タイ

●一人当たりのGDP : 5,426.295US$
 (2015年10月IMF試算値 日本は32,480.66US$)
●森林率 : 32% (2015年FAO公表値 日本は69%)

 

 子どもたちの「自然を愛する心」を育みながら地球緑化を進める「子供の森」計画。タイでは、経済成長が続くなかで、人々の生活もコミュニティの結びつきを重視してきたこれまでの在り方から、個々の暮らしを重視した形に変化しつつあります。そうした人々の暮らしが都市化する一方で、乾季になると山火事やそれに伴う煙害が発生し、雨季には大雨によって洪水や土砂崩れが発生するなど年々自然災害が深刻化しています。

タイ担当 春日智実
タイ担当 春日智実

 このような自然災害が多発するなか、森林の保全はその重要度を増してきています。昨年度は、水源地としての森を抱える地域に対して、積極的な植林を試みました。学校の空いている土地はもちろん、地域の森として活用されている土地を利用し、地域全体を巻き込みながら展開しています。学校での環境教育や農業実習、植林体験などを盛り込みつつ、枠を学校にとどめずコミュニティにまで広げ、みんなで森を守っていく。その必要性を子どもたちや住民に理解してもらい、そして結果を出すためには多くの時間と協力が必要となります。私たちの活動に、今後とも、ご協力お願いいたします。

●2015年度植林実績:8,030本・面積9.3ha 
累計(1992年から) 植林591,995本 面積401.54ha

 ●2015年度に植えた主な樹種:

チーク、ゴールデンシャワー、マカモンなど

 ●「子供の森」計画参加学校数:200校

(1992 年からの累計値)

2016年

4月

20日

2016.04 Thailand-3

パーリチャット チャイウォーラチットグンさん バーンノーングパム学校 5年生
パーリチャット チャイウォーラチットグンさん バーンノーングパム学校 5年生

サワディーカーสวัสดี ครับ(こんにちは)!

私の一日を紹介します。

私は、バーンノーングパム小学校で「子供の森」計画に参加している5年生のパーリチャット・チャイウォーラチットグンです。友達からはノーングパーと呼ばれています。私は山に住んでいるラフー族の出身でふるさとには豊かな森や綺麗な水があり、お店に行かなくても食べ物が周りにたくさんあります。

 これからも、木がいっぱいある森づくりをしていきたいです。将来は学校の先生になって、自然を守ることやふるさとを大事にすることを教えていきたいです。

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2016年

4月

20日

2016.04 Thailand

学校の森もこんなに大きく育ちました!
学校の森もこんなに大きく育ちました!

校庭の緑がどんどん広がっています

 バーンノーングターカイノーングメック学校は、コンケン県にある幼稚園から中学3年までの教育が実施されている学校で、207名の生徒が在籍しています。2009年より「子供の森」計画に参加し、活動が続けられているこの学校では、植林活動への意識が非常に高く、2015年はチークの森を作りたいと、400本のチークの木を植えました。

もともと村人たちも活動に参加したいとの希望が多く、みなとても協力的です。子どもたちは、植林過程において準備作業から管理作業まで自ら実践することで、木の種類を学ぶことができるうえに、植林した苗木を育てる活動を通して、木や自然に対する関心が非常に高まってきています。

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2016年

4月

20日

2016.04 Thailand-2

たい肥づくりにも挑戦しています
たい肥づくりにも挑戦しています

親子で学ぶ森と水のつながり

 バーンノーグパム学校は町から遠く離れた山岳地域に位置し、在籍する121名の生徒の多くが山岳民族の村から通っています。生徒たちの両親の多くは農業を営んでいますが、焼畑農業の拡大により、前は学校の周りにあった豊かな森も失われていまい、そのため乾季に水が足りなくなることもしばしばです。このような状況から森と水の関係性について生徒たちに理解してもらい、そして学校で木を植えて大切に管理していくよう指導したいという先生たちの希望から「子供の森」計画に参加するようになりました。

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2015年

11月

16日

2015.10 CFP Ambassadors

奈良県では、橿原神宮の森と春日山原生林を訪問し、人工林と自然林の違いを学習
奈良県では、橿原神宮の森と春日山原生林を訪問し、人工林と自然林の違いを学習

インドネシアとタイの子ども親善大使が来日しました!

 10月19日~30日の日程で「子供の森」計画親善大使としてインドネシア、タイから子ども親善大使が来日しました。子どもたちは、奈良、大阪、愛知、岐阜、静岡そして東京と多くの地域を訪問し、各地で交流を育みながら、日本の自然や環境についての取組みについて学びました。 最初に訪れた大阪府では、豊能町立吉川小学校を訪問。歌や踊りなどの発表を通じて、それぞれの国の文化を紹介するとともに、日本の伝統的な遊びや絵の共同制作を通じて、言葉を超えた交流を楽しみました。22日には、おおさかATCグリーンエコプラザ(大阪市)を訪問。環境問題に対する企業の取り組みや最新技術の展示に子どもたちは興味深く話を聞いていました。

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2015年

6月

08日

2015.6 Green Wave

タイでの植林活動の様子
タイでの植林活動の様子

今年も地球上で「緑の波」が!

 今年もグリーンウェイブ(5月22日の朝10に世界各国の子供たちがいっせいに植林を行い、地球上に「緑の波」を起こそうという活動)に参加したという第一報が届きました。

今回はそれをご紹介したいと思います!

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2015年

5月

07日

2015.5 Thailand-3

สวัสดี ครับ!(サワディーカー)

こんにちは!私の一日を紹介します。

 僕は、バーンチョークタイ学校で「子供の森」計画に参加している6年生のパイブーン・スィーブンルアンです。友達からは、ダムと呼ばれています。学校は朝8時半に始まり、夕方の4時まで授業があります。僕の村の自慢は、村中にあるハーブです! 僕もハーブの効能や使い方などを勉強することが大好きです。

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2015年

5月

07日

2015.5 Thailand-2

木の植え方についてのレクチャー
木の植え方についてのレクチャー

    豊かな緑を取り戻そう

 この学校は町から離れた山間部にあり、幼稚園から小学6年生までの子どもたちが学んでいます。ほとんどの子どもたちが山岳民族であるラフー族の村から来ており、子どもたちの両親は農業を行うため、木を切って焼き畑を行っています。以前は学校の周りに豊かな森がありましたが、農地の拡大で森林が減ってきたために、乾季の水不足や雨季の土砂崩れなどの問題が起きるようになってしまいました。この学校は、「子供の森」計画には1996年から参加し、その後自主的な活動に切り替わっていましたが、将来このような環境問題が深刻になることを考えて、早急に植林活動を行い森を育て守っていくために、「子供の森」計画に再び参加することを決めました。

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2015年

5月

07日

2015.5 Thailand-1

今からこの苗木を植えます!
今からこの苗木を植えます!

  楽しく学ぶ 自分のふるさと

 バーンチョークタイ学校は生徒数が122人、教師が8人の小さな学校です。学校は村の真ん中に位置しており、校舎の裏側には村人の田んぼが広がっています。村の主な産業は稲作で、カンボジア語とタイ語が話されています。昨年の「子供の森」計画では、チークやライムの木などを地域住民とともに、協力して植林しました。また、子どもたちは自然や農業、自分の村についての理解を深めようと、ネイチャーゲームや地域の伝統的な踊り(ガントルム)、ハーブの庭作りなどに力を入れて取り組みました。

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2014年

10月

22日

2014.9 CFP Ambassadors

今回日本へきた四人の子ども親善大使
今回日本へきた四人の子ども親善大使

タイとスリランカから

子ども親善大使が来日しました!


2014年9月4日~9月14日、「子供の森」計画」(以下、CFP)子ども親善大使招聘事業として、タイとスリランカでCFPに参加している子どもたちが来日。

岐阜、愛知、東京、千葉を訪問しました。


来日したのは、スリランカからプールニマさん(10)、アクシャヤくん(15)、タイからはオウムさん(13)とクーキックさん(15)。またCFPコーディネーターに加え、スリランカからは現地で活動を支えてくれている学校の先生も参加しました。

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2014年

7月

09日

2014.7 messages from Molocaboc

タイとフィリピンの子どもたちの国境を越えた交流

昨年11月にフィリピンを襲った巨大台風30号「ハイエン」。

「」西ネグロス州に位置するモロカボック諸島はちょうど台風の進路上に位置していましたが、「子供の森」計画で植えたマングローブ林のおかげで、台風被害を低減することができました。それでも島には台風の傷跡が残り、今なお復興に向けて頑張っています。

フィリピンの子どもたちからによる台風被害のレポートはコチラ

 

そんなフィリピンでの台風被害の様子を知った「子供の森」計画に参加するタイの子どもたち。国を越えてフィリピンの被災地域の子どもたちへ応援の手紙を送りました。

(オイスカスタッフブログ『「子供の森」の輪が国を超えてつながった!』

そして今回届いたのは、手紙を受け取ったモロカボックの子どもたちからタイの子どもたちに向けた御礼の手紙。手紙には、村を守ってくれたマングローブなど思い思いの絵と共に、「ありがとう」のメッセージが添えられていました。

 

タイとフィリピンという、国を越えてお互いの「ふるさと」を思う気持ちをつなぐことができるのも、「子供の森」計画ならではなのではないでしょうか。

今後も、国境を越えた子どもたちの交流を促進できる活動を進めていきたいと思います。

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2014年

6月

18日

2014.4 Thai-6

『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~

タイ・コンケン


バーンノーンムアンコーグン学校は、田んぼの中に位置している農村の中にある学校です。敷地内には三つの池があり、そこでは魚の養殖も行っています。村では凧作りが盛んで、村の凧は地域でも有名です。

ここの土壌は塩分が多く、植林や農業に適していないため、成長が非常に遅いことが課題でした。そのため、塩の強い土壌でも成長できる塩に強い樹種の苗木を選んで植林しました。

先日、初めて日本人と一緒に植林活動に参加し、参加したみんなは「嬉しかった」ととても喜んでいました。

これからも毎年植林活動を続け、村へ植林活動を広げていきたい、将来村人の収入にもつながるように果物など食べられる樹種を植えたい、と意気込んでいました。

これから、村全体を巻き込んだより積極的な活動への展開が期待されます。

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2014年

6月

18日

2014.4 Thai-5

『森を自然の学校に!』

タイ・コンケン

この学校には、幼稚園から中学3年までと幅広い年齢層の子どもたちが通っています。校舎の前にサッカーグラウンドがあり、そのとなりに「子供の森」計画(以下、CFP)活動の植林地や野菜畑があります。

CFP 活動では、小学生だけでなく幼稚園児たちも参加し、みんな木を植えることが好きになりました。それだけではなく、学校の緑が増えたことによって教育環境が 改善され、植林で植える木を選ぶところから管理作業まで、一貫して実践することができるようになりました。また、子どもたちは全ての過程で様々な樹木と触 れあってきたことにより、木や自然に対する子どもたちの自然や関心が高まってきたように思います。

今後は、子どもたちが森の中を散策し自然について学んだり、他の植物について説明したり、落ち葉をたい肥にするなどして、学校の森を上手に教育に取り入れていきたいそうです。

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2014年

6月

18日

2014.4 Thai-4

『村のみんなでCFP活動!』

タイ・スリン県

 

この学校は、全校生徒75名と小規模で、幼稚園から小学6年生までが一つの校舎で学んでいます。児童や村人たちに自然や地域の環境へ意識をむけてもらいたいという思いで、2010年からCFP活動に参加しています。小規模な学校ながら、約2.7haある敷地面積のうち、校舎の前にはグラウンドと畑があり、校舎の裏には児童や教師、村人たちで一緒に植えたチークの森があります。

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2014年

4月

16日

2014.4 Thailand-3

สวัสดีค่ะ(サワディカー)!こんにちは 私の一日を紹介します。

私はバンチョックタイ学校で「子供の森」計画の活動に参加している5年生のスダラット・ウライです。友達からはペーングと呼ばれています。

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2014年

4月

16日

2014.4 Thailand-2

あまーいスイカもたくさんできました!
あまーいスイカもたくさんできました!

『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~

 バーンチョークタイ学校は村の中心に位置し、裏には森や田んぼがあります。以前から環境保護活動に強い関心があり、「子供の森」計画の仲間入りをしました。学校の敷地内には残念ながら植林できる広い場所がないため、最初の活動は「なぜ木を植えるのか?」ということを子どもたちに理解してもらうための環境教育ワークショップを開き、その後、子どもたちは自分たちの家や田んぼのあぜに植林を実施しました。

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2014年

4月

16日

2014.4 Thailand-1

日頃の活動でクワの使い方もお手のもの!
日頃の活動でクワの使い方もお手のもの!

『継続は力なり!』

バーンパーボングタオゲンチャン学校は山間部の平地に位置し、児童のほとんどは山岳民族の子どもたちで、両親のもとを離れて寮生活を送っています。寮生活ということもあり、子どもたちの放課後の活動が非常に盛んで、数々の賞を受賞しています。この学校が「子供の森」計画に参加したきっかけは、学校に木がなく殺風景で、子どもたちが外で遊んだり休んだりする場所がなかったからです。活動が始まってから、子どもたちは積極的に植林に取り組み、また植えた木をしっかりと管理しています。今では木々は大きく成長して小さな森になり、子どもたちが野外活動で休める木陰を作るほどになりました。大きく育った木々を見て子どもたちはその成果を誇りに思っています。

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2013年

7月

30日

2013.7 CFP TH Workshop at GEOC

自分のイメージを絵に起こしていきます
自分のイメージを絵に起こしていきます

『タイのオリジナル動物キャラクターが出来ました!』

2013年7月18日、「子供の森」計画親善大使プログラムで日本を訪れていたタイの子どもたちは、株式会社ヌールエさんによる「動物かんきょう会議」のオリジナル動物キャラクター作りのワークショップに参加しました。前回(7月13日)のワークショップで動物キャラクター作りについてのレクチャーを受けて、イメージを膨らませていた子どもたちは、今回実際にキャラクター作りに取り掛かりました。

 

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2013年

7月

30日

2013.7 CFP TH program in Yokohama

緑豊かな学校林にて
緑豊かな学校林にて

『日本の小学校にビックリ!

~横浜市立谷本小学校交流会~』

2013年7月17日、「子供の森」親善大使プログラムで日本を訪れていたタイの子どもたちは、神奈川県横浜市立谷本小学校を訪問しました。

自分の村からほとんど出たことがないタイの子どもたちは、初めての日本の小学校に興味津津。そんなタイの子どもたちに、まずは谷本小の6年生が学校を案内してくれました。

学校内の色々な施設に加えて、谷本小が長年取り組んでいる学校林”谷本の森”を探検。自分たちの学校でも植林に取り組んでいるタイの子どもたちは、興味深く森を観察していました。

 

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2013年

7月

24日

2013.7 CFP in Miraikan

日本科学未来館の前で記念撮影
日本科学未来館の前で記念撮影

『タイと日本の小さな国際会議!

~日本科学未来館での交流会~』

 

7月13日、「子供の森」計画に参加しているタイの子どもたちと一緒に、日本科学未来館へ行ってきました。

午前中は日本の子どもたちとの交流プログラム。まずは、一緒に木の葉で遊びながら、身近にある森や自然を共有したところで、タイの子どもたちから、日本の子どもたちに向けてタイの森林と「子供の森」計画の活動について発表しました。

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2013年

6月

12日

2013.3 Thailand-12

村の方も植林活動に参加。
村の方も植林活動に参加。

『活動を通じて深まる家族の絆』

タイ・スリン県

教師と村と子どもたちが集まり、さまざまなことを話し合う機会を持ちました。村からは「子どもは家に帰ってきたらあまり家の仕事を手伝わない。特に農作業。家族がやっている仕事についての知識や経験が足りないことが心配」という意見がありました。

その話し合いで教師や村の人々は、「学校で行っている環境教育活動や農業で、村の人が生徒たちへの自然や環境保全に関する先生にもなってもらい、昔から教えられてきた農法の知恵を指導する取り組みを行おう」という結論になりました。そして学校で実施している野菜作り、有機稲作活動、養豚、堆肥作り、植林活動や森の調査活動に村の人々がこれまで以上に加わってくれるようになったのです。

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2013年

6月

06日

2013.3 Thailand-11

学校への農業用具の支援
学校への農業用具の支援

『自分たちの活動が村へも広がった!』

タイ・スリン県

ラッタプラシャーサーマッキー学校の「子供の森」計画では植林や森の管理、有機農業、養豚、堆肥作り、有機稲作など幅広く活動しています。それらの活動を行う前に、学校や村の方とも話し合い、適した活動場所と活動内容を一緒に考えて計画を立てました。また、豚の糞による堆肥作りに詳しい方に来てもらい、子どもたちは堆肥の作り方を教えてもらいました。作った堆肥は植林の時や、地域の畑や田んぼに使われています。子どもは「教室の外で活動して村へ自分たちの活動が広がっていくことが嬉しかった!」と大喜び。

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2013年

6月

05日

2013.3 Thailand-10

植えてから10日が経ったゲンタワンの様子(バーングチャンペーン学校)
植えてから10日が経ったゲンタワンの様子(バーングチャンペーン学校)

『魔法のハーブ、ゲンタワン』

タイ・コンケン県

今年度、「子供の森」計画の学校2校でゲンタワンというハーブの栽培を始めました。ゲンタワンは薬の効果があるだけでなく、料理やデザートにも使えるヘルシーな植物。使い方は例えば、野菜としてカレーに入れたり、芋の代わりにデザートに入れたりします。 

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2013年

5月

21日

2013.3 Thailand-9

稲刈り前の記念写真。教師、生徒、村人が参加。
稲刈り前の記念写真。教師、生徒、村人が参加。

『県で1番の「夢の学校」に!』

タイ・コンケン県

この学校では、子どもたちにタイの伝統的な稲作の手法(田植えなど)を体験させ、農薬などを使わない稲作活動を実施しています。今回の稲作活動は3年目になります。1年目から活動に参加している子どもたちは稲作作りの技術を一通り身につけ、初めて参加する子どもたちに説明することができるようになりました。こうした、子どもたちの縦のつながりが、協力と助け合いと責任感を育むことにも繋がっています。 

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2013年

5月

16日

2013.3 Thailand-7

堆肥を作っている様子。
堆肥を作っている様子。

『植林活動、堆肥作り活動』

タイ・チェンライ

バーンパーボングタオゲンチャン学校では山岳民族と平地の村からの子どもたちが一緒に学んでいます。平地の村の子どもは毎日、家から学校に通っていますが、山岳民族の子どもたちは村が遠いため、学校の寮に寝泊りしながら通っています。

そのためバーンパーボングタオゲンチャン学校での活動は、寮の生徒たちが余暇を有効に使い、学校の環境をきれいに整備できるように、植林活動以外の環境保全活動も取り組んでいます。学校には木が多く、落ち葉がたくさんあります。放っておけばそのままゴミになるため、落ち葉を集めて子供たちに堆肥の作り方を教えています。

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2013年

5月

15日

2013.3 Thailand-8

子どもたちの畑
子どもたちの畑

『おいしい給食で元気に活動しています!』

タイ・チェンライ

バーンメーパックレ学校には幼稚園から中学校までが設置されており、ラーフー族の子どもたちが多く通っています。学校の敷地内には使われていない場所が多いため、空いている場所を植林地、野菜やバナナの畑、鶏や豚などの家畜飼育場として使用し、子どもたちが交代でそれぞれの世話を担当しています。学校の給食では、子どもたちが収穫した野菜、バナナ、鶏の卵が使われています。

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2013年

5月

09日

2013.3 Thailand-5

日本とタイの子供たちが一緒に植林した様子。
日本とタイの子供たちが一緒に植林した様子。

『日本から友達がやってきた!』

タイ・ランプーン県

「子供の森」計画に参加している学校では、日本人の受け入れなども時々行われます。この学校では、バンコクに生活する日本の子どもたちが大勢訪れました。日本の子どもたちのグループ(SAWAN)がオイスカのランプーンセンターで行う環境キャンプに参加し、キャンプ活動の一環として、現地のバーンメーメイ学校でタイの子どもたちと一緒に植林活動に参加しました。タイの子どもたちは、普段は会うこともない外国人の子どもたちとの交流を通じて、「環境」は自分たちのふるさとのためのものでもあり、地球全体のためのものでもあるということを実感しました。

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2013年

4月

17日

2013.3 Thailand-4

学校で植林中!
学校で植林中!

『森を作って、森を育てる』

タイ

バーンポーングルー学校は4.14 ha.の敷地面積を持ち、そこに校舎、サッカー場、池、農場や森があります。昔、オイスカが学校の先生や生徒たちと一緒に植えた木々は学校がしっかりと管理を行っているため、植えた木が大きな木となり、立派な森となっています。この活動を通じて、教師や生徒の活動への関心も高まり、この学校の先生からただ地域に適する樹種を植えるだけでなく、薬や食材としても使える樹種を植えたいという声があがりました。そのため今年植えた木は薬になったり、甘い実がなったりする樹種が植えられました。

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2013年

4月

15日

2013.3 Thailand-3

「小さな魚を食べる大きな魚」生態系に関する作品。
「小さな魚を食べる大きな魚」生態系に関する作品。

『自然を使ったアート』

タイ・スリン県

 タイ東北部のスリン県には、土や自然にあるものを使って芸術作品を作り出す活動をしているグループがあり、「子供の森」計画のコーディネーターもこの活動に参加しています。2012年に行われた活動では、異なる職業につく約40人のメンバーが参加し、チームに分かれて様々な作品を作りました。

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2013年

4月

15日

2013.3 Thailand-1

距離を測りながら植林の穴を作っています。
距離を測りながら植林の穴を作っています。

『木を植えることは、自分の幸せを作ること!』

タイ・コンケン県

バーンノーングルッブ学校は2006年の活動開始から今まで多くの木を植えて育ててきており、学校の敷地内には0.8haの森が広がっています。その森の中では、村人が好んで食べる赤アリの卵(赤アリは木の上に巣を作るアリで、その卵にはたんぱく質が多く含まれ、タイでは高価な食材となります)や雨季には様々な種類のキノコが採れるようになってきました。植えた木々をしっかりと管理し、森を育むことで、このように様々な恵みが村にもたらされ、村人も「子供の森」計画への理解を深めますます積極的に協力するようになってきました。 

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2013年

4月

10日

2013.3 Thailand-2

今年は200本の苗を植えました。
今年は200本の苗を植えました。

『ふるさとに水を取り戻したい、山岳民族の学校で森作り』

タイ・チェンライ県

 バーンノーングパム学校では、アカ族やラフ族などの山岳民族の子どもたちが通うタイ北部にある学校です。この地域は昔から貧しい家庭が多く、畑を作るために山を切り拓き、畑の土が劣化すると放置することがくり返されてきました。その結果1990年代になると、山に木がなくなり川の水は枯れ、村では水不足に直面、貧困が加速してしまいました。そのため、オイスカは1996年から同校で「子供の森」計画を始め、毎年植林活動を進めてきました。

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2012年

4月

19日

2012.2 Thailand-8

みんなで美味しい野菜を作ってます!
みんなで美味しい野菜を作ってます!

『安心で美味しい野菜作り』

タイ・チェンライ

 

バーンパーボンタオゲンチャン学校では山岳民族の子供たちをはじめ、様々な民族の子どもたちが一緒に勉強しています。この学校では、主に有機農業と、植林活動やゴミリサイクル活動に重点をおいて活動しています。

特に、有機農業活動では、グループに分かれて有機のたい肥作りや野菜作りの活動を行っています。農業を学ぶことができる上、土や川、空気など環境にやさしい有機農業を学ぶことで環境のことを一緒に学んでいます。大半の山岳民族の子どもたちは家に帰らず学校の寮に住んでいるため、収穫された野菜は子どもたちの寮で提供されています。安心して食べられる上に、自分たちで作った野菜の味は格別です!

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2012年

4月

18日

2012.2 Thailand-7

みんなで活動中!
みんなで活動中!

『ハーブ作り』

タイ・チェンライ県

 

バー ンノーンパム学校は山の上にあり、子どもたちの家族は山の木を伐採して果物、米、トウモロコシを作っていました。そこで、学校が「子供の森」計画の活動を開始。環境教育や植林、木の手入れなど様々な活動に参加した村人や子どもたちは木の大切さを理解するようになり、伐採が少なくなってきました。

今年からは、新たにハーブ作りを始めました。子どもたちはハーブの種類、効能や植え方などを図書室で調べたり、先生や両親から聞いたりしながら、ハーブの栽 培活動を開始。植えたハーブの種類はほとんどは薬や食べ物になるハーブです。収穫したハーブで料理を作るだけでなく薬も作っています。例えば、レモングラ スから虫除け薬を、コブミカンからは皿洗い用の洗剤を、アンシャンの花からシャンプーをと、子どもたちが作ったハーブは様々な場面で大活躍しています。

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2012年

4月

12日

2012.2 Thailand-6

竹の手入れの仕方を勉強中!
竹の手入れの仕方を勉強中!

『竹で「森」をつくる』

タイ・コンケン県

 

この学校では、給食や持続的な活動費維持を目的として竹を栽培しています。子どもたちは畑の準備、竹の植え方や管理方法までを事前に勉強して実践しています。収穫した筍を販売し、その収益が新たな活動費となり、学校での「子供の森」計画の活動を持続、発展させることができます。

最近は、家で竹を育てたいと希望する子どもたちに竹の苗を配ることができるようにもなりました。子どもたちの家庭でも植えられるようになって、活動が学校から家庭にまで広がっています。子どもたちは筍が食べられ、更に家でも竹を育てられることをとても喜んでいます。

しかし活動の問題は3月から4月の間に水が足りないこと。この期間は子どもたちは水をやるなど自分たちの「子供の森」を大切に育てています。

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2012年

4月

12日

2012.2 Thailand-5

ゲンタワンの栽培について説明を受ける子どもたち
ゲンタワンの栽培について説明を受ける子どもたち

『ゲンタワンの花を待ちわびて』

タイ・コンケン県

 

学校では、植林の他にゲンタワンという植物を栽培しています。これはハーブの一種で、ガン、高血圧、糖尿病に効果を持っていると健康に気をつけている人たちの間で注目されています。また、このハーブは体にいいだけでなく、バイオガスを作ることもできます。さらに、ゲンタワンの花はきれいなので、広い敷地一面に咲き乱れる光景は、観光スポットにもなります。

栽培は2011年12月から始まりました。収穫は約100~120日後です。子どもたちはゲンタワンの花や収穫を楽しみに活動を続けています。

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2012年

4月

12日

2012.2 Thailand-4

植林をしに行く子どもたち
植林をしに行く子どもたち

『緑豊かな村を目指して』

タイ・スリン県

 

バーンノーンリー学校では小学校と中学校が併設されていて、小学生と中学生が一緒に様々な活動を通して、環境保護の大切さを学んでいます。

植林活動は学校の敷地を超えて、村の森でも行われています。学校の敷地内に植えられた木々は小学生が、村の森に植えた木々は中学生が責任をもって世話をしています。植林活動や木々の手入れ作業をするときには、必ず木の役割や環境保護の大切さなどについての授業を受けています。

また、有機農業も盛んに行われています。現在、キノコと米を栽培しています。お米の栽培には、水不足と時間不足の問題などがありますが、キノコは順調に育ち、販売して次の活動費に充てられるようになりました。作業の場では子どもたち同士で教えあったりする光景も見られます。

将来、村が豊かな森に囲まれるよう、共に森を破壊せず、今後も植林活動を続けていくよう村の人たちとも約束をしています。

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2012年

4月

12日

2012.2 Thailand-3

クワの扱いはお手の物!
クワの扱いはお手の物!

『学校からタイの農地を有機の畑に!!』

タイ ランプーン県

 

この学校では学校の敷地内に畑を作り、子ども達に環境に負荷の少ない農業のやり方を指導しています。指導にあたっているのは日本で1年研修を受けたスタッフで、日本で学んだ農業の技術を子ども達に一生懸命教えています。

しかし、農業の技術を教えるだけでは意味がありません。子ども達になぜ環境に負荷をかけてはいけないのか、環境に負荷をかけ続けるとどういった事が起こるのか、という事を教える事が一番大切です。そこで、農業の技術だけでなく環境教育も同時に行い、今年はトウモロコシをみんなで植えました。タイは農業国でありますが、まだまだ化学肥料や農薬を頼った農業が主流です。

子ども達の家の家業もほとんどが農家であり、そんな子ども達が家に帰って両親に言います。「学校のトウモロコシは化学肥料も、農薬も使ってないんだよ!でもこんなに甘くておいしいんだ!」この子ども達が大人になって自分の畑をもった時、きっとタイの農地は地球に優しい形に変わっている。私達はそれを願って活動を続けています。

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2012年

2月

29日

2012.2 Thailand-2

苗木用の土作りの説明
苗木用の土作りの説明

『自分たちの手で苗木から』

タイ・ランプーン県

この学校は、田舎の山の中にある小さな中学校で、担当コーディネーターの母校でもあります。雨季の6月に、子どもたちと一緒に苗木作りが行われました。今までは、支援金などで苗木を買って植林をしていましたが、子どもたちが自分たちで苗木を作り、その苗木で森ができれば一番いいと考えました。苗木の種類は、学校の森で子どもたちが果物を食べられるように果樹を、大きな実がつくジャックフルーツと、タイで多く見られるマンゴーにしました。稲刈りや農作業に慣れている子どもたちも、苗木作りは初めてで、スタッフの説明に真剣に耳を傾けていました。学校で作っている腐葉土をまぜて苗木用の土を作り、ジャックフルーツとマンゴーあわせて250個の苗木を作りました。北部タイでは、いまだに山を農地として切り開いているところもあり、はげ山が多く見られます。どの学校でも自分たちで苗木を作って植林できるようになれば、ますます森が広がり、はげ山は少しずつ減っていくでしょう。

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2012年

2月

28日

2012.2 Thailand-1

森の調査活動
森の調査活動

『楽しい学校活動』
タイ・スリン県

学校では、植林だけでなく、さまざまな環境活動に取り組んでいます。4-6年生は、年に3回ほど森で調査活動を行っています。調査方法を学び木の成長をチェックし、村の人と森に入って生息している動植物の種類や特徴、漢方的な効能がある植物の使い方などを教わります。村の人たちの協力が欠かせないので、学校と村との関係が強まりました。また、グループをつくってハーブ作りの活動もしています。ハーブセンターから10kgのクミンをもらって学校で栽培しました。収穫できたクミンのうち、10kgをセンターへ返し、残りを20バーツ/kgでセンターへ買い取ってもらって、学校の環境活動費に充てることができました。来年は地域へ活動をひろげていくために、10軒の家庭へクミンを配布する予定です。また、学年ごとに野菜を作る活動もしており、子どもたちが自分たちで野菜を作り管理しています。収穫後の野菜は学校の給食用の予算で買い取ってもらい、また次の活動資金としています。学校では子どもたちから買った野菜で給食を作るので、子どもたちにとっては自分たちの作った野菜も食べられて活動費も自分たちでつくれ、とても楽しい活動となっています。

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2011年

7月

04日

「緑の村を取り戻そう!」村が自立を目指して動き出した

"私たちの森です"
"私たちの森です"

タイ:コンケン

これまで苗木は、オイスカが準備して子どもたちへ渡してきましたが、今回より自主性と持続性を高めるために参加者に苗木の購入を呼びかけるという新しい手法を試みてみました。学校、村と話し合い、これらの試みに対して同意を得ることができました。苗木1本で5バーツ(14円程度)を集めました。

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2011年

7月

03日

乾いた大地が緑に覆われる日を夢見て・・・

タイ:スリン

乾期には日照り続きで大地はカラカラに乾き、雨期には降り続く雨に洪水の被害が多発する。タイ国内でも最貧地域とされる東北部に位置するスリン県では、こうした厳しい気候のために、農家は苦しんでいます。このような土地で森を作り、土壌や気候を根本的に変えていく作業は非常に重要なことでありながら、同時に困難なことでもあります。どこよりも苗木の活着率が低く、ゆっくりとした成長。忍耐と努力が続きます。

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2011年

7月

03日

“この村に残ろう!”「子供の森」計画が出稼ぎを食い止めた!

講堂で有機農業指導の様子
講堂で有機農業指導の様子

タイ:スリン

カンボジアとの国境に位置するこの学校は元々避難民のキャンプ地として使われていました。地雷爆発の音などが聞こえてきたのもそう遠くない過去の出来事です。学校の敷地内には、建物のコンクリートの残骸が随所に散らばっていたため、政府やオイスカの支援でこれらを取り除き、子どもたちが有機農業等の植物栽培を学べる環境を整えました。

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2011年

7月

03日

日照り、洪水・・それでも米を作るということ

今日は稲刈りです
今日は稲刈りです

タイ:コンケン

昨年から始めた有機稲作も、今年で2年目となりました。昨年収穫したお米を学校が給食費でプロジェクトから買い上げ、その資金を運用して今年も活動を実施しています。オイスカからは指導者としてスタッフを派遣しています。このように2年目の活動で学校では資金的に自立することができました。

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2011年

7月

03日

先輩から後輩へ、伝えられる森がある。引き継がれる心がある

チークの森(1997年植林)に置かれた養蜂の飼育箱
チークの森(1997年植林)に置かれた養蜂の飼育箱

タイ:ランプーン、ランパーン、チェンライ、チェンマイ

北部タイ、チェンライ県では元々チークの森がたくさんありましたが、木材としての価値が高いことや、山岳部にあり焼畑などが盛んであったこと、農地として開拓されていったことなどが原因して、それらの森は禿山になってしまいました。オイスカではこうした現状の自然を回復させようとと、ラオスとの国境沿いにチークの森を再生しようと地元の学校と植林活動を進めています。

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2011年

7月

03日

100年後の世界を変える!

「僕ががんばって管理するよ」
「僕ががんばって管理するよ」

タイ:ランプーン、ランパーン、チェンライ、チェンマイ

この学校では週1回のペースで1年間、4年生を対象に環境教育を実施し、学校や地域の環境保全に取り組むリーダーを育てるプログラムをスタートしました。
 最初の導入では、さまざまな形の環境破壊の情況が映し出された映像を見ました。環境破壊の現実を知った子どもたちは驚いて信じられないといった様子。視聴後「このままいったら100年後の地球はどうなるか」というテーマで絵を描きました。

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