2020年
12月
24日
木
ご支援者の皆様へ(今年のお便りの発送に関して)
いつも「子供の森」計画をご支援いただき、世界各地の子どもたちの植林活動や環境保全活動を応援いただき、誠にありがとうございます。ご支援者様へお送りしている活動報告物の送付時期の変更についてお知らせせていただきます。
例年11月~12月にかけてお届けさせていただいている活動報告(近年は、カレンダーという形で各国の子どもたちの活動写真をメインにご報告をさせていただいておりました)ですが、本年度は2021年2月頃にラブグリーンニュース(読み物)という形にてお送りさせていただきます。
今年度は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、活動国の多くで学校の閉鎖や集会の禁止などの各種制限により、例年のような形での活動が難しい状況にあります。「子供の森」計画では各国各地の状況に合わせ、子どもたちへのコロナ対策支援や少人数での植林活動、地域での植林活動等へ振り替えながら活動を継続させていただいております。そのような状況をまとめて、年度末に近い時期にご報告させていただきたく考えております。
この時期の報告物を楽しみにしてくださっていた皆様には、本当に申し訳ございません。ご理解・ご協力を賜れますと幸いです。
感染対策を行った上での活動の様子(左から、ミャンマー、インドネシア、タイ)

また2021年はオイスカ創立60周年ということもあり、記念した卓上カレンダーを作成しております。「子供の森」計画だけでなく、オイスカの幅広い活動現場をお楽しみいただけます。「世界の森づくり応援寄附キャンペーン」に3,000円以上ご寄附いただいた方へ、日本国内の間伐材でつくったSDGsバッジと卓上カレンダーのセットをお送りしておりますので、ご興味をいただける方は、ぜひご協力いただけますと幸いです。
<世界の森づくり応援寄附キャンペーンご寄附先>
◆オンライン:https://www.oisca.org/support/cfp_single.html
◆郵便振替:口座番号 00140-4-654359
口座名義「子供の森」計画
備考欄/通信欄に「カレンダー」と記載ください
※ 「カレンダー」と記載がない場合は通常のご寄附扱いとなりますのでご注意ください
2020年
10月
05日
月
Green Wave 2020

生物多様性の日(5/22)を記念した環境保全活動として、「子供の森」計画(以下、CFP)の参加校を中心に多くの学校や団体が参加してきたグリーンウェイブ。特に今年は、国連生物多様性の10年の最終年ということで、これまで以上の盛り上がりが期待されていました。しかし、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、活動国の多くで学校が閉鎖。特に4~6月のグリーンウェイブ期間は、各国で各種規制が強化された期間と重なり、これまでのように学校や地域をあげて取り組むことは困難になりました。
毎年精力的にグリーンウェイブに参加してきたインドネシアでも、感染者の増加に伴い、厳しい移動制限や集会の規制、学校の休校措置が取られました。不安や緊張感を増幅させるニュースによって、精神的な疲弊も蔓延するなか、現地スタッフたちは、どうにか少しでも前向きな気持ちを拡げたいという思いで、コロナ禍でも実施可能な活動内容を検討。了承を得られるか不安も抱えながら、学校や関係者に、児童生徒らの家庭も対象にした活動を行いたいと相談したところ、想像していた以上に多くの賛同が得られました。 それは、これまで最多となる182もの場所で活動が行われたことでも証明されています。初めて自宅で植樹した子どもたちも多く、家族と一緒に環境について考える機会になったようです。CFPコーディネーターやオイスカのスタッフにとっても、家族と一緒に植樹をすることは滅多にないことであり、STAY HOME期間ならではの貴重な時間となりました。

実施が危ぶまれた今年のグリーンウェイブ活動でしたが、他国においても、安全面に配慮しながら小人数での植林を実施。身近な人々とふるさとの環境や未来について考える機会をつくり、暗いニュースが続く中、地域に明るい話題を提供しました。
2020年
9月
07日
月
コロナ緊急支援募金の御礼(9月7日)
日頃より、オイスカの活動にご支援ご協力を頂き、誠にありがとうございます。
今回、5月25日から受付をしておりました、新型コロナウイルス対策緊急支援募金について、8月31日をもって募金の呼びかけを終了いたしました。今回、90名の方々から1,137,552円のご支援を頂きました。改めて、ご支援を頂いた皆様、本当にありがとうございました。

今回ご協力頂いた募金は、これまでご報告して参りましたように、オイスカが活動を展開している海外の国々における、新型コロナウイルスに関連する緊急支援、感染予防並びに住民の生活基盤の立て直しなどの活動に、大切に活用させて頂きます。
withコロナの時代を進む海外の現場の様子は、こちらのページからご覧いただけます。皆さま引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いします。
2020年
8月
24日
月
支援者からのメッセージその2(8月24日時点)
新型コロナウイルス対策緊急支援募金も残り8日間となりました。日本国内ではコロナ禍が続き、併せて熱中症や豪雨災害からの復興も心配される中、受付開始以来、さまざまな方から募金をいただいております。今回は、以前ご紹介した内容に続き、これまで募金にご協力いただいた方々から頂戴したお言葉の一部を、活動地から届いた子どもたちの写真とともにご紹介します。

「自分は公務員をしており、特に困ることがない事から、一律10万円の特別定額給付金の有効活用を考えていました。地元の市に半分、残りの半分は、オイスカの新型コロナ募金に寄付する事にしました。オイスカの個人会員でもあり、地元の国際まちづくり推進課に勤務している事、オイスカの月刊誌に同封されていた新型コロナ募金のチラシを見て、オイスカへの募金を決めました」オイスカ賛助会員(匿名)

「2014年、ミャンマーのオイスカ研修センター(エサジョ郡)を訪れた事があり、その時に、数多くの訪日研修生OBの方々に会えました。皆、かつて自分が日本の研修センターで日本語を教えた人達で懐かしかったです。皆さん、母国のオイスカ研修センターで立派に活躍しており嬉しかったのを覚えています。新型コロナの心配の中、近隣の村の人々をオイスカが助けている活動、力強く感じます。今後も頑張って下さい。応援しています」オイスカ賛助会員(匿名)

「もちろん日本もコロナ禍で大変だが、海外の方が状況は良く無いのではないだろうか。また、オイスカの現場の日本人職員、現地職員の人たちが、このコロナ禍で無事に業務ができているのか、健康面はどうだろうか。それらが心配になり、今回寄付をさせていただきました。コロナ禍が落ち着いたら、また現地を訪問したいと考えています。応援しています」オイスカ賛助会員(匿名)

「緑や環境に関心があり、オイスカ様の素晴らしい活動を知り、「子供の森」計画(CFP)支援をさせて頂いております。みなさまのご活動にいつも感謝しております。現地のみな様に役立てて頂けますよう、お願いいたします。また、猛暑が続いておりますので、活動されているみなさまはくれぐれもお身体をお大事にされてください」オイスカCFP会員(匿名)
こうしたメッセージは、こちらのスタッフブログでもご覧いただけます。
お言葉をお寄せいただいた方々以外にも、多くの皆さまから今回の募金へのご協力を頂いております。
残り8日、新型コロナウイルス対策緊急支援募金へのご協力宜しくお願いいたします。
2020年
8月
18日
火
モンゴルにおける新型コロナウイルスに対する取り組み(8月18日時点)
モンゴルでは、1月末から始まった政府による迅速な水際対策が成果を上げ、8月18日現在、新型コロナウィルスの感染者数は累計298名(死亡者数0名)となっていますが、感染者は外国からの帰国者で、市中感染は確認されていません。しかし、長期にわたる規制によって、経済的・精神的な疲弊が国全体に積算しています。そうした状況の中、オイスカでは既報の通り、コロナ緊急支援の一環として、食料の安定的な確保を目的とした家庭菜園支援活動を展開しています。今回は、その続報をお届けします。

対象となったオルホン県バヤンウンドル村とブルガン県ダシンチレン村の計40世帯では、6月上旬に野菜の種苗などを受け取り、栽培研修を受けた後、各家庭で植え付けや、管理を続けてきました。初めて野菜栽培を行う家庭ばかりで、何かと質問や相談が寄せられましたが、そのような状況下で活躍したのが、SNSでした。

直接会って指導や交流ができない中、現地スタッフのアイデアで、情報交換の場としてフェイスブックでグループを作成。各家庭が日々畑の様子や、収穫した野菜の調理方法を投稿したり、困ったことや悩みがあれば、そのグループ上でスタッフや他の参加者に相談して解決につなげるなど、今までにはなかった方法でコミュニケーションを取りながら、活動を進めています。




現地スタッフのトゥメンは、
「新型コロナウイルスという今まで経験したことのない問題を前に、今までにはない方法で活動を行う必要がありました。コロナがきっかけとはなりましたが、このような新しい取り組みを行うことができたことを嬉しく思います。
何よりも嬉しかったのは、野菜に関する知識が少ないモンゴルの人々に、野菜栽培について教えることができたことです。私たち訪日研修生のOBOGは、日本での農業研修を通じて、野菜のおいしさや栄養について多くのことを学びました。モンゴルにはオイスカの研修センターがなく、地域の人々に農業について教える機会が少ない中、今回、限られた人々が対象ではありますが、野菜づくりの楽しさを伝えることができたことを嬉しく思います。
今後は、参加者からのリクエストで、四国センターで食品加工を学んだOBが、野菜を使ったお菓子づくりを教える予定です。
そして驚いたことに、参加者全員が非常に活動に関心が高く、皆とても積極的に取り組んでくれました。今回フェイスブックのグループページでは、毎日活発に参加者同士の情報交換が行われています。最初は朝から晩までスタッフに質問がきていたようですが、今は参加者同士でアイデアを出し合っている様子も見ることができます。また参加者自身が、近隣の住民に学んだことを伝えるという動きも出てきています。自分で野菜を育て、オンライン上であっても日々仲間と情報交換を行い協力しあうなかで、自信ややりがいを得ているように思います」と今回の取り組みについて語りました。
コロナ禍によって、普段とは違うアプローチで取り組みを進めることとなりましたが、その中でスタッフたちが学ぶことも多かったようです。9月には、参加者たちが取り組みの成果を報告するとともに、収穫した野菜や加工品を持ち寄る発表会を開く予定にしています。
2020年
8月
07日
金
フィリピンにおける新型コロナウイルスに対する取り組み(8月7日時点)
フィリピンでは、都市部を中心に再度感染が広がっており(感染者数約11.9万人、死者数約2,150人 ※8月7日現在)、首都マニラ都市圏では、今月4日から再びロックダウンが導入されました。長期にわたる各種規制は、地方の経済へも深刻な打撃を与えており、学校も全国的に閉鎖された状態が続いています。こうした状況のなか、オイスカでは、植林地での植林・管理活動を少人数体制で継続しつつ、困窮する住民への食料支援など地域ニーズに即した支援活動や、感染拡大防止に向けた取り組みを進めています。 現地の活動の様子をスタッフからのメッセージと共にお伝えします。
アブラ農林業研修センター所長 デルフィン・テソロ

いつも私たちの活動にご協力いただきありがとうございます。私たちの住むアブラ州では、感染自体は都市部ほど広がっていませんが、コロナ禍によって、日雇い労働で働く人々を中心に、失業者が増えています。生活にあえぐ人々を支えるため、私たちは、4月~6月にかけて研修センター周辺の50世帯に、米などの食料(米、塩、卵、野菜、缶詰等)やマスク、石鹸、またカカオやランブータンなど果物の苗木を配布しました。皆さまのサポートで、少しずつではありますが、地域の人々に、必要な支援を届けることができ、本当に嬉しく思います。
この危機が一刻も早く終息することを願いながら、できることを続けていきます。
皆さまもどうぞご健康で。我々に神様のご加護があることを祈っています。
ヌエバビスカヤ州「子供の森」計画コーディネーター ジョー・イルデフォンソ

日本でも大変な状況が続くなか、私たちのことを気にかけていただき、本当にありがとうございます。幸いヌエバビスカヤでは感染者は抑えられていますが、移動制限などによって経済的かつ精神的なダメージが拡がっています。私たちの活動もまだ思うように進みませんが、参加校を回り、植林地の管理を行っています。また、7月12日には、通信状況の問題によってオンライン学習が困難で、在宅学習の教材づくりが必要な「子供の森」計画参加校4校に対して、マスク、消毒液、石鹸、A4用紙、ペン、プリンターのインクなどを寄贈しました。引き続き、地域のニーズや状況に合った活動を続けていきたいと思います。皆さん一緒にこの困難を乗り越えましょう…!
パラワン州「子供の森」計画コーディネーター ノルマ・トゥンダン

いつも私たちの活動にご協力いただきありがとうございます。コロナ禍によって、パラワンも3月半ばから封鎖され、活動も思うように進まない状況が続いています。厳しい状況の中ですが、オイスカのスタッフとして、小規模な植林・育林活動や家庭菜園の普及活動、食事の支援など、今できることを少しずつ進めています。
食事の支援では、特に栄養失調の問題を抱える先住民族タグバヌア族の子どもたち(3~15歳)を対象に、シンプルですが栄養たっぷりのメニューを提供しました。子どもたちの満足した笑顔に、私たちも嬉しくなりました。今後も学校と連携して、子どもたちの在宅学習を支える支援を行いたいと考えています。
ケソン州サリアヤ町サンパロック

5月、ケソン州サリアヤ町サンパロックにて、村長と協議の元、特に生活に困窮し、栄養不足の子どもを抱える55世帯をヘルスワーカーと共に訪問。食料パックを配布するとともに、地域のヘルスワーカーに対しても、繰り返し使用できる布製マスクを50枚寄贈しました。
北カマリネス州カパロンガ

「子供の森」計画学校の教員を対象にした環境保全と感染症対策のセミナーを開催。またセミナーに参加した7校に対し、持ち運び可能な簡易手洗い装置を寄贈しました。
現地の状況と今後の取り組み
公立学校については、8月24日から新学期が始まることになりましたが、対面授業の再開は先送りにされており、在宅・遠隔授業が中心となるようです。地方においては通信状況や通信端末の普及が遅れており、オンラインでの遠隔授業は困難ですが、政府には通信端末を全児童生徒に用意する予算はなく、低所得層の大半はネットに接続できる環境にもないとみられます。このため、教員たちは、在宅学習用の教材づくりを進めていますが、資材が不足しており、広く支援を呼び掛けています。
このような状況に対して、オイスカでは、教材づくりに必要な資材や、感染症対策に必要な資材の支援を始めています。今後も各地域において、学校のニーズに即した支援や感染拡大防止に向けた啓発活動を順次進めていく予定です。
引き続き皆さまのご協力をどうぞよろしくお願い致します。
新型コロナウイルス対策緊急支援募金はコチラから
http://www.oisca.org/news/?p=13235
2020年
7月
25日
土
TOTO水環境基金プロジェクト(インドネシア)

インドネシアの沿岸地域には、全人口の60%にあたる約1億5,000万人が居住し、80%以上の工業が集中しています。多くの人口を抱え、国の経済を支えるこの重要な沿岸地域は、近年消失の危機にさらされており、特に中部ジャワ州ドゥマック県沿岸に居住する人々は海岸浸食の最大の被害者であるとされています。例えば、同県西部に位置するブドノ村の海岸浸食が悪化したのは、地球温暖化による海面上昇、養魚池造成に伴うマンブローブ林の伐採、過度の地下水汲み上げによる地盤沈下のほか、港湾施設の拡大に伴う潮流の変化などが複合的に重なったためと推測されています。

国内最悪と言われる海岸浸食は、ブドノ村の3小学校にも大きな被害を与えており、特にブドノ第2小学校とブドノ第3小学校の2校では、一時期、海岸浸食により校庭はおろか教室内にまで毎日のように海水が浸水する事態に陥っていました。幸い、政府より支援が入り、校庭の埋め立て、並びに校舎の嵩上げ工事が実施されたことから、浸水の恐れは小さくなっていますが、政府が投入できる資金には限りがあることから、両校とも児童用トイレの補修・建設にまで手が回っていません。両校のトイレは、老朽化が激しい上、浸食作用と海面上昇に伴い数年前より海水が流れ込むようになったことから、使用が厳しい状況にあります。子どもたちは学校近くの村役場や民家のトイレを借りて用を足しており、さらに両校とも手洗い場が設置されていないため、衛生面でも問題を抱えています。
このためオイスカでは、子どもたちの衛生及び教育環境を改善することを目指して、本年度TOTO水環境基金の助成を受け、上記2校において、トイレ補修・増設(校舎裏スペースの埋め立てて実施)、手洗い場の設置を行うと共に、児童および教員を対象に水環境保全に向けた実践的な環境教育を推進することとなりました。

6~7月にかけては、海岸浸食と海面上昇に伴い毎日のように海水が流れ込み、使用できなかったブドノ第2小学校のトイレ等の水環境施設を整備。古いトイレを解体し、浸水を防ぐために土台をかさ上げした上で、5部屋から成るトイレを建設したほか、新たに校内の4箇所に手洗い場を設置しました。整備工事期間中は、同校の教員や児童の保護者たちが毎日交代で労働奉仕に参加してくれました。

参加した保護者からも、「これまで子どもたちは学校でトイレに行くことができなかったので、とても嬉しい。(現在、新型コロナウイルスの流行に伴い休校中のため)早く子どもたちがこのトイレを利用できるようになって欲しい」という喜びの声があがりました。また同校教師も「手洗い場を新設したことで、新型コロナウイルスの感染防止にも役立つと思われる」といった感想をあげるなど、設備充実による衛生環境の改善に期待を寄せています。
2020年
7月
13日
月
メキシコにおける新型コロナウイルスに対する取り組み(7月13日時点)
現在、新型コロナウイルスの蔓延期を迎えているラテンアメリカ諸国。オイスカの活動地であるメキシコも感染が広がっている国の一つであり、これまで国内で30万人以上の感染者が確認されています(2020年7月13日時点)。外出自粛などの制限によって、不便な生活が長期に渡り続いており、失業者も増加している状況です。

オイスカ・メキシコは、早期から国内での感染拡大を想定し、防護服やマスク、フェイスガードといった医療従事者が必要になるキットの配布を決定。オイスカの活動に理解のある地域住民やそのつながりを活かし、防護服向きの布探しから、裁断、製造まで多くの人が関わり、4月には約200キットが医師、看護師、そして病院を裏で支える整備士などに配布されました。長期に渡る戦いの中、こうした住民を中心とした協力に、医療関係者からも感謝の声が寄せられています。

また、オイスカ活動の根幹にある「食」の重要性に対する考えから、オイスカ・メキシコでは地域住民に対し、露地栽培だけでなく、半乾燥地帯という厳しい環境下の中で手軽に行うことのできる、簡易水耕栽培による家庭菜園の指導なども実施しています。今回は、住民の生活を支えるべく、野菜や果物栽培の指導を行っている家庭から、生産物を購入。さらに購入した野菜や果物は、失業者へ無償で配布したり、日ごろから活動に関わる人々に対して購入しやすい価格で提供することで、対象地の住民同士が互いに支えあう協力の輪を作りました。

コロナ禍で町の市場も閉鎖されている中で、食料の確保も限られており、「このような大変な事態の中で住民がお互いに助け合い、感謝することで、またオイスカの目指す“ふるさとづくり”に近づけたい」とオイスカ・メキシコ会長のホセ・マルティン・アテラ氏は話します。

さらに、「子供の森」計画が行われているサン・マルコス・トラコヤルコ地区では、ポポロカ族の子ども達が学校で学んだ野菜栽培や花の定植を自宅の庭で実施し、オリジナルガーデンを各々が作っています。
今後もオイスカ・メキシコでは、厳しい状況下でも、お互いが支え合い、励まし合いながら、力強く前に進みながら活動を行っていきます。
オイスカ・メキシコの活動については、下記をご覧ください。
http://www.oisca.org/support/more/oisca/magazine/201910.html
2020年
7月
10日
金
支援者からのメッセージ(7月10日時点)
新型コロナウイルス対策緊急支援募金の受付開始以来、様々な方々から募金を頂いています。日本国内でもコロナ禍が続き、併せて豪雨災害も心配される中ではありますが、連帯の気持ちで募金にご協力を頂いているのだと思います。今回は、これまで募金を頂いた方々から頂いたお言葉の一部をご紹介します。

「日本の研修センターや、現地訪問ツアーなどで関わりのあった各国の研修生OB・OGや、その国のコロナ禍の状況が心配で気にかけていたが、今回のオイスカの新型コロナ支援の活動報告を見て、まずは安心しました」オイスカ賛助会員(匿名)
「皆さまと共にこの危機を乗り越え、そして次に繋げていきたいと思います」
オイスカ賛助会員(匿名)

「弊社にも、フィリピンからの研修生が3名おり身近に感じております。今回、新型コロナウイルス対策として、社員に会社からマスクを支給する事に合わせ、募金を募りました。少しですが、お役立ていただけると嬉しいです」豊田汽缶株式会社(オイスカ賛助会員)
「会社は、全国に事業所がある為、多忙でなかなかオイスカの現場まで足を運ぶ時間がありません。その分、出来ることで支援をしたいとの思いが強く、今回募金をすることにしました」シマツ株式会社(オイスカ賛助会員)
詳細はこちらのスタッフブログをご覧ください。
1.それぞれの連帯のかたち http://www.oisca.org/blog/?p=30504
2.それぞれの連帯のかたち~その2~ http://www.oisca.org/blog/?p=30764
お言葉を頂いた方々以外にも、様々な方々から今回の募金へのご協力を頂いています。
引き続き、新型コロナウイルス対策緊急支援募金へのご協力宜しくお願いいたします。
http://www.oisca.org/news/?p=13235
2020年
7月
06日
月
活動地からのメッセージ(7月6日時点)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、5月25日からスタートした緊急募金ですが、現在個人・団体を合わせて約30件のご協力をいただいています。日本国内においても、感染者数が再び増加傾向にあり、不安定な状況が続く中、温かいご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
海外の現場においては、状況が落ち着き、規制緩和が進む地域がある一方、感染拡大が続いている国も多く、予断を許さない状況が続いています。感染の多くが、都市部で起きているため、関係者への直接的な感染被害は出ていませんが、それでも移動制限などの各種措置によって、食料が高騰したり、職を失うなど、困窮している人々が多く出ている状況です。 オイスカでは、これまで経験したことのない不安の中に暮らす人々に寄り添い、生活を立て直す支援活動を続けていきたいと考えています。
今回、物資支援を行ったミャンマーより、インタビュー動画が届きました。
受益者の一人(マグウェイ地域エサジョ郡ヤジゴン村在住)からご協力いただいた皆さまへのメッセージとなりますので、是非ご覧いただければ幸いです。
今後とも温かいご支援、どうぞよろしくお願い致します。
2020年
6月
22日
月
スリランカにおける新型コロナウイルスに対する取り組み(6月18日時点)
スリランカでは、国内における新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月13日より全ての教育機関を閉鎖。3月20日には全土で外出禁止令が発令され、厳しい移動制限措置によって、人々の生活は深刻な影響を受けました。移動制限は段階的に緩和されていますが、学校の閉鎖は6月19日時点でまだ継続されている状況です。

オイスカでは、当初研修生OBが中心となって、手づくりマスクの配布などを行いましたが、長期的な移動制限によって生活が困窮する地域住民への支援として、また学校に行けない子どもたちへのアプローチとして、「子供の森」計画参加校の周辺地域を対象に、家庭菜園の普及活動を開始。クルネーガラ、キャンディ、マータレー、ケガッラ各県のコーディネーターたちが野菜の種や苗を配り、外出しなくても家庭内で新鮮な野菜を手に入れられるよう育成方法を指導しています。大人数での集会が禁止されているため、少人数ずつの取り組みではありますが、これまで126名が参加しています。

6月18日には、ケガッラ県アルゲガラ村にて約20名を対象にしたワークショップを開催。フードセキュリティをテーマにした講義のあと、実際にバナナの幹や鶏糞などを用いた肥料のつくり方を学びました。参加者からは、「安全な食料を確保することが難しくなっていることがよくわかりました。新型コロナウイルスによって、生活も大きく変わりました。家族を守るためにも、自分たちで健康的な野菜を育てることはとても大切だと思います。これから周囲の人たちと協力して野菜づくりに取り組みたいです」など前向きな感想が多く聞かれました。今回仕込んだ肥料は、今回の取り組みで新たに作付けを行った共同畑に活用される予定です。
2020年
6月
15日
月
2020.6 Papua New Guinea-1

村全体で見守る子どもたちの取り組み
サンバム小学校は、ニューブリテン島北東部の奥地、バイニン族が住むサンバム村にある学校です。同村にはまだ豊かな熱帯原生林が残っていますが、周辺の村では移動式焼畑耕作や企業による開発によって、森林の劣化が進んでいます。オイスカでは、2009年より同村にて、定置型有機農業の普及や持続可能な林業を根付かせる試みなど、熱帯雨林を必要以上に焼き払わずに済む持続可能な村づくりに取り組んできました。

こうした取り組みを子どもたちにも普及したいという村人の希望から、2014年からは「子供の森」計画の活動も開始。村唯一
の公立小学校の中で行われる植林や環境セミナーなどには、村人の多くが協力を惜しみません。緑化とともに環境教育を継続していくことで、熱帯雨林保全や持続可能な村づくりに向けた地域全体の意識が向上することを期待しています。
Sanbam Primary School / サンバム小学校
●活動開始年 2014年 ●児童数 180人
●所在地 Sanbam, Rabaul, East New Britain Province
2020年
6月
15日
月
モンゴルにおける新型コロナウイルスに対する取り組み(6月12日時点)
モンゴルでもコロナ感染拡大の影響を受け、2020年1月以降は厳しい移動制限処置が取られていましたが、国内の感染状況が少しずつ落ち着き、地方への移動が可能となった2020年4月下旬から、植林地などの視察・調整などを段階的に再開しています。

今回のコロナウイルス感染の拡大を受け、モンゴルでも仕事を失った人々が増えているほか、国境が閉鎖されたことで、中国からの農産物の輸入が途絶え、食料品が高騰する等の影響も出ており、住民の生活を苦しめています。
こうした現状に対して、6月2~3日、「子供の森」計画を展開するオルホン県バヤンウンドル村とブルガン県ダシンチレン村の計40世帯に対して、コロナ緊急支援の一環として、食料の安定的な確保を目的とした家庭菜園支援活動を実施しました。
対象となった40世帯には、それぞれ14種類の野菜の種苗、果樹の苗木、道具を配布し、訪日研修生OBたちが、5人グループ毎に3日間の野菜等の栽培研修を実施しました。今回の受益者は、「子供の森」計画に参加する子どもたちがいる家庭や高齢者がいる家庭など、地元の行政と調整して選ばれた人たちで、大半が野菜づくりの経験はありませんでしたが、みな意欲的に研修に参加しました。早いものだと、2週間くらいで収穫が可能になります。
研修会後、各家庭で早速植え付けを行っており、OBが中心となってオンラインで指導や相談を続けています。
受益者の声

ダシンチレン村
アリウントンガラグさん
「両親と家族4人で暮らしています。中国から野菜が入らなくなり、とても困っていました。初めて農業をしますが、家庭用の野菜を育てることができて幸せです。自分で育てた健康で安全な野菜を食べられると思うと、とても嬉しいです!」
オンラインで各家庭の栽培の様子が報告されています
訪日研修生OBOGが活躍中!
現地の支援活動に対する緊急募金を募集しています。
皆さま温かなご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
<緊急募金の詳細はコチラ>
2020年
6月
11日
木
2020.6 China-1

ふるさとの課題を実感し、問題意識を高める
シリンホト第一中学校は、内モンゴル自治区シリンホト市の街中にある学校です。全校生徒の10%ほどの遊牧民の子どもたちは、遠い村から来ているため普段は寄宿生活を送っています。この地域は、もともと豊かな草原が広がっていましたが、年間降雨量300ミリ以下と雨量が少なかったところに、土地の再生能力を超えた過剰な開墾・放牧が続いたことで、砂漠化が進んでいます。

こうした地域の課題を子どもたちに伝え、行動できる機会をつくりたいという学校の思いが実現し、2018年から「子供の森」計画に参加するようになりました。2019年は、昨年に続いてオイスカの沙漠化防止プロジェクトの植林地を訪問し、乾燥や寒さに強いショウジマツの植林活動に参加。参加者からは、「砂漠化を食い止めるため、何とかしなければならないと思った」という声が出るなど、現状を目の当たりにし、問題意識を高める機会になったようです。
Xilinhaote 1 Junior High School / シリンホト第一中学校
●活動開始年 2018年 ●生徒数 2,900人
●所在地 内蒙古自治區錫林浩特市振興大街
2020年
6月
05日
金
ミャンマーにおける新型コロナウイルスに対する取り組み(6月5日時点)
ミャンマーにおける支援活動の進捗をご報告します。
マグウェ地域エサジョ郡のミャンマー農村開発研修センターでは、4月から継続して困窮する住民に対する食糧支援を実施。5月30日~6月5日にかけて、12村・910世帯の住民に対して、ジャガイモ、キャベツ、トマトなどの野菜や米を配布しました。なお、手作りのマスクの配布も継続して行い、感染予防を呼びかけました。
またミャンマーには、上記エサジョ郡の研修センター以外に、同じ中央乾燥地帯のマンダレー地域ピョーボエ郡内に、2017年に開所したミャンマー農業指導者研修センターがあります。コロナ感染が拡大した4月中は最低限のスタッフが残り研修センター内の業務を継続してきましたが、5月に入り地元からスタッフも研修センターに戻り活動を継続しています。そして、5月下旬の2日間に渡り、ミャンマー農業指導者研修センター周辺の8村・150世帯に対して、1世帯当り米8キロ、食料油1ℓ、その他に塩、豆、卵などの食糧物資セットの配布を実施しました。今回支援をしたのは、各村の中でも特に生活に困窮し支援が必要な世帯が大半で、コロナ拡大の影響で収入が途絶えた人達も多くいました。配布にはカウンターパートのDOAや各村の村長にも協力を頂き、支援を受けた村人からは、今回の支援に対する感謝の言葉が聞かれました。
現地の支援活動に対する緊急募金を募集しています。
皆さま温かなご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
<緊急募金の詳細はコチラ>
http://www.oisca.org/news/?p=13235
2020年
6月
05日
金
2020.6 Malaysia-1

災害のリスクや不安を減らすために
この学校は、ボルネオ島・サバ州の内陸の町タンブナンにあります。周辺は、土地が険しく、土砂崩れが起こりやすい地形となっており、大雨が降るたび、不安に悩まされてきました。植林活動を行うことで、災害のリスクを少しでも軽減したいという思いで、学校がオイスカに相談を持ちかけ、2019年に「子供の森」計画の活動が始まりました。

植林活動では、根がしっかりと張り、土壌をつなぎ止めてくれる樹種や、果樹を中心に植えました。12歳のエイドリアンくんは、「植林だけでなく、野菜づくりや、つみ木遊びなど、環境や自然について楽しく勉強ができて嬉しいです。鶏糞や野菜くずなどを使って、たい肥をつくる方法も学びました。つくったたい肥は、学校菜園での野菜づくりに使っています」と自身が取り組んでいる活動について楽しげに紹介してくれました。
SK Pegalan Kusob Tambunan / ペガラン クソブ タンブナン小学校
●活動開始年 2019年 ●児童数 84人
●所在地 Kampung makatip, 89567 Tambunan, Sabah
2020年
6月
05日
金
2020.6 Thailand-8

バーンメーパッククレ学校
この学校の生徒全員が山岳民族の村から来ていて、通うには遠いため寮で生活しています。生徒たちの両親は農業を行うため、木を切って焼き畑を行っています。以前は肥沃な森がありましたが、人口や耕作地の拡大により、森林が減っているため、水不足が起きています。これらの環境問題の解決のため、生徒たちに森の大切さを理解し、大事に思ってもらえるように活動が始まりました。

植林場所の状況は土質があまりよくなく、乾季には水不足になるという厳しい状況で、さらに当初は地域住民の関心が低く、タイ語が分からない村人たちとのコミュニケーションが困難ということもありましたが、なんとか学校の先生や地域の住民と話し合いを行い、生徒たちにも活動について説明し、2019年度も木材として利用されるメンガ、タキアントーング、良い日陰を作るプラドゥーソムの3種類100本を植林しました。

活動に参加したNaronk Merpoさん(13歳)は「いろんな人たちと一緒に植林することができて誇りに思っている。自分の手で植林して楽しかったし、知識や経験が得られた。できるだけ多くの木を植えて地球のために緑を増やしていきたい。」とコメントしています。

活動に協力してくださったNongnuch Paikum先生は「学校で活動を実施することができ、嬉しく思っている。子どもたちが活動を実践することによって知識を身につけた。現在、植えた木はまだこれから成長していく段階であるが生徒たちが木を大切にしているため、将来は多くの木が成長できて学校の環境がもっと良くなると思う。」と活動について評価してくださっています。
今後も活動を続け、植林して学校の緑の面積を増やし、さらに野菜の栽培、堆肥作り、家畜などの有機農業も実施し、生徒たちが日常生活にも取り組んでいけるように指導していきたいと考えています。
Banmaephuklae School / バーンメーパッククレ学校
●活動開始月 2017年4月 ●生徒数 295人
●所在地 Moo.11 Ban Mae Pak Lae, Takoe Sub-district , Mae Sruay District, Chiangrai Province, 57180
2020年
6月
04日
木
2020.6 Thailand-7

バーンポーングナムローン学校
この学校に通う生徒の家庭の多くは山岳民族の貧しい家庭で、農業を生業として収入を得ています。昔は学校のまわりには豊かな森がありましたが、人口の増加や農地・住宅の拡大のため、森が破壊され、多くの水源林が失われつつあるため、水不足が生じており、活動に参加しました。

今年度は木材として使用される樹種や良い日陰になる樹種、果樹など10種類合計100本を植林しました。教師や生徒の植林への関心が高く、学校の敷地内に植えた木の数は多いですが、しっかり管理しているため木はよく成長しています。緑の面積が増えたことで、日影もでき、きれいな空気もあるため以前より生徒たちは快適に過ごせるようになっています。生徒たちは木を好きになったように感じられ、活動を通して森林や環境保全について理解することができ、知識を身に付けることができたようです。それらの知識は他所にも活かされ、学校の環境もきちんと整備され、ゴミの分別がしっかり行われています。特に生徒たちは植林地で実施している有機農業活動に一生懸命取り組んでいます。畑で収穫したものを料理したり、自分で作った野菜などが食べられるため生徒たちは積極的に行っています。

参加している生徒は「日本人と一緒に植林して嬉しかった。活動に参加して植え方や木の管理の仕方が分かるようになった。家でも家族と一緒に木を植えた。他の人にも植え方などを教えることができると思う。木が大きくなって自分も嬉しかった。」と参加したことを喜んでくれています。
また、担当している先生からも、「有意義な活動であり、学校や地域の環境改善のためになるだけでなくみんなの協力を引き寄せることができるという点を高く評価したい。活動への参加を通じ、教師や生徒たち、地域住民も知識や経験が得られ、自分のところでもやってみたいというきっかけになってくれた。学校では、敷地内に増えてきた緑の面積がはっきりとわかる。将来に子供の森計画活動に参加した生徒たちが成長していくにつれて森を大切にしていく大人になってくれることが期待できる。」と将来への期待を話してくださいました。
今後は学校の敷地内を全部植林して生徒たちが自然を学び、外部へ伝えていけるように植林地を自然の教室にするとともに、ゴミの分別やリサイクル、無農薬の農業実習など環境保全につながる活動も積極的に実施していきたいと考えています。
Banpongnamron School / バーンポーングナムローン学校
●活動開始年 2017年 ●生徒数 280人
●所在地 Moo.11 Patung Sub-District, Maejan District, Chiangrai Province
2020年
6月
04日
木
2020.6 Thailand-6

バーンナーポー学校
学校からの希望を受けて、今年度より参加校となりました。初めての活動である今年は、成長すると子どもたちを強い日差しから守ってくれるパユングやスリン県の木であるガングラオ、絶滅の危機にあるグリッサナーなど31本を植林しました。

植えた後の木の管理も子どもたちは楽しみながら行っていて、Pornnapas Jansridaさん(10歳)は「自分の木のお世話をしながら木を眺めることが好きです。」と話してくれました。

当初、学校の先生方の活動への理解や環境への意識が低く協力を得ることが困難でしたが、継続的な学校での活動や代表教員と児童が日本でCFPの親善大使活動に参加したことで、理解が広まり、徐々に活動への協力を得られるようになりました。

「『子供の森』計画活動は学校にとっても生徒たちにとってもとてもよい活動です。活動で生徒たちは植林活動を体験し、自然や環境保全についての知識が得られました。」とJarud Sangnoy校長先生は今年の活動を振り返ります。
植林活動だけでなく、新たに校内のゴミの分別を始めることになり、子どもたちも積極的です。今後も、木の管理やゴミ活動などを行い、緑化や環境保全の取り組みの広がりや生徒たちの意識向上が期待できます。
Bannapo School / バーンナーポー学校
●活動開始月 2019年4月 ●児童数 103人
●所在地 Bannapo School, Moo.11 Kwaosinnarin Sub-District, Kwaosinnarin District, Surin Province 32000
2020年
6月
04日
木
2020.6 Thailand-5

バーンバヤーオ学校
参加から3年目を迎えた同校は森の面積が少なく、土壌も劣化しており植林には厳しい条件の土地であったが、学校や村の活動への参加希望が大変強く、活動を始めた経緯があります。活動では乾季に強いヤーングナー、成長が早く、木材としても価値の高いチークを植林しました。

担当教師のBumpen Tipsopa先生は、「実施することができて光栄に思っています。学校で有意義な環境活動を実施してくださったことに大変感謝しています。今後も植林地の管理をしっかりと続けていきます。」と話されています。今後も毎年植林活動を行い、校内の緑の面積をもっと増やしていき、植林活動を通して子供たちに木の種類、役割、環境の変化など地域の環境の現状について知ってもらうように指導していきたいです。さらに村でも植林活動を広げ、葉や実など食べられる樹種を植えて、村の収入向上につながるようにしていければと考えています。
バーンバヤーオ学校で行った植林活動に学校の教師、生徒や村人たちが一緒に参加した。植林した樹種はチークとヤーングナーの木。生徒たちは植林活動に興味を持って、みんなで協力し合って積極的に取り組んでいた。
Banbayao School / バーンバヤオ学校
●活動開始月 2017年4月 ●児童数 75人
●所在地 Banbayao School,Nongbua Sub-District,Banfang District,Khonkaen Province
2020年
6月
04日
木
2020.6 Thailand-4

コンケンウィタヤーヨンサーマッキー学校
もともとこの学校は校長先生をはじめとした先生方や地域住民の環境意識が高い一方で、学校の敷地には木が少なく、実施のサポートを必要としていました。今年から始まった活動では、乾季に強いチークやヤーングナー、果樹であるパパイヤを選定し、植林作業の準備から、植林、植えた後の管理まで、スタッフがやり方を子どもたちに伝え、一緒に行いました。
また、木が酸素を作り出して空気をきれいにするなど、森林の公益的機能についても学んだことで特に植林への関心が高く、一所懸命に活動を取り組んでいました。長い期間で木と触れ合った事で木や自然に対する子供たちの気持ちや関心が高まっています。
Sorawich Ritmontree校長先生は「オイスカタイランドの『子供の森』計画活動に参加することができて、嬉しく思っています。私たち、教師や生徒たちはCFPの森を徹底的に管理して守っていくことを誓います。」と今後の管理にも意欲的です。引き続き、果樹の植林、有機野菜の栽培、日本語の授業など、取り組みを拡げていきたいと考えています。
現地の調整員が植林作業から管理作業までについて説明し、活動への評価をも行う。学校の教師や生徒たちは理解した上で植林活動を実施した。また継続的に植林地の管理作業を行っているため、学校の緑の面積が増えた。
Khonkaenwittayayonsamakkee School / コンケンウィタヤーヨンサーマッキー学校
●活動開始年 2019年 ●児童数 320人
●所在地 Khonkaenwittayayonsamakkee School,Muang District,Khonkaen Province
2020年
6月
04日
木
2020.6 Thailand-3

ナコンルアンウドムラットウィタヤー学校
アユタヤでは森林破壊が影響し、水不足や乾季の長期化、季節通りに雨が降らないなどの問題が目立ってきています。今年より活動に参加したナコンルアンウドムラットウィタヤー学校は、洪水にも乾季にも耐えられるヤーングナーの木を選定し植林活動を行いました。
群立学校である同学校は、アユタヤ地域でも植林できる場所を有する比較的条件の整った学校です。特に学校の裏手には川やお寺があり、成長した森は子どもたちだけでなく、地域の心のよりどころであるお寺や地域にも恩恵をもたらすことが期待されています。

活動に参加したChanrong Anantachomさん(高1,16歳)は、「オイスカタイランドの『子供の森』計画活動では、木の植え方や環境保全について学び、タイの子どもや日本の子どもとの交流をすることができました。活動に参加して感じたことは学校や地域で環境保全を取り組んでいるため、僕たちは有意義な活動を行ったことです。また環境のことをもっと勉強してやってみたいと思います。」と感想を話してくれました。

また、Lumtian Satsri先生も「活動を通し、生徒たちは植林や交流などの環境保全活動に参加することで環境保全に対する意識や自然を愛する心を育てる良い機会となりました。環境面だけでなく、日本の子どもとの交流でタイと日本の友好を築く一つの取り組みができたと思います。」と活動の意義について感じてくださっています。
今後、生徒たちの自然や環境保護に対する意識を向上させるように環境教育活動を継続し、絶滅危機のある地域の樹種を植林し、生徒の学びを深めていきたいと考えています。
Nakornlhuang udomrat wittaya School / ナコンルアンウドムラットウィタヤー学校
●活動開始月 2019年4月 ●生徒数 620人
●所在地 124 Paprabpral Rd., Nakronloang Sub-District Ayutthaya Province
2020年
6月
03日
水
2020.6 Thailand-2

チュンチョンポムペット学校
タイでは環境問題が国全体で抱える問題と認識され、特に人口密度の高い都市部では資源の消費率の高さや消費から排出される汚染物質が要因となり、環境問題がさらに深刻になっています。

学校のあるアユタヤ県は工業地帯が多く森林面積も少なく、この学校も校舎が学校の敷地の大半を占め、周囲も住宅や建物に囲まれている。学校の敷地内に木がとても少ないため、子どもたちが自然に触れて環境について学んで実際に体験することができるように「子供の森」計画活動に参加したいと学校が参加を希望しました。

2019年度の活動では、校外で地域住民と共に保護対象や地域で見ることが少なくなった協働樹種などを植林したほか、環境キャンプを実施しました。

子どもたちを指導しているManas Piyawong先生は「CFP活動を実施することによってさまざまな成果が得られていますが、特に目に見えないが一番感じていることは生徒たちの環境に対する関心や考え方などの意識が生まれたことです。生徒たちは学校にある木や植物を大事にしたり、きちんとごみの分別を行ったりしています。教師としてこれからも生徒たちが環境を大切にしていくように指導していきたいと思います。ご支援をありがとうございました。」とコメントしています。
Chumchonpompech School / チュンチョンポムペット学校
●活動開始年 2017年 ●生徒数 588人
●所在地 3/5 U-Thong Rd., Pratoochai Sub-District, Phranakornsri ayuttaya District, Phranakornsri ayuttaya Province 13000
2020年
6月
03日
水
2020.6 Thailand-1

厳しい乾燥に負けず、森を育てる
バーンノーントーング学校は、タイの東北部、ゾウで有名なスリン県にあります。この学校が位置するノントーング村では、オイスカの森林再生プロジェクトを展開しています。近い将来、地域の森を託される子どもたちが、自分たちの手でふるさとの森を守っていけるよう、同校で「子供の森」計画の活動が始まりました。

活動3年目となる2019年は、メンガやヤーングナーなど、もともと地域にある樹種を中心に植樹しました。スリン県は乾燥が厳しいため、苗木が育つためにはきちんと管理を続ける必要があります。同校の先生も「活動に参加した生徒たちには、自然環境に対する意識が生まれています。森づくりを継続していくことで、その意識がより高められていくと思います」と語るなど、活動の発展に大きな期待を寄せています。
Bannonthong School / バーンノーントーング学校
●活動開始年 2017年 ●生徒数 141人
●所在地 Koktakian Sub-District, Gabcherng District, Surin
2020年
6月
03日
水
2020.6 Sri Lanka-1

新たな学校で活動が始まりました!
北西部州クルネーガラ県に位置するマスポタ学校は、平野部にあり、近くには小さな運河が流れています。「子供の森」計画に参加している別の学校から異動してきた校長先生が、新たな赴任先でも是非取り組みたいとオイスカに相談してきたことから、2019年に活動がスタート。校長先生自身が事前に他の先生たちや保護者に丁寧に説明をしてくれたことで、大きな問題もなく活動を始めることができました。

初年度となる2019年には、カランダやネッリなど、伝統的な民間薬としても活用できる樹種を中心に100本の苗木を植えました。スリランカは伝統医療省もあるなど、薬草栽培が盛んです。校長先生も「再びこのような機会をもらえて本当に感謝しています。雨不足が続いていますが、水やりを継続しているので苗木もよく育っています。子どもたちに薬としての使い方も教えていきたいです」と今後の抱負を語ってくれました。
Ku/Maspotha Maha Vidyalaya / マスポタ学校
●活動開始年 2019年 ●生徒数 540人
●所在地 Maspotha, Kurunegala
2020年
6月
03日
水
2020.6 Philippines-1

海に恩返しをするために
ダルダラット小学校は、ルソン島北部・南イロコス州の海辺にある学校です。海に近いということもあり、地域住民の多くは海に関連した仕事を生業としています。多くの恩恵をもたらしてくれる海に恩返しをするため、この学校では、2004年から海岸でのマングローブ植林にも取り組んできました。

住民や日本からのボランティアと一緒に守り育んできたマングローブは、大きく育ち、潮風や砂、暴風、高波から村を守ってくれるようになりました。生態系が豊かになり、地域の漁獲量も増えて住民の生計向上にもつながっています。11歳のイベットさんは、「植林やワークショップに参加するなかで、生きるために必要な知恵を学んでいる気がします。自分や家族のためにも、自然を大切にしなければいけないと思います」と学びの中で感じたことを語ってくれました。
Dardarat Elementary School / ダルダラット小学校
●活動開始年 1998年 ●児童数 120人
●所在地 Dardarat, Cabugao, Ilocos Sur
2020年
6月
03日
水
2020.6 Myanmar-1

愛情と責任を持って木を育てています!
マンダレー地域のオイスカ農業指導者研修センターにほど近いユワタ学校は、ユワタ村周辺9村から生徒が通う基幹校で、保育園児から高校生まで528名が在籍しています。農業はそれほど盛んではなく、住民の多くがかつら産業に従事しています。

しかし、残念ながら地域全体として教育や環境についての関心は低く、ごみの問題も深刻です。こうした問題の解決につながればという思いで、2019年に「子供の森」計画に参加しました。初めての活動では、保護者も参加して155本の苗木を植えました。植えた木は、生徒が2人で1本ずつ担当して、管理しています。水やりも毎日欠かさず行っており、驚くほど大きくなりました。木を植え、育てることを習慣にできるよう、そして地域全体の意識を変えていくためにも、住民に対するセミナーも実施していきたいと考えています。
Ywar Thar High School / ユワタ学校
●活動開始年 2019年 ●生徒数 528人
●所在地 Ywar Thar Village, Pyawbwe Township, Mandalay
2020年
6月
03日
水
2020.6 Indonesia-1

継続的な取り組みが政府からも評価されました !
ジョグジャカルタ市の郊外に位置するこの学校は、非常に「子供の森」計画の活動に積極的であり、校内には小さな森が育ってきています。学校の森は教室に涼しい風を運び、環境学習の機会にも活用されています。こうした緑化が進んでいるのは、子どもたちだけでなく、保護者もグループをつくって活動をサポートしてくれているおかげです。継続的な取り組みが政府にも評価され、2019年には全国レベルの環境賞を受賞することができました。

継続的な取り組みが政府にも評価され、2019年には全国レベルの環境賞を受賞することができました。11歳のフィオレンザさんは、「活動の中で木の植え方や種類について知ることができました。他にもオイスカのコーディネーターから環境を守るために、私たちにできることをたくさん教えてもらいました」と嬉しそうに語ってくれました。政府からも認められた同校の取り組みに、周囲の学校からも注目が集まっています。
Al Azhar 31 Yogyakarta Islamic Elementary School / アル アズハル ジョグジャカルタ イスラム小学校
●活動開始年 2017年 ●児童数 779人
●所在地 Sinduadi, Mlati Sleman, Daerah Istimewa Y ogyakarta
2020年
6月
03日
水
2020.6 India-1

自然に触れ、いのちのつながりを学ぶ
チョーリヤード小学校は、南インドケララ州カヌールの静かな村の中にある小さな学校です。近くには、さまざまな種類の木々が植えられ、蓮の池もある美しい公園があります。「子供の森」計画では、学校だけではなく、村の自慢であるこの公園でも植林を行い、公園の緑化に貢献しています。

2019年には、薬として活用できる木や、日陰をつくってくれる木、見た目にも美しいようにと、きれいな花が咲く木を選ん
で植えました。他にも学校での野菜づくりや、養蜂、公園での自然観察など楽しく自然に触れる活動を展開。子どもたちは体験の中で、環境保全の大切さに気づき、いのちのつながりについて学びを深めていま。このような多岐にわたる活動が周囲の学校からも注目され、今では環境保全のモデル的な取り組みとして地元政府から評価を受けています。
Chooliyad Aided Lower Primary School / チョーリヤード小学校
●活動開始年 2016年 ●児童数 70人
●所在地 Chooliyad, Malappattam, Kannur Dt, Kerala
2020年
6月
02日
火
2020.6 Fiji-1

村を守るため、マングローブの植樹を開始
ビチレブ島南部、美しい海岸線が続くコーラルコーストにあるこの学校は、フィジーにおける「子供の森」計画のパイオニア学校の一つとして、校内や地域での植林活動を積極的に進めてきました。海岸浸食やサイクロンによる高潮の被害などを経験するなかで、自分たちが住む海辺こそが、気候変動の影響を受けやすいということを実感しているからです。

2019年には、住民も参加して、村の目の前の浜でマングローブの植樹を始めました。美しい海を守るために、浜辺の清掃活動にも力を入れています。村の環境保全活動を取りまとめる環境委員会のイノケ会長は、「村を守るために、子どもも村人も一丸となって取り組んでいます。こうして私たちに実際に行動を起こす機会をいただき本当に感謝しています」と語るなど、感謝とともに村全体にとって「子供の森」計画の活動が大きな意味を持っていることを伝えてくれました。
Ratu Filise Memorial School / ラトゥ フィリス メモリアル学校
●活動開始年 1993年 ●生徒数 257人
●所在地 Namatakula, Nandronga and Navosa Province
2020年
6月
02日
火
2020.6 Cambodia-1

学校目標として取り組んでいます!
クナン クラプー小学校は、ベトナムとの国境にほど近い、カンボジア東部トボンクムン州メモット郡にある学校です。裏手には、大きな飛行場跡地が広がっています。学校の環境を良くしたいという思いから、校長先生がオイスカに問い合わせ、2019年に「子供の森」計画の活動を始めました。

初めての活動では、メンガやケランジィなど、土地に合った郷土樹種を中心に植樹しました。土もよく、井戸があること、そして何よりも子どもたちが水やりや追肥など管理を丁寧に続けているため、生育のよい木は既に1.5mほどの高さに生長しています。「何に対しても一生懸命頑張ること、たくさんの本を読むこと、木のお世話を続けること。この3つが、今学校の目標です。子どもたちの姿に成長を感じています」と担当のスオン先生も嬉しそうに語ってくれました。
Khnang Krapeu Primary School / クナン クラプー小学校
●活動開始年 2019年 ●児童数 651人
●所在地 Tromoung, Memot Disctrict, Tboung Khmum Province
2020年
6月
01日
月
2020.6 Bangladesh-1

水害から学校を守ろう!
クルナ県に位置するハトバティ ホゴルブニア学校は、頻繁に起こる洪水による被害を少しでも軽減したいという学校の運営委員会や教師らの熱い思いで、2018年から「子供の森」計画に参加しています。活動開始当初から学校全体の意識が高く、初年度に植えた木の生存率が98%を達成するなど、植林後の手入れや管理もしっかりと行っています。

2019年は、学校の境界線に沿って、マンゴーやグアバ、オリーブなど種類の異なる果物の苗木を子どもたちが協力して植えました。校長先生からも「この活動は、環境を守るだけでなく、気候変動への適応策について知る、大切な学びの時間です。参加した子どもたちもしっかりと植林の必要性について理解しています」と嬉しいコメントが寄せられました。
Hatbati Hogolbunia High School / ハトバティ ホゴルブニア学校
●活動開始年 2018年 ●生徒数 455人
●所在地 Hogolbunia, Batiaghata, Khulna
2020年
5月
28日
木
新型コロナウイルスに対する取り組み(5月26日時点)

新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来、オイスカの活動国においても、感染拡大を防ぐための厳しい規制が取られてきました。感染者数の増加が落ち着いた国などにおいては、一部段階的に規制が緩和され始めていますが、ほとんどの国で学校は閉鎖されたままであり、移動にも制限がかかった状態が続いています。長期にわたる規制措置によって、オイスカの活動地においても生活が困窮する人々が後を絶ちません。オイスカでは現地スタッフらと連携し、困窮する人々の生活を支えるべく、緊急並びに復興支援を行っています。
ミャンマー
ミャンマーでは引き続き各種制限措置が続いており、連日の暑さが続く中、人々の生活も厳しい状況を強いられています。マグウェ地域エサジョ郡のミャンマー農村開発研修センターでは、4月の配布以降も、追加で研修センター周辺の11村・1210世帯に対して、1100ℓを超える飲み水やマスクを配布した他、併せてセンターで生産した卵、野菜やパン等の配布も行いました。研修センターの周りの農村は貧困度が高い村も多く、今回のセンターからの農産物等の配布は安全な食料の確保にも繋がりました。
スリランカ

学校閉鎖が続くスリランカにおいては、一部移動制限が緩和された5月下旬から、家庭内で新鮮な野菜を手に入れられるよう家庭菜園の普及活動を開始。「子供の森」計画参加校の周辺地域を対象に、それぞれの県のコーディネーターたちが野菜の種や苗を配り、育成方法を指導しています。地域住民や青年グループも活動への関心が高く、家庭内だけでなく、少人数で共同の畑づくりも始まっているようです。
パプアニューギニア

5月20日、パプアニューギニアのラバウル・エコテック研修センターでは、地域住民に対し、感染拡大防止に向けてマスクづくりの指導を行いました。これは、女性のエンパワーメントを目的とした裁縫教室の中で実施。今回のマスクづくりには、女性だけでなく、男性や子どもたちも参加しました。また感染防止に向けて、石鹸を使った適切な手洗いの指導もあわせて行いました。今後も対象者を変えながら、同様の研修を行う予定にしています。
インド
南インド、タミル・ナードゥのコテームドゥ村において、困窮する住民に対して食糧支援を実施。ソーシャルディスタンスを保つなど、感染防止に努めながら生活に必要な米などの食料品を村人に配りました。
その他の地域でも、「今できる」活動に取り組んでいます
国際生物多様性の日(5/22)に合わせて、各地でグリーンウェイブ(世界中の青少年が一斉に植林等の生物多様性を保全もしくは学習するアクションを起こす活動)の活動を実施。
今年は「生物多様性の10年」の最終年であり、本来であれば最終年を盛り上げるイベントが各地で行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で大規模なイベントは中止に。
それでも、さまざまないのちを支える生物多様性について考える機会を大切にしようと、オンラインで家庭での取り組みを呼び掛けたり、少人数で実施するなど、今できる体制で活動に取り組んでいます。
オイスカでは、こうした現地の活動を支えるべく、緊急募金の受け付けを開始しています。詳細は、下記ホームページをご覧ください。ご協力どうぞよろしくお願い致します。
2020年
5月
26日
火
新型コロナウイルスに対する各地の取り組み

世界で猛威を振るっている新型コロナウィルスは、オイスカが活動を行う各国においても、人々の生活に深刻な影響を及ぼしています。多くの国や地域では、外出制限などが設けられているほか学校も休校となり、活動が思うように進まない状況です。
厳しい状況が続いていますが、各地において現地スタッフが立ち上がり、移動制限などにより困窮する地域住民への支援や、感染拡大を防ぐための活動の輪を拡げています。
公益財団法人オイスカでは、こうした各国の活動を支援するとともに、現地スタッフと連携し、地域の状況やニーズに合わせた活動を展開しています。
新着情報
第1報:各地における新型コロナウイルス対応(4月23日時点)
第3報:各地における新型コロナウイルス対応(5月26日時点)
第4報:ミャンマーにおける新型コロナウイルス対応(6月5日時点)
第5報:モンゴルにおける新型コロナウイルス対応(6月12日時点)
第6報:スリランカにおける新型コロナウイルス対応(6月18日時点)
第9報:メキシコにおける新型コロナウイルス対応(7月13日時点)
第10報:フィリピンにおける新型コロナウイルスの対策(8月7日時点)
2020年
4月
23日
木
新型コロナウイルスに対する各地の取り組み

世界で猛威を振るっている新型コロナウィルスは、オイスカの活動地にも深刻な影響を及ぼしています。現在ほとんどの国で学校が閉鎖されているほか、厳しい移動制限が出ている国も多く、スタッフたちは研修センターなどの拠点から出ることも難しい状況です。厳しい状況が続いていますが、各地でスタッフが立ち上がり、ロックダウンによって閉ざされてしまった地域への支援や、感染拡大を防ぐための活動の輪を広げています。
フィリピン
厳しい移動制限が続き、コミュニティが閉鎖されているフィリピン・ルソン島北部のアブラ州では、オイスカアブラ農林業研修センターが地元政府と協力し、野菜、米、餅、卵などの研修センターの農産物を、地域住民に配布しています。また医療関係者や警察官など、感染症と最前線で戦う人々へも食料の寄付を行いました。
インドネシア
学校閉鎖が続いているインドネシアでは、「子供の森」計画に参加している子どもたちが、各家庭で感染拡大を防ぐためにポスターをつくり、協力を呼び掛けています。
”家で過ごそう、距離を保とう”
子どもたちも今自分にできることを考えて、行動しています。
また「子供の森」計画のコーディネーターやオイスカのOBOGたちの中では、外出自粛が要請されるなかで、外出しなくても新鮮な野菜が手に入るように家庭菜園づくりや、体の免疫を高めるハーブの植栽をすすめる動きが出ています。
スリランカ
全土にて移動制限が続くスリランカでは、県を超えた移動が禁止されています。そのため、クルネーガラ県やアヌラーダプラ県、ケガッラ県のスタッフやOBたちが、それぞれの地域でマスク着用の重要性と適切な方法について伝えながら、住民にマスクを配布しています。
マスクの配布に当たり、ゴム付けなど一部必要な縫製作業は、ボランティアの方に手伝っていただきました。
マレーシア・サバ州
マレーシア政府は、3月17日に新型コロナウイルスを封じ込めるための「活動制限令」を宣言しました。宣言から約1か月がたった今、制限はさらに厳しくなっています。
サバ州にあるKPD/オイスカ青年研修センターでは、今年は同州のさまざまな地域から合計74名の研修生を受け入れていますが、制限令により、現在41名の研修生が村に戻り、残りの研修生はセンターのスタッフと共に、村人のために農作物を生産し続けています。生活必需品を購入することもままならないなか、研修センターの近くに住む地元の住民は、野菜、米、鶏肉などの新鮮で安全な食材を手に入れることができています。
※農産物の販売は、政府の指導により、研修センターの入り口のみで行っています
インド・ハイデラバード
ウイルスの感染拡大を防ぐため3月25日から、全土で外出禁止措置が取られているインド。厳しい移動制限が続くなか、インド南部ハイデラバードのオイスカメンバーたちが、Ranganayakula Gutta地区の住民に消毒剤と布マスクを配布しました。
ミャンマー
現在ミャンマーは、暑季(3月中旬~5月中旬)の真っただなかにあり、一年で一番暑い時期を迎えています。オイスカが活動を行う中央乾燥地帯では、雨も全く降らず、厳しい水不足が続いている状況です。このような厳しい環境のなか、さらに新型コロナウイルスの感染拡大によって移動が制限されており、人々の生活に大きな影響を及ぼしています。
オイスカの二つの研修センターでは、地域の人々の食を支えるため、最低限の人数がセンターに残り農作業や畜産などの業務にあたっています。スタッフたちは、手作りのマスクを着用し、手洗いなどの衛生管理に留意しながら活動を続けています。
さらに、マグウェ地域エサジョ郡にあるミャンマー農村開発研修センターでは、「子供の森」計画を行っている4村の525世帯に対して825ℓの飲み水と手作りマスクを配布。また感染拡大に取り組む地方政府に対しても、現地資金の中から300,000チャットと、手作りマスクを寄贈しました。
その他の国や地域でも、スタッフたちが安全面に配慮しながら、研修センターの運営を続け、植林地の管理を行うなど、今できることに真摯に取り組んでいます。
先の見えない厳しい状況が続きますが、オイスカのネットワークを生かしながら、現地スタッフと共に、私たちに何ができるか日々考え、取り組んでいきたいと考えています。
2020年
1月
20日
月
2020 Greeting card

「子供の森」計画に参加している子どもたちから、Greeting cardが届きました!
今年もクリスマスから新年にかけて各国より届き、素敵なクリスマスプレゼントとなりました。絵は、国ごとに特徴がありますが、どのカードも彩り豊かです。子どもたちが一生懸命書いてくれたと思うと、見ていて微笑ましい気持ちになりますね。
来年、このグリーティングカードを受け取ってみたい!と言う方はこちらをご覧ください。
Bangladesh(バングラデシュから)
Cambodia (カンボジアから)
China(中国、内モンゴル自治区から)
Fiji(フィジーから)
North India(北インドから)
South India(南インドから)
Indonesia(インドネシアから)
Malaysia(マレーシアから)
Mongolia(モンゴルから)
Myanmar(ミャンマーから)
Philippines (フィリピンから)
Sri Lanka(スリランカから)
Thailand (タイから)
Papua New Guinea (パプアニューギニアから)
2019年
12月
27日
金
2020.1 Philippines

2019 オイスカ「子供の森」計画
ナショナルワークショップin フィリピン
11月27日から30日の3日間、フィリピンのヌエバビスカヤ州にあるオイスカの活動地で、フィリピン・「子供の森」計画ワークショップが開催されました。ワークショップにはフィリピン12の州から小学生50人、中学生9人、先生24人と、オイスカ「子供の森」計画のコーディネーター19人、他ボランテイアや講師など計103人が参加し、今回のテーマである「生物多様性の保全と二酸化炭素の隔離潜在性認識」についてワークショップや植林など様々な活動を行いました。

1日目は、オイスカの活動紹介、子ども親善大使プログラムを通して日本で学んできた子どもたちの報告や、今回の開催地であるヌエバビスカヤで行っている植林プロジェクトについて参加者に説明しました。
午後からは、ワークショップが始まりました。最初のワークショップは、フィリピン大学のネルソン准教授から、参加者に5つの質問がなげかけられました。①どうじて学ぶのか②何を学びたいか③ここに着いたとき何を発見したか④一番心に残った動物は何か⑤ふるさとに戻ったと時、家族や友達に共有したいことは何か?参加者はそれぞれ考え、最後に教授よりこれらの質問に対して行動を起こすには、どうしたらいいかを教えてもらいました。またその後、参加者は、「火」・「水」・「風」・「地球」・「精神」の5つのグループに分かれ、根、樹皮、小枝、葉や種の材料を使って、グラフを作成し、グループ毎に発表しました。また、夕食時には、各地のダンスを披露するなど、和やかな雰囲気の中友好を深めました。
2日目には、生物多様性を調査するフィールドワークを行いました。午前には、植林地周辺を2時間かけてネイチャーウォークをし、ナラの木を200本植えました。また午後には、ネルソン教授から調査で使用するテープやコンパス、GPSなどを紹介してもらい、実際に使用して様々な生態系 (水生、低木地、天然林、フルーツ農園、マホガニー農場)の調査を行いました。
フィールドワークの後、参加者は、日中活動した植林地で見つけた材料(葉っぱ等)から作った情報グラフを紹介しました。参加者達は、それぞれグループ毎にテーマについてポスターにまとめそれぞれハッシュタグをつけました。
最終日には、参加者それぞれ3日間のワークショップを通して
①#I thought 私が思ったこと
②#I realized 私が気づいたこと
③# I will 私がやること
を、書き出しました。
ある参加者は、
#山での植林はとても大変でした
と、思ったことをそのまま表現しました。
また、ある生徒は
#自然は、守られるべきです
と、気づいたと書いていました。
#学んだことを友達に伝えます
と、書きました。
(下記に写真とキャプションでみんなの考え等を紹介しています)
最後には、一人一人に参加証が授与され、みな気持ちを新たにそれぞれの故郷に向かいました。
参加者それぞれワークショップを通して気づき、学び、考えが浮かんだようです。
その思いを大切に、これからも自然を守る活動に、友達や家族と協力して取り組んでいきます。
2019年
11月
30日
土
Green Wave 2019 Report

オイスカが2008年より参画している“グリーンウェイブ”は、国連生物多様性条約事務局(SCBD)が進める取り組みで、5月22日の「国際生物多様性の日」の前後に世界中で行われています。オイスカも「子供の森」計画(以下、CFP)参加校を中心に、国内外でさまざまな活動を実施しました。

活動国の1つである香港では、2019年3月21日に幼稚園児55名と先生を対象に「森のつみ木広場」※を開催しました。園児たちは3種類のつみ木を使って、思い思いに作品を制作。

最後には、みんなの作品を合わせて大きな町を作りました。またその後には、森の大切さを伝える紙芝居『森のおはなし』を披露。子どもたちはじっと話に耳を傾け、森を適切に手入れしていく大切さを知りました。

人口が集中する香港の都市部では、子どもたちは自然に触れ合う機会が少なく、こうした体験を通して、森の恵みや大切さを知る機会となりました。

また、日本国内でも、各地で植林や緑化活動が行われました。活動地のひとつである山梨県では、国連が定める6月5日の環境の日に合わせて富士山で、支援企業とインド大使館職員、地元の小学生らが育林・植林活動を行いました。富士山は、2013年に世界文化遺産に登録されましたが、一部の森では、虫害などの発生により豊かな森林や生態系が失われてしまいました。今回の活動では、苗木を守るシカ害対策ネットの補修作業と補植(植林)作業を行いました。この日植えた広葉樹の苗木は、マハトマ・ガンジー生誕150周年を記念してインド大使館から寄贈いただいたものです。数年後には植林した苗木が大きくなり、季節ごとに色を付け、ますます美しい富士山の姿を見せてくれることを願います。
今年2020年は、国連生物多様性の10年の最終年になります。オイスカでは、CFP活動校をはじめ、関係各所と連携し、より一層活動に弾みをつけていきたいと思います。
※「森のつみ木広場」とは、間伐材でできたつみ木を使って、作品作りや紙芝居を通して間接的に森の大切さを子どもたちに分かりやすく伝えるプログラムです。
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●スリランカ
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2019年
10月
18日
金
2019.10 Papua New Guinea-2

アピヌン(こんにちは)
僕の1日を紹介します
僕は、タブタブル小学校に通う3年生のアルノルです。学校は、朝8時から朝会が始まって、13時に全部の授業が終わります。家から学 校までは歩いて20分くらいです。

「子供の森」計画の活動では、いろいろな種類の野菜を育てる活動が楽しくて大好きです。僕の村では、森がどんどん少なくなっていると聞きました。昔のようにたくさ んの動物が住める森が戻ってくるように、友だちや家族など周りの 人に呼び掛けて、もっと植林活動を頑張りたいです。
2019年
10月
18日
金
2019.10 Papua New Guinea-1

「子供の森」計画に仲間入りしました!
タギタギ小学校は、東ニューブリテン州ラバウルの田舎町にある児童数320人の学校です。以前は周囲に豊かな森がありましたが、近年は開発により伐採が進み、自然環境の劣化が進んでいます。こうした状況を憂いた先生たちが、子どもたちに環境を守るための知識や技術を教えたいとオイスカに相談したことから、「子供の森」計画の活動が始まりました。

みんなが楽しみにしていた初めての活動では、オイスカの スタッフや研修生が環境を破壊することの恐ろしさをオリジナルの劇にして紹介。時に面白おかしく、時にシリアスなその内容に、子どもたちもすっかり引き込まれた様子でした。こうして 楽しく学びを深めた後は、早速実践! 数種類の果樹や、良質な木材になるマホガニーなどの苗木を200本植えました。今後 は、植えた苗木の管理をしながら、さらに植林活動を進め、学校菜園での有機農業にもチャレンジしたいと考えています。
2019年
10月
18日
金
2019.10 Mongolia-2

サェン バェノー(こんにちは)
私の1日を紹介します
私はセレンゲ村学校に通う、13歳のホンゴロです。家から学校ま では、歩いて15分ぐらいかかります。ふるさとを流れるセレンゲ川 には、モンゴルで一番長い橋がかかっていて、それがちょっとした 自慢です。

「子供の森」計画で好きな活動は、植林とサマーキャンプ です。サマーキャンプでは、新しい友だちがたくさんできて、とても 嬉しかったです。これからも、学校の友達や地域の人と一緒にたく さんの木や花を植えていきます!
2019年
10月
18日
金
2019.10 Mongolia-1

憩える小さな森をつくるために
セレンゲ村学校は、モンゴル北部・ブルガン県に位置して います。学校には、2haもの広い敷地がありますが、緑はほと んどなく、子どもたちが休める木陰もありませんでした。この拾い敷地を活用して、小さな森を作ることを目的として、2016 年に「子供の森」計画の活動が始まりました。2018年には、アカシアや、バードチェリーなど600本の苗木を植樹。数年経ち 大きく生長した際には、アカシアは強風から子どもたちや校舎を守る防風の役割を果たし、バードチェリーは、栄養価の高い実をつけ、よい給食の食材にもなります。

2018年9月には、8年生のバイカ君が、学校を代表し子ども親善大使として日本を訪問。帰国後には報告会を開き、日本で学んだことや感じたことを友だちや先生と共有しました。学校全体の活動意欲も高まり、村でのごみ拾いなど、新しい取り組みも始まっています。
セレンゲ村学校 /Secondary School of Selenge soum
- 活動開始年 2016年
- 児童数 385人
- 所在地 Selenge soum, Bulgan province
2019年
10月
18日
金
2019.10 Myanmar-1

ミンガラバー(こんにちは)
私の1日を紹介します
僕は、セーユア学校に通う6年生のトーアウンです。僕の家はヤシ農家なので、家の周りにはヤシの木がたくさんあります。学校には、 2年生の弟と一緒に45分かけて歩いて通っています。お昼休みには、お母さんが作ってくれたおいしいお弁当を食べまています。

「子供の森」計画では、自然観察の時間が大好きです。いろいろな生き物を発見することができました! 大好きな村が、もっと緑でいっぱいになるように、これからも植林活動を頑張りたいです。
2019年
10月
18日
金
2019.10 Sri Lanka-1

アーユーボーワン(こんにちは)!
私の1日を紹介します
私は、ボゴダ小学校に通う2年生のサユミです。学校には、お母さんがバイクに乗せて連れて行ってくれます。授業は、朝の7時半から 13時半までです。学校では、「子供の森」計画で1年生の時に植えた 木を今でも大切にお世話しています。頑張ってお世話をしているので、木も元気に成長しています。

あと2年くらいすると実がなって食べられるそうなので、とっても楽しみです。学校がもっときれいになるように、お花を植えたり、お掃除もがんばりたいと思っています。
2019年
10月
18日
金
2019.10 Philippines-1

マガンダンハポン(こんにちは)!
僕の1日を紹介します
僕は、ヌエバビスカヤ州のムーロン小学校に通う、6年生のペドロで す。学校は家から近く、歩いて5分のところにあります。「子供の森」計画では、日本から来たボランティアの皆さんと一緒に植林をしたことが心に残っています。とっても楽しかったです!

僕の家の近くに は、この町のシンボルとなっているマントゥル丘があります。僕はこの丘が大好きです! 大好きな町が緑でいっぱいになり、動物たちも安心して暮らせる場所が増えるよう、これからも植林を頑張ります。
2019年
7月
19日
金
2019.7 India-1

ナマステ!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
アショカ・ミッション学校に通う、10年生のアンキットです。2013年から「子供の森」計画に参加し、今年で5年目になります。好きな活動は、環境を守るポスターを描いて、友達や地域の人に環境を守る大切さを伝えることです。

自宅の庭でも、薬草を育てています。将来の夢は、生態学の先生になることです。先生になったら子どもたちに環境の大切さも教えていきたいと思っています。
2019年
7月
19日
金
2019.6 Fiji-1

ブラ!(こんにちは!)
僕の一日を紹介します。
僕は、ナンドロマイ小学校に通う、6年生のテビタです。学校は毎日8時に始まって、15時半まで授業があります。僕の村は、豊かな水源がある山のふもとにあって、おいしいエビがたくさんとれます。

2018年11月に、僕は「子供の森」計画親善大使として、日本へ行きました。日本ではたくさんのことを学びましたが、特に学校でもゴミの分別に取り組んでいることが印象に残りました。フィジーへ帰った後、自分の学校や地域でも少しずつ取り組んでいます。
2019年
7月
19日
金
2019.7 China・Inner Mongolia-1

ニーハオ(こんにちは)!
僕の一日を紹介します。
僕は、阿拉善民族学校に通う3年生のアイラグです。学校には、毎日歩いて通っています。授業は朝8時から、夕方5時半まであります。僕の村(バインノルゴン)には、昔有名な仏教学者がいたそうで、それがちょっとした自慢です。「子供の森」計画では、ソウソウの苗木を植える活動が楽しかったです。

ふるさとの環境がもっとよくなるように、これからも環境を守る活動を続けたいです。将来は宇宙飛行士になって、宇宙に行ってみたいです。
2019年
7月
19日
金
2019.7 Bangladesh-1

アッサラーム アライクム
(こんにちは)
私の一日を紹介します。
私は、クルナ県にあるラスモハン女子学校に通うニパです。学校は、朝8時に始まって15時まで授業があります。私の学校では、「子供の森」計画で植林活動や環境をテーマにしたポスターづくりなどに取り組んでいます。

活動はいつも楽しいですし、植えた木の成長も身近に感じることができて嬉しいです。私が住んでいる地域は、洪水などの災害がよく起こります。将来そうした災害から、学校や地域を守ってもらえるように、植林を続けながら、大切に育てていきたいです。
2019年
7月
03日
水
2019.7 Philippines-1

海の近くで暮らしていくために
ルッガルダカウサピン小学校は、フィリピン北部のルソン島に位置しています。海岸線から300m離れたところにあり、305名の児童が通っています。潮風の影響や暑さを少しでも軽減できるように、2017年に森づくりを始めました。

2018年には、土地や環境に適していたことから、材木としてよく使われるマホガニーの木を植えました。また、漂着ゴミ
が増えている海岸にて清掃活動も行い、海辺の美化にも貢献しています。担当の先生からは「子どもたちや地域の方が環境を守る大切さに気づき始めています。植えた木が猛暑によって枯死してしまうなど問題もありますが、地域の方が積極的に関わるようになってくださり、木のお世話も手伝ってくださるので助かっています」といった嬉しいコメントが寄せられました。今後は、マホガニーだけでなくさまざまな樹種を植え、多様性に富んだ森づくりに挑戦していきたいと思います。
LutgardaCausapin Elementary School/ルッガルダ カウサピン小学校
- 活動開始年 2017年
- 児童数 305人
- 所在地 Brgy.Guisguis,Sariaya,Quezon
2019年
6月
26日
水
2019.6 Myanmar-1

使う責任・守る責任
チャウダカ小学校は、周りより少し標高の高い村にある小さな学校です。近くには小さなダムがあり、そこから水を汲んで、飲み水や農業用水にしています。この村では、炭づくりをする人が多く、そのために多くの木々が伐採されてきました。

失われた環境を取り戻すだけでなく、潤いのあるふるさとを目指して、子どもたちが協力し合いながら乾燥に強い樹種の植林活動を行っています。「子どもたちの中には、自然を大切にするだけでなく、仲間と協力するといった気持ちも生まれているように思います」と村長も嬉しそうに語ってくれました。子どもたちの頑張る姿を見て、これまでは伐採をする側だった村人たちが、積極的に苗木の柵づくりや管理などを手伝ってくれるようなりました。生活をするためには木を切ることも避けられませんが、「切った後にはもう一度木を植えよう」という意識が村全体に育ってきています。
Kyaut Da kar Primary School/チャウダカ小学校
- 活動開始年 2002年
- 児童数 36人
- 所在地 Kyaut Da kar village,Y esagyo township
2019年
6月
26日
水
2019.6 India-1

暮らしに役立つ“生きた学び”
カダチラ高等学校は、インド南部ケララ州カヌール市の郊外の村に位置しています。生徒の95%が地元の出身で、植林や農業にとても関心を持っています。こうしたことから、「子供の森」計画では、主に薬草の栽培と植林に取り組んでいます。収穫した薬草は、傷の手当に活用するなど、昔ながらの知恵や手法を学びながら、日常生活にも役立てています。

また、特に関心の高い生徒を集めてラブグリーンクラブを結成。メンバーは、学校が休みの時に苗木の管理を行うほか、学校での環境保全活動を地域にPRし、参加を呼び掛けるなど、活動の輪を拡げられるよう頑張っています。植えた木が洪水によって流されてしまうなどの被害もありましたが、諦めずに新しい苗床を作り、次の植林活動に向けて動き始めています。
今後は、薬草に加えて、鳥たちが好んで巣を作る樹種の植林にも挑戦したいと考えています。
Kadachira Higher Secondary School/カダチラ高等学校
- 活動開始年 2017年
- 生徒数 2,300人
- 所在地 Post-Kadachira, Kannur, Kerala
2019年
6月
21日
金
2019.6 China・Inner Mongolia-1

教師の熱意が学校の環境保全活動を牽引
阿拉善左旗モンゴル族学校は、小中一貫校で、農牧民の子どもたちが多く通っています。学校には寄宿舎もあり、親元を離れて生活する生徒も多くいます。環境教育に強い関心を持っていた教師が、オイスカが行っている砂漠化防止の活動に、生徒たちを参加させたいと相談をしたことから「子供の森」計画の活動が始まりました。

近年校舎が新しくなり環境が整ってからは、セミナーを開催するなど環境教育にも力を入れています。今阿拉善において、最も環境保全活動に力を入れている学校の一つです。
2018年には、オイスカが砂漠化防止に向けて植林を行っている場所に出向き、灌木の苗木を植えました。担当のチムガ先生は「環境をよくしたいという生徒の意識が高まったと思います」と生徒の変化について語ってくれました。今後は、漢方薬の栽培なども実践したいと考えています。
Alashan Mongolian School/阿拉善左旗モンゴル族学校
- 活動開始年 2013年
- 生徒数 400人
- 所在地 内蒙古阿拉善盟阿拉善左旗衛拉特路西花園北街
2019年
6月
21日
金
2019.6 Bangladesh-1

各地での取り組みを紹介!
クルナ県にあるハトバティホゴルブニア学校は、川の近くに位置しており、大雨の際には洪水被害などに悩まされてきました。植林により被害を軽減させられるよう、そして気候変動に対する生徒たちの意識を高められるよう、2018年に「子供の森」計画の活動を開始。校内での緑化活動のほか、環境をテーマにしたポスターコンクールなどの環境教育に力を入れています。
Hatbati Hogolbunia High School/ハトバティ ホゴルブニア学校
- 活動開始年 2018年
- 児童数 652人
- 所在地 Batiaghata, Khulna, Bangladesh
2019年
6月
21日
金
2019.6 Sri Lanka-1

保護者のサポートを受けながら
活動推進中!
ボゴダ小学校は、北西部州クルネーガラ県にある児童48人、教師8人という小さな学校です。ココナツと稲作が主産業の地域にあり、児童の家庭の多くも農業を生業としています。

「子供の森」計画の活動では、敷地内の荒れた土地を整備し、マンゴーやグアバなど数種類の果樹を植えました。多くの子どもたちにとって、初めての体験となった植林活動は、大盛り上がり。植林後も子どもたちが交代で管理を続けています。また、農薬や化学肥料を使わずに野菜を育てること、そしてそうした野菜を食べることの利点を伝えるために、学校に小さな菜園をつくり、農業実習も行っています。農業が盛んな地域だからこそ、環境保全型の農業の手法について伝えることは大きな意味があると考えています。自然の恵みに感謝し、食べ物を大切にする気持ちを育てられるよう、実践型の環境教育をこれからも展開していきたいと考えています。
Nika/ Wari Bogoda Primary School/ボゴダ小学校
- 活動開始年 2017年
- 児童数 47人
- 所在地 Bogoda Padeniya, Kurunegala, North-Western Province
2019年
6月
21日
金
2019.6 Fiji-1

地域の活動を引っ張る存在に
ナトゥタレ小学校は、ビチレブ島の中心ナボサ県にあります。近くには川が流れていますが、雨季のときは大雨により洪水の被害を受けてしまいます。災害に強い地域づくりを進めるために、1997年に「子供の森」計画に参加。以降、先駆け的な存在として、地域の環境保全活動を牽引しています。

2018年は、学内での植林のほか、12月にナボサ県内の2校から子どもたちを招き、エコキャンプを開催。子どもたちは新しい友だちと出会い、実践を交えながら自然を守ることの大切さを学びました。校長先生も「プログラムを通じて、学校全体の意識が高くなったように感じています。子どもたちが生態系についての理解をより深められるよう、環境教育にも学校を挙げて
力を入れていきたいです」と今後の活動にも非常に意欲的です。新たに村から植林用の土地を提供してもらったので、今後は大人たちと一緒に地域での植林にも取り組んでいきます。
Natutale Primary School/ナトゥタレ小学校
- 活動開始年 1997年
- 児童数 53人
- 所在地 Navosa Province, Viti Levu
2019年
5月
23日
木
子どもたちに会いに行こう!2019オイスカツアー情報

2019年のオイスカツアー情報です!
「子供の森」計画の子どもたちに会える・現場が学べるツアーが各地で開催されます。ぜひ、ご参加ください!
モンゴル植林フォーラム2019
いま私たちにできることから始めてみませんか?ゲル宿泊や乗馬体験も。
・期間:8月19日(月)~24日(土)
・参加費用:一般:25万円 学生補助あり
・企画:オイスカ山梨県支部
・詳細:http://www.oisca.org/yamanashi/270
地球環境再生植林フォーラム2019 in フィリピン
オイスカの活動を実際に体験しながら、地元住民や研修生、
子どもたちとの交流が楽しめるプログラムです。
・期間:8月21日(水)~26日(月)
・参加費用:オイスカ会員 19万6千円/非会員 20万6千円/高校生 17万6千円
・企画:オイスカ静岡県支部
・詳細:http://www.oisca.org/news/?p=12378
中国・内モンゴル砂漠化防止プロジェクト体験ツアー
内モンゴルの広大な砂漠を訪れ、砂漠化の現状と今後について一緒に考えてみませんか?
・期間:7月30日(火)~8月2日(金)
・参加費用:一般 5万9800 円、学生 3万9800 円
・企画:オイスカ北海道支部
・詳細:http://www.oisca.org/news/?p=12148
ミャンマー・スタディーツアー2019
センターで学ぶミャンマーとの若者と交流を楽しみましょう!観光地バガンでの観光も。
・期間:8月19日(月)~24日(金)
・参加費用:一般 18万9千円
・企画:オイスカ岐阜県支部
・詳細:http://www.oisca.org/news/?p=12253
フィリピン植林フォーラム25th
フィリピンの生活を味わいながら、植林を通じて自然について今一度考えてみませんか?
・期間:8月24日(土)~31日(土)
・参加費用:一般 18万5千円 学生 17万5千円
・企画:オイスカ関西研修センター
・詳細:http://www.oisca.org/news/?p=12123
緑の植林協力隊 タイ北部地域 活動現場訪問
植林活動を中心に、オイスカの活動も視察しませんか?バンコクでは観光も。
・期間:8月4日(日)~8日(木)
・参加費用:22万8千円
・企画:オイスカ富山県支部
子どもたちと森を守る カンボジア植林ボランティア
子どもたちと一緒に植林し未来の国づくりを手伝おう。世界遺産や水上生活の視察も。
・期間:8月19(月)~25日(日)
・参加費用:19万7千円
・企画:オイスカ首都圏支部
ふれあいのつばさ2019 マレーシア・サバ州
「子供の森」計画での植林、活動地の視察など
・期間:8月26(月)~9月1日(日)
・参加費用:18万6千円
・企画:オイスカ西日本研修センター
2019年
5月
22日
水
2019.5 Cambodia-2

チョムリアップスオ(こんにちは)!
僕は、6年生のパグナです。僕の趣味は読書で、特に動物の本を読む ことが好きです。「子供の森」計画では、学校の近くにあるトロパイン アンビル寺院に植林をしたことがとても心に残っています。またオイスカのコーディネーターから環境について新しいことを教えてもらうことが大好きです。

将来は勉強を頑張って医者になりたいです。 カンボジアは薬の値段が高いので、医者になって村の人の病気を 治し、みんなが健康に暮らせるようにしたいです。
2019年
5月
22日
水
2019.5 Cambodia-1

学校も万全のサポート体制で
取り組んでいます!
タパン小学校は、カンボジア南東部のコンポンチャム州に 位置しています。学校の周りにはゴムの木やカシューナッツの 農場が広がっており、多くの住民が農業で生計を立てていま す。学校の広い敷地に苗木を植え、子どもたちが心地よく過ご せる環境をつくりたいという希望で、2018年に「子供の森」計 画の活動を始めました。

初めての活動では、木の種類について勉強しながら、メン ガなど410本の苗木を植えました。毎週木曜日に水やりや草とりを行うなど、子どもたちが主体的に管理を続けているため、 苗木もよく育っています。以前は校内のゴミも目立ちましたが、オイスカがゴミ箱を寄贈した後、先生たちも意欲的に指導をしており、ゴミも目立たなくなってきました。今後は、子どもたちの農業への関心を高め、食べ物に対する感謝の気持ちを育めるよう、小さな菜園を作って農業実習を行う予定です。
2019年
5月
16日
木
2019.5 Thailand-2

サワディーカー(こんにちは)
私は、スリン県にあるバーンノーントーング学校に通う5年生のゴイです。学校には、毎朝8時に登校しています。授業が全部終わるのはお昼の3時です。

「子供の森」計画では、ライムの栽培やナマズを育てる活動が好きです。大切に育てると、みんなでおいしく食べることができるからです。ずっと先の未来まで森があるように、村のみんなと森を大切にしていきたいと思います。将来は、先生になって森の恵みや森を守る方法を教えていきたいです。
2019年
5月
16日
木
2019.5 Thailand-1

子どもたちの頑張りが少しずつ形に・・・
チェンライ県の山岳地帯に位置するこの学校は、生徒の多くがラフー族の子どもたちです。昔は、周囲に豊かな森がありましたが、人口の増加や農地の拡大のために伐採され、今でははげ山が広がっています。水源となる森が減少したことで、水不足も深刻化してきています。このような問題に対して、森を再生するだけでなく、子どもたちの中に森を大切にする気持ちを育てられるようにと「子供の森」計画に参加しました。

活動が始まって以降、毎年学校の敷地を中心に植林を行い、管理を続けてきたことで、少しずつ緑が増えてきています。また環境に優しい農業や養鶏の実践指導も行っています。普段から野菜や卵をよく食べているため、子どもたちも興 味をもって一生懸命に取り組んでいます。みんなで育てた森が何世代にもわたり守られていくように、これからも地域を巻き込んだ活動を展開していきたいと考えています。
Maeyangmin School /メーヤーングミン学校
●活動開始年 2015年 ●生徒数 122人
●所在地 Bansanti Village, Maesuai District, Chiangrai Province
2019年
5月
15日
水
2019.5 CFP Goodwill Ambassadors

パプアニューギニアとスリランカから、子ども親善大使が来日します!
2019年5月27日~6月6日、「子供の森」計画(以下、CFP)の代表児童4名と引率の教員、コーディネーター4名をパプアニューギニアとスリランカから招聘し、CFP子ども親善大使交流事業を実施します。
滞在前半は、福岡県にあるオイスカ西日本研修センターにおいて田植えを体験するほか、福岡県北九州市、佐賀県、長崎県の小学校において活動報告と交流プログラムを行います。また福岡県朝倉市ではグリーンウェーブ活動にも参加する予定です。
滞在後半、親善大使一行は宮城県へ移動し、オイスカが名取市で行っている東日本大震災復興海岸林プロジェクトの現場と、津波で被害を受けた荒浜小学校(震災遺構)を視察し、津波の威力や脅威を実感すると共に、防災・減災の意識を高める被災地について学びます。またオイスカ宮城県支部の活動報告会に出席し、各国の取り組みについて報告する予定です。
「子供の森」計画は、1991年にスタートし、子どもたち自身が、学校の敷地や隣接地で苗木を植えて育てていく実践活動を通じて「自然を愛する心」「緑を大切にする気持ち」を養いながら、地球の緑化を進めています。2018年3月末現在には、36の国・地域の5,180の学校が参加するまでにその輪が広がっています。
子ども親善大使事業は1990年代より始まり、これまでにフィジー、インドネシア、インド、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、パプアニューギニア、フィリピン、スリランカ、タイなどの各国から子どもを招聘し、日本における環境の取り組みを学ぶと同時に、小学校での交流を通して環境の大切さを学びながら日本との友好を深めています。
パプアニューギニアからの親善大使




名前:
イシドル ・ガレン・ピケレ君
学校名:
ヴナポペインターナショナル学校
名前:
キンベリ・マリ・インスキップちゃん
学校名:
ヴナポペインターナショナル学校
名前:
パトリック・コネンタンさん
所属:
パプアニューギニア「子供の森」計画コーディネーター
名前:
モデストス・ジョーダン・ドモリさん
所属:
パプアニューギニアスタッフ
スリランカからの親善大使




名前:
ディネドゥ・スロシャン・ウィジェシリ君
学校名:
ブワネカバ小学校
名前:
サユミ・サッサーラ・ジャヤラッタちゃん
学校名:
ボゴダ小学校
名前:
AMCKB・アラハコーンさん
所属:
スリランカ「子供の森」計画コーディネーター
名前:
ナリニ・プランティカ・ヘーラット・レカマラーゲ先生
学校名:
ボゴダ小学校
2019年
5月
14日
火
2019.5 Malaysia-2

サラマットゥンガハリ(こんにちは)!
私は、ルンドゥム小学校に通う、6年生のリナです。私が住んでいるところは、有名な観光名所があり、多くの観光客が訪れます。学校の近くにも、観光客が自然を楽しみながら散歩できるエリアがあります。私は「子供の森」計画で、生まれて初めて木を植えました。

私は「子供の森」計画で、生まれて初めて木を植えました。これからは学校だけでなくふるさとを緑でいっぱいにしたいです。私は人に何かを教えることが好きなので、将来は先生になって、環境の大切さを子どもたちに教えていきたいです。
2019年
5月
14日
火
2019.5 Indonesia-2

サラマッシアン(こんにちは)!
僕は、ブニワンギ小学校に通う、6年生のタヌです。僕の家の周りは田んぼが広がっていて、空気がとてもきれいです。家から学校までは歩いて15分くらいかかります。学校の授業は午前中のみで、午後は宗教学校でイスラム教の勉強をします。

「子供の森」計画では、友達と一緒に植林をすることが大好きです。僕の村が、将来緑豊かでゴミのない村になるように、学校だけでなく、家や地域でも環境を守る活動を頑張りたいです。
2019年
5月
14日
火
2019.5 Indonesia-1

学校内外の活動が評価され、
地域のモデル校へ
中部ジャワ州にある大きな火山・ラウ山のふもとに位置しているベルジョ第一小学校は、空気のきれいな田舎町にあります。2012年から「子供の森」計画に参加しているこの学校では、学校の敷地内だけでなく、ラウ山の斜面での植林活動も積極的に行っています。

標高の高い場所に位置していることから、アボカドなどの標高の高さに耐えられる樹種を選ぶと同時に、土砂崩れを防止するためにシナモンなどの根をしっかりと張る樹種を植えるといった工夫をしながら、緑化に取り組んでいます。

校内の活動では、保護者の協力を受けながら、クラス毎に子どもたちが菜園を管理しています。こうした活動が評価され、2018年の12月には、全国レベルの環境賞を受賞することができました。活動が多岐に渡っていることから周辺の学校のモデル校となっており、今後の活動にも注目です!
SDN 01 BERJO/ベルジョ第一小学校
●活動開始年 2012年 ●児童数 157人
●所在地 Desa Berjo, Kec. Ngargoyoso, Kab. Karanganyar
2019年
5月
14日
火
2019.5 Malaysia-1

ふるさとの山に緑が戻る日を夢見て
サバ州テンブナンにあるキパク小学校の周りには、以前は豊かな森が広がっていましたが、今では伐採が進みオイルパームやゴムが栽培されています。地域の環境保全意識を底上げするため、2018年に「子供の森」計画に参加しました。

もともと同校では、校内美化のために花を植えてはいましたが、樹木の植樹は今回が初めて。オイスカのコーディネーターから指導を受けながら、サワーソップや、ランブータン、カラマンシーなど果樹を中心に校庭に苗木を植えました。また、数種類のゴミ箱を設置し、ゴミの分別にも積極的に取り組むなど、意欲的な環境保全に向けた活動を行っており、今では周辺のモデルとなっています。 2019年1月には日本からの訪問客と一緒に植林も行い、活動に弾みがついたキパク小学校。環境の大切さをより多くの人に発信できるよう、これからも頑張っていきます。
SK Kipaku/キパク小学校
●活動開始年 2018年 ●児童数 134人
●所在地 Peti Surat, Tambunan, Sabah
2019年
1月
18日
金
2019 Greeting Card

今年も、「子供の森」計画を行っている国の子どもたちからグリーティングカードが届きました!グリーティングカードには、子どもたちの森づくりへの思いや、ご支援いただいているみなさんへの感謝のメッセージが綴られています。それぞれのお国柄もでていて、カラフルなグリーティングカードは見ているだけで温かい気持ちになりますね。
子どもたちからのグリーティングカードは、「子供の森」計画の支援者の方々にお送りしています。来年、グリーティングカードを受け取ってみたい!という方はこちらをご覧ください。
Bangladesh(バングラデシュから)
Cambodia(カンボジアから)
China(中国、内モンゴル自治区から)
Fiji(フィジーから)
North India(北インドから)
South India(南インドから)
Indonesia(インドネシアから)
Malaysia(マレーシアから)
Mongolia(モンゴルから)
Myanmar(ミャンマーから)
Philippines Abra(フィリピン アブラから)
Philippines Manila(フィリピン マニラから)
Philippines Palawan(フィリピン パラワンから)
Philippines Quezon(フィリピン ケソンから)
Sri Lanka(スリランカから)
Thailand(タイから)
Papua New Guinea

2019年
1月
11日
金
2019.1 Mexico

メキシコ・「子供の森」計画
歴史ある環境を守ろう 子どもたちの育苗活動が広がる
現在、世界36の国と地域で展開している「子供の森」計画。メキシコのテワカン=クイカトラン渓谷周辺地域では、地域の歴史ある環境を守ろうと、子どもたちが活動に取り組んでいます。
メソアメリカ文明の発祥の地ともいわれるこの地域は、さまざまな種類のサボテンをはじめ北アメリカの半砂漠環境の貴重な生態系が維持されており、2018年に世界複合遺産に指定されています。周辺の学校では、この地域特有の自然環境や植物の育て方について、オイスカスタッフによるワークショップを実施しています。古くからこの渓谷に居住してきたインディオ民族ポポロカの子孫にあたる子どもたちも活動に参加しており、民族ゆかりの土地環境を守ろうと、家族や友人に呼びかけながら自宅や学校でも育苗活動を進めています。地域固有の自然環境を尊重した環境教育が、子どもたちの自発的な活動へと広がりをみせ、コミュニティ全体の活動への理解の深まりが期待されます。

2018年
12月
01日
土
Green Wave 2018 Report

生物多様性の10年の最終年である2020年に向けて、国連が呼びかけに一層力を入れている「グリーンウェイブ」。オイスカは、これまでの活動実施への呼びかけや、国際連携などの取り組みが評価され、2018年度環境省およびUNDB-Jより、オフィシャル・パートナーを拝命しました。地道な活動が評価されるなか、今年度も「子供の森」計画(以下、CFP)の参加校を中心に、世界各地で植樹や育林活動が行われました。

モンゴルでは、CFP子ども親善大使として来日したメンバーらが活動を牽引。ブルガン県サイハン村学校では、5月7日にモンゴル桜、アカシアなどの苗木を植林。ウランバートルやエルデネット県でも、他校を訪問して、活動する小さなリーダーたちの姿が見られました。また、砂漠化防止に取り組むウズベキスタンでは、タシケント農業大学ヌクス分校の学生20名とボランティアに訪れた愛知県豊田市のNPOグリーングラスロッツのメンバー22名が、4月1日にサクサウールの苗5千本を植樹。 同校の苗畑で育てた苗を初めて使用しての植林となりました。
オイスカは10年より、国連生物多様性条約事務局と協力関係の協約を締結し、さまざまなプロジェクトを通じて、地域や地球全体の生物多様性の保全に取り組んできました。今後は「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナーとして、日本国内においても政府機関との連携を強め、さらなる貢献をしていきます。
各国の活動レポートへのリンク
・中国 (活動報告1)
・フィジー (活動報告1/ 活動報告2/ 活動報告3/ 活動報告4/ 活動報告5)
・インドネシア (活動報告1/ 活動報告2/ 活動報告3/ 活動報告4/ 活動報告5/ 活動報告6/ 活動報告7/ 活動報告8/ 活動報告9/ 活動報告10/ 活動報告11/ 活動報告12/ 活動報告13/ 活動報告14/ 活動報告15/ 活動報告16/ 活動報告17/ 活動報告18/ 活動報告19/ 活動報告20/ 活動報告21/ 活動報告22/ 活動報告23/ 活動報告24/ 活動報告25/ 活動報告26/ 活動報告27/ 活動報告28/ 活動報告29/ 活動報告30/ 活動報告31/ 活動報告32/ 活動報告33/ 活動報告34/ 活動報告35/ 活動報告36/ 活動報告37/ 活動報告38/ 活動報告39/ 活動報告40/ 活動報告41/ 活動報告42/ 活動報告43/ 活動報告44/ 活動報告45/ 活動報告46/ 活動報告47/ 活動報告48/ 活動報告49/ 活動報告50/ 活動報告51/ 活動報告52/ 活動報告53/ 活動報告54/ 活動報告55/ 活動報告56/ 活動報告57/ 活動報告58/ 活動報告59/ 活動報告60/ 活動報告61/ 活動報告62/ 活動報告63/ 活動報告64/ 活動報告65/ 活動報告66/ 活動報告67/ 活動報告68/ 活動報告69/ 活動報告70/ 活動報告71/ 活動報告72/ 活動報告73/ 活動報告74/ 活動報告75/ 活動報告76/ 活動報告77/ 活動報告78/ 活動報告79/ 活動報告80/ 活動報告81/ 活動報告82/ 活動報告83/ 活動報告84/ 活動報告85/ 活動報告86/ 活動報告87/ 活動報告88)
・マレーシア (活動報告1)
・フィリピン (活動報告1/ 活動報告2/ 活動報告3/ 活動報告4/ 活動報告5/ 活動報告6/ 活動報告7/ 活動報告8/ 活動報告9/ 活動報告10/ 活動報告11/ 活動報告12/ 活動報告13/ 活動報告14/ 活動報告15/ 活動報告16/ 活動報告17/ 活動報告18/ 活動報告19/ 活動報告20/ 活動報告21/ 活動報告22/ 活動報告23/ 活動報告24/ 活動報告25/ 活動報告26/ 活動報告27/ 活動報告28/ 活動報告29/ 活動報告30/ 活動報告31/ 活動報告32/ 活動報告33/ 活動報告34/ 活動報告35/ 活動報告36/ 活動報告37/ 活動報告38/ 活動報告39/ 活動報告40/ 活動報告41/ 活動報告42/ 活動報告43/ 活動報告44/ 活動報告45/ 活動報告46/ 活動報告47/ 活動報告48/ 活動報告49/ 活動報告50/ 活動報告51)
・スリランカ (活動報告1/ 活動報告2/ 活動報告3/ 活動報告4/ 活動報告5/ 活動報告6/ 活動報告7/ 活動報告8/ 活動報告9)
・ウズベキスタン (活動報告1)
・日本 (活動報告1/ 活動報告2/ 活動報告3/ 活動報告4/ 活動報告5/ 活動報告6/ 活動報告7/ 活動報告8/ 活動報告9/ 活動報告10/ 活動報告11/ 活動報告12/ 活動報告13/ 活動報告14/ 活動報告15/ 活動報告16/ 活動報告17/ 活動報告18)
・香港 (活動報告1/ 活動報告2/ 活動報告3/ 活動報告4/ 活動報告5/ 活動報告6/ 活動報告7/ 活動報告8/ 活動報告9/ 活動報告10/ 活動報告11/ 活動報告12/ 活動報告13/ 活動報告14/ 活動報告15/ 活動報告16/ 活動報告17/ 活動報告18/ 活動報告19/ 活動報告20/ 活動報告21/ 活動報告22/ 活動報告23/ 活動報告24/)
フォトギャラリー
●フィジー
●インドネシア
●マレーシア
●フィリピン
●スリランカ
●タイ
●ウズベキスタン
●日本
●香港
2018年
8月
16日
木
2018.8 India-2

ナマステ!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私は、クスパランバHSS学校に通うキールタナです。キールタナの名前は、南インドの女性に多い名前です。私は毎日家でお母さんと一緒に育てた野菜収穫し、その野菜を使ってご飯を作ります。野菜を育てることはとても楽しいです。「子供の森」計画の中で好きな活動は、木を植えることと、森の中を観察することです。これからも、この地球に緑がいっぱいになるよう沢山の種類の木を植えます!
2018年
8月
15日
水
2018.8 India-1

シヴァリク公立学校は、田舎町にある「子供の森」計画に積極的に参加している学校です。植林活動の時は、先生と子どもたち全員で参加します!植える木の種類は、この土地に適したニームの木やマンゴーの木を選んで植えています。また、植林活動以外には、苗床作りや、木の成長に必要な肥料の準備なども行うほか、生徒たちの絵画コンクール(環境に関する)が開催されたり、ビニール袋を使わないようにするなど、環境の意識を高める取り組みも行われています。そのような子どもたちの努力の結果、学校には小さな森ができました!校長先生をはじめとする学校の先生は、「子供の森」計画の活動から子どもたちが環境について学ぶことをとても喜んでおり、この活動を誇りに思っています。

植林した子どもからは「私は子供の森計画を通して環境を意識するようになりました。今、私の一番の関心事は町を緑いっぱいにし、きれいにすることです」と誇らしそうに話してくれました。来年は、ハーブガーデンを作り、自然観察のツアーを開催するなど、植林活動と合わせて、環境を守る活動を展開していきたいと思います。
Shivalik public school, / シヴァリク公立学校
- 活動開始年 2010年
- 生徒数 1200人
- 所在地 Agra,Utter Pradesh
2018年
6月
27日
水
子どもたちに会いに行こう!2018オイスカツアー情報

2018年のオイスカツアー情報です!
「子供の森」計画の子供たちに会える・現場が学べるツアーが各地で開催されます。
ぜひ、ご参加ください!
<中国・銀川空港集合/解散>中国内モンゴル砂漠化防止プロジェクト見聞・体験研修

植林地活動を中心として現地の文化や歴史に触れながら見聞・体験します。
期間:8月30日(木)〜9月3日(月)
参加費用:6万9千円
企画:オイスカ北海道支部
詳細はこちら→http://www.oisca.org/news/?p=
<仙台空港発着>タイ 北部チェンライ県 活動現場訪問

村人たちと一緒に石鹸づくりや記念植樹。養蜂・養魚プロジェクトを視察も。
期間:8月28日(火)〜9月2日(日)
参加費用:19万8千円
企画:オイスカ宮城県支部
<福岡発着>ふれあいのつばさ2018 フィジーツアー

「子供の森」計画での植林、マングローブ植林体験、オイスカOBの村の訪問など
期間:8月26日(日)~31日(金)
参加費用:24万5千円
企画:オイスカ西日本研修センター
詳細はこちら→https://goo.gl/Ei6dwa
<成田発着>子どもたちと森を守るカンボジア植林ボランティア

子どもたちと一緒に植林し未来の国づくりを手伝おう。世界遺産や地雷博物館見学も。
期間:8月21日(火)~8月26日(日)
参加費用:18万9千円
企画:オイスカ首都圏支部
詳細はこちら→https://eco.his-j.com/volunteer/tour/TF-PNH-0001-2016-12
<関空発着>フィリピン植林フォーラム 24th

アブラ研修センター宿泊、ホームステイなど現地の生活体験も盛りだくさん!
期間:8月18日(土)~25日(土)
参加費用:一般18万5千円/学生17万5千円
企画:オイスカ関西研修センター
<甲府発着/成田発着>モンゴル植林フォーラム2018

現地の人たちと共に汗を流し、今できることからはじめませんか?
期間:8月17日(金)~22日(水)
参加費用:一般25万円/学生20万円
企画:オイスカ山梨県支部
2018年
5月
18日
金
2018.5 Sri Lanka-3

アーユーボーワン(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私は、ウィルガンデマタワ小学校に通う5年生のサラニです。「子供の森」計画の活動では、昔の暮らしについて学ぶ時間がとても大好きです。

今は、買ったものばかりを食べているけれど、昔の人たちは自分たちで育てたものを食べていたこと、そして農薬を使わずに育てていたことを知って、とても健康的な暮らしだなあと驚きました。大好きなふるさとがずっと続いていくように、環境に優しい暮らし方についてもっと勉強していきたいです。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Thailand-3

サワディーカー(こんにちは!) 私の一日を紹介します。
私は、アユタヤにあるテーサバーンワットパーコー学校に通うアッムです。私のふるさとは、歴史があり、伝統文化がとても豊かです。学校でも、バナナの茎の芯を彫る有名な伝統工芸について学ぶ授業があります。

大好きなふるさとが、これからも緑が豊かで、ゴミのないきれいな場所であったらいいなあと思います。そのためにも、友だちと一緒に植林やゴミ拾いなど、「子供の森」計画の活動をこれからも頑張っていきたいです。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Papua New Guniea-3

アビヌン!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私は、ワランゴイ小学校に通う、2年生のメグミ ジョセフです。家から学校まではバスで10分くらいで、授業は朝8時から午後3時まであります。私は友だちと遊んだり、新しいことを勉強したり、家族のお手伝いをすることが大好きです。

「子供の森」計画では、地域にもともとあった種類の木を植える活動が一番好きです。数が減っていることを聞いてとても悲しくなりました。大切な木を守って、その周りに住む生きものも守っていきたいです。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Philippines-3

マガンダン ハポン(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私は、ヌエバビスカヤ州のマガプイ小学校に通う、マリーです。私の家の周りは、田んぼとトウモロコシの畑が広がっています。田畑には、作物を植えた後の青々とした時や収穫前の黄金色に輝く時があり、この美しい景色がとっても大好きです。この景色がずっと続くといいなあと思っています。

将来も農業に関わる仕事をしたいです。まずは家の裏庭で、活動で勉強した農薬や化学肥料を使わない方法で、野菜を育ててみたいと考えています。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Myanmar-3

ミンガラバー(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
僕は、ユワタウン学校に通うラインです。僕のお気に入りの場所は、たくさんのタマリンドの木がある学校近くの池です。大きい木陰があって、ゆっくりくつろぐことができます。

でも今年は雨が少なかったので、池には水がありません。もっと雨が降って池に水が増えたらいいなあと思います。「子供の森」計画の活動では、ゴミの分別が好きです。エコキャンプに参加したときに、分別方法を勉強しました。今でも友だちと一緒に頑張っています!
2018年
5月
18日
金
2018.5 Mongolia-3

サェン バェノー!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私はサイハン村学校に通う12歳のスーギーです。私の家は学校から50kmほど離れたところにあるので、いつもは寮で暮らしています。「子供の森」計画では、友だちと一緒に植林を頑張りました。

植えた苗木が元気に育つように、牛糞を集めてたい肥もつくりました。ゴミをポイ捨てする友だちには、きちんとゴミ箱に捨てるように呼びかけています。私の村には木が少ないので、緑あふれる村になるよう、もっともっとたくさん植えていきたいです。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Malaysia-3

サラマッシアン!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私はチーフン小学校に通う3年生のシティです。私の家は学校から車で1時間ほど離れたところにあるので、普段は寮で生活しています。

「子供の森」計画で一番好きな活動は、有機農業です。友だちと協力して育てた野菜は、寮のご飯に使われています。自分たちで育てた野菜はとってもおいしいです。これからも、周りの人たちに環境を大切にし、緑を増やすためにもっと木を植えて、ゴミの分別を進めるように呼びかけていきたいと思います。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Indonesia-3

サラマッシアン!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私は、ムハマディアパケム小学校に通う4年生のキンキンです。私のふるさとは、緑がたくさんあって、住んでいる人たちも親切で明るい人たちばかりです。

「子供の森」計画では、ネイチャーウォークが大好きです。普段は気付かなかったけど、実はたくさんの動物や植物が身の回りにいることが分かって嬉しくなりました。大好きなふるさとのことをもっとたくさんの人に知ってもらうためにも、活動を頑張って、環境を守っていきたいです。
2018年
5月
18日
金
2018.5 India-3

ナマステ!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私はサビトゥリィ・バイ・ピューレ・バリカ学校に通うシンガル・イシタです。学校では皆、私のことをイシャと呼びます。私は将来、地理の先生になることが夢です。今は寮に住んでいますが、実家の庭では沢山の野菜を育てています。小さい頃から野菜作りをしていますので学校での植林活動はとても楽しみにしています。「子供の森」計画の活動の中で得意なことは、廃棄物を活用して飾り物を作るリサイクルの活動です。私のふるさとは放牧や森林伐採の影響もあり自然環境が失われています。だからこそ、私はふるさとの後輩たちにも自然を大切にする心を伝えたいと思っています。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Fiji-3

ブラ!(こんにちは!)
僕の一日を紹介します。
僕は、ブレアイバヌア学校に通う7年生のツポウです。学校の近くには、こんもりとした森があり、川が流れています。とても落ち着く場所で、僕は自分のふるさとが大好きです。だからもっと木をたくさん植えて、もっと美しい場所にしたいと思っています。

「子供の森」計画では、養鶏が一番大好きです。ニワトリのお世話は大変ですが、友だちと協力して楽しみながら頑張っています。将来は学校の先生になって、ふるさとの役に立ちたいと思っています。
2018年
5月
18日
金
2018.5 China・Inner Mongolia-3

ニーハオ!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私は、阿拉善第9中学校に通う1年生のファンファンです。私の住むアラシャンという地域は、かつては青い空と美しい草原が広がっているところだったと聞きました。

でも今では黄砂と砂漠の街になってしまいました。本当に悲しいです。でも、だからこそ「子供の森」計画で植林を友だちと一緒に頑張りたいです。将来の夢はまだ決まっていないので、まずは大学に行って勉強したいです。そのためにも、もっともっと勉強を頑張りたいと思います。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Cambodia-3

チョムリアップスオ!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私は、トゥールメア小学校に通うモアです。月曜日から土曜日の7時から17時まで毎日授業があって大変ですが、学校はとても楽しいです。

私の家は、バナナやパイナップルを栽培する農家です。周りには畑や田んぼが多く、きれいな景色が大好きです。だから、きれいなふるさとを壊す人がいることはとても悲しいです。木を切るのなら、その分たくさんの木を植えるように伝えていきたいです。将来は学校の先生になって、環境について教えたいです。
2018年
5月
18日
金
2018.5 Bangladesh-3

アッサラーム アライクム!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私は、スランダナト女子学校に通うベティカです。学校には、毎日朝8時に登校して、15時まで授業があります。「子供の森」計画の活動を始めたことで、学校に木々が増え、気持ちのよい環境になりました。私が植えた苗木もこれから大きく育って、洪水などの災害から校舎や作物を守ってくれるといいなあと思います。友だちと協力して、もっとたくさんの木を植えたいです。将来はお医者さんになって、貧しい人たちを助けたいです。
2018年
5月
17日
木
2018.5 Sri Lanka-2

子どもたちの姿勢が大人の
気持ちを変える
ブワネカバ学校は、他の「子供の森」計画に参加している学校からの勧めがあり、2017年に活動に参加しました。始めのころ、子どもたちの両親は、NGOに対してよいイメージを持っておらず、とても消極的でした。しかし、国際イベント期間中にオイスカが主催した清掃活動に参加してから、両親たちの気持ちが変わったように感じています。

イベント当日は、開催地の一つとなったケーガッラ県の寺院で、「子供の森」計画に参加している他の学校の子どもたちや、現地支援組織である「TOMO CLUB」のメンバー、地域住民、OBなど150名以上が集まりました。国際イベントに参加するため国内外から多くの人々が集まる中、大きな袋を手に飲食後のゴミ拾いを行いました。子どもたちの熱心な取り組みを目にし、そして活動に関わる多くの人々から話を聞くことで、大人たちのオイスカへの印象も大きく変わったようです。今では、植林活動やホームガーデニングなどの取り組みにも非常に協力的に参加してくれるようになりました。地域のバックアップ体制が整ったブワネカバ学校、今後の活動に注目です!
Ku / Buwanekaba School / ブワネカバ学校
●活動開始年 2017年 ●生徒数 276人
●所在地 Godawela, Polgahawela, Sri Lanka
2018年
5月
17日
木
2018.5 Sri Lanka-1

ふるさとを次の世代に伝えよう
ウィルガンデマタワ小学校は、北西部州クルネーガラ県にある児童数100人の小さな学校です。町から遠く離れており、昔は多くあった家々も大きなダムの建設による立ち退きで数が少なくなりました。農業用地や森林が水没しただけでなく、ダムに大量の水が集められることにより、河川や地下水が枯渇してしまい、農業を営むことも厳しくなっています。このような状況の中、前任していた学校で「子供の森」計画に参加していた校長先生の強い希望で、同校での活動がスタートしました。

以前の緑豊かなふるさとを取り戻したいとの思いで、さまざまな樹種を植林し、貴重な水を活用して管理を行っています。また地域の年配の方を講師にして、ふるさとの伝統的な暮らしや文化を学ぶ機会もつくりました。キャッサバを使った講習では、伝統的な薪を使った方法で、調理を行ったり、キャッサバにちなんだ昔のわらべ歌を学びました。子どもたちは五感をフルに活用しながら、笑顔を絶やさず楽しみながら学んでいます。消えつつある伝統や文化に光を当て、環境と同じように次の世代に残していけるよう、引き続き保全に向けて取り組んでいきたいと思います。
KU/ Wilgamdematawa Primary School / ウィルガンデマタワ小学校
●活動開始年 2014年 ●児童数 100人
●所在地 Wigamdembatawa, Gonagama, Sri Lanka
2018年
5月
17日
木
2018.5 Thailand-2

たのしく、おいしく学んでいます
バーンパナウ学校は、スリン県にある全校生徒84人の学校です。以前、別の学校で「子供の森」計画を担当していた先生が、校長先生として赴任。この学校でも新たに環境教育に取り組みたいとオイスカに相談したことから、活動が始まりました。

2017年度の活動では、植林や苗木の管理、有機農業の実習、日本からの植林ツアーの受け入れなどを行いました。植えた苗木については、ホースが届かないところも子どもたちがジョウロで水やりをするなど大切に管理をしています。また農業の授業時間に草を取ったり、土を耕したり、堆肥を入れたりと学校の協力を得て、授業の中にも組み入れながら活動を行っています。こうして畑で収穫した芋や空芯菜、トウモロコシなどは学校の給食に使用。年間を通じて関わり、またその恵みをいただくことで、子どもたちの環境や農業に対する関心が少しずつ高まっています。ペンジャン先生は、「個人的にも自然や農業に携わることが好きなので、今の活動を自分の学校で行うことができて嬉しく思います。子どもたちの活動を支援してくださって本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを語ってくれました。
Banpanow School / バーンパナウ学校
●活動開始年 2016年 ●生徒数 84人
●所在地 Banpanao, Prasatthong Sub-District, Kwaosinnarin District, Surin Province
2018年
5月
17日
木
2018.5 Thailand-1

洪水からふるさとを守ろう!
テーサバーンワットパーコー学校はアユタヤ市立の学校です。川の近くに位置しているため、雨季の水量が多いときは、敷地内が浸水してしまうことがあります。こうした問題もあり、校長先生や先生たちが学校での実践指導を含めた環境教育の必要性を感じてオイスカに相談をしたことから活動が始まりました。

植林活動では、学校が憩いの空間になるよう、きれいな花を咲かせ、木陰をつくる木や、良質な材木にもなる木などを植えました。2016年に「子供の森」計画に参加してから、この2年間で少しずつ成果が出てきています。継続的に子どもたちが管理を行うことで、苗木の成長も良く、子どもたちの環境への意識も少しずつ育まれているように感じます。また有機農業の実践では、給食を補うのに十分な量の野菜を収穫することができ、みんなでおいしくいただきました。こうした活動の中で、子どもたちは環境に対する意識が変わるだけでなく、チームワークや協力することの大切さを実感し学んでいます。今は学校のみでの活動ですが、今後は地域住民を巻き込んで展開できるように目指しています。
Tadsanab Watpaco School / テーサバーンワットパーコー学校
●活動開始年 2016年 ●生徒数 154人
●所在地 Bankoh, Phranakonsri Ayuttaya District, Phranakonsri Ayutt aya Province
2018年
5月
17日
木
2018.5 Papua New Guinea-2

学びを行動に移すきっかけづくり
ダドゥル小学校は、ニューブリテン島ポミオ地区にある児童数140人の学校です。子どもたちにどのように環境保全について教えたらよいか悩んでいた先生たちが、他校での「子供の森」計画の取り組みを知り、オイスカへ問い合わせをしたことから2017年に活動が始まりました。

初日には、オイスカのコーディネーターや研修生たちが、環境をテーマにした劇を披露。ジョークを交えたり、真剣に訴えかけたりと緩急つけた内容に子どもたちも笑ったり真剣になったりと終始釘付け。環境を守ることの大切さを楽しく分かりやすく伝えました。植林活動では、よい建材にもなるオーストラリアビーンズや数種類の果樹の苗木を植樹。活動に参加した先生は「環境を守りましょうと言葉で伝えることは簡単ですが、それを実践につなげることはとても難しいです。子どもたちや私たちにその方法について教え、実践するチャンスをくださって本当に感謝しています」と語ってくれました。先生たちも子どもたちと一緒に学び、学校での実践をサポートしてくれています。今後は有機肥料を使った環境に優しい農業にも挑戦したいと考えています!
DADUL Elementary School / ダドゥル小学校
●活動開始年 2017年 ●児童数 140人
●所在地 Pomio District, East New Britain Province
2018年
5月
17日
木
2018.5 Papua New Guinea-1

受け継がれる学校の森
セントジョセフナパパー小学校は、ニューブリテン島ガゼル地区の田舎にある学校です。周辺地域では、プランテーションの拡大などにより森林伐採が続いており、そこで育まれていた多様性も失われています。土壌が貧弱になっているため、大雨が降れば洪水や土砂崩れといった被害が起きるようになりました。こうした問題に対して、自分たちで何か行動できないかと考えていた先生たちが、「子供の森」計画を知り、他校での活動を視察。取り組みに共感し、自分たちの学校でも是非実践したいとオイスカに相談を持ちかけたことから活動が始まりました。

2012年以来、学校では先輩たちが育てた木々を後輩たちが受け継ぎ、管理を続けながら、新たな植林を行っています。2017年は、マンゴスチンやサワーソップなどのフルーツを中心に植樹。大きく育ち実をつければ、子どもたちのおやつにしたり、余った果実を市場に売って学校の収入にすることもできます。このように学校の森は引き継がれ、恵みをもたらしながら、少しずつ大きく育っています。今後は、植林地の管理を継続しながら、ゴミの分別に力を入れていきたいと考えています。
St Joseph Napapar Primary School / セントジョセフナパパー小学校
●活動開始年 2012年 ●児童数 650人
●所在地 Rabaul, Gazelle District, East New Britain Province
2018年
5月
17日
木
2018.5 Philippines-2

苗木とともに大きくなろう!
トゥグナン小学校は、ミンダナオ島のダバオ地方、コンポステラ・バレー州にある全校児童79名の小さな小学校です。周辺の道路は舗装されておらず、車で入ることができないため、学校へたどり着くためには、3時間ほど歩いていかなければなりません。オイスカのコーディネーターたちも学校へ行くまでが一苦労ですが、無邪気な子どもたちが笑顔で迎えてくれるため、そんな疲れも吹き飛んでしまいます。

台風や大雨による被害が毎年のように発生するなか、環境保全について改めて考える機会をつくりたいという先生たちの希望で、「子供の森」計画に参加しました。 2017年度は、モラベの苗木を200本、学校の校舎の周りに植林しました。モラベは建築や家具にも使われる丈夫な木ですが、近年伐採が続き、その数が減少しています。当日は、子どもたちだけでなく保護者や先生たちも積極的に参加。活動に参加したノヴェ先生は「子どもたちが生き生きと楽しみながら苗木を植えている様子に感動しました。今日で終わりではなく、大切に管理を続けながら、環境を守る大切さについて一緒に考えていきたいと思います」と今後の意気込みを語ってくれました。
Tugunan Elementary School / トゥグナン小学校
●活動開始年 2016年 ●児童数 79人
●所在地 Tugunan, Katipunan, Nabunturan, Comval Province
2018年
5月
17日
木
2018.5 Philippines-1

多様性の豊かさに気付く
きっかけに
キッマラバ小学校は、2008年から「子供の森」計画に参加しており、校庭には子どもたちが植えたさまざまな果樹が実っています。2017年度は、郷土樹種を中心に100本の苗木を植え、今でも子どもたちが大切に管理を続けています。また、不要になったものを材料にして行ったリサイクル工作では、子どもたちは大熱狂。貴重な資源を守ることの大切さを楽しみながら勉強できました。

活動を継続する中で、少しずつ子どもたちの環境に対する意識が高まってきたように感じています。自然を守ることの重要性を学ぶだけでなく、自分たちが食べているものがどのようにして育てられているのかを知ることで、自然や周りの人々に対する感謝の気持ちが芽生えています。また、多様性を守ることの大切さを学ぶことで、民族や宗教、性別や年代などの違いについても互いに尊重し、理解することが大切なのだと気づく子どもたちが増えています。一見単純に見える木を植えるという行為は、わたしたちの地域と環境をさまざまな方法で守ってくれます。子どもたちの“気づき”を大切にしながら、これからも活動に取り組んでいきます。
Kimmalaba Elementary School / キッマラバ小学校
●活動開始年 2008年 ●児童数 123人 ●所在地 Kimmalaba Dolores, Abra
2018年
5月
17日
木
2018.5 Myanmar-2

厳しい環境にも負けずに
頑張っています!
グエゴン学校は、イェサジョ郡最北部、主要道路からバイクで30分ほどの場所にあります。土地は岩だらけでやせており、植物を育てることは容易ではありません。ですが、少しでも学校の環境を良くしたいと、2017年7月に学校の先生たちがオイスカに相談に来たことから「子供の森」計画の活動が始まりました。

初めての活動では、チークの木を植えました。厳しい環境ではありますが、先生たちが熱心に取り組み、苗木が枯れないように子どもたちと管理を続けています。チーエー先生は「もともと自然に触れることは好きで、木を植えたりしたこともありましたが、オイスカの皆さんのように子どもたちに環境について教えることはできませんでした。今、子どもたちと一緒に学ぶことができて本当に嬉しいです」と話してくれました。また、12月に開催されたエコキャンプにも、学校を代表して4名の生徒が参加。キャンプで学んだことを、友だちにも紹介し、環境リーダーとして頑張っています。今後は、もっと多くの苗木を植えながら、自然が大好きな子どもたちが増えるように、楽しく環境について勉強できる機会をつくっていきたいと考えています。
GweGon Middle School / グエゴン学校
●活動開始年 2017年 ●生徒数 493人 ●所在地 GweGon Village Yezagyo
2018年
5月
17日
木
2018.5 Myanmar-1

先輩から後輩に受け継がれる学校の森
カンサトー学校がある地域は、土地がやせており、住民たちは穀物ではなく日焼け止め等として使われるタナカの木を栽培しています。20年ほど前にはできた稲作も、近年は水不足や不安定な気候によりできなくなりました。乾いた大地に潤いが戻るようにと、2008年から「子供の森」計画に参加しました。

長年の活動が実り、校庭には子どもたちが勉強したり、遊んだりできる木陰ができ、心地よい風が吹くようになりました。学校に水タンクができたので、乾季でも最低限の水をあげられるようになり、子どもたちがグループに分かれて担当しながら水やりを行っています。おかげで苗木も枯れることなく順調に成長しています。また、ゴミの分別に力を入れ、家庭で実践する子どもたちも増えています。ハンスエ校長は、「以前は、環境やゴミの問題についてどのように教えたらよいか分かりませんでした。今では、子どもたちだけでなく、村の住民たちの意識も変わってきました。皆さんのサポートに心から感謝しています」と喜びの声を伝えてくれました。今後は植林場所を地域に広げ、緑の並木が続くような環境をつくっていきたいです。
Khan Sart Post Middle School / カンサトー学校
●活動開始年 2008年 ●生徒数 170人● 所在地 Khan Sart Village, Yezagyo
2018年
5月
17日
木
2018.5 Mongolia-2

小さなリーダーが活動を
引っ張っています!
この学校は、ウランバートル市ソンギノハイルハン区にある生徒数1,200名の大きな学校です。この地区はゲル地区とも呼ばれ、周囲には住居用のゲルが立ち並んでいます。

その一方で緑はほとんどなく、地域住民の中には環境保全に対する意識も育っていないため、ゴミの分別も行われていません。こうした状況の中、子どもたちが気持ちの良い環境で勉強ができるよう、また地域全体の環境に対する意識を底上げするために、学校側からの依頼を受けて「子供の森」計画の活動がスタートしました。 2017年7月には、学校を代表してフスレン君が子ども親善大使として日本を訪問。帰国した後には、活動報告会を開いて、学んだことや感じたことを共有するとともに、これから自分たちの学校でどういった取り組みを行ったらよいかについてみんなで話合いました。その中で「学校をきれいにする」、「地域の人に環境の大切さを知ってもらう」ことを目標に決めました。始めのステップとして校舎の周りに苗木を植え、環境保全を訴えるポスターづくりにも取り組みました。始まったばかりの活動ですが、小さなリーダーを中心に、今後学校や地域がどのように変化していくかが楽しみです。
Ulaanbaatar city, Songinohairhan district school#105 / ウランバートル市ソンギノハイルハン区第105番学校
●活動開始年 2017年 ●生徒数 1,200人
●所在地 Soginokhairkhan district. Ulaanbaatar city
2018年
5月
17日
木
2018.5 Mongolia-1

子どもたちの学習環境を守る
森づくり
バヤンウンドゥル村第4学校は、オルホン県にある初等部から高等部までの子どもたち2,323人が通っている大きな学校です。

近年近くにある鉱山の開発により森林伐採が進んだ結果、防風や防砂の役目を果たしていた木々がほとんどなくなってしまい、春と秋には強い砂嵐がこの地域を襲うようになりました。この学校の周りにも、木がほとんどないため、強い風が吹くと多くの砂が教室に入ってくるといった問題も起きています。 こうした問題に対して、「子供の森」計画では、砂嵐や日差しから子どもたちを守れるようにと、校舎の周りを囲むような植栽を計画。まず初めに、初等部の子どもたちとともに、防砂の役割を果たすマツや、ワイルドアーモンドやクロスグリなどさまざまな種類のベリーの苗をビニールハウスの中に作った苗床で育てました。厳しい冬の間は苗床で育て、温かくなったら校庭の周りに植える予定です。2018年には、学校の菜園での有機肥料を使った環境に優しい農業にもチャレンジしたいと考えています。年々充実していく活動を子どもたちは目を輝かせて楽しんでいます。
Bayan-Undur soum No.4 School / バヤンウンドゥル村第4学校
●活動開始年 2015年 ●生徒数 458人(小学部)
●所在地 Bayan-Undur soum, Orkhon province
2018年
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