タイ

コンケン

主な支援学校

  • バーンノーンムアンコーグン学校
  • チュンチョンバーンホイコー ミトラパープ206学校
  • バーンノーングブアタウィカームルング学校  
  • バーンノーングルッブ学校  など
2012年までの植林実績
2012年までの植林実績

2023年

7月

31日

2023.07 子どもたちからのメッセージ4 from タイ

バーンノーンクンノイ学校のテームくん・10歳
バーンノーンクンノイ学校のテームくん・10歳

サワディーカー(こんにちは)!

 ぼくはコンケン県のバーンノーンクンノイ学校のテームです。「子供の森」計画の活動に参加する前は、ゴミ拾いに参加したことはありましたが、植林はしたことがありませんでした。今回活動に参加してみて、友だちと一緒に植林するのが一番楽しかったです。また、木が大きく育っている場所では、聞いたことがない動物の声が聞けてうれしかったです。学校の森がずっとこれからも残ってほしいので、木が切られないように守っていきたいです。

2023年

7月

31日

2023.07 学校レポート4 in タイ

数年前に植林した場所では、立派な森ができました
数年前に植林した場所では、立派な森ができました

森を守る大人になってほしい

 ポン学校はコンケン県ポン郡の中心部に位置する中高一貫校教育で、6.4 haの面積を持つ規模の大きな学校です。5棟の校舎とサッカーグラウンド、大きな池があり、植林地も0.96 haあります。2022年は主に植林活動を行いました。木材として活用されるチークや樹脂の取れるヤーンナー、コーヒーなど、合計500本の植林を行いました。植林前の指導、植林地の準備、植林、管理作業などすべての過程に生徒たちを巻き込んで実施しています。「子供の森」計画担当のピライポーン・ルアンルー先生は、「木が増えて学校に森ができたことが一番の変化です。また生徒たちは喜んで活動に参加しているので、植林や環境に対する生徒たちの気持ちがよい方向に向かっていると感じています。今後も、生徒たちが責任をもって植えた木を管理するよう声かけを続けます。森を守る大人に成長していってほしいです。」と語ってくれました。

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2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活2 in タイ

チラナン サーピウさん(14歳)バーンノーンクノイ学校
チラナン サーピウさん(14歳)バーンノーンクノイ学校

サワディカー(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 こんにちは。私はプラーウです。中学2年生です。学校が休みになり、いつも通りに授業が受けられなくなってしまうなど、コロナで私たちの生活も大きな影響を受けました。リモートでも授業を行っていますが、ネットワークなどオンラインの環境がない友だちもいて、みんなが同じように勉強できない状況が続いています。オンラインでの授業は家庭の負担にもなるので、早くコロナが終息し、学校で勉強できるようになってほしいと思います。

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート3 in タイ

バーンノーンクンノイ学校の植林地
バーンノーンクンノイ学校の植林地

地域で育む森づくりの意識

 バーンノーンクンノイ学校は、複数の村々に囲まれた小さな学校です。小規模ながらも、校長先生をはじめとする先生方や、村の人々の森づくりへの関心が高く、地域で協力して、子どもたちと活動に取り組んでいます。

 2021年度は、新型コロナの影響を受け休校が続き、予定していた植林活動は計画通りの実施とはいきませんでしたが、一部の苗木を、生徒や地域住民へ配布。村の田畑などで植栽するなど、学校と相談の上柔軟に対応し、取り組みを継続しました。

 学校や各所に植えられた樹種はパイワーンという竹で、たけのこが学校の給食になったり、販売して収入とすることもできるため、学校の希望により選定されました。現在、配布された苗木は、近隣の住民や子どもたちの手によって、管理が続けられており、学校の植栽地は学校の再開後、すぐに下草刈りを行う予定です。

 子どもたちと共に地域でも森づくりを実施したことで、村の住民たちにも自然への意識が高まり、活動の輪が広がりました。

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2020年

6月

04日

2020.6 Thailand-5

バーンバヤーオ学校

 

参加から3年目を迎えた同校は森の面積が少なく、土壌も劣化しており植林には厳しい条件の土地であったが、学校や村の活動への参加希望が大変強く、活動を始めた経緯があります。活動では乾季に強いヤーングナー、成長が早く、木材としても価値の高いチークを植林しました。

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2020年

6月

04日

2020.6 Thailand-4

コンケンウィタヤーヨンサーマッキー学校

 

もともとこの学校は校長先生をはじめとした先生方や地域住民の環境意識が高い一方で、学校の敷地には木が少なく、実施のサポートを必要としていました。今年から始まった活動では、乾季に強いチークやヤーングナー、果樹であるパパイヤを選定し、植林作業の準備から、植林、植えた後の管理まで、スタッフがやり方を子どもたちに伝え、一緒に行いました。

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2016年

4月

20日

2016.04 Thailand-2

学校の森もこんなに大きく育ちました!
学校の森もこんなに大きく育ちました!

校庭の緑がどんどん広がっています

 バーンノーングターカイノーングメック学校は、コンケン県にある幼稚園から中学3年までの教育が実施されている学校で、207名の生徒が在籍しています。2009年より「子供の森」計画に参加し、活動が続けられているこの学校では、植林活動への意識が非常に高く、2015年はチークの森を作りたいと、400本のチークの木を植えました。

もともと村人たちも活動に参加したいとの希望が多く、みなとても協力的です。子どもたちは、植林過程において準備作業から管理作業まで自ら実践することで、木の種類を学ぶことができるうえに、植林した苗木を育てる活動を通して、木や自然に対する関心が非常に高まってきています。

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2014年

6月

18日

2014.4 Thai-6

『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~

タイ・コンケン


バーンノーンムアンコーグン学校は、田んぼの中に位置している農村の中にある学校です。敷地内には三つの池があり、そこでは魚の養殖も行っています。村では凧作りが盛んで、村の凧は地域でも有名です。

ここの土壌は塩分が多く、植林や農業に適していないため、成長が非常に遅いことが課題でした。そのため、塩の強い土壌でも成長できる塩に強い樹種の苗木を選んで植林しました。

先日、初めて日本人と一緒に植林活動に参加し、参加したみんなは「嬉しかった」ととても喜んでいました。

これからも毎年植林活動を続け、村へ植林活動を広げていきたい、将来村人の収入にもつながるように果物など食べられる樹種を植えたい、と意気込んでいました。

これから、村全体を巻き込んだより積極的な活動への展開が期待されます。

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2014年

6月

18日

2014.4 Thai-5

『森を自然の学校に!』

タイ・コンケン

この学校には、幼稚園から中学3年までと幅広い年齢層の子どもたちが通っています。校舎の前にサッカーグラウンドがあり、そのとなりに「子供の森」計画(以下、CFP)活動の植林地や野菜畑があります。

CFP 活動では、小学生だけでなく幼稚園児たちも参加し、みんな木を植えることが好きになりました。それだけではなく、学校の緑が増えたことによって教育環境が 改善され、植林で植える木を選ぶところから管理作業まで、一貫して実践することができるようになりました。また、子どもたちは全ての過程で様々な樹木と触 れあってきたことにより、木や自然に対する子どもたちの自然や関心が高まってきたように思います。

今後は、子どもたちが森の中を散策し自然について学んだり、他の植物について説明したり、落ち葉をたい肥にするなどして、学校の森を上手に教育に取り入れていきたいそうです。

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2013年

6月

05日

2013.3 Thailand-10

植えてから10日が経ったゲンタワンの様子(バーングチャンペーン学校)
植えてから10日が経ったゲンタワンの様子(バーングチャンペーン学校)

『魔法のハーブ、ゲンタワン』

タイ・コンケン県

今年度、「子供の森」計画の学校2校でゲンタワンというハーブの栽培を始めました。ゲンタワンは薬の効果があるだけでなく、料理やデザートにも使えるヘルシーな植物。使い方は例えば、野菜としてカレーに入れたり、芋の代わりにデザートに入れたりします。 

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2013年

5月

21日

2013.3 Thailand-9

稲刈り前の記念写真。教師、生徒、村人が参加。
稲刈り前の記念写真。教師、生徒、村人が参加。

『県で1番の「夢の学校」に!』

タイ・コンケン県

この学校では、子どもたちにタイの伝統的な稲作の手法(田植えなど)を体験させ、農薬などを使わない稲作活動を実施しています。今回の稲作活動は3年目になります。1年目から活動に参加している子どもたちは稲作作りの技術を一通り身につけ、初めて参加する子どもたちに説明することができるようになりました。こうした、子どもたちの縦のつながりが、協力と助け合いと責任感を育むことにも繋がっています。 

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2013年

4月

15日

2013.3 Thailand-2

距離を測りながら植林の穴を作っています。
距離を測りながら植林の穴を作っています。

『木を植えることは、自分の幸せを作ること!』

タイ・コンケン県

バーンノーングルッブ学校は2006年の活動開始から今まで多くの木を植えて育ててきており、学校の敷地内には0.8haの森が広がっています。その森の中では、村人が好んで食べる赤アリの卵(赤アリは木の上に巣を作るアリで、その卵にはたんぱく質が多く含まれ、タイでは高価な食材となります)や雨季には様々な種類のキノコが採れるようになってきました。植えた木々をしっかりと管理し、森を育むことで、このように様々な恵みが村にもたらされ、村人も「子供の森」計画への理解を深めますます積極的に協力するようになってきました。 

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2012年

4月

12日

2012.2 Thailand-6

竹の手入れの仕方を勉強中!
竹の手入れの仕方を勉強中!

『竹で「森」をつくる』

タイ・コンケン県

 

この学校では、給食や持続的な活動費維持を目的として竹を栽培しています。子どもたちは畑の準備、竹の植え方や管理方法までを事前に勉強して実践しています。収穫した筍を販売し、その収益が新たな活動費となり、学校での「子供の森」計画の活動を持続、発展させることができます。

最近は、家で竹を育てたいと希望する子どもたちに竹の苗を配ることができるようにもなりました。子どもたちの家庭でも植えられるようになって、活動が学校から家庭にまで広がっています。子どもたちは筍が食べられ、更に家でも竹を育てられることをとても喜んでいます。

しかし活動の問題は3月から4月の間に水が足りないこと。この期間は子どもたちは水をやるなど自分たちの「子供の森」を大切に育てています。

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2012年

4月

12日

2012.2 Thailand-5

ゲンタワンの栽培について説明を受ける子どもたち
ゲンタワンの栽培について説明を受ける子どもたち

『ゲンタワンの花を待ちわびて』

タイ・コンケン県

 

学校では、植林の他にゲンタワンという植物を栽培しています。これはハーブの一種で、ガン、高血圧、糖尿病に効果を持っていると健康に気をつけている人たちの間で注目されています。また、このハーブは体にいいだけでなく、バイオガスを作ることもできます。さらに、ゲンタワンの花はきれいなので、広い敷地一面に咲き乱れる光景は、観光スポットにもなります。

栽培は2011年12月から始まりました。収穫は約100~120日後です。子どもたちはゲンタワンの花や収穫を楽しみに活動を続けています。

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2011年

7月

04日

「緑の村を取り戻そう!」村が自立を目指して動き出した

"私たちの森です"
"私たちの森です"

タイ:コンケン

これまで苗木は、オイスカが準備して子どもたちへ渡してきましたが、今回より自主性と持続性を高めるために参加者に苗木の購入を呼びかけるという新しい手法を試みてみました。学校、村と話し合い、これらの試みに対して同意を得ることができました。苗木1本で5バーツ(14円程度)を集めました。

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2011年

7月

03日

日照り、洪水・・それでも米を作るということ

今日は稲刈りです
今日は稲刈りです

タイ:コンケン

昨年から始めた有機稲作も、今年で2年目となりました。昨年収穫したお米を学校が給食費でプロジェクトから買い上げ、その資金を運用して今年も活動を実施しています。オイスカからは指導者としてスタッフを派遣しています。このように2年目の活動で学校では資金的に自立することができました。

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Topics

2011年

7月

03日

カオパンサーの日 2010年7月27日(火)

お寺に蝋燭や線香を持っていく子どもたち
お寺に蝋燭や線香を持っていく子どもたち

昔、仏教の教えを多くの人々に伝えるため、僧侶たちは様々な地域を歩いて布教を行っていました。しかし雨季には田んぼの苗や穀物などを踏んでしまい、人々からの批判を受けてしまいました。そのためタイ暦で8月の満月の日から11月の満月までは僧侶たちはお寺にこもるようになりました。今でもこの3ヵ月間は僧侶たちは外で宿泊する事ができません。この期間に入った日の翌日は、「カオパンサー(入安居)の日」として、今でも全国各地で仏教的な行事が行われています。またこの期間に合わせて禁酒をするタイ人も大勢います。

 コンケンではカオパンサーの日に県、郡、すべての学校が仏教の式典を行い、子どもや若い人たちに仏典を教え、またそれぞれの地域では、お寺で毎日使われるろうそくを素材としたろうそく彫刻コンテストや美人コンテストが行われます。この様にタイの各地では伝統的文化の継承が脈々と行われています。