2011年

7月

03日

偏差値に表れない学び

大きく育ったら、木陰が教室を涼しくしてくれるかな?
大きく育ったら、木陰が教室を涼しくしてくれるかな?

バングラデシュ:チッタゴン

地域一の“進学校”といわれるこの学校では、偏差値に表れない部分の教育にも力を入れています。「子供の森」計画にも、自然環境の重要性を学ぶと共に、植物を育てることで生命の尊さについても学ぶことができると、とても熱心に植林活動に取り組んでいます。チョコリア中央中学校が「子供の森」計画に参加しはじめたのは今年度からです。そのきっかけとなったのは下の写真のこの人、学校があるチョコリア郡の郡長さんです。

子どもたちに話しかける郡長さん。思わず手に力が入ります
子どもたちに話しかける郡長さん。思わず手に力が入ります

他の学校での「子供の森」計画の活動を知った彼は、ぜひ“進学校”でも取り組むべきだ、と考えたのです。実は彼のこの考え方は、発展途上国の環境問題にとってとても重要なことなのです。多くの開発途上国では、高学歴の人は日本人の想像以上にとても大きな権力を持ちます。そういった人が社会の有力者として環境問題について意識する事は、環境問題を解決する上で大きな力となります。郡長さんのような地域のリーダーが、この学校の子どもたちからも生まれれば、 この国や世界の環境保全に貢献してくれるに違いありません。

チョコリア中央中学校 Chakaria Central High School

●活動開始年:2010年 ●生徒数:1,160人 ●所在地:Cheringa,Chakaria,Cox's Bazar