バングラデシュ

ダッカ・ラッシャイ・バリサル地方

2012年主な支援学校

  • バグバリ小学校
  • ハティマラ高校
  • アシュリア高校
  • ゴマイル高校
  • イシャン・ナガル・ダキル小学校   など
2012年までの植林実績
2012年までの植林実績

2023年

2月

07日

植林活動2023 in バングラデシュ

 バングラデシュのダッカ近郊の学校で植林活動を行いました。植林活動は計3日間、2023年2月4日にエル・ダラド・モデル学校、2月5日にハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ学校、2月7日にニスチントプル デワン エドリッシュ高校で行いました。3校合わせて300本以上が植えられ、樹種としては、生長が早くて丈夫な木材となるマホガニーやチーク、ヒマラヤスギ、鮮やかな赤色の花を咲かせるホウオウボク、実が染料に使われるミロバランの5種が選ばれました。

 さらに、ハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ学校の植林活動は、地元新聞にも取り上げられました。子どもたちが植林を行うことで、環境保全活動について学ぶことができるとともに、木の世話を通じて子どもたち自身が成長できる、ということが紹介されました。なお同校では1990年代にも「子供の森」計画の活動に参加をしており、当時の子どもたちが植えた木々も立派に育っていることが確認できました。

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2020年

6月

01日

2020.6 Bangladesh-1

あいにくの雨模様にもかかわらず、終始楽しそうに活動に取り組んだ子どもたち
あいにくの雨模様にもかかわらず、終始楽しそうに活動に取り組んだ子どもたち

水害から学校を守ろう!

 

クルナ県に位置するハトバティ ホゴルブニア学校は、頻繁に起こる洪水による被害を少しでも軽減したいという学校の運営委員会や教師らの熱い思いで、2018年から「子供の森」計画に参加しています。活動開始当初から学校全体の意識が高く、初年度に植えた木の生存率が98%を達成するなど、植林後の手入れや管理もしっかりと行っています。

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2013年

4月

17日

2013.3 Bangladesh-4

 イスラム教の教えに従った正装で登校します。
イスラム教の教えに従った正装で登校します。

『神の感謝で100%』

バングラディシュ

学校名のMadrasa(マドラサ)とは、アラビア語で「学校」を意味します。バングラデシュだけでなく、イスラム世界では一般的な学校です。宗教教育に特化したマドラサもありますが、ここバグバリ・マドラサは一般科目も教えています。そして、ただ教えているだけではなく、毎年ガジプール地区で1,2を争う成績を残しており、進学率はなんと100%!! 今年の植林は午前中に実施したのですが、コーディネーターが学校に到着した時は朝礼の真っ最中。その朝礼での見事な整列に目を奪われました。

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2013年

4月

12日

2013.3 Bangladesh-1

増築中の校舎の前に植林しました
増築中の校舎の前に植林しました

『木が育む心』

バングラディシュ

年々子どもの数が増え続けるハティマラ高校では、増加する生徒数に対応するため、現在校舎を増築中です。生徒数が多くなると一般的には学校の規則を守らない生徒が増えるなど校風が乱れてくることが心配されます。しかしこの学校は近所でも評判の規則正しい生徒たちで知られています。校長先生によると実はこれには、「子供の森」計画の一つの成果ということです。

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2012年

3月

14日

2012.2 Bangladesh-2

後ろに見える建物が孤児院
後ろに見える建物が孤児院

『おいしいマンゴーを夢見て』

バングラディシュ

 

バングラデシュの教育制度は、小中高で12年間というのは日本と同じですが、イギリス統治時代の名残が見られ、Primary School(小学校)が5年、High School(中学)が5年、College(高校)が2年となっています。ここバグバリ学校には小中高と学校があり、大勢の子どもたちが通っています。そしてこの学校の敷地内には、学校とは別にもう1つの建物があります。これは、地域の有志によって建てられ運営される孤児院です。もちろんこの孤児院の子どもたちもバグバリ学校へ通っています。「子供の森」計画の2011年の植林活動は、特にこの孤児院の周りで重点的に行いました。子どもたちと一緒に考え「植えたい!」と選ばれたのはマンゴー。有志の寄付に頼る現状では孤児院の資金が十分ではありません。そこで、学校の緑化もでき、将来的に子どもたちへ果物を与えてくれるマンゴーが選ばれました。実ができるまではまだまだ時間はかかりますが、子どもたちは収穫を楽しみに大切に育てていってくれることでしょう。

『おいしいマンゴーを夢見て』

おいしいマンゴーを夢見て 

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2011年

6月

19日

まだまだ新展開中!

木々のおかげで、教室へ直射日光が差し込まなくなりました
木々のおかげで、教室へ直射日光が差し込まなくなりました

バングラデシュ:ダッカ・ラッシャイ・バリサル地方

バグバリ小学校は、生徒全員がお互いのことを知っている、大家族のような学校です。「子供の森」計画に参加した当初から子どもたちが熱心に世話をしてきた おかげで、植林した木々は今では大きく育ち、学校を暑い日差しから守ってくれています。また最近は学校の敷地内だけでなく、村の街路樹なども植林しようと いう計画が地域住民から持ち上げり、校長先生は「子供の森」計画をきっかけに村全体が環境のことを考えるようになったと喜んでいます。

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2011年

6月

02日

世界の緑の波の一部になりました

ゴマイルハイスクール
ゴマイルハイスクール

バングラデシュ:ダッカ・ラッシャイ・バリサル地方

2010年も「グリーンウェイブキャンペーン」が実施され、オイスカも各国で精力的に参加しました。このキャンペーンは、カナダにある国連生物多様性条約事務局が呼びかけ、世界各地で「生物多様性の日(5月22日)」の現地時間午前10時に一斉に植樹活動を行い、時差を利用した植林のウェイブ、すなわちグリーンウェイブ(緑の波)をつくろうというものです。

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Topics

2023年

2月

07日

植林活動2023 in バングラデシュ

 バングラデシュのダッカ近郊の学校で植林活動を行いました。植林活動は計3日間、2023年2月4日にエル・ダラド・モデル学校、2月5日にハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ学校、2月7日にニスチントプル デワン エドリッシュ高校で行いました。3校合わせて300本以上が植えられ、樹種としては、生長が早くて丈夫な木材となるマホガニーやチーク、ヒマラヤスギ、鮮やかな赤色の花を咲かせるホウオウボク、実が染料に使われるミロバランの5種が選ばれました。

 さらに、ハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ学校の植林活動は、地元新聞にも取り上げられました。子どもたちが植林を行うことで、環境保全活動について学ぶことができるとともに、木の世話を通じて子どもたち自身が成長できる、ということが紹介されました。なお同校では1990年代にも「子供の森」計画の活動に参加をしており、当時の子どもたちが植えた木々も立派に育っていることが確認できました。

エル・ダラド・モデル学校/L Darado Model School

生徒や教員、オイスカスタッフを含めた72人が植林活動に参加し、計35本の木を植樹

ハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ/Hakkania Salehiya Alim Madrasa

 参加者は250名で、計225本を植えました。1990年代に「子供の森」計画で植林した場所では、大きく生長した木々の下で子どもたちが遊んでいる様子もみられました。

地元新聞で紹介された紙面
地元新聞で紹介された紙面

1990年代に植林した木々の様子

ニスチントプル デワン エドリシュ高校/Nischintopur Dewan Edrish High School

 この学校の植林活動には計300人が参加し、42本を植樹。前日には家畜の食害を防ぐため、保護者にも手伝ってもらい、柵作りも行いました。

2011年

6月

30日

バングラデシュのエコバッグ

毎年のように洪水が起きるバングラデシュですが、その原因の一つといわれているのが、投げ捨てられた大量のレジ袋。これが排水管を詰まらせてしまうことで、特に都市部において洪水被害が悪化しているといいます。そこで2002年には、政府によって首都ダッカ市街地でのプラスチック製レジ袋の使用が禁止さ れました。

代わりに用いられるようになったのが、写真のようなネット製の袋や、布製の袋。食料品店から衣料品店までがこうした袋を使用しています。何度も使えるため 環境面経済面の両方で負担を減らすことができるだけでなく、ネット製の袋は万が一捨てられても排水管を詰まらせることはありません。オイスカでも「子供の森」計画の活動の中で、レジ袋だけでなくさまざまなゴミの正しい処理やリサイクルについてのセミナーを行っています。