バングラデシュ

チッタゴン地方

主な支援学校

  • JB高校 
  • フルバリ中学校
  • チュコリア ヌルル アミン学校/大学 など
2012年までの植林実績
2012年までの植林実績

2016年

5月

11日

2016.5 Bangladesh-3

アビダ・ホクさん(14歳)フタハリハイスクール
アビダ・ホクさん(14歳)フタハリハイスクール

アッサラームアライクム!(こんにちは!)

私の一日を紹介します。 

 

私はフタハリハイスクールに通うアビダ・ホクです。友達からはレスミと呼ば れています。現在8年生で14歳で す。学校へは1時間半かけて徒歩で通っています。授業は朝の10時から午後4時までです。

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2016年

5月

11日

2016.5 Bangladesh-2

暑いなかでも頑張りました!
暑いなかでも頑張りました!

地域人も興味津々

フタハリハイスクールは生徒数が1,220人の学校で、ダッカ・コックスバザー ル・ロードの近くにあります。この学校は2015年9月より「子供の森」計画の活動 を始めました。初めての活動では、この地域の土地に非常に適しているレインツリー やアカシア、子どもたちの栄養源になるマンゴーの木を植えました。活動を始める前 には、オイスカのマングローブプロジェクト担当者や「子供の森」計画のコーディネー ターが学校や地域に足を運び、活動の大切さや取り組み方について説明を行いまし た。当初は何もわからない子どもたちや地域住民たちでしたが、説明を重ねるごと に、みんな次第に植林活動に興味を持ち始めました。

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2016年

5月

11日

2016.5 Bangladesh -1

育てた森が憩いの場に

 JBハイスクールは生徒数1,150人の大きな学校で、学校の近くにはマーケット、そして西側には川があります。また海岸沿いにあるため、学校の周りの景観はとても美しいです。JBハイスクールが「子供の森」計画に初めて参加したのは、1993年。活動を始めたきっかけは木を植えることで木陰ができたり、果物ができたり、材と して利用できたり、また環境にもよいということからでした。

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2015年

5月

01日

2015.5 Bangladesh-3

আস্সালামু আলাইকুম!

アッサラーム アライクム(こんにちは)
私の一日を紹介します。


 私は、フルバリ中学校で「子供の森」計画に参加している8年生のマスマです。学校は、朝9時に始まり、14時に終わります。学校までは、毎日30分かけて歩いていきます。 

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2015年

5月

01日

2015.5 Bangladesh-2

泥だらけになって行うマングローブの植林でも、子どもたちはみんな笑顔!
泥だらけになって行うマングローブの植林でも、子どもたちはみんな笑顔!

忘れられない思い出が森を守る意欲に

 この学校があるコックスバザール県 チョコリア郡には、かつて「チョコリア・シュンドルボン(チョコリアの美しい森)」と呼ばれるマングローブの原生林が広がっていました。しかし、開発の名のもとに大規模な伐採が行なわれた結果、サイクロンが襲うたびに人々は土地や家、そして家族までをも失う被害が出ました。マングローブが天然の防波堤となっていたことに気づいた一人の研修生OBの熱意から、オイスカは1992年からマングローブ植林プロジェクトを始めました。 

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2015年

5月

01日

2015.5 Bangladesh-1

植林の前には、活動の意義と木の植え方についての レクチャーを実施
植林の前には、活動の意義と木の植え方についての レクチャーを実施

開校以来、初めての植林活動!

 フルバリ中学校は、農業や魚の養殖が盛んな田舎町にありますが、この地域は河川の氾濫や冠水など自然災害が多いという問題を抱えています。こうした地域に起こる自然災害を少しでも解決できればという思いから、生徒やその家族が集まり、環境への取り組みとしてコーディネーターより「子供の森」計画が紹介されたのが活動の始まりでした。

 最初の植林は、国連が推進する生物多様性の日を記念したグリーンウェイブ活動の中で行いました。1966年の設立以来、この学校では木というものを植えたことがなく、子どもたちは初めての植林活動に大喜び。

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2014年

4月

15日

2014.4 Bangladesh-2

奥に見えるのが学校の校舎。子どもたちの学習環境を守るためにも植林が必要
奥に見えるのが学校の校舎。子どもたちの学習環境を守るためにも植林が必要

『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~

「子供の森」計画のコーディネーターが声をかけて、2013年に活動をスタートさせたチャコリア ヌルル アミン小学校。広い学校の敷地は更地のままで殺風景でした。そこでまず最初に行ったことが、アカシアなどの苗木の配布と植林でした。子どもたちは初めての植林に大喜び。多くのバングラデシュの学校と同様、トタン屋根で作られた彼らの学校の校舎は、日差しを浴びると非常に暑くなり、子どもたちにとってはつらい環境です。

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2014年

4月

15日

2014.4 Bangladesh-1

後ろに見える大きな川は、度々氾濫も。暮らしを守る祈りをこめて、苗木を植えます
後ろに見える大きな川は、度々氾濫も。暮らしを守る祈りをこめて、苗木を植えます

『大きく育った木が机に!使う喜び、育てる楽しみを実感』


2004年から継続して活動を続けるこの学校では、マングローブ植林のアドバイザーでもある校長先生が非常に積極的に活動を進めています。子どもたちが主に植えているのはマホガニーやアカシアなど木材として利用できるもの。校舎や寮の周りに植えられた木々は大きく育ち、学校に木陰やさわやかな空気など子どもたちに良い環境を与えるほか、子どもたちの机やイス用の木材となるなど学校設備の充実にも役立っています。

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2013年

4月

17日

2013.3 Bangladesh-5

 水没した苗場の苗。泥水で無残な姿に・・・。
水没した苗場の苗。泥水で無残な姿に・・・。

『洪水ニモマケズ!』

バングラディシュ

毎年の植林からの新たな一歩として、小規模ではありますが、校舎脇に苗場を作りました。買ってきた苗を植えるのではなく、自分達で苗を育てるためです。1月にまいたマホガニーの種はきれいに芽を出しました。子ども達も初めての取り組みに喜び、交代でしっかりと世話をしてくれておりましたが、残念なことに6月、大規模な洪水が起こってしまいました。何日も連続して降った大雨の影響で、川の上流にある堤防が決壊したことが原因でした。

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2012年

3月

14日

2012.2 Bangladesh-1

日本人グループとの文化交流会
日本人グループとの文化交流会

『日本のお客さまとの楽しいひととき』

バングラディシュ

 

イシリアジャミラハイスクールは、ここ数年毎年、「子供の森」計画の支援グループの激励訪問を受けています。日本人グループが学校を訪問すると、お互いがそれぞれの国を代表して、歌やダンスなどを披露するなどの文化交流会を行っています。

この学校の地域には外国人が訪れることはめったにありません。子どもたちの中には「一年で最も印象に残るイベント」と大興奮する子もいます。また合同での植林活動は子どもたちにとってさらに思い出深いものになります。日本人と共にぬかるみに足を取られながらも協力をしてマングローブを植えるのです。共に苦労をし、また地球のために行動を起こした子どもたちと日本人グループの間には確かな絆が生まれます。校長のヌルソン先生は「日本の皆さまには、「子供の森」計画を支援していただき誠に感謝しています。また、日本の方々が現場を訪れることは、バングラデシュ人にとって精神的にもとても大きな支援となります」と述べています。今後も心温まる交流を続けていきたいと考えています。

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2011年

7月

03日

偏差値に表れない学び

大きく育ったら、木陰が教室を涼しくしてくれるかな?
大きく育ったら、木陰が教室を涼しくしてくれるかな?

バングラデシュ:チッタゴン

地域一の“進学校”といわれるこの学校では、偏差値に表れない部分の教育にも力を入れています。「子供の森」計画にも、自然環境の重要性を学ぶと共に、植物を育てることで生命の尊さについても学ぶことができると、とても熱心に植林活動に取り組んでいます。チョコリア中央中学校が「子供の森」計画に参加しはじめたのは今年度からです。そのきっかけとなったのは下の写真のこの人、学校があるチョコリア郡の郡長さんです。

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2011年

7月

03日

豊かな森に植林!?

豊かな自然林に囲まれた学校
豊かな自然林に囲まれた学校

バングラデシュ:チッタゴン

ご覧のようにこの学校は緑に覆われています。山の中腹にあるこの学校までの道も、多くの木々に囲まれており、「こんなに緑豊かなのに、植林が必要なの?」と思われるかもしれません。実際、この学校には新たに木を植える場所が無いほど、自然の木が育っています。しかし問題はこの学校からさらに山を登った所にあります。

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Topics

2011年

7月

03日

レンガの国

もったいない気もしますが、 資源の有効活用です
もったいない気もしますが、 資源の有効活用です

不思議な光景に出会いました。この写真を見て、何をしているところかわかる人は少ないでしょう。この大量のレンガ、写真中央の機械でこれから砕かれます。「せっかく焼いたレンガを、わざわざ機械で砕くの?」と私は状況が理解できずに、しばらく立ち止まって眺めていました。そして砕かれたレンガがセメントと混ぜられるのを見て、ようやく納得。実はこの砕きレンガは砂利の代わりだったのです。バングラデシュは、ガンジス川などの河川によって運ばれた砂が堆積したデルタ地帯が国土の大部分であり、そのため砂利が手に入らないのです。

砕かれたレンガ(見た目は砂利とほとんど同じですね)
砕かれたレンガ(見た目は砂利とほとんど同じですね)

そこで、建設資材として豊富に生産されるレンガの中から、出来の悪かったものは砕いて砂利の代わりにするというわけです。ちなみに機械が無い所では、しゃがんだ女性がハンマーでレンガを一つ一つ叩いて砕いていました。子ども連れでもできるということで女性たちの仕事になっているそうですが、なかなかの重労働です。著しく発展しているバングラデシュの建設ラッシュを支えるのは、砕きレンガとレンガを砕く女性たちだったのですね。