インド
人口 : 14億2,863万人
(2024年4月IMF推計値 日本は1億2,462万人)
一人当たりのGDP : 2,500.356US$
(2024年4月IMF試算値 日本は33,805.939US$)
森林率 : 24.27% (2020年FAO公表値 日本は68.4%)
現地スタッフからのメッセージ
インドは人口が増加の一途を辿っていますが、私たちは若者の教育こそ、将来のインドを支える非常に重要な基盤になると考えています。南インド(ケララ州周辺)では参加校の代表生徒を事務所に集めてリーダーシップ研修を行っています。2023年度は合計で104名の学生が参加し、環境に配慮した社会づくりに必要な知識や技術を習得しました。また高校生を対象に環境問題をテーマとした作文コンテストも行っています。どのような取り組みでも継続性と発展性が大切です。学生たちが学校や地域のリーダーとなって、さらに活動を発展させてくれると信じて、未来の地域リーダーの育成にも励んでいます。
主な取り組み
北インド(デリー周辺)では
子どもたちが環境に対して責任を持って行動ができるよう、働きかけに力を入れています。緑化の面では、92の学校にて2,400本の苗木を植樹。あわせてごみ拾いも行い、植林地や周辺環境の美化にも努めました。街中の学校では、大気汚染などの環境被害が大きい一方、木を植える土地の確保が難しいケースもあります。そうした場合でも、絵画コンテストやリサイクル、フィールドトリップなどを通じて生物多様性の大切さやサステイナブルな暮らしについて伝え、将来的にふるさとのために行動できる人づくりを行っています。
南インド(ケララ州周辺)では
地元政府からも協力を得ながら、生物多様性の再生のため希少種の植林(計2,450本)や、ハーブ栽培に力を入れました。植林には30校が、ハーブ栽培を含む菜園活動には146校が参加しました。土地の狭い学校の子どもたちは、他校での植林に参加しています。また3つの参加校では、活動開始25周年を祝うセレモニーを実施。当時の子どもたちも保護者として参加し、荒野が森になった校庭でその成果に喜び、今後地域で森を守っていく決意を新たにしました。
2023年度植林実績:4,450本・面積0.98ha
累計(1992年から) 植林1,787,409本 面積1,244.65ha
2023年度植えた樹種:ニーム、ムユウジュ、ユカンなど
「子供の森」計画参加学校数:2,140校(1992年からの累計値)
2024年
7月
31日
水
2024.07 子どもからのメッセージ from インド
私は、ウッタルプラデシュ州メーラトにあるアディヤン学校の6年生です。私にとって、自然は神から与えられたかけがえのな い宝物です。たくさんのことを自然から学ぶことができます。例えば、樹木や植物たちは、無償の愛を教えてくれ、風や太陽は時間の概念を教えてくれます。小さな頃から自然が大好きだったので、家でも植物を育てていますが、そのお世話をしているときは満足感を得られます。「子供の森」計画の活動では、友だちと一緒に学校でさまざまな種類の木を植えることができました。以前よりもっと自然に親しむことができて楽しいです。私は、学校や地域で環境教育や環境意識を高めるための取り組みが続けられることを願っています。 一人ひとりが自分にも責任があることに気づき、行動していかないといけません。私も周りの人に呼びかけながら、自分でも行動していきたいです。
2024年
7月
31日
水
2024.07 学校レポート in インド
インド北部ハリヤナ州グルガオンにあるこの学校は、街の中心から離れた住宅街にあり、広い敷地を持っています。しかしその多くが、緑があまりなく乾いた荒野であったため、2006年から「子供の森」計画に参加し、植林を続けてきました。最近では、生徒自身が、低学年や地域住民に環境や植物の役割を伝える活動にも取り組んでいます。「緑の多いこの学校は周囲に比べて涼しく過ごしやすい、と生徒たちは、木々がもたらすよい恵みを身を持って感じている。活動をきっかけに、彼らの環境や社会課題に対する参加意識も変わってきた。とても感謝している」と校長先生は語ってくれました。今では「子供の森」計画のモデル校となり、他校からの見学も受け入れています。
2023年
9月
30日
土
2023.09 学校レポート1 in インド
植林により涼しい学校環境を
インド北部ハリヤナ州のグルガオンにあるギャン・デヴィ学校は、住宅街に位置しています。緑豊かなキャンパスでは、環境を守るためのルールとして、プラスチックは使用しないことになっています。教員や運営委員会がとても協力的で、「子供の森」計画の全ての活動に積極的に参加してくれています。2022年度には、学校の土壌に合った陰樹としてアショカ、ニーム、ピパル、またマンゴーなどの果樹も植えました。校長であるニーナ・ヤダウ先生は「2005年から定期的に行われている植林活動により、学校とその周辺は、周囲より涼しく、過ごしやすくなっています」と誇らしげに語ってくれました。今後は環境と生態系の保全に対する人々の意識をより一層高めることを目標に、さらに活動を強化していく予定です。
2023年
8月
01日
火
2023.08 子どもからのメッセージfrom インド
ナマステ(こんにちは)!
私はインド北部ウッタルプラデシュ州グレーターノイダに住む10年生のアヌです。私は自然から、人生について多くの学びを得ることができました。例えば木や植物は、見返りを求めない愛を教えてくれます。私の地域では、自然のあらゆる部分が神聖であり、有用な種だけでなく、時には危害を受ける危険があるような種(ヘビなど)も崇拝します。朝日を拝むだけでなく、夕日を拝むこともあります。私たちにとって、自然の一つひとつ植物もそのすべてが等しく重要だと思います。
千里の道も一歩からということわざの通りに、私は「子供の森」計画で学んだことを活かして、自分や家族の習慣に小さな変化を起こしました。プラスチック製の買い物袋を麻袋に替える、家の敷地内に小さな庭をつくる、ペットボトルを再利用するなどです。また、学校での植林活動や、環境をテーマにしたディベートや詩のコンテストにも積極的に参加しています。
2023年
7月
01日
土
2023.07 学校レポート in インド
薬用樹を中心に植林
南インドでは薬用樹、希少植物、固有植物、絶滅危惧植物の保護・植栽に力をいれており、この学校でも生徒にそれぞれの植物の種類や効能について教えた後、ビャクダン、ニーム、マンゴー等を植えました。ニームの木はインドでは古くから神様から授かった奇跡の木として大切にされ、葉、樹皮、枝、種子などほとんど全ての部位に薬効があるとされています。7年生のジェーバさんは、「薬用植物についての知識や、木々を守ることの価値を知ることができた」とコメントしてくれました。2015年から緑化を続けてきたことで、教員も子どもたちも学校が緑豊かになってきていると感じていますが、まだ緑化が必要な土地も多いため、今後も多くの植物を植えたいと意気込んでいます。
2022年
7月
13日
水
2022.7 学校レポート2 in インド
北インドに位置するWHスミス記念学校は、環境保全活動に力を入れている将来性のある学校です。しかし、学校の敷地の大きさの関係で植林の場所が十分に確保できないため、地域を含めて植林活動を行っています。今年度はコロナ禍で子どもたちが学校に集まれないこともあり、雨水貯留や家での植林など少人数の活動を中心に行いました。7年生のエンジェルヴェルマさんは、「学校に行って友だちと会えるのを心待ちにしています。友だちと一緒に、木を植えたり、ネイチャーツアーに行ったり、絵画コンテストに挑戦したりするのも楽しみです。」と語ってくれました。
2022年
7月
13日
水
2022.7 子どもたちの学校生活2 in インド
ナマステ(こんにちは)!
僕の学校生活を紹介します。
僕はギャンデヴィ学校の5年生です。この学校は北インドのハリヤナ州にあります。コロナの影響で学校は全てオンラインになったので家で勉強をしています。コロナに罹らないために、家にいることが多いです。
僕は自然や緑の環境が好きです。CFPの活動でお気に入りなのは、実際に植林活動を行ったり、木や森について勉強したり、ネイチャーツアーに行ったりすることです。CFPの活動で学んだことを踏まえて、家で苗木をポットに植えたり、屋内での植樹について勉強したりしました。コロナが収まったら、ネイチャーツアーに行って友だちと楽しみたいです。
2022年
6月
29日
水
2022.6 学校レポート1 in インド
薬草など多様な植物を育てる
小高い丘の上にあるこの学校は、25年前より「子供の森」計画に参加。植林活動を継続してきたため、現在は緑に囲まれています。近年この学校が特に力を入れている活動としてハーブガーデン活動があります。今までに喉や肺の病気に広く使われている薬草を含め、163種の植物を育ててきました。
2021年は、同校でオイスカ活動を推進しているラブグリーンクラブの学生80名が中心となり、風邪の治療に使われる薬草など、約100種類を植え、大切に育てました。活動を通じて子どもたちは、それぞれの薬草が持つ効能や、けがや病気の伝統的な治療方法についても学ぶことができました。「友だちと一緒に活動に参加できて、とてもうれしい。どのように自然を守っていったらよいか、どうすれば自然とともに心豊かに暮らせるかについて学ぶことができた。学んだことを家の庭でもやってみたり、もっと多くの友だちに広めていきたい」と、 サラナさん(8年生)は活動を振り返りました。
2022年
6月
29日
水
活動のあゆみとこれから in インド
子どもたちを地域の皆で育てる
オイスカ南インド総局では、「子供の森」計画(以下、CFP)の推進とあわせ、中・高校生を対象にSALT(Social Awareness & Leadership Training for School Students)というプログラムを実施しています。これは、 学生たちの心身の健全な成長とコミュニティにおけるリーダーシップの力を養うために、地域の有識者に講 師として協力をいただきながら、講義やワークショップを行うものです。参加者の多くは小学生のころよりCFPに参加してきた学生たち。このプログラムを通じて成長した青年たちが地域のリーダーとして後輩たちの指導を行っています。
2022年
6月
29日
水
2022.6 子どもたちの学校生活1 in インド
ナマステ(こんにちは)!
私の学校生活を紹介します。
わたしの村は、有名な滝が2つもあり、とてもきれいなところです。「子供の森」計画に参加して、オイスカの人から色々教えてもらったり、自然を守り、豊かにしていく活動ができてとても嬉しいです。2020年からコロナで2年間学校が閉まってしまい、ほとんど登校することができませんでしたが、2022年になって、やっと登校できるようになりました。マスクをしたままなのは大変ですが、 友だちと一緒に、植林活動ができることが、嬉しくて仕方ありません。これからも家族や友だちと活動を続けていきたいです。
2021年
6月
14日
月
2021.6 India
心も身体も健やかに
南インドケララ州の内陸部にあるこの学校は、「ケララの穀倉地帯」と呼ばれる地域にあり、その名の通り、周りを美しい水田に囲まれています。2020年は、パンデミックの状況と社会のニーズを考慮して校内に、免疫力を高める薬草を植える専用の庭をつくり、学校周辺に住む子どもたちと一緒に、ジンジャー、ターメリック、トゥルシーなどの植物を植えました。苗は生徒の家庭へも配布し、子どもたちの薬草への関心や活用 方法についての理解を深めました。かつてはこうした薬草が様々な目的で使用され、それが文化の一部になったという背景も伝えることで、地域の伝統を学ぶ機会にもなっています。 同校のインディラ マドゥ先生は、「この活動は、とても価値のある人生の教訓を教えてくれるレッスン。総合的な学びを通じて、子どもたちの学習意欲も上がっており、彼らの健やかな 成長にもつながる」と語り、活動への高い期待を寄せました。
2021年
6月
01日
火
パンデミックと「子供の森」計画 in インド
努力と連携によって生まれた活動
インドにおいて全土が封鎖され、厳しい移動制限が取られた時期には、現地のスタッフが自主的に困窮する住民へ食糧の支援を開始。そうした動きに呼応する形で、日本からも資金を送り、衛生用品を必要な人々へ届けられるよう、手づくりマスクや手指の消毒液の寄贈を行いました。環境保全に ついては、学校での活動が難しい代わりに、6月5日の環境の日など、 環境関連の記念日を中心に樹木や薬草の種苗を配り、家庭での植栽を呼びかけるとともに、毎月定期的に子ども向け、教員向けのオンラインセミナーを開催し、情報発信や意識づけを続けました。
2020年
6月
03日
水
2020.6 India-1
自然に触れ、いのちのつながりを学ぶ
チョーリヤード小学校は、南インドケララ州カヌールの静かな村の中にある小さな学校です。近くには、さまざまな種類の木々が植えられ、蓮の池もある美しい公園があります。「子供の森」計画では、学校だけではなく、村の自慢であるこの公園でも植林を行い、公園の緑化に貢献しています。
2019年
11月
30日
土
Green Wave 2019 Report
オイスカが2008年より参画している“グリーンウェイブ”は、国連生物多様性条約事務局(SCBD)が進める取り組みで、5月22日の「国際生物多様性の日」の前後に世界中で行われています。オイスカも「子供の森」計画(以下、CFP)参加校を中心に、国内外でさまざまな活動を実施しました。
2019年
7月
19日
金
2019.7 India-1
ナマステ!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
アショカ・ミッション学校に通う、10年生のアンキットです。2013年から「子供の森」計画に参加し、今年で5年目になります。好きな活動は、環境を守るポスターを描いて、友達や地域の人に環境を守る大切さを伝えることです。
2019年
6月
26日
水
2019.6 India-1
暮らしに役立つ“生きた学び”
カダチラ高等学校は、インド南部ケララ州カヌール市の郊外の村に位置しています。生徒の95%が地元の出身で、植林や農業にとても関心を持っています。こうしたことから、「子供の森」計画では、主に薬草の栽培と植林に取り組んでいます。収穫した薬草は、傷の手当に活用するなど、昔ながらの知恵や手法を学びながら、日常生活にも役立てています。
2018年
8月
16日
木
2018.8 India-2
ナマステ!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私は、クスパランバHSS学校に通うキールタナです。キールタナの名前は、南インドの女性に多い名前です。私は毎日家でお母さんと一緒に育てた野菜収穫し、その野菜を使ってご飯を作ります。野菜を育てることはとても楽しいです。「子供の森」計画の中で好きな活動は、木を植えることと、森の中を観察することです。これからも、この地球に緑がいっぱいになるよう沢山の種類の木を植えます!
2018年
8月
15日
水
2018.8 India-1
シヴァリク公立学校は、田舎町にある「子供の森」計画に積極的に参加している学校です。植林活動の時は、先生と子どもたち全員で参加します!植える木の種類は、この土地に適したニームの木やマンゴーの木を選んで植えています。また、植林活動以外には、苗床作りや、木の成長に必要な肥料の準備なども行うほか、生徒たちの絵画コンクール(環境に関する)が開催されたり、ビニール袋を使わないようにするなど、環境の意識を高める取り組みも行われています。そのような子どもたちの努力の結果、学校には小さな森ができました!校長先生をはじめとする学校の先生は、「子供の森」計画の活動から子どもたちが環境について学ぶことをとても喜んでおり、この活動を誇りに思っています。
2018年
5月
18日
金
2018.5 India-3
ナマステ!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私はサビトゥリィ・バイ・ピューレ・バリカ学校に通うシンガル・イシタです。学校では皆、私のことをイシャと呼びます。私は将来、地理の先生になることが夢です。今は寮に住んでいますが、実家の庭では沢山の野菜を育てています。小さい頃から野菜作りをしていますので学校での植林活動はとても楽しみにしています。「子供の森」計画の活動の中で得意なことは、廃棄物を活用して飾り物を作るリサイクルの活動です。私のふるさとは放牧や森林伐採の影響もあり自然環境が失われています。だからこそ、私はふるさとの後輩たちにも自然を大切にする心を伝えたいと思っています。
2018年
5月
17日
木
2018.5 India-2
頼もしい地域のリーダーたちが育っています
アサンプションAUP学校はケララ州ワヤナード県バサリーの国道212号線の脇にある学校です。この学校は、先生たちが子どもたちに草花や木の知識を教えたいと希望し「子供の森」計画に参加しました。
2018年
5月
16日
水
2018.5 India-1
初めての植林に歓喜の声!
ノイダ31地区中学校は、夏は40度まで暑くなり、冬は8度まで気温が下がる気温差が大きい環境にあります。そこで夏の厳しい日差しから子どもたちを守り、果実が実る樹種、なおかつ冬の寒さにも耐えることができる樹種を選び、学校に植え始めました。
2017年
5月
10日
水
2017.5 India 3
ナマステ!(こんにちは) ぼくの一日を紹介します。
ぼくは、マハリシ・ビドゥヤ・マンダール学校に通う、ドゥルブです。学校には、毎日自転車で30分かけて通っています。家には、おじいちゃんの畑があるので、時々ぼくも手伝っています。学校でも、「子供の森」計画の活動の中で、友だちと一緒にトマトやキャベツを育てています。これからも自然に感謝する気持ちを忘れずに、自分のふるさとを守るため、楽しく活動を続けていくことができたらいいなあと思っています。将来は、農業に関する研究者になりたいです。
2017年
5月
10日
水
2017.5 India 2
身の回りの自然に感謝して
TKトラスト公立学校は、南インド・ケララ州コジコードにある生徒数610人の学校
す。多くの生徒は家が農家のため、日常的に自然に触れる機会が多くあります。子ど
もたちが自然に対して感謝の気持ちを持ち、環境を守る意識を高められるように2014年から「子供の森」計画の活動を始めました。
2017年
5月
10日
水
2017.5 India 1
地域を牽引する取り組みに
S.D.学校は、北インド・ウッタルプラデーシュ州にある生徒数1700人の学校です。この学校では、実にさまざまな「子供の森」計画の活動を行っています。植林活動では、学校の中だけではなく、周辺地域にもベンガルボダイジュ、ニーム、ムラサキフトモモ等の苗木を植えました。肥料も自分たちで手づくりし、苗床を設置して苗木づくりにも取り組んでいます。また、環境についてのポスターコンクールやディベートを行ったり、町の中を「ふるさとの自然を守りましょう」と訴えながら行進するなど、地域の人々に環境保全の大切さを伝える活動にも力を入れています。子どもたち自身が訴えかけることで、地域にも大きなインパクトを与えています。
2016年
8月
04日
木
2016.8 India-3
ナマステ!(こんにちは!)私の一日を紹介します。
私はセントジョゼフイングリッシュスクールに通う、マリーナ・ジョイです。私の自慢はお母さんが作っているキッチンガーデンです。市販の野菜は、化学肥料と農薬を使っていますが、「子供の森」計画の活動ではおいしくて安全な有機野菜の作り方を習っています。家のキッチンガーデンでも実践しています。私は、地域の人々が家庭のゴミをきちんと分別し、環境に優しい行動ができるようになればいいなあと思います。将来は有機野菜を作りながら、環境を守る大切さを伝える人になりたいです。
2016年
8月
04日
木
2016.8 India-2
子どもたちの頑張りが地域に広がるように
JNV学校は、2005年に設立された学校で、農業にも力を入れています。子どもたちが環境問題に対する知識を持ち、環境を守る意識を育めるよう、学校設立の翌年2006年に「子供の森」計画の活動を始めました。活動を始める前、学校の周囲は赤茶けた土地が広がっているだけでしたが、子どもたちが一生懸命植林活動と、その後の管理活動を頑張ってきたため、周囲の土地はだんだんと緑に覆われ始めています。現在子どもたちは意欲的に植林や、薬用植物などの管理に励みながら、水や電気の節約、雨水の利用など環境に優しい取り組みにチャレンジしています。
2016年
8月
04日
木
2016.8 India-1
子どもたちの積極的な姿に感動!
サビトリ・バイ・ピューレ・バリカ・インターカレッジは農村地帯にあり、敷地内には広大な農地があります。生徒数は1500名で、学校全体の生徒と先生が参加し自主的に毎年植樹祭を行っています。こうした自主的な動きに加え、更に環境意識を高めるために2011年から「子供の森」計画の活動がスタートしました。
2015年
9月
25日
金
2015.11 Asia Pacific Youth Forum(APYF)
<参加者募集>オイスカ×H.I.S.企画
アジア・太平洋の青年たちと「地球の未来」を考えるインド6・7日間
出発日:11月20日(金)
帰国日:11月25日(水)又は26日(木)
旅行代金:184,000~209,000円
申込期限:10月30日(金)
多様な文化が入り混じる神秘の国インド。近年急成長を遂げるこの国で、「環境」と「開発」をテーマにした国際フォーラムが開かれます。 持続可能な発展が重要課題となるインドで、国境を越えた仲間たちと一緒に、地球の未来のことを考えませんか?大手旅行会社H.I.S.との共同企画で、南インド・ケララ州や首都デリーの世界遺産など観光も充実したツアーです。皆さんのご参加、お待ちしております!
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2015年
8月
30日
日
2015.8 CFP Ambassadors
4か国から子ども親善大使が来日!
グローバル「子供の森」サミットin山梨 7月30日~8月9日、「子供の森」計画子ども親善大使として、インド・パプアニューギニア・マレーシア・ミャンマーから子どもたちの代表8名が来日しました。8月2~3日には、初の試みとして、日本の子どもたちと合宿スタイルの学び合いプログラム”グローバル「子供の森」サミット”を山梨県早川町にて開催!日本と海外の子どもたちが寝食を共にしながら、それぞれの国の自然や環境問題、文化について学びあいました。
2015年
8月
18日
火
2015.8 CFP Ambassadors
インド・マレーシア・ミャンマー・パプアニューギニアの子ども親善大使が来日しました!! 2015年7月30日~8月9日にかけて、今年度は初めてとなる「子供の森」計画(以下、CFP)子ども親善大使招聘事業を行い、それに合わせてインド、マレーシアそしてミャンマー、パプアニューギニアから子どもたちが来日しました。 インドからはレアさん(16)、サクシャンくん(14)、マレーシアからはエルシーさん(11)、ヌルルさん(11)、ミャンマーからはシンタンくん(12)、メイさん(10)、パプアニューギニアからはザックくん(15)、キャッシーさん(14)が、子ども親善大使として来日。東京、山梨、千葉、北海道を訪問しました。
2015年
6月
16日
火
2015.8 CFP Ambassadors
<参加者募集>オイスカ活動報告会
~「子供の森」計画 4か国の子どもたちによるリポート~
日程:2015年8月4日(火)
時間:15:00~17:00
場所:地球環境パートナーシッププラザ
参加費無料
7/30~8/7、インド、マレーシア、ミャンマー、パプアニューギニアで木を植え育て、環境問題について学んでいる子どもたちを親善大使として日本に招聘し、東京都、山梨県、北海道の各地で環境をテーマにした報告会や交流会を実施します。一行は、来日期間中、環境問題や自然環境に関する相互発表や文化交流など日本の子どもたちと共に参加し学びあう環境教育プログラムに参加するほか、日本の技術や伝統文化を学ぶ体験活動を行う予定です。
また、8月4日(火)には、オイスカ活動報告会を開催。今回の報告会では、平成26 年度の活動報告に加え、来日した4カ国の子どもたちより、現地の環境問題や植林活動等についてのレポートを行います。
2015年
6月
11日
木
India 2015.6-6
~この木は私の小さな妹~
SALP学校は、オイスカの理念に共感し、子供たちに自然の大切さを伝えたいという想いで「子供の森」計画をはじめました。
活動では、ゴールデンシャワーやネッリ、ジェミリーナなどの苗木を植えたほか、学校にハーブの畑をつくりました。このプログラムに参加している生徒の中には、「育てている木は、私の小さな妹です」と話す者や「活動を通じて自然と触れ合うことが幸せ!」と語る者もいるほど、みな自然を身近に感じ、親しんでいるようです。これからも、SALP学校の生徒たちがどのように変わっていくかとても楽しみです!
2015年
6月
11日
木
India 2015.6-5
~未来のために木を~
マルカス公立学校は、広い校庭を持っていますが、乾燥した土地に悩まされており、少しでも地域に緑を取り戻そうと「子供の森」計画を始めました。初めての活動では、環境の大切さを伝えるセミナーを行い、その後みんなで植林を行いました。固い土質で植林することはなかなか難しいですが、地域住民の手を借りながら活動を進めています。
2015年
6月
10日
水
India 2015.6-4
~平和で美しい世界をつくりたい~
南インドケララ州孤児コードにある、MGM高校では、生徒のほとんどの家庭が農家で、自然に囲まれた環境で暮らしています。活動では、ユカン(インドでじゃ、アマラと呼ばれる果実)やマホガニーなどの苗木を植え、野菜の栽培なども行っています。自然に触れ、自然を守る取り組みをする中で、子どもたちはその大変さを学び、自然と日々対峙している農家に対する尊敬の思いが育っているようです。
2015年
6月
08日
月
India 2015.6-3
「苗木は家族」
マウントタボルイングリッシュ学校は、子どもたちに自然に対する気づきを促したいという想いで、オイスカの取り組みに共感し、「子供の森」計画に参加しました。2014年の活動では、ゴールデンシャワーやネッリ、マホガニーなどの苗木を校庭に植えました。また、バラの庭やハーブ園の手入れなども積極的に行っています。生徒の一人は、活動を通じて「苗木が家族」のように思えるようになったと喜びを語ってくれました。今後の活動にも注目です!
2015年
6月
08日
月
India 2015.6-2
プログラムが生んだ、子どもたちの発明グ
南インドケララ州にある、スリムーカンビカヴィディヤニケタン学校は、乾燥地にあり、地域は水不足の問題を抱えています。こうした問題に対して、地域に緑を広げるために2014年に「子供の森」計画の活動に参加しました。学校の土地も乾燥しているなどの問題を抱えていますが、先生や地域の人々の助けを借りながら、植林活動を行っています。活動に非常に熱心なアブラムくんは、この活動のために飲料ペットボトルを使い、点滴灌漑を導入しました。このような生徒たちによる自発的な活動を目にした校長先生は、「植物を植え育てる取り組みによって、若い世代の心も確実に育っている」と活動の成果を実感しています。今後は植林地を広げながら、地域の水保全についても皆で考え、取り組んでいきたいと思います。
2015年
6月
08日
月
India 2015.06.01
学校で取り組む緑の革命
~green revolution in school~
南インドケララ州のマナークカードにあるAUP学校は、2010年から「子供の森」計画に参加しています。2013年から2014年には、特に有機農業に力を入れました。この学校の生徒たちは、ほとんどが農家出身で、普段から自然を身近に感じながら暮らしているため、環境や健康に優しい有機農業の必要性についてよく理解しています。 2014年の植林活動では、ユカンやゴールデンシャワー、ジャックフルーツなどの苗木を植えました。
2015年
5月
07日
木
2015.5 India-3
नमस्ते!(ナマステ)こんにちは!
私の一日を紹介します。
私はセント・メリーUPS タリオド学校で「子供の森」計画に参加している5年生のアレナ・アニルです。友達からはポヌスと呼ばれています。学校までは徒歩で30分くらいです。学校は朝9時から午後の4時まであり、4月から5月は
お休みです。
2015年
5月
07日
木
2015.5 India-2
広めよう!地球を守る活動を!
ジャグラン学校は、経済的に苦しい立場にある家庭の子どもたちに質の良い教育を受ける機会をつくろうと2006年に設立され、遠方の村から通学する子どもたちのための宿泊施設もあります。子どもたちの多くは近くの村から通っていますが、その両親のほとんどが読み書きができず、また環境に対しての意識もありませんでした。子どもたちが環境について学ぶ機会となるよう、また地域全体の意識を変えるきっかけとするため校長先生の提案によって2010年に「子供の森」計画の仲間入りをしました。
2015年
5月
07日
木
2015.5 India-1
地球に優しい暮らし方を学ぼう
川と田園に囲まれたセントアントニーズUP学校では、165人の子どもたちが毎日元気に勉強しています。子どもたちの両親の多くが農業に携わっており、子どもたちは小さな頃から自然に囲まれた生活を送っています。2014年の「子供の森」計画の活動では、ジャックフルーツなどの果物のほか、種子や樹液が薬になる木などを中心に植林を行い、その後も水やりや草刈りなど皆で協力して管理をしました。また有機農業の実践や昔ながらの方法での田植えや稲刈りにも取り組みました。こうした実践を伴った学習を通じて、子どもたちのなかには農業や農民に対する尊敬の念や土を大切にする気持ちが育まれているようです。
2014年
6月
30日
月
2014.4 India-8
子どもたちの学校生活! inインド
インド・南インド
皆さん、こんにちは!僕はG.U.P小学校六年生のムハマッド・ニザムです。ニックネームはバーヤです。学校の授業は、朝の10時から16時まであり、昼休みは13時から14時までです。15時から16時までの授業は、外で活動します。昼食は、家からお弁当を持っていって食べています。夏休みは4月から5月までです。学校へは、バスで10分くらいです。好きな科目は理科です。将来はサッカー選手になりたいです。
2014年
6月
18日
水
2014.4 India-7
『一人一本木を植えよう!』
インド・南インド
南インドにあるジャワハル・ナヴォダヤ・ジドウヤラヤ校は、鉄道の駅から11キロ離れたパラヤドナダという小さな村の丘の上にあります1994年に「子供の森」計画(以下、CFP)を始めるまで、この丘は不毛の土地と言われていましたが、現在は緑化が進み、様々な樹木や野菜園でいっぱいです。また、雨水を利用した水供給システムも設置しました。
2014年
6月
04日
水
2014.05 GEOC report
インド、フィリピンの子どもたちが来日!「子供の森」計画活動報告会を行いました@国連大学GEOC
2014 年5月23日(金)、国連大学GEOC(地球環境パートナーシッププラザ)において、”自然災害と子どもたちの挑戦「私たちの森が村を守った」~フィリピン台風30号被害と世界各地の植林活動の減災効果~をタイトルに報告会を開催しました。当日は「子供の森」計画(以下、CFP)に参加して いるフィリピンとインドの子どもたちが来日し、自らの言葉で活動を報告しました。
2014年
4月
22日
火
2014.4 India-4
नमस्ते(ナマステ)!こんにちは 私の一日を紹介します
私の名前は、チャンドニで、ニックネームはチャヌです。サヴィトリ・バイ・プウレ・バリカ・インター・カッレジの8年生です。
2014年
4月
17日
木
2014.4 India-2
『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~
2013年に「子供の森」計画に参加した、G.H.S.Sプーンノアー学校。この学校の周りは、たくさんの緑に囲まれ自然豊かな環境のように見えますが、実際は、畑の開墾や木材利用のため少しずつ自然が減少しています。しかし地域住民は、自然の減少についての正確な認識や危機感を持っていません。これからも自然豊かで美しいふるさとを守り、またその大切さを子どもたちに伝えたい、という先生の希望で「子供の森」計画の活動が始まりました。
2014年
4月
17日
木
2014.4 India-1
『子どもたちから地域に広がる「子供の森」計画!』
2007年から継続して活動を続けるこの学校では、先生や子どもたちが熱心に活動に参加し、地域の人たちを巻き込んだ取り組みに展開できており、他の学校にとってモデルのような存在になっています。2013年度は、植林に加えてリサイクルグッズ作りやプラスチック削減に向けたキャンペーンを行いました。また子どもたちは、環境を守り、地球温暖化を防ぐためにどうすればよいのかみんなで話し合い、学校や家で守るルールをつくりました。
2013年
9月
18日
水
2013.9 India
『日曜菜園』
インド ケララ州アルバ
ケララ州アルバで活動しているラブ・グリーン・クラブの子どもたちが有機農業で野菜を育てています。
子どもたちは3か月ほど前から有機農業についての講義を受け、たい肥の作り方や農薬などを使わないで作物を作る方法を学び、オクラやゴーヤ、タピオカなどの作物を作っています。
2013年
4月
12日
金
2013.3 India-3
『国連持続可能な開発会議(リオ+20)でインドの子ども代表が発表』
インド
2012年6月に開催された同会議にオイスカも参画し、サイドイベント等において、自然風土さらには地球全体と生計活動などの人間の営みとの共生を実現する場として「ふるさと」を掲げ、持続可能な開発の理想的なモデル「ふるさとづくり」を提唱しました。そして、その重要な役割を担うのが子どもであり、「子供の森」計画はその手法として非常に有効であることを発表しました。
2013年
4月
12日
金
2013.3 India-2
『自然とともにある暮らしを学ぶ学校』
南インド
サラスワティー学校は、アンドラ・プラデッシュの部族の子どもたちのための寄宿舎を備えた学校で18エーカー(約7.3ha)の広大な敷地を持っています。そこでこの学校では2010年よりオイスカの協力を得て「子供の森」計画に参加し、今までに800本の植林を行ってきました。また乳牛の飼育や、堆肥場、雨水貯水池、そして薬草栽培のための畑なども敷地内に併設し、子どもたちは、自然をどのように活かしながら生活を営んでいくかを学んでいます。