燥していて、もともと木を育てることは難しい場所です。 土地にあった樹種の選定や苗木づくり、管理方法など、苗木がしっかりと育つよう工夫を重ね、子どもたちに伝えてきました。木々の成長を目の当たりにすることで、子どもたちは緑化の大切さや楽しさを実感し、身の回りの自然にも関心を持つようになっています。ふるさとのためにと積極的に地域での植林や清掃活動にも参加してくれている様子をみると、心の成長も大きいことが分かります。こうした子どもたちの存在が、地域にとって何より大きな財産です。
2022年
6月
08日
水
2022.6 子どもたちの学校生活1 in ミャンマー

ミンガラバー(こんにちは)!
僕の学校生活を紹介します。
僕はイェサジョ郡にあるヤジゴン小学校の3年生です。僕の村はシンマ山のふもとにあり、その山では化粧品として使われるタナカの木が育てられています。シンマ山でとれたタナカはとても人気があるので、ちょっと自慢に思っています。今は学校が閉まっているので、おうちで牛を育てるお手伝いをしています。「子供の森」計画では、ワークキャンプや森の観察が好きです。友だちと自分の周りの世界を冒険するのはとても楽しいからです。また自由に友だちと遊んだり、学校に行って勉強したりしたいです。
2021年
6月
14日
月
2021.6 Myanmar


緑化とともに、環境整備も進む
ミャンマーの中央部、年間降雨量の少ないエサジョ郡に位置するユアンゲ学校。この地域の主な産業は、タナカという日焼け止めや化粧品に使われる木の栽培や、お香の生産です。2020年は、学校閉鎖が続きましたが、規模や回数を縮小しながらも「子供の森」計画の活動を継続することができました。
植林については、人数を調整するため、3回に分けて実施。 樹種は、学校と相談し、ニームやタマリンドといった、いざというときの食糧にもなるものを中心に選びました。また緊急募金や企業支援などを活用し、雨水タンクや、手洗い場の設置も支援。学校再開時には、植林活動の推進や子どもたちの衛生面での改善にも貢献してくれるでしょう。ニーニーアウン先生は、「森林破壊の問題について知っていても、どうすればよいか分からなかった私たちに、具体的な行動の機会をいただけたことを感謝している」と支援への思いを語りました。
2021年
6月
01日
火
パンデミックと「子供の森」計画 in ミャンマー


地域のために今できること
活動地では、新型コロナの規制措置が始まった時期と、一年で一番暑く慢性的な水不足が発生する乾期が重なったことで、地域住民の生活にも深刻な影響が出ました。このため、緊急支援として、ミャンマー国内2ヵ所の研修センターを拠点に、周辺の村、1,075の世帯を対象に、米や野菜、卵などの食糧セットのほか、飲み水や現地スタッフが手づくりしたマスクの配布を実施。また、手洗い場が不足していた学校13校に対し、コロナ対策の緊急募金等を活用して、新たに手洗い場を設置。植林活動の際には、感染予防についての啓発活動も併せて行いました。
2020年
6月
03日
水
2020.6 Myanmar-1

愛情と責任を持って木を育てています!
マンダレー地域のオイスカ農業指導者研修センターにほど近いユワタ学校は、ユワタ村周辺9村から生徒が通う基幹校で、保育園児から高校生まで528名が在籍しています。農業はそれほど盛んではなく、住民の多くがかつら産業に従事しています。
2019年
10月
18日
金
2019.10 Myanmar-1

ミンガラバー(こんにちは)
私の1日を紹介します
僕は、セーユア学校に通う6年生のトーアウンです。僕の家はヤシ農家なので、家の周りにはヤシの木がたくさんあります。学校には、 2年生の弟と一緒に45分かけて歩いて通っています。お昼休みには、お母さんが作ってくれたおいしいお弁当を食べまています。
2019年
6月
26日
水
2019.6 Myanmar-1

使う責任・守る責任
チャウダカ小学校は、周りより少し標高の高い村にある小さな学校です。近くには小さなダムがあり、そこから水を汲んで、飲み水や農業用水にしています。この村では、炭づくりをする人が多く、そのために多くの木々が伐採されてきました。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Myanmar-3

ミンガラバー(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
僕は、ユワタウン学校に通うラインです。僕のお気に入りの場所は、たくさんのタマリンドの木がある学校近くの池です。大きい木陰があって、ゆっくりくつろぐことができます。
2018年
5月
17日
木
2018.5 Myanmar-2

厳しい環境にも負けずに
頑張っています!
グエゴン学校は、イェサジョ郡最北部、主要道路からバイクで30分ほどの場所にあります。土地は岩だらけでやせており、植物を育てることは容易ではありません。ですが、少しでも学校の環境を良くしたいと、2017年7月に学校の先生たちがオイスカに相談に来たことから「子供の森」計画の活動が始まりました。
2018年
5月
17日
木
2018.5 Myanmar-1

先輩から後輩に受け継がれる学校の森
カンサトー学校がある地域は、土地がやせており、住民たちは穀物ではなく日焼け止め等として使われるタナカの木を栽培しています。20年ほど前にはできた稲作も、近年は水不足や不安定な気候によりできなくなりました。乾いた大地に潤いが戻るようにと、2008年から「子供の森」計画に参加しました。
2017年
5月
31日
水
2017.5 Myanmar 3

ミンガラバー(こんにちは)
私の一日を紹介します。
私はチェッスージン学校で「子供の森」計画に参加している7年生のパン・エイ・ヤモンです。私のふるさとには木に囲まれた池があり、綺麗な白い睡蓮の花が咲きます。村人たちはその睡蓮を料理の具材に使ったりしています。私は植林やゴミの分別、ふるさとワークキャンプに参加することが大好きです。
2017年
5月
31日
水
2017.5 Myanmar 2

「子供の森」計画に
仲間入りしました!
ゼヤマ小学校は児童数36人の小さな学校です。この学校は以前、大きな川の近くにある村の中にありました。しかし不運にも大雨の影響で洪水と地すべりが発生し、村人は今まで住んでいた地域から避難を余儀なくされました。学校も川の近くから移転し、オイスカを通じて日本の方々の支援で新しく建て直されました。
2017年
5月
31日
水
2017.4 Myanmar 1

意識が変わると行動も変わる
ニャウン・ピン・ユワ小学校は中央乾燥地帯であるイェサジョ郡に位置しています
が、チンドウィン川から近いため、他の地域と比べると植物が比較的生育しやすい環
境にあります。そのため村人の多くが農業を営んでおり、主に豆類を栽培しています。2007年から「子供の森」計画の活動を始め、2016年は薬にもなるのニームや成長の早いシリス、日陰を作るホウオウボクの木を植林しました。
2016年
11月
01日
火
2016.09 CFP Goodwill Ambassadors

9月14日~24日に「子供の森」計画子ども親善大使としてミャンマーとモンゴルから子どもたちを招聘しました!ミャンマーからはアッくん、イーちゃん、モンゴルからはドゥルグーノーくん、スーギーちゃん、ツァツァちゃんが子ども親善大使として来日。各所でそれぞれが取り組む活動の報告をするとともに、同世代の子どもたちや支援者の皆さんとの交流を楽しみました。
2016年
9月
30日
金
2016.9 CFP Ambassadors

ミャンマーとモンゴルの森づくりに参加する子ども代表が来日。報告会を行います!
「自分たちの国の環境を守りたい」、そんな思いで日々「子供の森」計画の活動に取り組む現地の子どもたち、そして現地人スタッフが、各国の環境問題や自分たちが参加している森づくり活動の様子を直接報告します。
2016年
9月
01日
木
2016.8 Myanmar

8月30日 Htan Pin Chaung学校で、植林活動を行いました。この村は、DOAオイスカセンターの真西エサジョ郡の西端にある村です。
昨年、学校から水を汲みに行く池までの道沿いに植林しましたが、残念ながら、雨がほとんど降らず乾燥が厳しかったため大分枯れてしまい、今、生き残っているの木は26本となりました。
2016年
8月
04日
木
2016.8 Myanmar-3

ミンガラバー!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私はカンサト小学校で「子供の森」計画に参加している6年生のテスウェンです。学校までは歩いて10分くらいです。学校は朝の8時半からお昼の3時45分までです。ふるさとには小さな森があり、涼しいので休みの日は森に入って遊んでいます。私の一番好きな活動は木を植えることです。木を植えると実や葉っぱを食べることができるからです。今後も木を植えて、緑を増やして気持ちのいい村にしたいです。将来は学校の先生になって「子供の森」計画を進めていきたいです。
2016年
8月
04日
木
2016.8 Myanmar-2

木を育ててみんなと遊ぶ場所に
メーピュー小学校は生徒数30名の小さな学校ですが、「子供の森」計画への理解が非常に深く、活動にとても熱心です。学校周辺は比較的土地が豊かなため、唐辛子や豆など多種多様な野菜を栽培することができます。活動を始める前は、コーディネーターが学校を訪問し、活動の紹介を行いました。最初は学校の先生や村の人々に環境の大切さを話しても、なかなか理解を得ることは困難でした。また学校は村のはずれにあるため、せっかく植えたパパイヤが理解のない村人によって切られてしまったこともありました。
2016年
8月
04日
木
2016.8 Myanmar-1

先生になって子どもたちに伝えたい
タンピンチャウ小学校は生徒数252名の学校です。この地域は、雨が少なく、飲み水に困るほど水が不足しています。畑も難しいため、村人の多くがヤギを飼ったり、都市部に出稼ぎに出たりして生計を立てています。
2016年
3月
17日
木
2016.3.Myanmar

2015年12月に各学校の子どもたちを集めて合同研修(エコキャンプ)を行った様子が新聞に掲載されました!
コーディネーターのバンさんが訳してくれました。概要訳は下記のとおり。
*****************
今地球では、気候変動、種の絶滅などの問題があり、環境が悪くなっています。なので環境を守る必要があります。もし守らなかったら、地球はどんどん悪くなるでしょう。生物の種の多様性が失われ、生態系も壊れていきます。 環境を良くするために、植林するのは一番大事な仕事です。世界中で、森がなくなっているので、「子供の森」計画(以下、CFP)のプログラムで木を植えていくことはとても重要です。
2015年
8月
30日
日
2015.8 CFP Ambassadors

4か国から子ども親善大使が来日!
グローバル「子供の森」サミットin山梨 7月30日~8月9日、「子供の森」計画子ども親善大使として、インド・パプアニューギニア・マレーシア・ミャンマーから子どもたちの代表8名が来日しました。8月2~3日には、初の試みとして、日本の子どもたちと合宿スタイルの学び合いプログラム”グローバル「子供の森」サミット”を山梨県早川町にて開催!日本と海外の子どもたちが寝食を共にしながら、それぞれの国の自然や環境問題、文化について学びあいました。
2015年
8月
18日
火
2015.8 CFP Ambassadors

インド・マレーシア・ミャンマー・パプアニューギニアの子ども親善大使が来日しました!! 2015年7月30日~8月9日にかけて、今年度は初めてとなる「子供の森」計画(以下、CFP)子ども親善大使招聘事業を行い、それに合わせてインド、マレーシアそしてミャンマー、パプアニューギニアから子どもたちが来日しました。 インドからはレアさん(16)、サクシャンくん(14)、マレーシアからはエルシーさん(11)、ヌルルさん(11)、ミャンマーからはシンタンくん(12)、メイさん(10)、パプアニューギニアからはザックくん(15)、キャッシーさん(14)が、子ども親善大使として来日。東京、山梨、千葉、北海道を訪問しました。
2015年
6月
16日
火
2015.8 CFP Ambassadors

<参加者募集>オイスカ活動報告会
~「子供の森」計画 4か国の子どもたちによるリポート~
日程:2015年8月4日(火)
時間:15:00~17:00
場所:地球環境パートナーシッププラザ
参加費無料
7/30~8/7、インド、マレーシア、ミャンマー、パプアニューギニアで木を植え育て、環境問題について学んでいる子どもたちを親善大使として日本に招聘し、東京都、山梨県、北海道の各地で環境をテーマにした報告会や交流会を実施します。一行は、来日期間中、環境問題や自然環境に関する相互発表や文化交流など日本の子どもたちと共に参加し学びあう環境教育プログラムに参加するほか、日本の技術や伝統文化を学ぶ体験活動を行う予定です。
また、8月4日(火)には、オイスカ活動報告会を開催。今回の報告会では、平成26 年度の活動報告に加え、来日した4カ国の子どもたちより、現地の環境問題や植林活動等についてのレポートを行います。
2015年
5月
11日
月
2015.5 Myanmar-3

ミンガラバー!(こんにちは)
僕の一日を 紹介します。
僕は、タンウー中学校で「子供の森」計画に参加している12歳のシンタンです。僕の学校は毎日8時半に始まり、15時15分まで授業があります。大きな休みは、3月の終わりから5月終わりまでの2ヵ月間で、6月に新学期が始まります。村の自慢は、近くの森です。ユーカリの森の中には、雨が降る時期にはキノコも生えます。キノコを友達と採りに行って、夕食のおかずにするときもあります。30年ぐらい前にはウサギがたくさんいたそうですが、今は時々見かける程度です。「子供の森」計画に参加して 、「ふるさと」の意味が分かるようになりました。私たちのふるさと地球を守るためにも、まずは私の村に緑を増やすことから始めたいと思っています。
2015年
5月
11日
月
2015.5 Myanmar-2

子どもたちに生まれた変化
コッコスー中学校は、前任校で「子供の森」計画に参加していた校長先生が赴任したことをきっかけに、2013年から「子供の森」計画に参加しました。始めに活動のこと、そして環境を守る大切さを分かりやすく伝えるために、コーディネーターが学校に行き、子どもたちに劇を披露しました。また、木の重要性やゴミの問題
について、絵を使いながらセミナーを行いました。こうして活動への理解が少しずつ進んだところで、2014年の8月には薬になるニームや薪として使われるシリスなど46本の木を学校の敷地に植えました。
2015年
5月
11日
月
2015.5 Myanmar-1

学校に小さな森ができました!
タンウー中学校が「子供の森」計画に参加したきっかけは、子どもたちの声でした。小学校のときに活動に参加していた子どもたちが、中学校でも活動を続けたいと希望したことから参加が実現しました。生徒数が多いこの学校では、教室が不足し時々外で授業を行っていますが、以前は日陰が無く、暑くて埃も多いため勉強するには辛い環境でした。2012年から植林を始め、水やりなど管理を続けた結果、今では植林したところが小さな森になりました。子どもたちも今は、木の下で勉強したり、遊んだりすることができます。2014年の活動では、水を大切に使いながら、前年度に植えた木の管理やごみの分別に力を入れました。
2014年
10月
22日
水
2014.10 CFP Ambassadors

インドネシア・ミャンマーから
子ども親善大使が来日しました!
2014年10月1日~11日にかけて、今年3回目となる「子供の森」計画(以下、CFP)子ども親善大使招聘事業を行い、それに合わせてインドネシアとミャンマーから子どもたちが来日しました。
インドネシアからはプトリさん(13)、フェニックスさん(10)、ミャンマーからはピョーくん(10)、ティンさん(10)が、子ども親善大使として来日。東京、埼玉、高知、香川、愛媛を訪問しました。
2014年
4月
15日
火
2014.4 Myanmar-1

『緑豊かでゴミのないふるさとを目指して』
「子供の森」計画のコーディネーターが訪問したことをきっかけに、2011年に活動を開始したカイン小学校。学校の敷地内には木が数本生えているだけでした。多くの家庭でヤギを放し飼いしているため、植林をするたびにヤギに木を食べられてしまうということが繰り返されていました。
2012年
2月
29日
水
2012.2 Myanmar-2

『英雄になるための4つの誓い』
ミャンマー エサギョー
ミャンマーの小学校では、児童全員が4色(黄、緑、赤、青)のグループに分かれて国旗掲揚などの校内作業を週交代で分担して行っています。この4色はミャンマーの歴史上の英雄を表す色でもあり、子どもから大人まで親しみのある色です。2011年、ミャンマーの「子供の森」計画ではこの4色のグループ分けに習い、水(飲み水管理)、清掃(ゴミの管理)、トイレ(衛生的な使い方)、環境(植林した木の管理)の4グループに分かれて取り組みを行いました。そして、今年の参加校の中で最も活動が活発であったのがこのカンサトー小学校です。この学校は08年から「子供の森」計画に参加しましたが、最初の数年はあまり積極的な取り組みが見られませんでした。今年は、それぞれ4つのグループの活動を英雄のような立派な大人になるための4つの誓いとし、グループ分けされた上級生が下級生を指導しながら取り組みを進めました。その結果、校内はとても管理が行き届いて見違えるようにきれいになり、先生や親たちも驚くほどでした。英雄になるための4つの誓いを胸に、今日も子どもたちは頑張って活動をしています。
2012年
2月
29日
水
2012.2 Myanmar-1

『祝!オイスカミャンマー「子供の森」計画10周年記念最優秀校に選ばれる』
ミャンマー エサギョータウンシップ
2011年、オイスカが創立50周年を迎えた記念の年に、ミャンマーでの「子供の森」計画は10周年を迎えました。2001年に開始したミャンマーの「子供の森」計画は、当初2校からスタートし、その後はセンター周辺の村々に活動を広げ、11年までの10年間に累計57校で実施してきました。そして、7月にミャンマー農林業研修センターで行われたオイスカ創立50周年並びに同センター設立15周年を祝う記念式典の場で、これまでの10年間で最も優れた活動を行ってきた学校としてサインティ小学校が表彰されました。2007年の活動開始当初は、大きな樹木がほとんどなかったサインティ小学校の校内には、5年が過ぎた現在では大きく成長した木々が茂り、子どもたちの憩いの場となっています。学校も村も規模は小さいですが、先生と子どもそして村人が一つの気持ちで取り組んだ大きな成果と言えるでしょう。また、11月にはミャンマーの代表校として日本の経団連自然保護協議会の方々の訪問を受け、村人たちも含めた交流会や記念植林を行いました。