フィリピン

ルソン島・ヌエバビスカヤ州、イザベラ州、ベンゲット州

主な支援学校

  • サンタクルス小学校
  • バリントゥゴン小学校
  • カレブ小学校
  • カピルピルワン小学校
  • ロングロング小学校 など

2016年

6月

22日

2016.8 Philippines-1

植林活動やその準備には地域住民の協力が欠かせません
植林活動やその準備には地域住民の協力が欠かせません

長年の活動が目に見える成果に!

 

ビスタヒル小学校は、ブエナビスタ山の麓に位置する学校で、230名の子どもたちが通っています。子どもたちと地域住民にもっと環境問題に関する知識と関心を持ってもらうために、今から20年以上前の1993年に「子供の森」計画に参加しました。当時の校長先生も、実体験を通じて学ぶことが一番の教育だと信じ、活動に協力しました。活動を始める前、学校の周囲は全く木が無く、草原でしたが、子どもたちや地域住民の努力して植林活動や管理活動を続けたことで、少しずつ森が育ってきました。

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2015年

2月

05日

2015.2 Philippines

自然観察では、身の回りの植物の名前や特性を学んだ
自然観察では、身の回りの植物の名前や特性を学んだ

フィリピン全土から子どもたちが参加!

ナショナルワークショップ2015


 2015年1月15~17日、フィリピンのヌエバビスカヤ州において、「子供の森」計画ナショナルワークショップ2015が開催されました!ワークショップには、フィリピン全土から、「子供の森」計画に参加している子どもたちや学校の先生、コーディネーターなど総勢105名が参加。「コミュニティにおける変化のきっかけになろう:21世紀のスキルと若者たち」をテーマに、コーディネーターや専門家による講義に加え、自然観察や環境ポスター製作、ネイチャーゲームなど参加者が主体的に参加できるプログラムが実施されました。


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2014年

4月

16日

2014.4 Philippines-2

植林した木の前で。 先生たちも積極的に参加しています!
植林した木の前で。 先生たちも積極的に参加しています!

『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~

 2013年から「子供の森」計画に参加したサンタクルス小学校は、首都マニラから286キロ、州都のバヨンボンから約24キロ離れた所に位置しています。活動がはじまったきっかけは、校長先生が「子供の森」計画の参加校を視察したこと。「子供の森」計画で育てた豊かな「森」に刺激を受けた校長先生から、コーディネーターに指導の依頼があり活動が始まりました。

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2013年

6月

13日

2013.3 Philippines-6

川沿いを植林する子どもたち
川沿いを植林する子どもたち

『隣州の学校で出張植林』

フィリピン・ヌエバビスカヤ州

この学校が建つ地域は、かつてはヌエバエシハ州の一部でしたが、州境の改定により隣のヌエバビスカヤ州に吸収されました。今回、学校側から「子供の森」計画に参加したいとの要望を受けましたが、ヌエバビスカヤ州のオイスカの拠点からは遠いためにヌエバエシハ州の「子供の森」計画の一部として活動を始めました。
 12月15日、初めての活動の日。クリスマスシーズンだったため、まずは全員でプレゼント交換をしてから、植林を行いました。生徒35名、父兄30名が参加し、学校の敷地内と、近くを流れる川沿いに100本の苗木を植えました。この川は、ヌエバエシハ州最大規模のパンタバンガン・ダムに流れ込んでおり、水源となる流域の緑化は重要な課題です。

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2012年

4月

10日

2012.2 Philippines-3

訪問を記念して一緒に植林
訪問を記念して一緒に植林

『日本からのお客様 』

フィリピン・ヌエバビスカヤ

 

2011年10月11日、カレブ小学校の正面にある道沿いに子どもたちや先生、村役場の職員など100人以上の人たちが集まりました。この日の天気は晴れ。日本からのお客様の到着を今か今かと待ちかまえていました。お客様を乗せた車が到着すると、学校の鼓笛隊の演奏でお出迎え、歓迎式典が行われました。カレブ小学校の校長先生が今回の訪問と環境保護活動に対する感謝の気持ちを伝えました。

今回の訪問を記念して、JEC連合の方々とカレブ小学校の子どもたち、先生、村役場の職員と一緒に現地の在来種であるマホガニーとインドカリンの苗木合計50本を学校の裏庭に植樹しました。植樹の後には、子どもたちは折り紙を教えていただきました。

日本からのお客様が帰られた後、カレブ小学校の子どもたちはJEC連合の方々の訪問に感謝し、一緒に植えた木を大切に育てようと皆で誓いました。今回の訪問は、子どもたちの環境保護への思いを強くする良い機会となりました。

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2012年

2月

29日

2012.2 Philippines-1

台風で根こそぎ倒れた木
台風で根こそぎ倒れた木

『木々に感謝して』

フィリピン ヌエバヴィスカヤ州

 

カピルピルワン小学校のある周辺は、かつては木が少なく土地もやせていました。2002年に「子供の森」計画に参加してから現在までに3000本以上の木を植え、今では植林活動は最も人気のある学校行事になっています。活動をはじめて数年後、学校の周りにきれいな緑が広がりました。11年9月17日、大きな台風が学校のある北フィリピンを直撃しました。主要な道路や水道や電気、穀物などにも相当な被害が出て、小学校の子どもたちの生活にも多大な影響がありました。数年かけて成長した木々の中には根こそぎ倒れた木や、枝が折れたりした木もありました。しかし驚くべきことに、小学校の校舎は無傷でした。周りに植えた木々が、学校をとても強い力をもった台風から守ってくれた、と子どもたちは信じています。このように木々からの恩恵を実感したことで、カピルピルワン小学校は、木を植えて育てることにより力を注ぐようになりました。そして何よりも、「子供の森」計画で学校での植林や環境教育活動ができるよう、継続してサポートしてくださっている皆様に心から感謝しています。

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2011年

7月

03日

ゴミのリサイクルで自然を守ろう

植林活動は今年で2年目
植林活動は今年で2年目

フィリピン:ルソン島・ヌエバビスカヤ州、イザベラ州、ベンゲット州

フィリピンでは今、「ゴミ」が大きな問題になっています。村や政府が必死になって地域住民へゴミの分別などを呼びかけていますが、なかなか定着せず、あちらこちらにお菓子のビニールやストロー、ビンなどが散らばっている村が多く見られます。

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2011年

7月

03日

オイスカとともに歩んで変わった私たちの学校

オイスカから寄附された本で一生懸命勉強する1年生の女の子
オイスカから寄附された本で一生懸命勉強する1年生の女の子

フィリピン:ルソン島・ヌエバビスカヤ州、イザベラ州、ベンゲット州

ロングロング小学校は、プギス村のコミュニティーフォレストの近くにあるきれいな学校です。オイスカは1995年からこの学校の支援を開始し、さまざまな角度から子どもたちの活動を支援してきました。先生たちはオイスカが良い変化をたくさん与えたと言っています。

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コラム

2022年

7月

20日

2022.7 子どもたちの学校生活3 in フィリピン

ジュリエッタ・B・ラカデン(11歳)スタクルズ小学校
ジュリエッタ・B・ラカデン(11歳)スタクルズ小学校

 マガンダンハポン(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 コロナが広まったため、レストランに行ったり、学校に行ったり、友達と遊んだりなどの通常通りの生活が出来なくなってしまいました。クラスメイトと一緒に同じ教室で勉強する方が家で課題プリントを行うよりも良いと感じるため、早く対面での授業が再開してほしいです。コロナが収まったら、近くのビーチへ旅行に行きたいです。

2011年

7月

03日

フィリピン「子供の森」コーディネーター研修会

フィリピンの「子供の森」計画コーディネーターたち
フィリピンの「子供の森」計画コーディネーターたち

2011年2月24〜27日、フィリピン国内で活動している「子供の森」計画のコーディネーター(調整員)が11の州から集まり研修会を行いました。フィリピンでは年1回、コーディネーターを一堂に集め、情報交換や指導技術向上のためのセミナーを行っています。経験豊富な先輩から、新しく自分たちのふるさとなどで活動するようになった若いスタッフに実績や経験に基づいたノウハウを教えたり、みんなで新しい知識を吸収したりと、とても充実した研修会となりました。
 今年新たに学んだテーマは“アグリ・エコ・ツーリズム”。有機栽培の体験型農場を視察したほか、協力を得られる政府機関の情報整理や、各地域の自然資源の再確認などを行いました。“アグリ・エコ・ツーリズム”は、都会の人たちが休暇を利用して農業体験などを行う“グリーンツーリズム”と環境保護と観光が一体となった“エコツーリズム”を合わせたようなもの。フィリピンの活動の中にもその考えを応用して、もっと多くの子どもたちや住民が自然を学ぶ機会を提供していきたいと考えています。