![学校の敷地内にあったキャッサバ畑の一部を植林地に](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=271x1024:format=jpg/path/s08e7dd9c43f40324/image/ib05ef0a1e41baf41/version/1591169026/image.jpg)
厳しい乾燥に負けず、森を育てる
バーンノーントーング学校は、タイの東北部、ゾウで有名なスリン県にあります。この学校が位置するノントーング村では、オイスカの森林再生プロジェクトを展開しています。近い将来、地域の森を託される子どもたちが、自分たちの手でふるさとの森を守っていけるよう、同校で「子供の森」計画の活動が始まりました。
![生存率を維持するため、保水力の高い黒いもみ殻を苗木の根元にかけたり、水やりをするなど、生徒たちが定期的に管理作業を続けている](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=197x1024:format=jpg/path/s08e7dd9c43f40324/image/i26dc7a746bbf1769/version/1591166589/image.jpg)
活動3年目となる2019年は、メンガやヤーングナーなど、もともと地域にある樹種を中心に植樹しました。スリン県は乾燥が厳しいため、苗木が育つためにはきちんと管理を続ける必要があります。同校の先生も「活動に参加した生徒たちには、自然環境に対する意識が生まれています。森づくりを継続していくことで、その意識がより高められていくと思います」と語るなど、活動の発展に大きな期待を寄せています。
Bannonthong School / バーンノーントーング学校
●活動開始年 2017年 ●生徒数 141人
●所在地 Koktakian Sub-District, Gabcherng District, Surin