2016.8 Myanmar-1

苗木を一本ずつ持って、これから植林!
苗木を一本ずつ持って、これから植林!

先生になって子どもたちに伝えたい 

タンピンチャウ小学校は生徒数252名の学校です。この地域は、雨が少なく、飲み水に困るほど水が不足しています。畑も難しいため、村人の多くがヤギを飼ったり、都市部に出稼ぎに出たりして生計を立てています。

大きくなあれ、と願いを込めて・・・
大きくなあれ、と願いを込めて・・・

活動を始めた2012年頃は、環境に対する意識がほとんどありませんでしたが、植林活動と一緒に、環境を守る大切さを伝えてきた結果、現在ではゴミの分別など環境を意識した活動を子どもたちが積極的に行うようになりました。2015年は学校の近くにニームとタマリンドの木を植えました。子どもたちの両親も参加して、周りを囲むための柵を作りました。また地域のゴミ拾いも行い、最近では子どもたちが自分の家でもゴミを分別するようになり、家庭を巻き込んだ活動になってきています。活動に参加しているチレレウさんは、「まだまだ私の村には木が足りません。将来は先生になって、子どもたちに木のことやゴミの分別について教えたいです」と夢を語ってくれました。これからは校内だけではなく、地域住民を巻き込んで学校の裏手にある荒地などでも植林活動を行っていく予定です。

Htan Pin Chaung Post Primary  School/タンピンチャウ小中学校

●活動開始年 2012年 ●252人

●所在地 Htan Pin Chaung Village, Yesagyo, Magway