『大きく育った木が机に!使う喜び、育てる楽しみを実感』
2004年から継続して活動を続けるこの学校では、マングローブ植林のアドバイザーでもある校長先生が非常に積極的に活動を進めています。子どもたちが主に植えているのはマホガニーやアカシアなど木材として利用できるもの。校舎や寮の周りに植えられた木々は大きく育ち、学校に木陰やさわやかな空気など子どもたちに良い環境を与えるほか、子どもたちの机やイス用の木材となるなど学校設備の充実にも役立っています。
木材の価格が高いバングラデシュで、木を育て、その木を活用するという活動は全ての子どもにとって初めての経験。学校で育てた木を使える喜び、再び使えるように苗木を植え育てていく楽しみを子どもたちは感じているようです。また、大きな川がすぐそばにあり、雨季には洪水や土砂災害も多いこの地域では、その被害を防ぐための植林も進めています。苗木も今は購入していますが、今後は苗木づくりにも取り組み、他の学校のモデルになるよう計画中。今後の活動にも乞うご期待です!
JB高校 JB High School
・活動開始年:2004年 ・生徒数:600人 ・所在地:Illishia, Chakaria, Cox’s Bazar