インド

南インド

主な支援学校

  • G.H.S.Sプーンノアー学校
  • セントアントニーズUP学校 など
2012年までの植林実績
2012年までの植林実績

2023年

7月

01日

2023.07 学校レポート in インド

薬用樹を中心に植林

 南インドでは薬用樹、希少植物、固有植物、絶滅危惧植物の保護・植栽に力をいれており、この学校でも生徒にそれぞれの植物の種類や効能について教えた後、ビャクダン、ニーム、マンゴー等を植えました。ニームの木はインドでは古くから神様から授かった奇跡の木として大切にされ、葉、樹皮、枝、種子などほとんど全ての部位に薬効があるとされています。7年生のジェーバさんは、「薬用植物についての知識や、木々を守ることの価値を知ることができた」とコメントしてくれました。2015年から緑化を続けてきたことで、教員も子どもたちも学校が緑豊かになってきていると感じていますが、まだ緑化が必要な土地も多いため、今後も多くの植物を植えたいと意気込んでいます。

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2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート1 in インド

ラブグリーンクラブの活動。植物名、効能を記したプレートをつけ決められた区画にそれぞれの樹種を植えていく。
ラブグリーンクラブの活動。植物名、効能を記したプレートをつけ決められた区画にそれぞれの樹種を植えていく。

薬草など多様な植物を育てる

 小高い丘の上にあるこの学校は、25年前より「子供の森」計画に参加。植林活動を継続してきたため、現在は緑に囲まれています。近年この学校が特に力を入れている活動としてハーブガーデン活動があります。今までに喉や肺の病気に広く使われている薬草を含め、163種の植物を育ててきました。

 2021年は、同校でオイスカ活動を推進しているラブグリーンクラブの学生80名が中心となり、風邪の治療に使われる薬草など、約100種類を植え、大切に育てました。活動を通じて子どもたちは、それぞれの薬草が持つ効能や、けがや病気の伝統的な治療方法についても学ぶことができました。「友だちと一緒に活動に参加できて、とてもうれしい。どのように自然を守っていったらよいか、どうすれば自然とともに心豊かに暮らせるかについて学ぶことができた。学んだことを家の庭でもやってみたり、もっと多くの友だちに広めていきたい」と、 サラナさん(8年生)は活動を振り返りました。

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2022年

6月

29日

活動のあゆみとこれから in インド

各校から優秀な中高生たちが選抜され、インドの伝統的な考え方から、近年の社会変革に対応したリーダーシップまで、さまざまな知見を学ぶ機会を与えられる。
各校から優秀な中高生たちが選抜され、インドの伝統的な考え方から、近年の社会変革に対応したリーダーシップまで、さまざまな知見を学ぶ機会を与えられる。

子どもたちを地域の皆で育てる

オイスカ南インド総局では、「子供の森」計画(以下、CFP)の推進とあわせ、中・高校生を対象にSALT(Social Awareness & Leadership Training for School Students)というプログラムを実施しています。これは、 学生たちの心身の健全な成長とコミュニティにおけるリーダーシップの力を養うために、地域の有識者に講 師として協力をいただきながら、講義やワークショップを行うものです。参加者の多くは小学生のころよりCFPに参加してきた学生たち。このプログラムを通じて成長した青年たちが地域のリーダーとして後輩たちの指導を行っています。

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2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活1 in インド

アイシャ アンナ さん(8歳) セント アントニーズ小学校
アイシャ アンナ さん(8歳) セント アントニーズ小学校

ナマステ(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 わたしの村は、有名な滝が2つもあり、とてもきれいなところです。「子供の森」計画に参加して、オイスカの人から色々教えてもらったり、自然を守り、豊かにしていく活動ができてとても嬉しいです。2020年からコロナで2年間学校が閉まってしまい、ほとんど登校することができませんでしたが、2022年になって、やっと登校できるようになりました。マスクをしたままなのは大変ですが、 友だちと一緒に、植林活動ができることが、嬉しくて仕方ありません。これからも家族や友だちと活動を続けていきたいです。

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2021年

6月

14日

2021.6 India

学校の薬草園にて。対面授業が停止されている中、薬草園の活動は、学校周辺に住む一部の子どもたちのみが参加
学校の薬草園にて。対面授業が停止されている中、薬草園の活動は、学校周辺に住む一部の子どもたちのみが参加
学校での活動に参加できない生徒には、種苗を配り、家庭での植樹も支援
学校での活動に参加できない生徒には、種苗を配り、家庭での植樹も支援

心も身体も健やかに

 南インドケララ州の内陸部にあるこの学校は、「ケララの穀倉地帯」と呼ばれる地域にあり、その名の通り、周りを美しい水田に囲まれています。2020年は、パンデミックの状況と社会のニーズを考慮して校内に、免疫力を高める薬草を植える専用の庭をつくり、学校周辺に住む子どもたちと一緒に、ジンジャー、ターメリック、トゥルシーなどの植物を植えました。苗は生徒の家庭へも配布し、子どもたちの薬草への関心や活用 方法についての理解を深めました。かつてはこうした薬草が様々な目的で使用され、それが文化の一部になったという背景も伝えることで、地域の伝統を学ぶ機会にもなっています。 同校のインディラ マドゥ先生は、「この活動は、とても価値のある人生の教訓を教えてくれるレッスン。総合的な学びを通じて、子どもたちの学習意欲も上がっており、彼らの健やかな 成長にもつながる」と語り、活動への高い期待を寄せました。


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2020年

6月

03日

2020.6 India-1

学校菜園にて。収穫した野菜は給食に活用
学校菜園にて。収穫した野菜は給食に活用

自然に触れ、いのちのつながりを学ぶ

 

チョーリヤード小学校は、南インドケララ州カヌールの静かな村の中にある小さな学校です。近くには、さまざまな種類の木々が植えられ、蓮の池もある美しい公園があります。「子供の森」計画では、学校だけではなく、村の自慢であるこの公園でも植林を行い、公園の緑化に貢献しています。

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2017年

5月

10日

2017.5 India 2

植林には、地域の人々も参加
植林には、地域の人々も参加

 

身の回りの自然に感謝して

 

TKトラスト公立学校は、南インド・ケララ州コジコードにある生徒数610人の学校

す。多くの生徒は家が農家のため、日常的に自然に触れる機会が多くあります。子ど

もたちが自然に対して感謝の気持ちを持ち、環境を守る意識を高められるように2014年から「子供の森」計画の活動を始めました。

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2016年

8月

04日

2016.8 India-3

マリーナ・ジョイさん(12歳)       セントジョゼフイングリッシュスクール
マリーナ・ジョイさん(12歳)       セントジョゼフイングリッシュスクール

ナマステ!(こんにちは!)私の一日を紹介します。

私はセントジョゼフイングリッシュスクールに通う、マリーナ・ジョイです。私の自慢はお母さんが作っているキッチンガーデンです。市販の野菜は、化学肥料と農薬を使っていますが、「子供の森」計画の活動ではおいしくて安全な有機野菜の作り方を習っています。家のキッチンガーデンでも実践しています。私は、地域の人々が家庭のゴミをきちんと分別し、環境に優しい行動ができるようになればいいなあと思います。将来は有機野菜を作りながら、環境を守る大切さを伝える人になりたいです。

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2016年

8月

04日

2016.8 India-2

植林はみんなが一番大好きな活動         
植林はみんなが一番大好きな活動         

 

 

 

子どもたちの頑張りが地域に広がるように

 JNV学校は、2005年に設立された学校で、農業にも力を入れています。子どもたちが環境問題に対する知識を持ち、環境を守る意識を育めるよう、学校設立の翌年2006年に「子供の森」計画の活動を始めました。活動を始める前、学校の周囲は赤茶けた土地が広がっているだけでしたが、子どもたちが一生懸命植林活動と、その後の管理活動を頑張ってきたため、周囲の土地はだんだんと緑に覆われ始めています。現在子どもたちは意欲的に植林や、薬用植物などの管理に励みながら、水や電気の節約、雨水の利用など環境に優しい取り組みにチャレンジしています。

 

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2015年

9月

25日

2015.11 Asia Pacific Youth Forum(APYF)

<参加者募集>オイスカ×H.I.S.企画

アジア・太平洋の青年たちと「地球の未来」を考えるインド6・7日間

 

出発日:11月20日(金)

帰国日:11月25日(水)又は26日(木)

旅行代金:184,000~209,000円

申込期限:10月30日(金)

 

多様な文化が入り混じる神秘の国インド。近年急成長を遂げるこの国で、「環境」と「開発」をテーマにした国際フォーラムが開かれます。 持続可能な発展が重要課題となるインドで、国境を越えた仲間たちと一緒に、地球の未来のことを考えませんか?大手旅行会社H.I.S.との共同企画で、南インド・ケララ州や首都デリーの世界遺産など観光も充実したツアーです。皆さんのご参加、お待ちしております!

★ツアー詳細・お申込みはコチラから

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2015年

6月

11日

India 2015.6-6

グリーンウェイブ活動にも参加しました!
グリーンウェイブ活動にも参加しました!

~この木は私の小さな妹~

 SALP学校は、オイスカの理念に共感し、子供たちに自然の大切さを伝えたいという想いで「子供の森」計画をはじめました。

活動では、ゴールデンシャワーやネッリ、ジェミリーナなどの苗木を植えたほか、学校にハーブの畑をつくりました。このプログラムに参加している生徒の中には、「育てている木は、私の小さな妹です」と話す者や「活動を通じて自然と触れ合うことが幸せ!」と語る者もいるほど、みな自然を身近に感じ、親しんでいるようです。これからも、SALP学校の生徒たちがどのように変わっていくかとても楽しみです!

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2015年

6月

11日

India 2015.6-5

田植えにも挑戦!
田植えにも挑戦!

~未来のために木を~

 マルカス公立学校は、広い校庭を持っていますが、乾燥した土地に悩まされており、少しでも地域に緑を取り戻そうと「子供の森」計画を始めました。初めての活動では、環境の大切さを伝えるセミナーを行い、その後みんなで植林を行いました。固い土質で植林することはなかなか難しいですが、地域住民の手を借りながら活動を進めています。

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2015年

6月

10日

India 2015.6-4

~平和で美しい世界をつくりたい~

 南インドケララ州孤児コードにある、MGM高校では、生徒のほとんどの家庭が農家で、自然に囲まれた環境で暮らしています。活動では、ユカン(インドでじゃ、アマラと呼ばれる果実)やマホガニーなどの苗木を植え、野菜の栽培なども行っています。自然に触れ、自然を守る取り組みをする中で、子どもたちはその大変さを学び、自然と日々対峙している農家に対する尊敬の思いが育っているようです。

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2015年

6月

08日

India 2015.6-3

「苗木は家族」

 マウントタボルイングリッシュ学校は、子どもたちに自然に対する気づきを促したいという想いで、オイスカの取り組みに共感し、「子供の森」計画に参加しました。2014年の活動では、ゴールデンシャワーやネッリ、マホガニーなどの苗木を校庭に植えました。また、バラの庭やハーブ園の手入れなども積極的に行っています。生徒の一人は、活動を通じて「苗木が家族」のように思えるようになったと喜びを語ってくれました。今後の活動にも注目です!

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2015年

6月

08日

India 2015.6-2

プログラムが生んだ、子どもたちの発明  

 南インドケララ州にある、スリムーカンビカヴィディヤニケタン学校は、乾燥地にあり、地域は水不足の問題を抱えています。こうした問題に対して、地域に緑を広げるために2014年に「子供の森」計画の活動に参加しました。学校の土地も乾燥しているなどの問題を抱えていますが、先生や地域の人々の助けを借りながら、植林活動を行っています。活動に非常に熱心なアブラムくんは、この活動のために飲料ペットボトルを使い、点滴灌漑を導入しました。このような生徒たちによる自発的な活動を目にした校長先生は、「植物を植え育てる取り組みによって、若い世代の心も確実に育っている」と活動の成果を実感しています。今後は植林地を広げながら、地域の水保全についても皆で考え、取り組んでいきたいと思います。

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2015年

6月

08日

India 2015.06.01

学校の畑では、野菜やバナナを育てています
学校の畑では、野菜やバナナを育てています

学校で取り組む緑の革命

~green revolution in school

 南インドケララ州のマナークカードにあるAUP学校は、2010年から「子供の森」計画に参加しています。2013年から2014年には、特に有機農業に力を入れました。この学校の生徒たちは、ほとんどが農家出身で、普段から自然を身近に感じながら暮らしているため、環境や健康に優しい有機農業の必要性についてよく理解しています。 2014年の植林活動では、ユカンやゴールデンシャワー、ジャックフルーツなどの苗木を植えました。

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2015年

5月

07日

2015.5 India-1

地域の人に教えてもらいながら田植 えに挑戦!1本1本丁寧に植えます
地域の人に教えてもらいながら田植 えに挑戦!1本1本丁寧に植えます

   地球に優しい暮らし方を学ぼう

 川と田園に囲まれたセントアントニーズUP学校では、165人の子どもたちが毎日元気に勉強しています。子どもたちの両親の多くが農業に携わっており、子どもたちは小さな頃から自然に囲まれた生活を送っています。2014年の「子供の森」計画の活動では、ジャックフルーツなどの果物のほか、種子や樹液が薬になる木などを中心に植林を行い、その後も水やりや草刈りなど皆で協力して管理をしました。また有機農業の実践や昔ながらの方法での田植えや稲刈りにも取り組みました。こうした実践を伴った学習を通じて、子どもたちのなかには農業や農民に対する尊敬の念や土を大切にする気持ちが育まれているようです。

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2014年

6月

30日

2014.4 India-8

子どもたちの学校生活! inインド

インド・南インド

 

皆さん、こんにちは!僕はG.U.P小学校六年生のムハマッド・ニザムです。ニックネームはバーヤです。学校の授業は、朝の10時から16時まであり、昼休みは13時から14時までです。15時から16時までの授業は、外で活動します。昼食は、家からお弁当を持っていって食べています。夏休みは4月から5月までです。学校へは、バスで10分くらいです。好きな科目は理科です。将来はサッカー選手になりたいです。

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2014年

6月

18日

2014.4 India-7

『一人一本木を植えよう!』

インド・南インド

南インドにあるジャワハル・ナヴォダヤ・ジドウヤラヤ校は、鉄道の駅から11キロ離れたパラヤドナダという小さな村の丘の上にあります1994年に「子供の森」計画(以下、CFP)を始めるまで、この丘は不毛の土地と言われていましたが、現在は緑化が進み、様々な樹木や野菜園でいっぱいです。また、雨水を利用した水供給システムも設置しました。

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2014年

4月

17日

2014.4 India-2

未来に自然豊かできれいなふるさとが残るよう、祈りをこめて
未来に自然豊かできれいなふるさとが残るよう、祈りをこめて

『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~

2013年に「子供の森」計画に参加した、G.H.S.Sプーンノアー学校。この学校の周りは、たくさんの緑に囲まれ自然豊かな環境のように見えますが、実際は、畑の開墾や木材利用のため少しずつ自然が減少しています。しかし地域住民は、自然の減少についての正確な認識や危機感を持っていません。これからも自然豊かで美しいふるさとを守り、またその大切さを子どもたちに伝えたい、という先生の希望で「子供の森」計画の活動が始まりました。

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2013年

4月

12日

2013.3 India-2

未来の緑あふれる学校に思いを馳せて。
未来の緑あふれる学校に思いを馳せて。

『自然とともにある暮らしを学ぶ学校』

南インド

サラスワティー学校は、アンドラ・プラデッシュの部族の子どもたちのための寄宿舎を備えた学校で18エーカー(約7.3ha)の広大な敷地を持っています。そこでこの学校では2010年よりオイスカの協力を得て「子供の森」計画に参加し、今までに800本の植林を行ってきました。また乳牛の飼育や、堆肥場、雨水貯水池、そして薬草栽培のための畑なども敷地内に併設し、子どもたちは、自然をどのように活かしながら生活を営んでいくかを学んでいます。

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2013年

4月

12日

2013.3 India-1

校長先生と一緒に木を植えました。
校長先生と一緒に木を植えました。

『活動を地域にも広げよう』

インド・南インド

ヴィドヤラヤ学校のラブグリーンクラブは「木を植える」活動をキャッチフレーズに掲げ、日々活動に取り組んでいます。その熱心な姿に感銘を受けた校長先生は今年、学校全体に“一人が一本木を植える”という目標を掲げました。

 

そして近隣の住民たちの環境保全に対する意識を高めるために、子どもたちに地域での植林活動を呼び掛けました。 

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2012年

12月

27日

2012.12.India_Greeting_Card_Competition

『グリーティングカード・コンペティション』

南インド・カリカット

11月22日、カリカットにあるユースセンターで、「子供の森」計画に参加する子どもたちが集まり、日本の支援者の方へ送るグリーティングカード作りが行われました。

 

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2012年

4月

11日

2012.2 India-5

新聞に掲載されたニルドゥ君
新聞に掲載されたニルドゥ君

『知恵比べ』

インド・南インド

 

ニルドゥ君は近所の人たちが家の近くにゴミを捨て、そのゴミがどんどん山積みになっていく光景に悩まされていました。彼は何度かゴミを捨てないように近所の人たちに伝えましたが、問題は全く解決しませんでした。

ある日、いいアイディアを思いつきました。それはみんながゴミを捨てている場所に木を植えること。学校から戻ってから植えた木に水をやり、一生懸命世話をしました。そのおかげでゴミを捨てる人はいなくなりました。

ニルドゥ君の取り組みは地元の新聞にも大きく取り上げられました。「子供の森」計画の活動は、子どもたちの環境保護への意識向上にも大きく貢献しています。

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2012年

4月

11日

2012.2 India-4

Zero Wasteを目指して
Zero Wasteを目指して

『ごみをへらすために』

インド・南インド

 

インドでもごみの問題は深刻です。学校では、ごみを分別することの大切さや、身の回りにあふれているプラスチック製品がごみとして捨てられた時に環境に与える影響などについての授業がありました。

それ以降、学校では、プラスチック製品をなるべく使わず、環境にやさしい素材で作られたものを使うようになり、ごみもしっかり分別するようになりました。

また、子どもたちはカンニヤークマリ県の公害対策委員会が主催したプラスチック製品に対する反対集会に参加し、環境問題についての意識を深めました。

ほかにも、オーガニックな商品の使用を増やしています。生ごみをきちんと管理し有機肥料をつくる、ごみゼロ活動も行なっています。

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2012年

4月

11日

2012.2 India-3

“緑の小道”作り
“緑の小道”作り

『緑の小道』

インド・南インド

 

インド南部のケララ州カリカットにあるGHSS学校では、学校の中に“緑の小道”を作っています。4年前から取り組んでいるこの“緑の小道”には、今では約50種類150本の木々が植えられました。子どもたちは木の種類を勉強したり次に植える種類の木を話し合ったり、楽しそうに木の世話をしながら緑の小道づくりの活動を続けています。

 

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2012年

4月

11日

2012.2 India-1

記念日にOISCAスタッフと一緒に植林をしました
記念日にOISCAスタッフと一緒に植林をしました

コンクリートジャングルに緑を!

インド・南インド

 

SLB学校は、インド南部のタミル・ナードゥ州カンニヤークマリ県の県庁所在地であるナーガルコーイルという都市にあります。ナーガルコーイルは人口が多く、郊外までコンクリートジャングルが広がり、緑がほとんどありません。そこで、学校の敷地面積が他の学校より比較的広いSLB学校では、学校の敷地内に森をつくって街の緑を増やそう!と「子供の森」計画に参加しています。記念日に植樹をしたり、草取りなどの手入れをしたり、子どもたちはそれぞれ木とのふれあいを楽しんでいます。

毎日、朝と夕方に植林をした木を訪れ世話をしているアショック君は、「地球緑化の活動は、温暖化への対策としてとても重要なことだと思う。また、屋外での苗木の世話は、僕たちの生活を健全にしてくれるし、仲間と一緒に育てることでチームワークを強めることができる」と「子供の森」計画の良さを語ってくれました。子どもたちは、木陰や鳥などの様々な生き物のすみかを街にもっと増やしていくためにも、これからもたくさんの木を植えたいと考えています。

 

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2011年

7月

02日

州で一番のり!

多くの来賓の方と一緒になっての植林です
多くの来賓の方と一緒になっての植林です

インド:南インド

この学校は、アンドラプラデシュ州で一番初めに「子供の森」計画を実施した学校で、インド独立前の1922年に設立された伝統ある学校です。2010年10月に340本の苗木を植えました。「より多くの人たちに関心や共感を持ってもらいたい」と願いをこめて、薬として活用できる樹種の苗木を植えました。

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2011年

7月

02日

鎮守の森を作りたい

丁寧に一本一本、女の子たちが植林します
丁寧に一本一本、女の子たちが植林します

インド:南インド

アダシュ・ビドゥヤ学校は2000年から「子供の森」計画に参加していましたが、学校が町の郊外に位置していたため、開始当初はまだ周りに緑があり、子どもたちも危機意識がありませんでした。しかし近年の急速な開発の影響を受け学校周辺も住宅地等に変わりつつあります。そのため子どもたちに環境についてもっと勉強してもらおうと、2005年に25名の子どもたちを集めラブグリーン・クラブを結成しました。

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Topics

2022年

6月

29日

活動のあゆみとこれから in インド

各校から優秀な中高生たちが選抜され、インドの伝統的な考え方から、近年の社会変革に対応したリーダーシップまで、さまざまな知見を学ぶ機会を与えられる。
各校から優秀な中高生たちが選抜され、インドの伝統的な考え方から、近年の社会変革に対応したリーダーシップまで、さまざまな知見を学ぶ機会を与えられる。

子どもたちを地域の皆で育てる

オイスカ南インド総局では、「子供の森」計画(以下、CFP)の推進とあわせ、中・高校生を対象にSALT(Social Awareness & Leadership Training for School Students)というプログラムを実施しています。これは、 学生たちの心身の健全な成長とコミュニティにおけるリーダーシップの力を養うために、地域の有識者に講 師として協力をいただきながら、講義やワークショップを行うものです。参加者の多くは小学生のころよりCFPに参加してきた学生たち。このプログラムを通じて成長した青年たちが地域のリーダーとして後輩たちの指導を行っています。

成績優秀者は表彰され、多くの活躍の場が用意されている
成績優秀者は表彰され、多くの活躍の場が用意されている

2015年

5月

07日

2015.5 India-3

नमस्ते!(ナマステ)こんにちは!

私の一日を紹介します。

 私はセント・メリーUPS タリオド学校で「子供の森」計画に参加している5年生のアレナ・アニルです。友達からはポヌスと呼ばれています。学校までは徒歩で30分くらいです。学校は朝9時から午後の4時まであり、4月から5月は お休みです。

友達と協力して環境に優しい活動を続けていきます
友達と協力して環境に優しい活動を続けていきます

私は「子供の森」計画の活動で学校や地域に木を植えることができ、とても誇らしく思っています。また有機農業で安心でおいしい野菜を作ることも大好きです。大切なふるさとを守るためには、地域のみんなが環境に優しい生活を始めることが必要だと思います。これからも友達と協力して活動を続け、環境を守る大切さを伝えていきたいです。

2011年

7月

02日

山火事を防げ!子どもたちの活躍

子どもたちの活躍を知らせる新聞記事
子どもたちの活躍を知らせる新聞記事

2011年2月、ケララ州のワヤナッドで山火事が発生しました。この地域の森林官や消防士と一緒にジャワナ・ナボタヤ学校の子どもたち149名と26名の教師等も消火活動に参加しました。この学校は「子供の森」計画の参加校です。火が消し止められるまでの6時間、子どもたちは防火帯(延焼を防ぐために草を刈った道)をつくったり、葉が充分についた枝や水を用いた消火活動で大活躍しました。子どもたちの活躍は地元でも大きな評判を呼び、新聞にも取り上げられたほどです。

残念ながらこの火事では約500エーカー(約200ha)が消失してしまいました。こうした山火事は乾季の間の極度の乾燥と高温による自然発火等が原因で希に起きてしまうとのことです。今後は失われた緑を復元させるために、またこの子どもたちが活躍してくれることでしょう。