2013.3 Myanmar-2

大きく成長した木々が校舎へと導いてくれます。
大きく成長した木々が校舎へと導いてくれます。

『子どもも大人も興味津々!』

ミャンマー エサギョー

2009年から「子供の森」計画に参加した同校では、これまでに学校の敷地と村の入口に合計320本の木を植えました。1年目に敷地内に植えた木はほとんど枯れることもなく、今ではすっかり大きくなりました。これも、子どもたちが毎日よく木を観察し、手入れをしてきた成果です。いよいよ実がつき始めた5本のパパイヤの木も、子どもたちはその実を数えながら大きくなるのを楽しみに待っていました。

ところがある日、心無い人によってパパイヤの木が全部切られてしまうという悲しい出来事がありました。それでも子どもたちはドラゴンフルーツの木を4本新たに植えて、元気を取り戻しさらに大切に育てています。ドラゴンフルーツの木は村でもめずらしく、大人たちも学校まで見に来るほどの人気ぶり!

植樹後3年が経ち、子どもたちの背丈よりもはるかに高くなりました。
植樹後3年が経ち、子どもたちの背丈よりもはるかに高くなりました。

村の人々も活動に一緒に参加するようになり、木々や自然環境に興味を持つきっかけとなり、それらの自然の役割を理解できるようになってきたそうです。

「子供の森」計画の活動は新しい体験をする機会となり、みな興味津々に次の活動を楽しみにしています。

 

ミェーピュー小学校 Myae Phyu Primary School

・活動開始年:2009年 ・生徒数:54人 ・所在地:Myae Phyu, Yesagyo, Pakokku