2022年

10月

07日

2022.8 学校レポート from Malaysia

果物を中心とした植林活動
果物を中心とした植林活動

マレーシアサバ州から8月の活動についての報告が届きました。今回は、ラナウにある、マラナウ小学校の子どもたち27名が、植林活動や、たい肥をつくるための小屋づくりに参加した際の報告です。

 まず、コロナ禍による活動休止や深刻な干ばつによって枯れてしまった果物の木を伐採し、整地を行いました。そして、新たにドリアンやギュウシンリといった果物の木や、黒ウコンなどのハーブを植えました。ギュウシンリって聞き慣れない果物ですよね。これは、食用として世界中の熱帯域で栽培されている果物で、見た目が牛の心臓に似ていることからこの名前が付いたそうです!

 さらに、子どもたちは木の植え方や有機肥料の与え方、新しく植えた木の根元を枯草などで覆うマルチングについて学びました。マルチングをすることで、土壌が乾燥したり雑草が生えるのを防いだりすることができます。最後には、有機肥料を作るための小屋も設置し、有機肥料について学びました。

枯草を木の根元に被せる様子
枯草を木の根元に被せる様子
枯れてしまった木を伐採
枯れてしまった木を伐採

 今回の活動を経て、子どもたちは正しい植林の仕方などを学ぶことができました。また肥料の与え方やマルチングなど、植えた木を守り育てていくための知識や技術についても理解を深めることができました。

  肥料づくりの場ができたこともあり、今後自分たちで肥料をつくり、緑化や学校菜園に活用するなど、活動の幅も広がっていくことが期待されます。

 

 

植林を始める前の集合写真
植林を始める前の集合写真

マラナウ小学校/SK. MARAKAU RANAU

・住所 Ranau, Malaysia

2022年

9月

06日

学校レポート from Malaysia

植林活動の様子
植林活動の様子

マレーシアでの活動が再開しました!

 

 コロナによる活動制限が非常に厳しかったマレーシアにて、5月に活動を再開することができました。久しぶりの活動報告を、ぜひご覧ください!

 

 チーフン小学校の子どもたちがグリーンウェイブ活動の一環として、植林活動とコンポストづくり、リサイクルの勉強会に参加しました。

 植林活動では、Pucuk Mudaという木を15本、学校の周りに植えました。Pucuk Mudaは空気をきれいにし、いい香りを漂わせてくれます。ハーブとして使われるなど、用途がたくさんあります。子どもたちは、穴を掘り肥料を入れてから植林するという一連の流れを学びました。Pucuk Mudaが立派に育ってほしいですね。

 コンポストづくりでは、家庭菜園で使うためのオーガニック肥料を作りました。家から出るごみや家の周りで刈り取った植物など、身近なものを原料に使いました。

 リサイクル勉強会では、リサイクルできるごみとできないごみなど、ごみの分別の仕方を教わりました。

子どもたちがコンポストを作る様子
子どもたちがコンポストを作る様子
リサイクルの方法を先生から聞く子どもたち
リサイクルの方法を先生から聞く子どもたち

 自然のものから作った肥料で植物が育ち、それがまた肥料になるという循環を、子どもたちは学ぶことができました。家族に肥料を持って帰り、自信満々にこの体験を話す子どもたちの様子が目に浮かびます。これからの活動も楽しみですね。

グリーンウェイブ活動に参加した先生と子どもたち
グリーンウェイブ活動に参加した先生と子どもたち

チーフン小学校/SRJK CHI VUN ENTABUAN TENOM

  • 住所 Tenom Sabah Malaysia 

2022年

8月

29日

学校レポート from Thailand

コンケンのバーンノーングムアンノイナー・ニコムサマッキー学校で植林をする子どもたち
コンケンのバーンノーングムアンノイナー・ニコムサマッキー学校で植林をする子どもたち

グリーンウェイブ活動を行いました!

 タイの子どもたちがグリーンウェイブ活動の一環として、植林活動や環境教育活動に参加しました。

 グリーンウェイブ活動とは、国連が定める国際生物多様性の日である5月22日を中心に、世界中の子どもたちが植樹などを行い、生物多様性を理解するきっかけをつくるための活動です。5月22日の各国現地時間午前10時に、子どもたちが植樹する木が地球上を東から西へ波のように広がっていく様子から「緑の波(グリーンウェイブ)」と名付けられました。

 

 5月にはコンケン、アユタヤ、チェンライの学校でグリーンウェイブ活動を行いました。

 コンケンのバーンノーングムアンノイナー・ニコムサマッキー学校では、25人の子どもたちや2人の教師が活動に参加して、100本のヤーングナーの苗木を植えました。ヤーングナーの木は成長すると、なんと樹高50mにもなります。

 チェンライのバーンパーボンタオケンチャン学校では、教師や生徒が60人参加しました。タイ・ローズウッドやユカンなどの苗木を200本植えました。子どもたちは森と地球温暖化との関係、植林や森林保全の大切さについて学んでから、植林活動を行いました。

 

 6月には、スリンのバーンセーンカーン学校で環境教育活動を行いました。中学1年生の生徒たちは生物多様性について学び、グループに分かれて自分たちの村の生物多様性のことや生物多様性を守る方法について、一緒に考えました。最後に、それぞれのグループが考えたことを発表しました。

 

 今回の活動を通して、自分の暮らす村のこと、地球のことを大切にする心を学んだ子どもたち。その心を忘れず、これからも社会で活躍してほしいです!

アユタヤのワットラムッド学校での植林活動
アユタヤのワットラムッド学校での植林活動
スリンのバーンセーンカーン学校で、村の生物多様性についてグループ発表をする生徒たち
スリンのバーンセーンカーン学校で、村の生物多様性についてグループ発表をする生徒たち

植林活動前の記念撮影(チェンライ・バーンパーボンタオケンチャン学校)
植林活動前の記念撮影(チェンライ・バーンパーボンタオケンチャン学校)

2022年

7月

29日

アブラ農林業研修センター近くを震源にM7.0の地震発生

棚が倒れ、食器が割れた様子(センター)
棚が倒れ、食器が割れた様子(センター)

 7月27日、フィリピン・ルソン島北部を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生しました。震源は、アブラ州ドローレスから南東約13キロの山岳地帯で、震源の深さは10キロ。まさに震源近くのドローレスに位置するオイスカアブラ農林業研修センター(以下、センター)でも、大きな揺れを経験しました。センターのスタッフや研修生はすぐに外に避難し、幸い人的な被害はなく、また建物にも大きな被害は発生しませんでした。

 しかし、周辺地域では、建物被害や地滑りが相次いでいるほか、道路やその他のインフラへの被害が確認されています。「子供の森」計画の活動校でも、校舎が損傷するなど被害が出ているとの報告が届いています。現在、スタッフが関係のあるコミュニティを中心に周辺地域を巡回し、被害状況の確認を行っていますが、一部では道路や橋などが寸断されていることから、訪問できない地域もあります。

建物の一部にも亀裂が入っていたが、損壊は免れた(センター)
建物の一部にも亀裂が入っていたが、損壊は免れた(センター)
複数個所で地滑りが発生
複数個所で地滑りが発生

炊き出しの様子
炊き出しの様子

 現地では余震も続いていることから、自宅が倒壊することを恐れて、多くの住民がテントなどを使って野外で避難生活を続けているようです。

 センターでは、28日に他のNGOと協働して、被災者を対象に炊き出しを行うとともに、飲料水の配布を行いました。今後も安全面に留意をしつつ、被害状況の確認を進め、オイスカとしてできることを検討したいと考えています。

損壊した教会
損壊した教会
家屋被害も多く報告されている
家屋被害も多く報告されている

亀裂が入り、通れない道も多い
亀裂が入り、通れない道も多い
地滑りにより寸断された道路
地滑りにより寸断された道路

2022年

7月

29日

2022.7 混乱が続くスリランカ

ガソリンスタンドに押し寄せる人々
ガソリンスタンドに押し寄せる人々

 日本でも連日報道されている通り、スリランカでは独立以来、最悪と言われる経済危機に直面しています。インフラ開発などにより、多額の対外債務を抱えていたところ、2020年から続くコロナ禍で外貨獲得の柱だった観光業が大きく低迷。外貨不足や、さらには2022年からのウクライナ危機の影響も受け、燃料や食料品、医薬品などの輸入も滞った結果、物価が高騰。最大都市・コロンボでは50%以上のインフレ率に見舞われています。7月5日には、首相が国の「破産」を宣言する事態となりました。

 生活に不可欠な燃料や食料などが数か月にわたり深刻な不足に陥っており、さらには長時間の停電が頻発するなど国民の生活を直撃。政権への抗議活動が激化し、大統領や首相も辞任に追いこまれました。7月21日には、新たに大統領や首相が選出されましたが、問題は根深く、混乱は今後も続くことが予想されます。

閉まっている店も多い
閉まっている店も多い
先日、数週間ぶりにガソリンが手に入るとの連絡があった。車の登録番号に基づいて、配給
先日、数週間ぶりにガソリンが手に入るとの連絡があった。車の登録番号に基づいて、配給
10時間並んでようやく購入できた。半年前には1リットル約160ルピーだったガソリンは、約460ルピーと3倍近くにあがっている
10時間並んでようやく購入できた。半年前には1リットル約160ルピーだったガソリンは、約460ルピーと3倍近くにあがっている

 オイスカでは、スリランカにおいて「子供の森」計画を柱に活動を続けてきましたが、その活動の場である学校も、スクールバスの運行や教員の通勤が困難になり、全国的に休校措置が続いています。「子供の森」計画コーディネーターなど関係者の無事は確認できていますが、身動きがとれないため、現在は連絡を取り合いながら、状況を注視しているところです。

 本業を別に抱えた訪日研修生OBOGが中心となって活動を展開しているスリランカでは、人的リソースも限られており、関係者自身の生活も混乱・困窮する中で、新たに緊急支援を立ち上げることは難しいのが現状です。ただ、近年注力してきた家庭での野菜づくりを支援する「ホームガーデニングプログラム」など、現状に即した活動に対するニーズも存在しています。情報収集や現地との連携を密に継続しながら、オイスカとして何ができるのか、模索していきたいと考えています。

2022年

7月

29日

2022.7 子どもたちの学校生活 in モンゴル

アザザヤさん(9歳) ソンギノハイラハン区第143番学校
アザザヤさん(9歳) ソンギノハイラハン区第143番学校

サエンバエンノー(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 わたしは、モンゴルの首都ウランバートルに住んでいます。コロナで学校がオンライン授業になったこともありましたが、2022年の2月からは学校で授業を受けられるようになりました。「子供の森」計画では、動物になりきって、好きなことや困っていることについて考えるワークショップに参加しました。海外の子どもたちともオンラインで話し合うことができて、とても楽しかったです。自然について考えるきっかけになったので、環境の本を読んで、ゴミを分別するなど自分でもできることに取り組んでいます。

ワークショップでは、うさぎの気持ちになって、環境問題を考えました!

2022年

7月

29日

2022.7 学校レポート in モンゴル

植林活動
植林活動

緑が校舎を彩るように

 モンゴル北部オルホン県に位置するこの学校は、ゲルの点在する地域にあり、2015年に建てられた比較的新しい学校で

す。学校が建てられた当初は周囲に緑がなく、「子供の森」計画を通してカエデやライラックなど、これまで250本を超える木々を植栽。子どもたち自身の手で維持管理を行うだけでなく、緑の大切さを伝える環境教育を実施してきました。

 2021年度は、給食にも使えるようにと実が食べられるバードチェリー100本の苗木を植えたほか、経済的な理由などでマスクが用意できない生徒200名に手づくりマスクを配布。2015年以来継続してきた活動が評価され、緑化活動に積極的に取り組んだ学校として県から表彰も受けました。同校のガラバダラフ校長先生は、これまでの活動について「校舎しか

なかった学校が、オイスカとの活動によって木々で彩られるようになりとても嬉しい。子どもたちもよく苗木の世話をしている。支援者の皆さまには心から感謝している」と語りました。

教室内ではマスクの着用が 義務付けられている。エコクラブ の生徒と共に手づくりしたマスクを 配布した
教室内ではマスクの着用が義務付けられている。エコクラブの生徒と共に手づくりしたマスクを 配布した。
校舎の周囲に苗木が育っている様子がわかる
校舎の周囲に苗木が育っている様子がわかる

バヤンウンドゥル村15番学校/Bayanundur soum No.15 School

  • 活動開始年 2015年 
  • 生徒数 1230人
  • 所在地 Bayanundur soum, Orhon province

2022年

7月

28日

2022.7 学校レポート②in パプアニューギニア

苗を植える準備ができたところ
苗を植える準備ができたところ

オイスカプレイスクール

 7月27日、オイスカプレイスクールで植林活動を行いました。本活動には、15人の子どもたちが参加しました。

 植林活動では、40本のパームの木と20本のキャンドルの木を植えました。パームの木は別名ココヤシと言い、「勝利」「見守り」などの花言葉があるそうです。キャンドルの木は果実がロウソクのような細長い円柱形で、食用としても使われる植物です。この日は晴れており、みんな苗を植える活動を楽しんでいました。

 また、子どもたちの勉強する環境を整えるための寄付品が渡されました。子どもたちは熱心に話を聞き、文房具や本を受け取っていました。

寄付品を受け取っている様子
寄付品を受け取っている様子
苗木を植えている様子
苗木を植えている様子
苗木を植えた後に、水やりをしている様子
苗木を植えた後に、水やりをしている様子

オイスカプレイスクール/OISCA Play School

  • 住所:Kokopo,East New Britain Province, Papua New Guinea

2022年

7月

28日

2022.7 学校レポート① in パプアニューギニア

グリーンウェイブの様子
グリーンウェイブの様子

世界の活動と共に

 パプアニューギニアの研修センターや周辺の学校から近況報告が届きましたので、お知らせします!

 研修センターでは、オイスカプレイスクールの子どもたちと一緒に、5月22日のグリーンウェイブに参加しました。毎年5月22日は、国連の定めた「国際生物多様性の日」で、グリーンウェイブはこの日を記念して行われたものです。現地時間午前10時に、世界各地の青少年が植樹等を行うことで緑の波が地球上を東から西へ広がっていくことから、この名前が付けられました。この日は天気もよく、ドリアンの木を20本植えることができました。

6月5日「世界環境デー」にも植林活動を行い、パームの木を25本植えました。「世界環境デー」とは、国連によって制定された世界規模の環境問題を食い止め、環境保全の重要性を認識させるための記念日です。毎年テーマが掲げられ、2022年は「Only One Earth」”かけがえのない地球”でした。

世界環境デーの様子
世界環境デーの様子

 また、現地では定期的に活動校を訪問して、植林地などのモニタリングを行っています。 ロマングラマー学校では、3年間でユーカリやかんきつ類の樹木がどれだけ成長したかを観察しました。6月5日と7月20日には、タブタブル小学校を訪問。活動で植えた苗木が大きく育ち、木陰で子どもたちがスポーツを行ったり、先生とランチを楽しんだりしている様子がうかがえました。

タブタブル小学校にて、木陰でスポーツをしている様子
タブタブル小学校にて、木陰でスポーツをしている様子
木陰でランチを楽しむ子どもたちの様子
木陰でランチを楽しむ子どもたちの様子
活動で植えた木の周りに子どもたちが集まっている様子
活動で植えた木の周りに子どもたちが集まっている様子

2022年

7月

20日

2022.7 学校レポート2 in フィリピン

学校から地域へ意識の広がり

 ヌエバエシハ州に位置するこの学校は、山に囲まれた環境にあります。コロナの感染拡大を防ぐために、頻繁な外出の規制などが行われました。しかし、計画を立てながら慎重に植林活動を行うことで、ナラの木やサワーソップ、バンレイシを植えることができました。

 学校の敷地の近くに木を植えることで、食料を新たに得ることができたり、地域の人たちに環境について意識してもらうきっかけにもなりました。ジャイラ先生は、「木を植えることで子どもたち一人ひとりの環境に対する責任感を育むことができると感じています。コロナ禍にも関わらず、このような植林の機会を作ってくださり、ありがとうございます」と話してくださいました。

パグサンハン小学校/Pagsangjan Elementary School

  • 活動開始年 2021年
  • 生徒数 32名
  • 住所 Sitio Pagsangjan, Pinamalisan Nueva Ecija

2022年

7月

20日

2022.7 子どもたちの学校生活3 in フィリピン

ジュリエッタ・B・ラカデン(11歳)スタクルズ小学校
ジュリエッタ・B・ラカデン(11歳)スタクルズ小学校

 マガンダンハポン(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 コロナが広まったため、レストランに行ったり、学校に行ったり、友達と遊んだりなどの通常通りの生活が出来なくなってしまいました。クラスメイトと一緒に同じ教室で勉強する方が家で課題プリントを行うよりも良いと感じるため、早く対面での授業が再開してほしいです。コロナが収まったら、近くのビーチへ旅行に行きたいです。

2022年

7月

20日

2022.7 子どもたちの学校生活2 in フィリピン

ベルナデット・メイ・ピネダ(12歳)パグサンハン小学校
ベルナデット・メイ・ピネダ(12歳)パグサンハン小学校

マガンダンハポン(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

私は小学校6年生のバレッテです。以前は毎日学校に行って、教室で先生が話す内容について活発に議論をしていました。今は学校に行くことが出来ず、課題を使って勉強をしています。自分一人ではわからない問題もあるので、そのときは両親に質問しています。先生はコロナ禍でも私たちが勉強できるように、必要なものを一生懸命準備してくれています。コロナが収まったら、学校に行ったり、友だちと遊んだり、川や山に探検に行ったりしたいです。

 

2022年

7月

20日

2022.7 学校レポート3 in フィリピン

海岸での清掃活動の様子
海岸での清掃活動の様子

マングローブ林が水を浄化

 この学校は海岸の近くに位置しており、主な活動としてマングローブ植林を行っています。コロナ禍でも積極的に活動を行い、植林活動だけではなく、保護者へのオリエンテーションや海岸の清掃活動も行いました。マングローブは密に根を張るため、土壌を保持し、川への土壌流出を防ぐことができます。

 さらに、6年生のレジ―セルナさんは、「マングローブを植える前と比べると、水質が全く異なります。マングローブによって水が浄化されるのだということを肌で感じました。マングローブは水に含まれている”不純物”を使用して成長したり、蓄えたりしてくれるそうです。きれいな水は地域全体の役に立っています。」と、マングローブによって水質も向上したというお話もしてくれました。

サロマグ小学校/ Salomague Elementary school

  • 生徒数 125名
  • 活動開始年 1997年
  • 所在地 Salomague Cabugao I locos sur

2022年

7月

15日

【8.1-9.1】古本買取額アップキャンペーン実施!!

 

 オイスカでは、古本買取販売のバリューブックス社と協働して、古本を通じた寄附を呼び掛けています。ご自宅や職場などで眠っている本やCDを集めて、バリューブックスに送っていただくと、その買い取り査定額が「子供の森」計画への寄附となり、子どもたちの森林活動や環境教育を支援することができます。

~「子供の森」計画について詳しくご覧になりたい方はこちら~
https://www.kodomono-mori.info/what/

 

 同社のご協力で8月1日(月)~9月1日(木)の期間は、古本の買取金額が10%アップするキャンペーンを実施します。5冊以上で送料無料!お申込みから集荷予約まで、すべてオンラインで可能です。暑い日が続きますが、いい汗をかいて、本棚をすっきりさせつつ、子どもたちの森づくりへ是非ご協力をお願いします!

~お申込みはこちら~
https://www.charibon.jp/partner/oisca/

 

【ご利用の流れ】
1,寄付する本を選んで箱詰め*
2,ホームページ(https://www.charibon.jp/partner/oisca/)の専用フォームから申込む
3,宅配業者が玄関先まで集荷に伺う
4,寄付になる

 

*寄付になる本、ならない本の仕分けにご協力ください。
 チャリボンに寄付される本の約半数が、お値段をつけられず古紙に回ってしまっています。その多くが2010年以前に出版されたものです。古紙になってしまう本の輸送費・人件費削減のため、寄付になる本であるかご確認ください。その際、こちらの「おためし査定」もご活用ください。

2022年

7月

13日

2022.7子どもからのメッセージ from マレーシア

ロッサさん(12歳) コタブルー キアウ第一小学校
ロッサさん(12歳) コタブルー キアウ第一小学校

サラマットゥンガハリ

(こんにちは)!

 わたしは、サバ州のコタ・ブルー町に住んでいるロッサです。今は学校に登校できるようになりましたが、2021年度はコロナ禍で長い間休校が続いて、友だちにも会えなかったので、すごくさみしかったです。わたしが住んでいる町は、とても景色がきれいで、人もみな優しいです。大好きなふるさとを守るために「子供の森」計

画での植林活動も頑張っています。オイスカの人に教えてもらって木を植えた後、おじいちゃんの畑にもライムの木を植えました。早く大きくなって、実を付けることが楽しみです。

学校での植林活動
学校での植林活動

2022年

7月

13日

2022.7 学校レポート in マレーシア

少し硬い土だったので、苦戦しながらも穴を掘り、植林の準備を行った
少し硬い土だったので、苦戦しながらも穴を掘り、植林の準備を行った

ジャックフルーツで

子どもたちに栄養を

 この小学校は、マレーシア最高峰のキナバル山を中心とした国立公園から10kmほど離れた渓谷に位置し、児童の多くが、先住民族であるドゥソン族の子どもたちです。こうした山間部の学校ですが、やはり新型コロナの影響は強く、長期間にわたり在宅学習が続きました。学校が再開されても、ソーシャルディスタンスを守った形で授業が行われ、体育など人と接触したり、体を動かすような授業は禁止されました。

 「子供の森」計画でも学校への訪問や、課外授業が難しい時間が長く続いたため、何度も予定の変更を行い、ようやく2年ぶりに実施することができました。子どもたちの栄養になるようにと学校からリクエストを受け、ジャックフルーツなどの果樹を中心に90本を植樹。久しぶりの課外活動に、参加した子どもたちも楽しんでいる様子が伺えました。今後校内に植えた苗木の管理をしつつ、周辺地域での植樹も行い、地域を巻き込んだ活動に発展させていきたいと考えています。

協力して苗木を植林地に運ぶ
協力して苗木を植林地に運ぶ

コタブルー キアウ第一小学校/SK.Kiau 1 Kota Belud

●活動開始年 2015年 

●児童数 238人 

●所在地 Kota Belud, Sabah

2022年

7月

13日

2022.7 活動のあゆみとこれから in マレーシア

休校期間中も学んだことを活かして家で野菜 を育てる子どもたちが多く、報告を受けるた びに活動の意義や広がりを感じられた
休校期間中も学んだことを活かして家で野菜 を育てる子どもたちが多く、報告を受けるた びに活動の意義や広がりを感じられた

変化する状況やニーズに

合わせた活動を展開

 オイスカが活動を展開するボルネオ島北部のサバ州では、パームヤシのプランテーション開発などにより、熱帯雨林が切り倒され、森林破壊が続いています。こうした問題に対し、オイスカでは学校を拠点に緑化を続けてきましたが、環境教育のニーズが高まる一方、近年は植林できる土地を持たない学校からの参加要請も増えていま

す。

今後はコロナ禍で中断していた有機農業やごみの分別指導など実際の状況やニーズに合わせた実践的な環境教育に重きを置きつつ、緑化については、学内での実施が難しいところで

は、小規模からでも地域での植林活動にも取り組んでいきたいと考えています。

オイスカの訪日研修を受けたOBOG たちが中心となり、日本で学んだ「森のつみ木広場」 も実施。子どもたちが楽しみながら、森からの恵みを肌で感じられる機会をつくっている
オイスカの訪日研修を受けたOBOG たちが中心となり、日本で学んだ「森のつみ木広場」 も実施。子どもたちが楽しみながら、森からの恵みを肌で感じられる機会をつくっている

2022年

7月

13日

2022.7 子どもからのメッセージ from カンボジア

アリー アニザさん(14歳) チョアムル小学校
アリー アニザさん(14歳) チョアムル小学校

チョムリアップスオ

(こんにちは)!

 6年生のアニザです。コロナで、オンライン授業が続きましたが、接続の問題もあって、あまりうまく勉強できませんでした。やっぱり友だちと一緒に勉強するのが一番です。植林をするのは「子供の森」計画の活動が初めての経験でした。友だちと木を植えて、水やりして木が育っているのを見るのが好きです。

植林活動は楽しくて、終わった後には気 持ちもとってもすっきりしました!
植林活動は楽しくて、終わった後には気 持ちもとってもすっきりしました!

正しい準備の方法や植え方を知ることができたので、おうちでもお父さんと一緒にカシュ―の木を植えました。これから英語の勉強を頑張って、将来はイスラムの女性を支えられるような仕事に就きたいです。

2022年

7月

13日

2022.7 学校レポート2 in インド

ゴミの分別の啓発の様子
ゴミの分別の啓発の様子

 北インドに位置するWHスミス記念学校は、環境保全活動に力を入れている将来性のある学校です。しかし、学校の敷地の大きさの関係で植林の場所が十分に確保できないため、地域を含めて植林活動を行っています。今年度はコロナ禍で子どもたちが学校に集まれないこともあり、雨水貯留や家での植林など少人数の活動を中心に行いました。7年生のエンジェルヴェルマさんは、「学校に行って友だちと会えるのを心待ちにしています。友だちと一緒に、木を植えたり、ネイチャーツアーに行ったり、絵画コンテストに挑戦したりするのも楽しみです。」と語ってくれました。

ガンジス川の清掃活動

生徒たちはコミュニティの植林活動にも参加した。

生徒たちは雨水貯留の概念を説明し、啓発を行った。
生徒たちは雨水貯留の概念を説明し、啓発を行った。

WHスミス記念学校/W.H. Smith Memorial School

  • 活動開始年 2017年
  • 生徒数 4000人
  • 住所 Sigara, Varanasi, state of Uttar Pradesh

2022年

7月

13日

2022.7 子どもたちの学校生活2 in インド

ニレッシュ・ラグハブくん(10歳)ギャンデヴィ学校
ニレッシュ・ラグハブくん(10歳)ギャンデヴィ学校

ナマステ(こんにちは)!

僕の学校生活を紹介します。

 僕はギャンデヴィ学校の5年生です。この学校は北インドのハリヤナ州にあります。コロナの影響で学校は全てオンラインになったので家で勉強をしています。コロナに罹らないために、家にいることが多いです。

 僕は自然や緑の環境が好きです。CFPの活動でお気に入りなのは、実際に植林活動を行ったり、木や森について勉強したり、ネイチャーツアーに行ったりすることです。CFPの活動で学んだことを踏まえて、家で苗木をポットに植えたり、屋内での植樹について勉強したりしました。コロナが収まったら、ネイチャーツアーに行って友だちと楽しみたいです。

2022年

7月

13日

2022.7 学校レポート in カンボジア

インタビューに答えてくれた6 年生のチェア・チャンテアさん
インタビューに答えてくれた6 年生のチェア・チャンテアさん

 木の成長を見るのがうれしい

 ボルブ小学校は、カンボジア東部トボンクムン州にあり、周りには黒コショウの畑が広がっています。環境保全に関心の高かった校長先生は、かねてより農業省に苗木の支援を訴えていましたが、実現には至っていませんでした。そうした中で、他校より「子供の森」計画の話を知り、オイスカに相談したことから、2021年度に植林活動が実現することとなりました。

 植林活動では感染対策をしながら150本の苗木を植林。教員らが積極的に管理にも取り組んでおり、また土質もよいことから、苗木は順調に育っています。6年生のチェアさんは、「友だちと一緒に水やりや草むしりをしています。木が大きくなっていく様子を見るのはうれしいです。卒業したら妹にお世話をお願いする予定です」と語るなど責任感を持って取り組んでくれている様子でした。校長先生は「子どもたちが木の名前を勉強できるように、それぞれの木にネームプレートをつけたいと思う」と話すなど、今後の活動にも意欲的です。

植林活動の一コマ。写真右が 同校のセス・チアリー校長先生
植林活動の一コマ。写真右が 同校のセス・チアリー校長先生

ボルブ小学校/Bolve Primary School

●活動開始年 2021年 ●児童数 317人

●所在地 Ponhea Krek District, Tboung Khmum Province

2022年

7月

13日

2022.7 活動のあゆみとこれから in カンボジア

学校や地域から信頼を得られているからこそ、コロナ禍でもスムーズな活動調整ができた
学校や地域から信頼を得られているからこそ、コロナ禍でもスムーズな活動調整ができた

 つながりが育む成果

 カンボジアでは、研修センターのような拠点はなく、オイスカの訪日研修を受けたOBOGたちが助け合い、「子供の森」計画を推進しています。彼らは、会社員や教員、自営業など本業を抱える傍ら、ふるさとに貢献したいという思いで、各自がそれぞれの地元での調整を担当。活動の際は周辺のOBOGらが応援に駆けつけます。

彼らにとって「子供の森」計画は、オイスカや日本とのつながり、彼ら同士のつながりを保つネットワークの役割も担っているようです。彼らの地道な働きかけにより、地域に根差した活動として学校や自治体での認知度も上がっており、さらなる活動の発展に期待がもたれます。

 

 

カンボジアでの活動開始の立役者であり、 OBOG たちをまとめるソバンナ(写真左)
カンボジアでの活動開始の立役者であり、 OBOG たちをまとめるソバンナ(写真左)

2022年

7月

06日

生徒からのメッセージ from バングラデシュ

ワシムくん(16歳) タンガイル グローリアス カデット学校
ワシムくん(16歳) タンガイル グローリアス カデット学校

 アッサラームアライクム
(こんにちは)!

学校が再開しました 

 新型コロナウイルスの影響で、僕たちの学校も休校になり、長い間登校することができませんでした。その間オンライン授業が続きましたが、インターネットがうまくつながらなかったり、停電の影響を受けたりして、授業に参加できないことがしばしばありました。教室での勉強とはまったく違い、フラストレーションがたまることも多かったです。

 学校が再開して、友だちと会うこともでき、勉強できる喜びを改めて感じました。「子供の森」計画の活動もまたみんなと一緒にがんばっていきたいと思っています。

2022年

7月

06日

活動のあゆみとこれから in バングラデシュ

コロナ禍で中止や延期が相次いでいた植林活動も少しずつ再開している
コロナ禍で中止や延期が相次いでいた植林活動も少しずつ再開している

住民の生活を災害から守る 

 バングラデシュでの「子供の森」計画は、現在インド国境に近いクルナ管区を中心に展開。この地域は、ガンジス河によって形成されたデルタに、数千の川や水路、入り江が複雑に入り組む生態系豊かな場所でしたが、開発による環境劣化や、温暖化による海面上昇、塩害、サイクロンの被害が深刻化しており、生物への影響はもとより、住民の生活も脅かされています。

そうした中、2019年からは沿岸部において住民とのマングローブ植林を開始。自然災害の備えとなるような森づくりを進めつつ、次代を担う子どもたちへの意識づけも継続して取り組んでいます。

クルナに加え、ダッカ近郊のオイスカ研修セ ンター周辺での活動も再強化していきたい
クルナに加え、ダッカ近郊のオイスカ研修セ ンター周辺での活動も再強化していきたい

2022年

7月

06日

2022.7 学校レポート2 in インドネシア

グァバの植林
グァバの植林

快適な屋外で勉強

 この学校はムラピ山の麓の高原に位置していて、学校のみならず地域の環境保全活動にも熱心に取り組んでいます。シワバゴムノキをはじめとした多くの美しい植物を校庭に植えたことで、景観が本当に大きく変わりました。校舎の裏側にも緑が増えたことで心地の良い場所が増え、子どもたちが屋外で勉強する際の憩いの場となっています。また、ムラピ山の観光博物館の周辺や汚染された川沿いでも植林活動を行いました。観光振興のための周囲の景観の更なる美化や山の水源保全を目的としています。

 さらに、各教室の前に花を植えるクラスガーデンの活動や薬草園の活動を導入したことで、学校における植物の種類が豊富になりました。子どもたちは保護者と一緒にこれらの植物のお世話を行っています。植物の水やりや校内清掃活動などのCFPの活動を通して規律を身につけ、学校を卒業した後も地域社会で環境を守るリーダーとして活躍できるような人材を育てていきたいです。

パケム第2中学校/Pakem 2nd Junior High School

  • 活動開始年 2019年
  • 生徒数 388人
  • 住所 Jl. Kaliurang KM 20 Sawungan, Hargobinangun, Kecamatan Pakem, Kabpuaten Sleman, Daerah Istimewa Yogyakarta

2022年

7月

06日

2022.7 Bangradesh

順調に生長している木々
順調に生長している木々

 自然とのよい関係づくりを目指して

 バングラデシュ南西部・クルナ管区にあるラッシュモン女子高校では、2013年から「子供の森」計画に参加。周囲の学校では、塩害やさまざまな自然災害の影響、そして環境保全に対する意識が十分でないことから、ほとんど緑化は行われていないなか、オイスカと協働して植林活動を続けてきました。校庭には、マンゴーやグアバ、オリーブなどの果樹を中心に、木々が育ち、果実も収穫できるようになっています。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって、この2年間はほぼ休校状態となり、残念ながら植林活動は実施できませんでした。その間、オイスカからは衛生用品や感染予防の啓発資料を支援し、感染拡大防止に協力しつつ、植林地の管理は適宜教員らが交代で行いました。校長のカムルル先生は、「この活動は、生徒の自然に対する知識を高めるだけでなく、自然とのよい関係をつくることにもつながっている。これからさらに活動を盛り上げたい」と意欲を見せました。

コメントを寄せてくれた校長 先生(左から2 番目)と苗木の管 理や補植に関わってくれた教員、 生徒たち
コメントを寄せてくれた校長 先生(左から2 番目)と苗木の管 理や補植に関わってくれた教員、 生徒たち

ラッシュモン女子高校

●活動開始年 2013年 ●生徒数 250人

●所在地 Boyervanga, Batiaghata , Khulna

 

2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活2 in ミャンマー

マ・サンダー・ソーさん(11歳)カンティン小学校
マ・サンダー・ソーさん(11歳)カンティン小学校

ミンガラパー(こんにちは)!

私はピョーボエ郡にあるカンティン小学校の4年生です。私の村では、竹を使って帽子やカゴなどを作っています。手作りで作っているので、私の村の誇りだと思っています。元々家で花や木を植えることは好きでしたが、CFPの活動に参加してから、その気持ちがますます強くなりました。コロナ禍が落ち着いたら、大きな果物のなる木を育てて、できた果物をみんなに食べさせたいです。木の下で遊んだり、勉強したり、森の中に遊びに行ったりなど、育った木を使ったアクティビティもたくさん行いたいです。

2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活3 in タイ

ティーラパット カン・ンガェンくん(9歳)バーンカプー学校/写真前列
ティーラパット カン・ンガェンくん(9歳)バーンカプー学校/写真前列

サワディカー(こんにちは)!

僕の学校生活を紹介します。

  こんにちは!3年生のディーマックです。コロナで、学校で授業が受けられず、今は家で勉強しています。コロナになるのは怖いですが、いつもマスクをしなければいけないのは、大変です。でも、CFPで植林したり、家族でもヒマワリを植えたりして、楽しいこともありました。自分で木を植えたり、環境について学んだことで、自然が好きになったので、コロナが終わったら、友だちと一緒にもっとたくさんの木を植えたり、スリン県で一番大きいフラワーガーデンにも行ってみたいです。

 

環境教育活動にも参加した(左から2番目)
環境教育活動にも参加した(左から2番目)

2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活2 in タイ

チラナン サーピウさん(14歳)バーンノーンクノイ学校
チラナン サーピウさん(14歳)バーンノーンクノイ学校

サワディカー(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 こんにちは。私はプラーウです。中学2年生です。学校が休みになり、いつも通りに授業が受けられなくなってしまうなど、コロナで私たちの生活も大きな影響を受けました。リモートでも授業を行っていますが、ネットワークなどオンラインの環境がない友だちもいて、みんなが同じように勉強できない状況が続いています。オンラインでの授業は家庭の負担にもなるので、早くコロナが終息し、学校で勉強できるようになってほしいと思います。

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート4 in タイ

周囲に再び豊かな自然を

 パーンクラーン村、パーントンプン村、パーンアナーケート村の3つの村に接するこの学校は、周囲を森や高い山に囲まれ、山岳民族や各村の子どもたちが一緒に学んでいます。以前は、豊かな自然が見られましたが、人口の増加や農地の拡大のため木が伐られ、はげ山が進行し課題となっています。

 2021年度の活動は、マスクの着用や手洗い、校内設備の消毒などコロナ感染防止策を徹底し、学校の敷地内で植林活動や環境教育を実施。ライム、マンゴー、アボカドなど食べられる実のなる樹種や、木材にもなるユカンなど、7樹種100本を植えました。植林には、学校に接する村の住民も参加し、子どもたちのみならず地域の人々の森や環境に対する意識を高める機会ともなりました。

バーンパーミアン・メープリグ学校/Banpamiang-maeprig School

  • 活動開始年 2021年
  • 児童数 22名
  • 所在地 Banpamiang-maeprig School Moo. 4 Maeprig Sub-District, Maesuai District, Chiangrai Province 57180

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート3 in タイ

バーンノーンクンノイ学校の植林地
バーンノーンクンノイ学校の植林地

地域で育む森づくりの意識

 バーンノーンクンノイ学校は、複数の村々に囲まれた小さな学校です。小規模ながらも、校長先生をはじめとする先生方や、村の人々の森づくりへの関心が高く、地域で協力して、子どもたちと活動に取り組んでいます。

 2021年度は、新型コロナの影響を受け休校が続き、予定していた植林活動は計画通りの実施とはいきませんでしたが、一部の苗木を、生徒や地域住民へ配布。村の田畑などで植栽するなど、学校と相談の上柔軟に対応し、取り組みを継続しました。

 学校や各所に植えられた樹種はパイワーンという竹で、たけのこが学校の給食になったり、販売して収入とすることもできるため、学校の希望により選定されました。現在、配布された苗木は、近隣の住民や子どもたちの手によって、管理が続けられており、学校の植栽地は学校の再開後、すぐに下草刈りを行う予定です。

 子どもたちと共に地域でも森づくりを実施したことで、村の住民たちにも自然への意識が高まり、活動の輪が広がりました。

バーンノーンクンノイ学校/Bannongkungnoi School

  • 活動開始年 2020年
  • 生徒数 50名
  • 所在地 Bannongkungnoi School, Banko Sub-district, Muang District, Khonkaen Province 

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート 2 in タイ

感染防止のため屋外で活動

 アユタヤ県では、コロナ禍の影響で、この学校が唯一の活動校となりました。

 生徒たちは野菜栽培の手法を学び、教室の外で楽しく活動に取り組むことができました。CFPの活動を通じて、学校の農業活動を継続することができました。

マトーハースィーナー先生は、「CFPに参加することができてとても嬉しく思っています。学校に支援してくださったオイスカの皆さんに大変感謝しております。」とCFPの活動に対して前向きな言葉を述べてくださいました。

ワットラムッド学校/Watlamut School

  • 活動開始年 2020年
  • 児童数 144名
  • 所在地 Watlamut School  Moo.2 Pagjan Sub-District, Nakornluang District, Phranakornsriayuttaya Province 13260

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート1 in インド

ラブグリーンクラブの活動。植物名、効能を記したプレートをつけ決められた区画にそれぞれの樹種を植えていく。
ラブグリーンクラブの活動。植物名、効能を記したプレートをつけ決められた区画にそれぞれの樹種を植えていく。

薬草など多様な植物を育てる

 小高い丘の上にあるこの学校は、25年前より「子供の森」計画に参加。植林活動を継続してきたため、現在は緑に囲まれています。近年この学校が特に力を入れている活動としてハーブガーデン活動があります。今までに喉や肺の病気に広く使われている薬草を含め、163種の植物を育ててきました。

 2021年は、同校でオイスカ活動を推進しているラブグリーンクラブの学生80名が中心となり、風邪の治療に使われる薬草など、約100種類を植え、大切に育てました。活動を通じて子どもたちは、それぞれの薬草が持つ効能や、けがや病気の伝統的な治療方法についても学ぶことができました。「友だちと一緒に活動に参加できて、とてもうれしい。どのように自然を守っていったらよいか、どうすれば自然とともに心豊かに暮らせるかについて学ぶことができた。学んだことを家の庭でもやってみたり、もっと多くの友だちに広めていきたい」と、 サラナさん(8年生)は活動を振り返りました。

学校が閉鎖している間は教員が中心となって管理活動を行った。
学校が閉鎖している間は教員が中心となって管理活動を行った。

スリ サタヤ学校/SRI SATHYA SAI VIDYAPEETH, SRISAILAM

  • 活動開始年 1994年 
  • 生徒数 400人 
  • 所在地 Nandi Bazar, Katalur, Calicut District, Kerala

2022年

6月

29日

活動のあゆみとこれから in インド

各校から優秀な中高生たちが選抜され、インドの伝統的な考え方から、近年の社会変革に対応したリーダーシップまで、さまざまな知見を学ぶ機会を与えられる。
各校から優秀な中高生たちが選抜され、インドの伝統的な考え方から、近年の社会変革に対応したリーダーシップまで、さまざまな知見を学ぶ機会を与えられる。

子どもたちを地域の皆で育てる

オイスカ南インド総局では、「子供の森」計画(以下、CFP)の推進とあわせ、中・高校生を対象にSALT(Social Awareness & Leadership Training for School Students)というプログラムを実施しています。これは、 学生たちの心身の健全な成長とコミュニティにおけるリーダーシップの力を養うために、地域の有識者に講 師として協力をいただきながら、講義やワークショップを行うものです。参加者の多くは小学生のころよりCFPに参加してきた学生たち。このプログラムを通じて成長した青年たちが地域のリーダーとして後輩たちの指導を行っています。

成績優秀者は表彰され、多くの活躍の場が用意されている
成績優秀者は表彰され、多くの活躍の場が用意されている

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート1 in フィリピン

国連生物多様性の日を記念したグリーンウェイブ植樹。教員が献身的に協力してくれた。
国連生物多様性の日を記念したグリーンウェイブ植樹。教員が献身的に協力してくれた。

集まる人数を工夫して実施

 北カマリネス州カパロンガに位置するマビニ小学校は、山の中腹にあり、近くには水路が流れています。この地域の主な産業は農業で、多くの人々が農業で生計を立てて暮らしています。のどかなこの地域でも、コロナ禍により年間通じて対面授業が停止されたため、課題プリントによる自宅学習が続きました。教員が定期的に家庭訪問を行い、学習サポートを行いましたが、やはり分からないところをすぐに教えてもらえないため、つまづいてしまう子どもたちが多かったようです。

 学校での活動は限定的になりましたが、それでも教員や周辺に住む子どもたちが中心となって植林活動を行い、植えた後の苗木の管理も続けました。また、学校に集まれない子どもたちに対しては、家庭での環境学習の機会として、苗木や野菜の種苗を配布。教員らと連携しながら植栽後の管理についてもサポートを行いました。2020年からの2年間はやむを得ず参加人数が少なくなってしまいましたが、今後行政のガイドラインに従いつつ、徐々に回復できればと思っています。

自宅で苗木や野菜を育てる子どもたち。家の中で過ごす時間が多い中、よいリフレッシュの機会にもなった。

マビニ小学校/Mabini Elementary School

  • 活動開始年 2016年 
  • 生徒数 110人 
  • 所在地 P3, Brgy. Mabini, Capalonga, Camarines Norte

2022年

6月

29日

活動のあゆみとこれから in フィリピン

アブラ州ムディイト小学校で育てた森は、子どもたちの憩いの場に。 こうした活動の成果が次なる連携に結びついている
アブラ州ムディイト小学校で育てた森は、子どもたちの憩いの場に。 こうした活動の成果が次なる連携に結びついている

地元に認められ拡がる取り組み

 1991年に「子供の森」計画が産声をあげたフィリピンでは、翌92年より同国政府とCFP実施に関する基本協約を締結。以降も5年ごとに更新し、関係を密にしながら活動を推進してきました。現在は、環境天然資源省、農業省、教育省など3省1局との間で締結しており、環境教育のみならず持続可能な地域づくりへの貢献も期待されています。また、アブラ州では、これまでの取り組みやスタッフの貢献が政府や教 育機関から高く評価され、 同州環境天然資源省と覚書を締結。技術的なサポートと苗木の提供を受けられるようになるなど、 地方においても政府との連携が進んでいます。

長年献身的に活動を推進してきたスタッフが多い一方、若手の育成が課題となっている
長年献身的に活動を推進してきたスタッフが多い一方、若手の育成が課題となっている

2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活1 in インド

アイシャ アンナ さん(8歳) セント アントニーズ小学校
アイシャ アンナ さん(8歳) セント アントニーズ小学校

ナマステ(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 わたしの村は、有名な滝が2つもあり、とてもきれいなところです。「子供の森」計画に参加して、オイスカの人から色々教えてもらったり、自然を守り、豊かにしていく活動ができてとても嬉しいです。2020年からコロナで2年間学校が閉まってしまい、ほとんど登校することができませんでしたが、2022年になって、やっと登校できるようになりました。マスクをしたままなのは大変ですが、 友だちと一緒に、植林活動ができることが、嬉しくて仕方ありません。これからも家族や友だちと活動を続けていきたいです。

学校での植林活動。自然と接する時間が楽しみのひとつになった。
学校での植林活動。自然と接する時間が楽しみのひとつになった。

2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活1 in フィリピン

レジー セルナさん(11歳) サロマグ小学校
レジー セルナさん(11歳) サロマグ小学校

マガンダンハポン(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 南イロコス州カブガオに住んでいるレジーです。学校は海のすぐそばにあります。私のふるさとの自慢は、色々な種類の野菜があることと、皆とてもフレンドリーなことです。自然が好きなので、「子供の森」計画の植林活動は楽しみの一つです。2021年にはマ ングローブの植林や浜辺の清掃活動にも参加しました。コロナ禍でずっと学校に行けず、おうちで勉強しなければならなかったので、久しぶりに友だちと一緒に外で活動できていつも以上に楽し かったです。学校が始まったら、ごみの分別も頑張りたいです。

村に面している海岸でマングローブ植林
村に面している海岸でマングローブ植林

2022年

6月

29日

2022.7 学校レポート2 in ミャンマー

村の人々と協力して行った植林活動
植林活動に向けての準備も村の人々と協力して行った

乾燥に強い樹種を選定

 シンマタウン山から12マイル離れた場所に位置するグエチョー小学校では2007年からCFPの活動に参加しています。活動を始めた当初、村の人々は協力して木を植えましたが、貧しい土壌と水不足のためになかなか強い木が育たないのが現実でした。しかし、村の人たちは緑化をあきらめる様子はなく、植林活動に積極的です。乾燥に強いニームの木を植えることで、学校の豊かな森作りを目指しています。

 今年度は学校の他に、家での植林活動にも取り組みました。4年生のリンリンフォーさんは家での植林活動について「初めて自分の家で木を育てることで、木を育てるのは簡単ではないことを実体験から学びました。木の価値について適切に理解することができたと思います。」と語ってくれました。

家での植林活動について語ってくれたリンリンフォーさん(11歳)
家での植林活動について語ってくれたリンリンフォーさん(11歳)

グエチョー小学校/Gwe Cho Primary School

  • 活動開始年 2007年
  • 生徒数 90人
  • 住所 Gwe Cho village, Yesagyo township

2022年

6月

22日

2022.6 学校レポート in ウズベキスタン

日本と同じタイミングで四季が訪れるウズベキスタン。乾燥が激しく寒暖差が大きいため、植林活動は春と秋に行う必要がある。
日本と同じタイミングで四季が訪れるウズベキスタン。乾燥が激しく寒暖差が大きいため、植林活動は春と秋に行う必要がある。

果物の収穫を楽しみに

 この学校は、ウズベキスタン西部のカラカルパキスタン州ヌクス市の中心に位置し、語学に力を入れている学校です。 同州北部には、世界で最も急速に沙漠化が進んでいるといわれるアラル海があり、オイスカでは砂漠化防止に向けた活動に取り組んでいます。こうしたふるさとにおける課題について考え、行動する機会をつくりたいという学校の希望により、2021年から「子供の森」計画に参加しました。  

   ウズベキスタンでも長きにわたりコロナ禍による活動制限がとられていましたが、規制が緩和された時期に初めての活動を実施。リンゴ、ナシ、アプリコットなどの果樹を100本を植林しました。果物を収穫することを楽しみにしながら、子どもたちが管理を続けています。この学校のオザダ先生は、「アラル海の砂漠化は世界的な問題になっており、木を植える活動はその解決のひとつになります。自分たちの地域を守るため、これからもできることを続けていきたい」と話してくれました。

ヌクス31番学校/Nukus No.31 School

  • 活動開始年 2021年 
  • 生徒数 2,400人 
  • 所在地 Go'ne Qala, Nukus, Karakalpakstan

2022年

6月

22日

2022.6 学校レポート in 中国

広大な植林地にて、列に並び 互いに協力し合って苗木を植えた
広大な植林地にて、列に並び 互いに協力し合って苗木を植えた

飛砂の防止を目指した緑化活動

 中国・内モンゴル自治区では、ゼロコロナ政策により、他地域同様に厳しい行動制限が取られています。対面授業が再開されていても、課外活動は制限されているため、以前のように学校単位で活動することは難しい状況です。このような中ではありますが、自分たちにできることをやりたいと、阿拉善蒙古族完全中学校の生徒ら約50名がボランティアとして植林活動に参加。町郊外にあるオイスカの阿拉善沙漠生態研究研修センターにて、砂漠でも活着し、飛砂を抑える効果が期待できるソウソウという灌木3万本を植栽しました。  

  この地域は、日本に届く黄砂の源の一つと言われており、近年現地でも東京都に近い面積の緑化が行われていますが、今年は北西風の影響により、例年以上に砂嵐が多く発生して いる状況です。コロナ禍など課題は多くありますが、これからも人々がこの地域で住み続けられるよう、子どもたちや住民とともに緑化を続ける努力をしていきたいと思います。

オイスカスタッフより、苗木の植え方についてレクチャーを受ける子どもたち
オイスカスタッフより、苗木の植え方についてレクチャーを受ける子どもたち

阿拉善蒙古族完全中学校/Alashan Mongolian Junior High School

  • 活動開始年 2008年 
  • 生徒数 1,240人 
  • 所在地 阿拉善盟阿拉善左旗环城南路079号

2022年

6月

22日

2022.6 子どもたちの学校生活 in ウズベキスタン

デグラボさん(15歳)ヌクス31番学校
デグラボさん(15歳)ヌクス31番学校

アッサラーム アライクム

(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 わたしは高校1年生のデグラボです。コロナ禍では、学校が休校になってしまったので、在宅学習が中心でした。一人だったので寂しかったですが、今は学校が始まって友だちと一緒に勉強できるようになり、とても嬉しいです。私のふるさとには、とてもフレンドリーな人がたくさんいるので、そこが自慢です。今回初めて「子供の森」計画の活動に参加して多くのことを学べたので、今後こうした活動をもっと行っていきたいです。学校の中だけでなく、ごみ拾いなど街をきれいにする活動にも取り組んでいきたいです。

友だちと一緒に植林したほか、学校の花壇に花も植えました!
友だちと一緒に植林したほか、学校の花壇に花も植えました!

2022年

6月

15日

2022.6 学校レポート1 in タイ

子どもたちも久しぶりの植林活動を楽しんだ
子どもたちも久しぶりの植林活動を楽しんだ

柵と細やかな管理で順調に生長

  タイ東北部のスリン県バーンナーポー村にあるこの学校は、正面に広い田んぼが広がり、牛や水牛が闊歩するのどかな場所にあります。2019年より「子供の森」計画に参加して植林活動を行っていますが、学校のまわりには柵もあるので、家畜が侵入して、敷地内に植栽した苗木が食べられる心配もありません。子どもたちや学校の先生方の細やかな管理もあり、植栽した苗木は90%が枯れることなく生長を続けています。

 しかし2021年度もコロナ禍の影響が強く、何度も長期間の休校に見舞われました。休校中は、先生方が植林地の管理を継続。子どもたちが登校できるようになったタイミングで、マホガニーやチークなど木材としても重用される5つの樹種を植栽しました。例年より遅い時期の植林とはなりましたが、学校が責任をもって雨期までしっかりと水やりなどの管理を続けるとのこと。また子どもたちのにぎやかな声や走り回る姿が見られ、学校や地域に活気が戻ってきました。

苗木の周りの草取りをする男の子。先輩たちが植えた木々も、しっかり管理を続けている。
苗木の周りの草取りをする男の子。先輩たちが植えた木々も、しっかり管理を続けている。

バーンセーンカーン学校/Bansankang School

  • 活動開始年 2019年 
  • 生徒数 101人 
  • 所在地 Bannapo、Kwaosinnarin, Kwaosinnarin, Surin

2022年

6月

15日

2022.6 学校レポート in スリランカ

久しぶりとなった植林活動
久しぶりとなった植林活動

 北西部州クルネーガラ県に位置するこの学校は、幹線道路に面しており、交通の便の良い場所にあります。地域では農業 が盛んで、多くの住民が稲作や野菜栽培を生業としています。 他校の「子供の森」計画の活動を知った校長先生がオイスカ に相談したことから、2019年に活動が始まりました。  2021年度は、対面授業が再開されたタイミングで、マン ゴーやランブータンなどの果樹、実や葉が栄養価の高いモリ ンガ、また防風林としての役割が期待できるクロヨナなどを 植樹。参加した12年生のクマリさんは、「環境を守るために行 動を起こさないといけませんが、私たち子どもにもできること がたくさんあると知りました。一番大切なことは意識を変える ことです。それはとても難しいですが、きっと大人よりも私た ちの方が得意だと思います」と笑顔で語ってくれました。少人 数での講義も行いながら、植林地の管理を続けるなどコロナ禍で制限されていた活動が、少しずつ再開されています。

学校で課外活動を担当するルクマン先生(写真右)は、「実践的に学ぶことができるこの活動は、 基礎教育においても効果的で大きな意義がある」と語ってくれた。
学校で課外活動を担当するルクマン先生(写真右)は、「実践的に学ぶことができるこの活動は、 基礎教育においても効果的で大きな意義がある」と語ってくれた。

サー・ジョン・コサラワラ学校/Sir John Kothalawala School

  • 活動開始年 2019年 
  • 生徒数 1,800人 
  • 所在地 Dodamgaslanda, Kurunegala, Northwestern Province

2022年

6月

15日

活動のあゆみとこれから in スリランカ

木々は大きく育ち、木陰では教室を開いたり、子どもたちの格好の遊び場になっている。
木々は大きく育ち、木陰では教室を開いたり、子どもたちの格好の遊び場になっている。

 育てたもの、育てていくもの

 スリランカでは、1992年よりこれまで350を超える学校とともに51万本以上の緑化に取り組んできました。各校での植林規模は限られていますが、それ以上に参加 した子どもたちが、自然や他者に対する思いやりの心を育んでいることが何よりも大きな成果だと思います。こうした活動は日本でオイスカの研修を受けたOBOGたちが、農業や環境分野の経験を活かしながら推進してきましたが、残念ながら彼らも高齢化が進んでいます。オイスカ内部の人材育成はもちろん、教員へのセミナーを強化するなど、指導者層を拡げていくことが火急の課題となっています。

OBOGたちは、それぞれ本業を抱えながら、複数校を担当して指導や調整にあたっている。
OBOGたちは、それぞれ本業を抱えながら、複数校を担当して指導や調整にあたっている。

2022年

6月

15日

2022.6 子どもたちの学校生活1 in タイ

グリッサラー チャイデードさん(13歳) バーンパーミアン・メープリグ学校
グリッサラー チャイデードさん(13歳) バーンパーミアン・メープリグ学校

サワディカー(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 チェンライ県にあるわたしの村は、豊かな森があり、近くには高い山もあります。ただ最近、人口が増え、農地を増やすために森が切り開かれ、はげ山も増えてきました。「子供の森」計画で植林とお世話の方法を学んだので、ふるさとの自然を守るため、今度家でも木を植えてみたいです。今は教室で勉強ができていますが、コロナ禍で、感染がある度に休校となり、勉強が遅れています。友だちとも自由に遊びに行けず、外ではマスクをつけなければいけないので、早く元のように戻ってほしいです。

学校では、友だちと一緒に、食べられる木や薬になる木を中心に植えました。
学校では、友だちと一緒に、食べられる木や薬になる木を中心に植えました。

2022年

6月

15日

2022.6 子どもたちの学校生活 in スリランカ

ダハムシャさん(8歳) ボゴダ小学校
ダハムシャさん(8歳) ボゴダ小学校

アーユボワン(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

  私はクルネーガラ県のワリヤポラに住んでいるダハムシャです。学校が始まりましたが、今もずっとマスクをしなければならないし、自由に友だちと遊ぶこともできなくて悲しいです。「子供の森」 計画では、学校でマンゴーの木を植えました。実がなるにはあと 3、4年かかるみたいです。5年生になったら卒業してしまうので、 育ったマンゴーは食べられないかもしれません。ちょっぴり残念です…。おうちでも、オイスカのスタッフから教えてもらったことを思い出して、新聞紙でポットをつくって、野菜を育てています!

木や花など、植物のお世話をするのはだいすきです!
木や花など、植物のお世話をするのはだいすきです!

2022年

6月

08日

活動のあゆみとこれから in タイ

スリン県ノントーン村の森づくりは、2020 年に全国の森コンテストで全国一に輝いた。 山菜も採れるようになり、地域の財産として守られている。
スリン県ノントーン村の森づくりは、2020 年に全国の森コンテストで全国一に輝いた。 山菜も採れるようになり、地域の財産として守られている。

地域に息づく森づくり 

 1992年から「子供の森」計画を推進しているタイで は、緑化が進むだけでなく、子どもたちが育てた森から小さな産業が生まれ、地域住民たちの収入向上へつな がるといった成果が生まれています。さらにこれまで築 いてきた基盤に支えられ、各地で大規模な植林プロ ジェクトが進行中。かつて活動に参加した子どもたち が、立派な青年となり、さらなる森づくりに関わり、地域の発展のために先頭にたって頑張っています。その姿から、彼らの心に森づくり、そしてふるさとの環境を守ることの大切さが刻み込まれ、 しっかりと息づいていることが感じられます。

保護者向けに説明を行い、理解を得ながら家庭や地域での植栽も推進している
保護者向けに説明を行い、理解を得ながら家庭や地域での植栽も推進している

2022年

6月

08日

2022.6 学校レポート in パプアニューギニア

初めての植林活動にちょっぴり緊張気味の子どもたち
初めての植林活動にちょっぴり緊張気味の子どもたち

幼少期から環境への意識を育む

 この学校は、東ニューブリテン州にあるオイスカのラバウル・エコテック研修センターから車で20分位の場所にあります。2013年に設立された比較的新しい学校で、教会が運営をしています。小学校に上がる前の子どもたちが通っていますが、家庭などの事情により、入学する年齢が変わることもしばしばあるため、さまざまな年齢の子どもたちが在籍しています。より小さなころから、環境について考える機会を持ちたいという学校の希望により、2021年に活動がスタートしました。

 初めての活動では、スタッフが環境保全の意義について分かりやすく説明。真剣に話を聞く子どもたちの様子が伺えました。続く植林活動では、学校との相談のもと、ユーカリやマホガニーといった造林樹種や、オレンジやサワーソップといった果樹など8種類の苗木88本を植えました。植林後もオイスカのスタッフが定期的に巡回指導をしていますが、よく管理をされており、苗木も順調に成長しています。

オイスカのスタッフに教わりながら、丁寧に植樹
オイスカのスタッフに教わりながら、丁寧に植樹

ジオン学校/Zion Early Childhood School

  • 活動開始年 2021年 
  • 生徒数 60人 
  • 所在地 Malakuna, East New Britain

2022年

6月

08日

活動のあゆみとこれから in パプアニューギニア

育った果樹からは新鮮な果物が採れるように。 子どもたちの休み時間の楽しみになっている。
育った果樹からは新鮮な果物が採れるように。 子どもたちの休み時間の楽しみになっている。

変わりゆく周囲の反応

 パプアニューギニアで「子供の森」計画が始まった1994年、その頃はオイスカの研修センターの近くに製材所があり、丸太を積んだトレーラーが行き交っていた時期。「手遅れになる前に植林を始めよう」との呼びかけにも、多くの人たちは冷めた反応でした。しかし当時の州知事に依頼して第一回目の活動に参加いただき、新聞記者も招待して記事にしてもらうなど、呼びかけに注力。日本からの植林ボランティアも後押しとなり、少しずつ理解の輪を拡げてきました。今では800万本の植林プロジェクトが国家事業としても計画されるなど、政府や社会の意識も変わってきています。

バリオラ小学校では、育てた木々の一部を活用して教室を建設。自然の恵みに感謝し、また植えていくことの大切さを伝えながら、緑化を推進している。
バリオラ小学校では、育てた木々の一部を活用して教室を建設。自然の恵みに感謝し、また植えていくことの大切さを伝えながら、緑化を推進している。

2022年

6月

08日

2022.6 学校レポート1 in ミャンマー

地域の学校に緑を

 この学校は、中央乾燥地帯に位置するマンダレー地域ピョーボエ郡にあります。ここは乾燥が厳しく、年間降雨量も限られているような地域です。子どもたちのため村の人々がお金を出し合って建てた学校ですが、敷地に木々はなく、とても乾燥していました。他校での活動を知った校長先生から相談を受け、2021年に「子供の森」計画の活動が始まりました。

 最初の活動では、保護者にも来てもらい、オイスカのスタッフから活動の意義や苗木の植え方・管理について説明を行いました。その後学校と協議の上、安全面や気候状況を配慮し初年度は20本を校舎の周りに植え、残り112本は各家庭で植えてもらうことになりました。子どもたちには、肥料や文房具も合わせて配布。植えた苗木の成長を記録することを宿題にし、責任をもって管理を続けてもらっています。今後状況が落ち着いた際には、学校でより多くの苗木を植え、さらにごみの分別など、環境教育にも力をいれていきたいと考えています。

カンティン小学校/Kan Twin Primary School

  • 活動開始年 2021年 
  • 児童数 56人 
  • 所在地 Pyaw Bwe、Mandalay

2022年

6月

08日

活動のあゆみとこれから in ミャンマー

大きく育った森は、子どもたちの格好の遊び場に(チュンボービン小学校)
大きく育った森は、子どもたちの格好の遊び場に(チュンボービン小学校)

子どもたちの成長こそ村の財産

 オイスカが活動を展開する中央乾燥地帯は、とても乾燥していて、もともと木を育てることは難しい場所です。 土地にあった樹種の選定や苗木づくり、管理方法など、苗木がしっかりと育つよう工夫を重ね、子どもたちに伝えてきました。木々の成長を目の当たりにすることで、子どもたちは緑化の大切さや楽しさを実感し、身の回りの自然にも関心を持つようになっています。ふるさとのためにと積極的に地域での植林や清掃活動にも参加してくれている様子をみると、心の成長も大きいことが分かります。こうした子どもたちの存在が、地域にとって何より大きな財産です。

植林や環境教育を通じて、子どもたちは植物や動物などに対する興味や関心が増しているようだ。活動はいつも笑顔にあふれている。
植林や環境教育を通じて、子どもたちは植物や動物などに対する興味や関心が増しているようだ。活動はいつも笑顔にあふれている。

2022年

6月

08日

2022.6 子どもたちの学校生活 in パプアニューギニア

ジェームス ウモンくん(12歳) セントジョセフ小学校
ジェームス ウモンくん(12歳) セントジョセフ小学校

アピヌン(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 ぼくは、東ニューブリテン州のセントジョセフ小学校 6年生のジェームスです。学校は、8時に始まって、15時まで授業があります。たいてい歩いていきますが、ときどきバスに乗って通っています。ぼくの家は農業をしているので、学校が終わった後や休みの日は手伝いを頑張っています。「子供の森」計画では、やっぱり木を植える活動が楽しくて大好きです。学校では、先輩たちが植えた木が大きくなって、フルーツが食べられるようになっています。 ぼくたちも頑張って、ふるさとの自然を守っていきたいです。

学校に植えられた木々は大きくなり、子どもたちの絶好の遊び場になっている
学校に植えられた木々は大きくなり、子どもたちの絶好の遊び場になっている

2022年

6月

08日

2022.6 子どもたちの学校生活1 in ミャンマー

ミョー ミン カンくん(9歳) ヤジゴン小学校
ミョー ミン カンくん(9歳) ヤジゴン小学校

ミンガラバー(こんにちは)!

僕の学校生活を紹介します。

 僕はイェサジョ郡にあるヤジゴン小学校の3年生です。僕の村はシンマ山のふもとにあり、その山では化粧品として使われるタナカの木が育てられています。シンマ山でとれたタナカはとても人気があるので、ちょっと自慢に思っています。今は学校が閉まっているので、おうちで牛を育てるお手伝いをしています。「子供の森」計画では、ワークキャンプや森の観察が好きです。友だちと自分の周りの世界を冒険するのはとても楽しいからです。また自由に友だちと遊んだり、学校に行って勉強したりしたいです。

オイスカから苗木をもらったので、家で 家族と一緒に大切に育てています!
オイスカから苗木をもらったので、家で 家族と一緒に大切に育てています!

2022年

6月

01日

活動のあゆみとこれから in インドネシア

調整員には、緑化だけでなく農業や廃棄物管理など、幅広い分野の知識や技術が必要とされる(写真は、ポットを使った野菜の栽培方法を教えているところ)。
調整員には、緑化だけでなく農業や廃棄物管理など、幅広い分野の知識や技術が必要とされる(写真は、ポットを使った野菜の栽培方法を教えているところ)。

取り組みを支える存在 

 インドネシアにおける「子供の森」計画は、年々活発さを増しています。それを支えているのが、活動の調整から実施までを担う調整員の存在です。彼らは、その活躍によりコミュニティや自治体で広く認知されるようになり、特にオイスカの研修センターがあるスカブミ県では、数名の調整員が環境保全のリーダーとして政府からも表 彰を受けています。また教員が研修に参加し、自ら調整員となって自校での活動を牽引するケースも増えるなど、その輪も拡がっています。今後も多くのステークホルダーを巻き込んで指導者層を増やし、ネットワークを育んでいきたいと考えています。

調整員や教員を集めた研修会を定期的に行い、情報共有やスキルアップを図っている。
調整員や教員を集めた研修会を定期的に行い、情報共有やスキルアップを図っている。

2022年

6月

01日

2022.6 学校レポート1 in インドネシア

コロナ禍でも熱心に活動

  この学校はスカブミ県の住宅地にあり、活動を始める前は周辺に木がなく土も痩せていました。しかし、「子供の森」計画を通じて小さな学校の森ができ、果樹は実を付け、教員や生徒たちが収穫して食べることもできるようになりました。

 2021年度はコロナ禍による制限もありましたが、エコクラブの生徒と教員がとても意欲的であり、活動を続けることができました。植林活動では、ドリアンやグアバ、マンゴーなど美味しい果実のなる樹種や、花の香りがよく日陰にもなるタンジョンなどを植栽したほか、エコレンガ(プラスチックゴミ を活用)による椅子づくりや古紙を使った再生紙づくりを行うなど、リサイクル活動も継続。生徒たちは楽しみながら、環境保全に対する意識や知識を高めました。同校のヒズリアティ先生は、「生徒だけでなく、教員も一緒に環境について多くのことを学ぶことができている」と語るなど、多くのよい変化がもたらされていることに感謝の言葉を語りました。

チクンバル第1中学校/Cikembar 1st Juniour High School

  • 活動開始年 2019年 
  • 生徒数 952人 
  • 所在地 Cikembar, Kec. Cikembar, Kabupaten Sukabumi

2022年

6月

01日

2022.6 学校レポート in フィジー

生徒の保護者も参加して久しぶりの植林を楽しんだ
生徒の保護者も参加して久しぶりの植林を楽しんだ
舟で苗木を運搬。子どもたちも手伝った
舟で苗木を運搬。子どもたちも手伝った

緑化を通して高波の被害を防ぐ

 この学校はフィジー最大の島、ビチレブ島の東北部ラ県の海岸沿いにあり、周囲の4村から子どもたちが通っています。このナコロトゥブ地区では、長年サイクロンによる高波に苦しんでおり、同校もたびたび浸水被害を受けています。このため、高波から村を守る自然の防波堤を築くべく、住民とオイスカがタッグを組んでマングローブの植林活動に力を入れており、同校も学校をあげて参加しています。

 2021年度は休校が長く続くなど、活動ができない期間も多くありましたが、人数を制限して植林を行い、マングローブ500本を植えました。同校の教頭先生は、「気候変動の影響を大きく受けるフィジーでは、その適応策について考え、取り組むよう政府が各校に呼びかけている。オイスカとの活動は、まさにこの学びと実践の機会であ


り、子どもたちの理解も深められたと思う」と語ってくれました。今後も自然を守り、その自然の力を活かした災害に強い村づくりを進めていきます。

ナコロトゥブ地区学校/Nakorotubu District School

  • 活動開始年 1995年 
  • 生徒数 156人
  • 所在地 Saioko, Nakorotubu, Ra Province    

2022年

6月

01日

活動のあゆみとこれから in フィジー

コミュニティの植林には、子どもたちも保護者と一緒になって参加
コミュニティの植林には、子どもたちも保護者と一緒になって参加

災害に備え地域で取り組む

 

1992年以来、フィジーでは毎年新たな学校が活動に参加し、その輪を拡げてきました。かつて参加した子どもたちが、教員や保護者となって、新たな形で活動に関わ るケースも多く出ています。地域における理解も浸透している中で、近年は、洪水や土砂崩れといった災害リス クの高い地域や沿岸浸食が進む沿岸部などにおいて、 コミュニティと連携した緑化にも注力しています。現在はマングローブ植林と合わせて、防風防潮効果のある海岸林を育てるパイロット的な取り組みも進めており、今後も生態系の持つ力を活かした防災・減災への取り組みを強化していきます。

海岸に植えているモモタマナ。ヤシ殻、ヤシのオガ屑を使い土壌の保水力を高めている
海岸に植えているモモタマナ。ヤシ殻、ヤシのオガ屑を使い土壌の保水力を高めている

2022年

6月

01日

2022.6 子どもたちの学校生活 in Indonesia

エガル・トリサパくん(12歳) チチェメット小学校
エガル・トリサパくん(12歳) チチェメット小学校

サラマッシアン(こんにちは)!

僕の学校生活を紹介します。

 僕は、スカブミ県の山の上にあるシルナレスミ村に住んでいます。ここは空気がきれいで、何百年も前から続くスンダ族の伝統 文化が残っています。僕の村ではご飯を炊くときに木を燃料として使います。毎日木を使うので、もし植林しなければ、これから生活する上でも問題が起きてしまいます。木を植えることは生活のためだけでなく、この地球で生きるためにも大切だと思います。 これからも「子供の森」計画でたくさん植林したり、他の村の子どもたちとも友だちになって、環境についていろいろ話したいです。

2022年

6月

01日

2022.6 子どもたちの学校生活 in フィジー

マリア・ブナさん(12歳) ナコロトゥブ地区学校
マリア・ブナさん(12歳) ナコロトゥブ地区学校

ブラ(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 私は学校が大好きです。毎日友だちと会って、いろいろな話が聞けることがおもしろいからです。学校は海の近くにあって、そばにはマングローブの林もあります。天気がいいときには、お父さんとモリを持って、魚を捕まえにいきます。「子供の森」計画では、マ ングローブを植える活動が好きです。植林のあとには、友だちと海で泳いで遊ぶこともできます。活動で学んだことを活かして、家でも家族と一緒に野菜を育てるためにたい肥をつくりました。将来は両親が行っている農場を手伝いたいです。

マングローブ植林の様子
マングローブ植林の様子

2022年

3月

10日

インドネシア・ティンブロスロコ村でのマングローブ植林

 2022年2月、インドネシアの中部ジャワ州ドゥマック県に位置する2つの小学校で、マングローブ植林を行いました。この地域では近年、高波や強風により沿岸浸食の被害が深刻化しています。今回はTOTO水環境基金から助成を受けて取り組む事業の一環で、学校近辺の植林サイトにおいて、マングローブの植林活動を行うこととなりました。これは、子どもたちが自ら植林に参加することで環境問題を自分ごととして認識するとともに、将来的に生態系を活用した「緑の防波堤」を築くことを目的としたものです。活動に先んじて、それぞれの学校では育苗を実施。子どもたちは、泥を詰めたビニールポットにマングローブの胎生種子を挿し、植林できるサイズまで水やりなどの管理を続けて育てていました。

ティンブロスロコ第一小学校での育苗
ティンブロスロコ第一小学校での育苗
ティンブロスロコ第2小学校
ティンブロスロコ第2小学校

男の子も女の子も全身水に浸かりながら植林
男の子も女の子も全身水に浸かりながら植林

苗木も無事に育ち、いよいよ迎えた植林活動には、2月5日にティンブロスロコ第2小学校の5年生32名、2月19日にティンブロスロコ第1小学校の6年生22名が参加。合わせて児童や教員など計63名が参加し、合計3,000本を植栽しました(植栽間隔:1ⅿ×1m)。参加者からは、「今日植えたマングローブが大きく育つのが楽しみです!(6年生)」、「マングローブ植林に参加した教員として、将来的に子どもたちだけでなく学校も恩恵を受けられることを、とても嬉しく思います。 マングローブが育てば、学校を海岸浸食や洪水から守ってくれるでしょう(教員)」といったコメントが寄せられるなど、意義を理解した上で充実した活動ができたことが伺えました。

調整員から植え方のレクチャーを受ける子どもたち
調整員から植え方のレクチャーを受ける子どもたち
苗木が流されないよう、一本ずつ竹の支柱に固定
苗木が流されないよう、一本ずつ竹の支柱に固定

活動概要

・2月5日

ティンブルスロコ第2小学校(5年生32名、教員5名、調整員1名)
植林本数:1,500本
・2月19日

ティンブルスロコ第1小学校(6年生22名、教員2名、調整員1名)

植林本数:1,500本

2022年

1月

18日

2021年台風18号被害支援活動

 2021年10月10日から11日にかけて、大型台風18号がフィリピン・ルソン島を直撃しました。各地で大雨による土砂災害、また広い範囲で洪水が発生し、40名を超える尊い命が奪われたほか、多くの家屋が倒壊・浸水被害を受けるなど甚大な被害をもたらしました。また、政府の報告によると、6万人以上の農家が被害を受けたとされています。

 当時の状況について話を伺うと、切迫した現地の様子が伝わってきます。「自分たちの安全を守る事しかできず、食べものや家庭用品が流されていくのをただ見ているだけでした。」「お母さんに起こされたとき、すでに床には汚れた水が流れ込んできていました。怖くてびっくりして、必死で高い木まで泳ぎました。」

 オイスカ・アブラ農林業研修センター(以下、センター)が位置するアブラ州ドローレス町においても、ムディイト村とダルナタン村で洪水被害が発生しました。センターでは、洪水の翌日より炊き出しや物資支援など、150戸を対象に救援活動に取り組んできました。物資支援では、お米や麺、缶詰、塩、手洗い石鹸など、優先度の高い必需品を援助しました。

 「子供の森」計画参加校の子どもたちも多く被災する中、家や家財を流された子どもたちの支えとなるよう、12月25日、80名の子どもたちに衣服や靴の支援を実施しました。子どもたちからは、「当時は逃げることが最優先で、学校の課題や本が入ったバッグを取りに行きたかったけれど、父親に止められました。自分自身はより高さのある近所の家へ泳ぐことができましたが、バックも服もスリッパも流れてしまって、怖くてさみしかったです。食べものや服、スリッパをありがとうございます。」といった感謝の声が届きました。

2021年

12月

14日

2021 Greeting Card

今年も「子供の森」計画に参加している子どもたちから、Greeting Cardが届きました。こちらのページで、子どもたちの想いが詰まったカードを国ごとに紹介いたします。彩り溢れたカードがたくさん並んでいますが、国によってちょっとした雰囲気の違いもありますね。中にはアルファベットや日本語がかかれているものもあり、どんなデザインにしようか悩みながら書いてくれた子どもたちの様子を想像すると、心が温まります。

来年このカードを受け取ってみたい!という方はこちらをご覧ください。

Mongolia(モンゴルから)

Bangladesh(バングラデシュから)

Cambodia(カンボジアから)

China(中国 内モンゴル自治区から)

India(インドから)

Myammar(ミャンマーから)

Papua New Guinea(パプアニューギニアから)

Malaysia(マレーシアから)

Fiji (フィジーから)

Philippines (フィリピンから)

Sri Lanka (スリランカから)

Thailand(タイから)

Indonesia(インドネシアから)

2021年

12月

01日

Philippines-Pambuhan Elementary School

フィリピン、北カマリネス州に位置する児童数約480人のパンブハン小学校で新たに「子供の森」計画(CFP)の活動が始まりました。質の高い教育と道徳的価値観を大切にしているこの学校では、子どもたち自身が環境を守るために自ら行動を起こせるようにと、CFPへの参加を決めました。

コロナ禍で対面授業は停止中のため、初日の植林活動では学校周辺にすむ児童や教員など28人が参加。パンブハン川の採石場跡地にて70本の苗を植えるとともに、木の持つ役割や皆で協力することの大切さを学びました。人と自然だけではなく、人と人のつながりも感じることができた、よい時間となりました。地域に豊かな自然が戻りるよう、これからも植林活動を続けていきます。

パンブハン小学校/Pambuhan Elementary School

●活動開始年 2021年 ●児童数 482人

●所在地 Purok 1, Brgy. Pambuhan, Mercedes, Camarines Norte

2021年

11月

01日

休校中の家庭菜園活動

 マレーシアの「子供の森」計画では、新型コロナの影響が続く中、家庭でもできる活動として家庭菜園活動の支援を行っています。今回は、チーフン小学校3年生のムハンマド君の活動について紹介します。飲み終わったペットボトルや紙パックを容器として豆もやしを育てました。

 

豆もやしの栽培手順

水やりのときに水がたまらないよう、角を切り取る
水やりのときに水がたまらないよう、角を切り取る
ペットボトルも同様に穴をあける
ペットボトルも同様に穴をあける

ボトルと箱に緑豆を入れる
ボトルと箱に緑豆を入れる
箱とボトルを冷暗所で保管
箱とボトルを冷暗所で保管

1日に3~5回、5日間水をあげる
1日に3~5回、5日間水をあげる
3日後に急速に成長が見えはじめ、5日目に収穫
3日後に急速に成長が見えはじめ、5日目に収穫

収穫した豆もやしを使って、家族と一緒に料理もつくりました。

健康的でおいしい食べものを自分でつくることができて、とても嬉しかったです。

ミーゴレン(焼きそば)
ミーゴレン(焼きそば)
魚ともやしの炒め物
魚ともやしの炒め物

2021年

11月

01日

Philippines-Tawig Elementary School

フィリピン北カマリネス州のタウィグ小学校では、2021年9月17日に「子供の森」計画の活動開始を記念したささやかなセレモニーと植林活動を行いました。

 セレモニーではお祈りや国歌斉唱ののち、オイスカについての紹介を行いました。感染防止で対面授業が停止されているなか、子どもたちの参加はかないませんでしたが、教員ら計20人が参加。セレモニー後に、40本のサワーソップを植えました。活動を担当してくれた先生は、「私たちの学校もオイスカの一員になることができてうれしい。子どもたちと活動できる状況になることを待ち望んでいる」と語りました。

タウイッグ小学校/Tawig Elementary School

●活動開始年 2021年 ●児童数 136人

●所在地 P3, Barangay Salvacion, Jose Panganiban, Camarines Norte

2021年

8月

18日

TOTO水環境基金の支援により、水環境改善に向けた活動展開中(インドネシア)

浸水被害が起きているティンブルスロコ第1小学校
浸水被害が起きているティンブルスロコ第1小学校

 多くの人口を抱え、国の経済を支えるこの重要な沿岸地域の消失が、近年深刻な問題となっているインドネシア。その被害は、全人口の50%以上が暮らすジャワ島で最も大きく、特に中部ジャワ州ドゥマック県沿岸に居住する人々は海岸浸食の最大の被害者であるとされています。オイスカが活動を行う、サユン郡内のブドノ、そしてティンブルスロコといった沿岸の村々でも、現地でRobと呼ばれる「満潮時の海水面の上昇に伴い海水が内陸部に浸入し、洪水を引き起こす現象」に頻繁に見舞われています。沿岸部にある「子供の森」計画に参加する学校でもその被害は大きく、例えば、ティンブルスロコ第一小学校では、ほぼ毎日、満潮時に海水が流入するほか、大潮に際しては、嵩上げされていない右側校舎の教室内にまで浸水被害が出ています。また、同校の既存のトイレは、教員用と児童用にそれぞれ1室ずつしかなく、同校の児童数(138名)に対し、絶対数が不足。さらに、校内には手洗い場が設置されておらず、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、衛生面でも問題を抱えていました。

海水が流入した教室の嵩上げ
海水が流入した教室の嵩上げ

 こうした窮状に対し、同校における水害の影響を軽減し、子どもたちが安心して勉強に専念できる環境を整えるために、今年度TOTO水環境基金の助成を受け、校舎のかさ上げ、校庭の埋め立て、トイレの建設といった支援を行うこととなりました。

 6月~7月には、海水が溜まった校庭を、土砂を使って50~80㎝の高さで埋め立てる一方、北側校舎(低学年用教室3つと職員室、テラス)床の嵩上げ(100㎝)とタイル貼りを行いました。期間中は、子どもたちの保護者も毎日交代で労働奉仕に参加し、しきならし作業などに汗を流しました。

毎日のように海水が流入していた校舎の床を土砂を使って1mほど嵩上げし、タイルを貼った
毎日のように海水が流入していた校舎の床を土砂を使って1mほど嵩上げし、タイルを貼った
作業が完了した教室
作業が完了した教室

労働奉仕に参加してくれたお母さんたち
労働奉仕に参加してくれたお母さんたち

 作業に参加した保護者からは、「これまで、私たちも校庭の埋立てのために学校へ寄付してきましたが、家計が苦しく大変でした。今回のご支援は経済的にも大変助かります」と喜びと感謝の声が多く聞かれました。現在はトイレや手洗い場の建設を進めているところです。ドゥマック県では、8月現在、人数を制限した上で、対面授業も再開されています。ティンブルスロコ第1小学校の子どもたちもさぞかし大喜びしていることでしょう。

海水が溜まった校庭の埋立て作業
海水が溜まった校庭の埋立て作業
埋立て作業が完了した校庭
埋立て作業が完了した校庭

2021年

8月

02日

CFP 30周年記念 みんなでつくろう!思い出写真館

1991年にスタートした「子供の森」計画(以下、CFP)は、今年30周年を迎えました。

その活動は現在37の国と地域に広がり、かつての子どもたちが植えた苗木も、彼らの成長とともに大きく育ち、それぞれの場所で豊かな恵みをもたらしています。

オイスカも創立60周年を迎える今年、本来であれば多くの人々とその軌跡を振り返り、喜びを分かち合う年になるはずでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって、国際的な交流はもちろん、各地で大規模なイベントを行うことも難しい状況が続いています。

 

 さまざまな困難のあるなかではありますが、この度、これまでCFPに参加し、CFPを支えてくださった皆さまとともに、「写真」を通じて、その思い出を振り返り、成果を共有しあう機会をつくりたいと考えております。スタッフやコーディネーターの皆さんはもちろん、子どもたちや先生、地域の人々など、これまで活動に関わってくださった方々より、思い出の一枚や、CFPの成果を感じられる写真をたくさんお寄せいただければ幸いです。お寄せいただいた写真は、2022年カレンダーや各種広報資料に活用させていただくほか、後ほどCFPホームページや下記Instagram等に公開し、皆さんに楽しんでいただけるようにしたいと考えております。皆さまのご参加、心からお待ちしています。 

【募集期間】

202181日(日)~2021915日(水)

 

【募集テーマ】

CFP活動の思い出の写真、CFP活動の成果を感じられる写真

※植林に限らず、学校菜園やエコキャンプ、リサイクルなど、CFPに関わるさまざまな活動の写真をお待ちしています

※過去に撮った写真でも、新しく撮った写真でもどちらでも構いません

 

【送付方法】

    フォームから送付する(Googleアカウントが必要です)

https://forms.gle/cKTjeMEgspYiPXDB6

 

    メールで送付する

名前、年齢、住所、撮影場所、撮影年、写真に関するストーリーをわかる範囲で添えて、cfp.oisca@gmail.comまでお送りください。 

 

    Instagramに投稿する

1.      公式アカウントをフォローOISCA CFP Photo Gallery

 (https://www.instagram.com/oiscacfp_30th_anniversary/

2.      ハッシュタグをつけて写真を投稿 #cfp_and_me

撮影場所や撮影年、写真に関するストーリーもわかる範囲で添えてください

 

ご不明な点がございましたら、「子供の森」計画事務局までご連絡ください。

cfp.oisca@gmail.com

 

 

【注意事項】

・写真にかかる著作権その他の知的財産権は、応募者(撮影者)に帰属いたします。

ご自身で撮影された写真をお送りください。

※ご自身での提出が難しい場合は、オイスカのスタッフや CFP コーディネーター、保護者や学校の先生が代理で送付することも可能です。

・写真サイズは、最低でも400KB以上のものをお送りください

(グーグルフォーム、メールの場合)

・期間中、何度でもご応募いただけます。

・応募内容について、事務局からご連絡させていただく場合があります。

 

・送付された写真は、広報物(CFPカレンダーなどの印刷物、ホームページ、SNSなど)に掲載される場合があります。予めご了承ください。

2021年

7月

31日

2021.7 Mongolia

2017 年の親善大使スーギーさん
2017 年の親善大使スーギーさん

子ども親善大使OGも頑張ってます!

モンゴル北部に位置するブルガン県・サイハン村にあるこの学校は、2016年から「子供の森」計画に参加しています。以前は、周囲にほとんど木々がありませんでしたが、子どもたちによって植えられた苗木が少しずつ育ち、緑が目立つようになってきました。果樹は実を付け、子どもたちのおやつになっています。

また、同校では、2017年に、モンゴルを代表し、子ども親善大使として日本に訪問したスーギーさんが、帰国後もリーダーとして同校や周囲の学校の活動を牽引してくれています。自分の学校だけでなく、周囲での学校の活動にも、快く手伝いに来てくれる頼もしい存在です。 

 

 2020年には、9月の学校が始まったタイミングで、新たにバードチェリーを100本植えました。活動を担当するデレゲルツェツェゲ先生は、「コロナ禍で活動実施も危ぶまれたが、皆さんの協力によって実現できたことを嬉しく思っている。子どもたちが、環境について学ぶ機会をつくっていただき、本当に感謝している」と支援への御礼を熱く語ってくれました。

 

サイハン村学校 Saihan Soum School

●活動開始年 2016年 ●生徒数 525人

●所在地 Saihan soum, Bulgan province

2021年

7月

08日

2021.7 China-2

アリマさん(9歳) 阿拉善左旗蒙古族学校
アリマさん(9歳) 阿拉善左旗蒙古族学校

ニーハオ!(こんにちは)

 

私は、阿拉善左旗蒙古族学校3年生のアリマです。私の周りでは新型コロナウイルスにかかった人はいませんが、2020年の夏頃まで、町のお店は全部閉まり、他の地域に行くこともなかなかできなくなりました。学校の授業もオンラインになり、友だちや先生と会えなくなってしまいましたが、夏頃から学校やお店も再開し、少し ずつ町が賑やかになりました。また学校のみんなと植林活動ができたらいいなあと思います。

村の友だちと一緒に植林に参加
村の友だちと一緒に植林に参加

2021年

7月

08日

2021.7 China-1

子どもたちにとって、久しぶりの植林活動となった。
子どもたちにとって、久しぶりの植林活動となった。

ボランティアとして

有志が緑化活動を継続

 阿拉善左旗蒙古族学校は、オイスカの阿拉善沙漠生態研究研修センターより一番近い学校(小中一貫校)であり、これまで環境教育の一環として砂漠での緑化活動を一緒に行ってきた理解のある学校です。牧民の子どもたちが8割を占めており、多くが寄宿舎で生活しています。いつも元気いっぱいな子どもたちの声が響く学校です。しかし、2020年度は、新型コロナの影響により、課外活動が制限されたため、学校をあげて、公式に植林活動を行うことができませんでした。

インタビューに応えてくれたバートルさん。手にしているのが、 植樹したサクサウール。
インタビューに応えてくれたバートルさん。手にしているのが、 植樹したサクサウール。

 その代わりに、研修センターの近くに住む子どもたちとその家族がボランティアとして、緑化に参加。子どもと一緒に参加したバートルさんは、「私たちの地域は砂漠化が深刻。今年は砂嵐が多く、春先はしょっちゅう起こった。まだまだ植林を頑張らなければいけない」と語ってくれました。長年の活動を通じて、住民の中にも環境保全への意識が育まれています。

阿拉善左旗蒙古族学校/Arashan Mongolian School

●活動開始年 2013年 ●生徒数 722人

●所在地 内蒙古阿拉善盟阿拉善左旗衛拉特路与西花園北街

2021年

7月

08日

2021.7 Uzbekistan

アラル海での植林の様子。白く見えるのは、土中からふき出している塩。ここからまきあがる砂嵐は、塩分を含む“塩嵐”となる。
アラル海での植林の様子。白く見えるのは、土中からふき出している塩。ここからまきあがる砂嵐は、塩分を含む“塩嵐”となる。

体験する大切さを学ぶ

 この学校は、2003年に設立された、ウズベキスタン西部、カ ラカルパクスタン州にある農業大学です。同州には、21世紀 最大の環境問題ともいわれる干上がった塩湖・アラル海があ り、同校も2017年からオイスカと共に、砂漠化防止に向けた 活動に取り組んでいます。

インタビューに応えてくれたダミールさん(26 歳)
インタビューに応えてくれたダミールさん(26 歳)

 2020年は新型コロナの影響で一時休校措置が取られましたが、学校再開後、学生を対象に、砂漠化問題についての講義を実施。また林業専攻の学生と教員と共に、アラル海の植林地に植林を行いました。植えたのは、“砂漠のマングローブ”の異名を持つ、乾燥に強い灌木・サクサウールです。同校のダミールさんは、「アラル海の砂漠化はとても深刻な問題で、ここから砂嵐が起こっている。この地を緑化することは、非常に大切なこと。実際に植林に参加できてよかった」と語るなど、実体験することの重要性を実感する機会となりました。

タシケント州立農業大学ヌクス分校/Tashkent Agricultural University Nukus Branch

●活動開始年 2017年 ●生徒数 1600人

●所在地 Abdambetov st, Nukus, Karakalpak State

2021年

6月

14日

2021.6 Sri Lanka

21年2月、入学式を記念して新1年生が 1 本ずつ苗木を植え る「ラブグリーンキッズプログラム」を実施。
21年2月、入学式を記念して新1年生が 1 本ずつ苗木を植え る「ラブグリーンキッズプログラム」を実施。

活動を続けられることに感謝して

 スリランカの中央部、キャンディ県のアショーカ小学校は、農村部にある田んぼに囲まれた学校です。2018年には廃校の危機を迎えていましたが、新しく赴任した校長先生の奮闘もあり、状況が改善。「子供の森」計画も学校を魅力的にする活動の一つとなっています。20年は、規模は小さくなりましたが、植林活動を実施したほか、「国連生物多様性の10年」最終年を記念した国際ポスターコンテストにも参加。4年生のシェラン君が、10-12歳の部で3位入賞という快挙を成し遂げたことは、暗いニュースが多い中、学校を明るく盛り上げました。

 4年生担任のスニウィラタ先生は、「とてもシンプルだが、子どもたちが環境や社会について学ぶことのできる、とても重要な活動。コロナ禍では、衛生用品や教育資材の支援もいただくなど、さまざまな面から支えてくださる支援者の皆様に心から感謝している」と思いを語ってくれました。

ポスターコンテストで3位入賞を果たしたシェラン君。「さまざまな動植物がいることが、自然を美しくするというメッセージを込めて描きました!」
ポスターコンテストで3位入賞を果たしたシェラン君。「さまざまな動植物がいることが、自然を美しくするというメッセージを込めて描きました!」

アショーカ小学校/Cp/ Katu/ Meegahahena Ashoka Primary School

●活動開始年 2019年 ●児童数 175人

●所在地 Kahapathwala , Mawathagama, Kandy

2021年

6月

14日

2021.6 Papua New Guinea

子どもたちの学習を支えるた め、学校からのニーズに基づき、授業に必要な教材や文房具などの支援も実施
子どもたちの学習を支えるた め、学校からのニーズに基づき、授業に必要な教材や文房具などの支援も実施
インタビューに応えてくれたファウスティナさん。
インタビューに応えてくれたファウスティナさん。

環境保全を進める「心」を育む

 ニューブリテン島東部の海沿いに位置する活動6年目のこの学校では、プロジェクトで植えた木が大きくなり、さわやかな空気や木陰、果実を楽しめるようになっています。2020年は、マスクを着用するなど、感染症対策を行ったうえで、210本を植樹しました。植えたのは、ランブータンやキャ ンドルツリーなど、子どもたちが休める木陰や、栄養となる果実をもたらしてくれる樹種です。そのほか、ごみ拾いも行い、 学校や周辺地域の美化にも努めました。カトリック教皇が環境問題について考え、行動を呼びかける取り組みを推進していることもあり、より効果的に生徒へ環境保全のメッセージを伝えることができました。5年生のファウスティナさんは「大人になったとき、環境を守る心を常に持って、行動を起こせるような人になりたい」と将来への思いを語ってくれました。


聖心国際カトリック学校/Sacred Heart International Catholic School

●活動開始年 2015年 ●生徒数 519名

●所在地 Kokopo, East New Britain Province 

2021年

6月

14日

2021.6 Myanmar

新設した雨水タンクより、散水用の水を汲む子どもたち。
新設した雨水タンクより、散水用の水を汲む子どもたち。
植林には、保護者を中心に、 地域の人々も参加してくれた。
植林には、保護者を中心に、 地域の人々も参加してくれた。

緑化とともに、環境整備も進む

 ミャンマーの中央部、年間降雨量の少ないエサジョ郡に位置するユアンゲ学校。この地域の主な産業は、タナカという日焼け止めや化粧品に使われる木の栽培や、お香の生産です。2020年は、学校閉鎖が続きましたが、規模や回数を縮小しながらも「子供の森」計画の活動を継続することができました。

 植林については、人数を調整するため、3回に分けて実施。 樹種は、学校と相談し、ニームやタマリンドといった、いざというときの食糧にもなるものを中心に選びました。また緊急募金や企業支援などを活用し、雨水タンクや、手洗い場の設置も支援。学校再開時には、植林活動の推進や子どもたちの衛生面での改善にも貢献してくれるでしょう。ニーニーアウン先生は、「森林破壊の問題について知っていても、どうすればよいか分からなかった私たちに、具体的な行動の機会をいただけたことを感謝している」と支援への思いを語りました。


ユアンゲ学校/Ywa Nge Middle School

●活動開始年 2009年 ●生徒数 185人

●所在地 Ywa Nge village, Yesagyo Township

2021年

6月

14日

2021.6 Malaysia

生徒たちが直接恩恵を感じられるよう、6 種類の果樹を植樹。
生徒たちが直接恩恵を感じられるよう、6 種類の果樹を植樹。
インタビューに答えてくれたリカさん
インタビューに答えてくれたリカさん

困難の中でも

活動開始できたことに感謝 !

この学校は、サバ州の内陸部、ラナウの中心部からアスファルトの道を28km、その後砂利道を50km進んだところにあります。前年から準備を進め、生徒も教員も「子供の森」計画の活動開始を心待ちにしていましたが、パンデミックにより、長期間学校が閉鎖。移動や集会が制限されたこともあり、学校をあげての活動は難しく、予定の変更を余儀なくされました。 植林については、規制が緩和され、対面授業が一時再開された期間に、少人数で実施。学校の希望に基づき、ドリアンやカニステルなどの果樹を中心に60本を植樹しました。  活動に参加したリカさんは、「生態系の保全に貢献できただけでなく、私たちにとっても、有益な学びの機会になりました。パンデミックの中でも、実施に尽力してくれたオイスカや支援者の方々に感謝しています」と語ってくれました。制限が解除され、皆で活動ができる日を待ちわびています。


ウル スグット ラナウ中学校/SMK ULU SUGUT RANAU

●活動開始年 2020年 ●生徒数 720人

●所在地  Ranau, Sabah

2021年

6月

14日

2021.6 Indonesia

収穫したウコンを粉末にする教員と児童
収穫したウコンを粉末にする教員と児童
西ジャワ州環境事務所より、環境賞を受け取る校長先生。
西ジャワ州環境事務所より、環境賞を受け取る校長先生。

継続した取り組みが

政府からも認められました !

グデ・パングランゴ山のふもとに位置するこの地域は、気候が冷涼で、農業を生業としている人が多くいます。2020年度の「子供の森」計画活動では、コロナ禍で在宅学習が続いたため、自宅で苗木や野菜、薬用植物を植えて管理する活動や、 リサイクル工作などを課題として与えるなど、工夫をして環境学習を継続、推進しました。その他、教員が中心となり、免疫力向上が期待できるウコンやショウガを学校菜園で栽培。粉末にしたものをお湯に溶かして飲むほか、一部は販売して、収益を活動資金に活用しています。こうしたさまざまな活動 の成果が認められ、20年には州レベルの環境賞を受賞することができました。21年には国レベルの受賞に向けて申請を進めるなど、地域の環境教育を牽引する存在となっています。


カドゥプグル イスラム 小学校/ MI Kadupugur

●活動開始年 2010年 ●児童数 173人

●所在地 Unrusbinangun, Kadudampit, Sukabumi, jawa Barat

2021年

6月

14日

2021.6 India

学校の薬草園にて。対面授業が停止されている中、薬草園の活動は、学校周辺に住む一部の子どもたちのみが参加
学校の薬草園にて。対面授業が停止されている中、薬草園の活動は、学校周辺に住む一部の子どもたちのみが参加
学校での活動に参加できない生徒には、種苗を配り、家庭での植樹も支援
学校での活動に参加できない生徒には、種苗を配り、家庭での植樹も支援

心も身体も健やかに

 南インドケララ州の内陸部にあるこの学校は、「ケララの穀倉地帯」と呼ばれる地域にあり、その名の通り、周りを美しい水田に囲まれています。2020年は、パンデミックの状況と社会のニーズを考慮して校内に、免疫力を高める薬草を植える専用の庭をつくり、学校周辺に住む子どもたちと一緒に、ジンジャー、ターメリック、トゥルシーなどの植物を植えました。苗は生徒の家庭へも配布し、子どもたちの薬草への関心や活用 方法についての理解を深めました。かつてはこうした薬草が様々な目的で使用され、それが文化の一部になったという背景も伝えることで、地域の伝統を学ぶ機会にもなっています。 同校のインディラ マドゥ先生は、「この活動は、とても価値のある人生の教訓を教えてくれるレッスン。総合的な学びを通じて、子どもたちの学習意欲も上がっており、彼らの健やかな 成長にもつながる」と語り、活動への高い期待を寄せました。


タッタマングラム チンマヤ学校/Chinmaya Vidyalaya, Tattamangalam

●活動開始年 2018年 ●生徒数 65人

●所在地 TATTAMANGALAM, PALAKKAD, KERALA

2021年

6月

14日

2021.6 Cambodia

多くの子どもたちにとって初めての植林体験となった
多くの子どもたちにとって初めての植林体験となった
「初めて植林に参加し、正しい感染予防の方法についても初めて学びました。学んだことを早速家族にも伝えました !」と語る 6 年生のスレイリープさん
「初めて植林に参加し、正しい感染予防の方法についても初めて学びました。学んだことを早速家族にも伝えました !」と語る 6 年生のスレイリープさん

 長年の夢が叶って植林開始

 この学校はコンポンチャム州の州都から35km離れており、 周辺の住民は水稲栽培やパイナップル、バナナや豆の栽培などで生計を立てています。2020年に「子供の森」計画の仲間入りをし、初めての活動では、ケランジィ、コキなどの郷土樹種を170本植えました。土壌がよかったこともあり、生存率も高く、半年で約1.5mほどに成長した木もいくつかあります。木々の管理を率先して行っている校長先生は、「子どもたちの学習環境をよくするため、役場や教育省の地域事務所に対して、幾度となく樹木の寄附について要請してきたが、返答がなかった。今回長年の夢がかない、嬉しく思う。最近は子どもたちにも水やりの習慣ができた。また、感染対策が重要な中 で、予防についての講義やアルコール、マスクなども寄附いただき、とても助かった。支援してくださっている日本の皆様にとても感謝している」と笑顔でコメントしてくれました。


トゥールペントゥメイ小学校/Tuol Pen Thmei Primary School

●活動開始年 2020年 ●児童数 336人

●所在地 Tuol Pen, Ta ong, Chamkar Leu, Kampong Cham

2021年

6月

03日

2021.6 Thailand

植林活動の一コマ。白いシャツに男の子は短パン、女の子はスカート、これが普通の制服。
植林活動の一コマ。白いシャツに男の子は短パン、女の子はスカート、これが普通の制服。

学校で木を植えて、心も体も健やかに

 この学校は、タイ北部チェンライ県にある山岳地域の子どもたちが多く通う学校で、保育園から小学6年生までの生徒が在籍しています。周囲は山に囲まれていますが、人口増加や農地拡大のため、はげ山化が進行し、課題となっています。コロナ禍での活動となった2020年は、感染を防ぐため、手洗いの徹底やソーシャルディスタンスの確保など、できる限りの対策をしながら植林を実施。成長が早く、大きな日影になっ たり、実が甘く、ジュースをつくることができるワーの木など郷土樹種200本を植えました。環境教育についても、状況に合わせ、学校側と内容や予定を調整しながら継続しています。このような時だからこそ、外での課外活動は、子どもたちの心身の成長の支えとなります。子どもと苗木それぞれの健やかな成長を、今後も見守り、育んでいきたいと思います。

授業の様子。ちなみに毎週金曜日は民族衣装の日で、紺色の民族衣装を皆着ている。
授業の様子。ちなみに毎週金曜日は民族衣装の日で、紺色の民族衣装を皆着ている。

バーンメーヤーングミン学校/Banmaeyangmin School

●活動開始年 2017年 ●児童数 123人

●所在地 Sritoi Sub-District, Maesuai District, Chiangrai

2021年

6月

03日

2021.6 Philipinnes

インタビューに応えてくれたレディフランセーヌさん
インタビューに応えてくれたレディフランセーヌさん

ステイホームでも可能な

環境教育を推進

 北カマリネス州にあるルクバナン小学校は、山々に囲まれた谷間に位置する学校です。2020年度は、コロナ禍で対面授業が停止されたため、「子供の森」計画の活動も、感染対策支援や教育支援を行いながら、例年とは違う形で進めました。植林活動は、近隣の子どもたちと小規模で行ったほか、家庭での植栽も推進またSNSやウェビナーなどを通じて、感染対策や家庭でもできる環境保全を呼びかけました。5年生のレディフランセーヌさんは、「ウェビナーに参加して、環境のことだけでなく、感染予防など多くのことを学びました。花や野菜を育てる方法も学んだので、家族と一緒に栽培を始めました。パンデミックの中でも環境に貢献できることを嬉しく思います」と語ってくれました。再び皆で楽しく活動できる日を心待ちにしながら、それぞれができることに取り組んでいます。

植林活動では、郷土樹種のナラやジャックフルーツ、マンゴーなどの果樹を植林


ルクバナン小学校/Lukbanan Elementary School

●活動開始年 2011年 

●所在地  Brgy. Lukbanan, Capalonga, Camarines Norte

2021年

6月

03日

2021.6 Fiji

久しぶりの課外活動に、子どもたちも自然と笑顔に
久しぶりの課外活動に、子どもたちも自然と笑顔に

少しずつ活動を再開 !

ワイ学校は、ナンドロガ県にある1920年に設立された学校です。過去には日本からのツアーを受け入れたこともあり、長年「子供の森」計画にも積極的に参加していますが、20年度は、コロナ禍でしばらく活動が停止。授業の再開後、学校の運営委員会も含めて協議を行いながら、少しずつ活動を再開しました。植林活動では、マホガニーやココナツ、郷土樹種の果樹など65本を植樹しました。またハンドブックを配布し、環境保全の意識の向上にも努めました。植林した樹木は順調に生長しているものの、マホガニーの一部はサイクロンの被害を受け、根こそぎ倒れてしまい、再植林が必要となってしまいました。8年生のスリアシ・バトガさんは、「学級長として、みんなを引っ張り、再植林に取り組みたい」と頼もしいコメントを寄せてくれました。

環境保全のハンドブックを手に皆で記念撮影
環境保全のハンドブックを手に皆で記念撮影

ワイ学校/Wai District School

●活動開始年 1993年 ●生徒数 110人

●所在地 Wai, Nadroga Province

2021年

6月

03日

2021.5 Bangradesh

衛生用品の配布の様子。感染予防に必要な物資の支援に、 多くの感謝が寄せられた。
衛生用品の配布の様子。感染予防に必要な物資の支援に、 多くの感謝が寄せられた。
マンゴー、グアバ、レインツリーなど、かつて「子供の森」 計画で植えた木々が育つ校庭
マンゴー、グアバ、レインツリーなど、かつて「子供の森」 計画で植えた木々が育つ校庭

活動再開を願いながら

感染対策に取り組む

 校庭に入ると、大きなタマリンドの木が迎えてくれるこの学校は、かつての生徒たちが植えた木々が育ち、豊かな緑に囲まれています。2020年度も、マンゴーやグァバなどの果樹を中心に植樹する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で学校が閉鎖され、実施することはできませんでした。このため、まずは安心して生徒たちが生活できるよう、周辺の村へマスクや消毒液の配布をしつつ、校内へ手洗い場の設置を支援しました。『「子供の森」計画は、地域の植林を率いているだけではなく、パンデミックの中で保健衛生分野でも貢献してくれています』と校長先生から感謝の言葉が届きました。7年生のタヤさんは、「友だちと一緒に活動ができるようになったら、周辺地域での植樹にも取り組みたい」と語るな ど、生徒、先生共に活動再開を願っています。


ボイェルバンガ ラシュモホン女子学校

●活動開始年 2013年 ●生徒数 111人

●所在地 Rashmohan village, Khulna

2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 in タイ

検温や手洗い、手指の消毒を推奨しながら、子どもたちが勉強に集中し、充実して学校生活が送れるよう、それぞれの学校が工夫を凝らして感染対策をしている。
検温や手洗い、手指の消毒を推奨しながら、子どもたちが勉強に集中し、充実して学校生活が送れるよう、それぞれの学校が工夫を凝らして感染対策をしている。

大きな混乱なく、事業を継続

タイでは、20年3月に、新型コロナのクラスターが発生し、急速に感染が拡大。全国で非常事態宣言が言い渡され 、6月まで厳しい制限の中で生活を強いられました。自由な外出ができなかった時期は、各校と電話などで連絡を取りつつ、活動地マップを作成するなど過去のデータの整理に努めました。同年7月には学校が再開されたこともあり、学校単位の活動も徐々に戻り、他国と比較しても、大きな混乱はなく、活動できています。 年末より感染が広がり、再度休校となりましたが、1度目ほどの混乱はありません。感染予防に努めつつ、事業を運営しています。

2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 in パプアニューギニア

植林で環境を守り、

手洗いで健康を守る

 パプアニューギニアでは、新型コロナの感染拡大を防ぐため、2020年3月中旬より休校措置が取られましたが、再開は比較的早く、同6月中旬から徐々に再開されました。活動地である東ニューブリテン州のラバウルやココポにおいては、人口密度が低いためか、都市部ほど感染者数は多くありません。しかし、学校や商業施設へ出入りする際には、石鹸または手指消毒剤で手を 洗うことが義務付けられています。オイスカでは、植林などの活動と合わせて手づくりした石鹸を配布。 子どもたちや地域に手洗いの習慣が根付くよう、指導や支援を行っています。

活動後にも手洗い。学年毎に最低ひとつの手洗い場の設置が義務づけられている。
活動後にも手洗い。学年毎に最低ひとつの手洗い場の設置が義務づけられている。

2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 in マレーシア

「子供の森」計画で開催した生物多様性をテーマにした国際ポスターコンテストも 2 校から児童・生徒が参加
「子供の森」計画で開催した生物多様性をテーマにした国際ポスターコンテストも 2 校から児童・生徒が参加

努力するも反省の多い1年に

 活動地であるサバ州は、特に新型コロナの感染者が多く、州内の多くの地域が、感 染リスクの高いレッドゾーンに指定されました。地区を超えた移動が禁止された時期には、各地区に住むオイスカ研修生のOBたちが、周辺に住む子どもたちと植林地の管理を続けてくれました。彼らがいなければ、こうした活動すら実現しませんでした。人材育成の大切さを改めて実感して います。とはいえ、他国と比較すると、もっとやれたのでは、と反省するところが 多くあります。 他国の事例を参考に、2021年度はコロナ禍でも、活動の幅や規模を拡げていきたいです。

2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 in ミャンマー

植林活動の後、新設した手洗い場で手を洗う子どもたち(カンサト小学校)
植林活動の後、新設した手洗い場で手を洗う子どもたち(カンサト小学校)
困窮する地域の人々を支えたいという現地スタッフの想いから実現した食糧支援。
困窮する地域の人々を支えたいという現地スタッフの想いから実現した食糧支援。

地域のために今できること

 活動地では、新型コロナの規制措置が始まった時期と、一年で一番暑く慢性的な水不足が発生する乾期が重なったことで、地域住民の生活にも深刻な影響が出ました。このため、緊急支援として、ミャンマー国内2ヵ所の研修センターを拠点に、周辺の村、1,075の世帯を対象に、米や野菜、卵などの食糧セットのほか、飲み水や現地スタッフが手づくりしたマスクの配布を実施。また、手洗い場が不足していた学校13校に対し、コロナ対策の緊急募金等を活用して、新たに手洗い場を設置。植林活動の際には、感染予防についての啓発活動も併せて行いました。


2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 in インドネシア

雨期(12 ~ 3 月)を中心とした植林活動には、 全国で計 1,875 人が参加。
雨期(12 ~ 3 月)を中心とした植林活動には、 全国で計 1,875 人が参加。

新たな手法を取り入れつつ、活動を継続

 2020年度は全国的に対面授業が停止された状況が続きましたが、84の学校を拠点に、12,898本の植林を行うことができました。こうした活動が実現したのも、 現地スタッフがこれまで築き上げてきた信頼、学校や地域との密な連携があったからこそです。学校での植林が叶わない子どもたちには、苗木や野菜の種苗を配り、家庭で家族と共に環境について考え、取り組む機会を提供しました。また新たにオンラインを活用し、教員同士が各校の取り組みを共有する機会をつくるなど、コロナ禍での事業推進に向け、 地域を超えた連携や情報交換を図りました。

2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 in カンボジア

子どもたちに手洗いの方法など、感染予防について説明する現地スタッフ
子どもたちに手洗いの方法など、感染予防について説明する現地スタッフ

安心して活動を続けるために

 2020年は、植林に最適な雨期を逃さないよう、学校や地域と密に連携し、休校期間を含む5月~10月にかけて植林を行いました。活動の際は、不足していた石鹸やアルコール消毒液、体温計などを寄附しつつ、検温や手指の消毒を徹底するなど、感染対策に努めました。さらに環境保全に関する講義と合わせ、啓発資料を配布しながら、分かりやすい言葉で感染予防について説明。噂や嘘の情報も多い中 、読み書きが苦手な子どもたちや地域の人々にも正しく知識を伝えられるよう、保健省や他NGOと連携し、スタッフ自身も学び、工夫しながら取り組みました。

衛生用品は、植林活動を実施した6校・ 2寺院のほか、村役場など9ヵ所に配布
衛生用品は、植林活動を実施した6校・ 2寺院のほか、村役場など9ヵ所に配布

2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 inフィリピン

うち106校には、感染対策として、アルコー ル消毒液、石鹸、簡易手洗い場なども支援。
うち106校には、感染対策として、アルコー ル消毒液、石鹸、簡易手洗い場なども支援。

懸命に学ぶ子どもたちの

在宅学習を支援

フィリピンでは、感染拡大を防ぐため、2020年3月以降、全国的に学校が閉鎖。10月5日に再開されましたが、対面式の授業は見送られ、2021年5月現在も在宅学習が続いています。活動校の多くは農村部にあり、十分なインターネット環境がないため、多くの子どもたちは学校から出される課題プリントで勉強しています。「子供の森」計画では、132校を対象に、各校のニーズに合わせ、コピー用紙やインク、中 古プリンターなど、課題づくりに必要な資材支援を行い、厳しい環境でも懸命に学ぶ 子どもたち、そして膨大な課題づくりに奮闘する教師を支えました。

保護者による指導が難しい家庭には、教師が定期的に訪問して学習をサポート。 こうした課題づくりの資材や備品の支援に、各校より大きな感謝が寄せられている。
保護者による指導が難しい家庭には、教師が定期的に訪問して学習をサポート。 こうした課題づくりの資材や備品の支援に、各校より大きな感謝が寄せられている。

2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 in インド

SNSなどを通じて、子どもたちから植栽の報告が寄せられた
SNSなどを通じて、子どもたちから植栽の報告が寄せられた

努力と連携によって生まれた活動

 インドにおいて全土が封鎖され、厳しい移動制限が取られた時期には、現地のスタッフが自主的に困窮する住民へ食糧の支援を開始。そうした動きに呼応する形で、日本からも資金を送り、衛生用品を必要な人々へ届けられるよう、手づくりマスクや手指の消毒液の寄贈を行いました。環境保全に ついては、学校での活動が難しい代わりに、6月5日の環境の日など、 環境関連の記念日を中心に樹木や薬草の種苗を配り、家庭での植栽を呼びかけるとともに、毎月定期的に子ども向け、教員向けのオンラインセミナーを開催し、情報発信や意識づけを続けました。

2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 inフィジー

コロトゴアンドラサンガム小学校では、休校中に学校菜園を地域に開放。子どもたちが保護者とともに、ココナツ、レタス、トマトなどを植栽し、管理を行った。
コロトゴアンドラサンガム小学校では、休校中に学校菜園を地域に開放。子どもたちが保護者とともに、ココナツ、レタス、トマトなどを植栽し、管理を行った。

今できる、今必要な植林活動

感染対策として、教育省が管轄する小・中学校は、20年3月下旬~6月下旬まで休校措置が取られました。学校再開後も、授業の遅れを取り戻すことが優先され、また外部者との接触を避けるため、課外活動は制限された状況が続きました。「子供の森」計画では、行政の許可が下りた一部の学校と地域を対象とした植林を展開。 困窮する人々の支えとなるよう、造林樹種だけでなく、 さまざまな恵みをもたらすココナツの植樹や、 サツマイモなど野菜の植え付けも地域の方々とともに、進めました。21年度 は、学校での活動が再び活発になることを願っています。

家で過ごす時間が多いなか、野外での植林活動はよい心身のリフレッシュにもなった。
家で過ごす時間が多いなか、野外での植林活動はよい心身のリフレッシュにもなった。

2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 inバングラデシュ

衛生物資の配布と併せて、感染対策を呼びかける啓発資料を配布。正しい感染予防に対する理解の普及に努めた
衛生物資の配布と併せて、感染対策を呼びかける啓発資料を配布。正しい感染予防に対する理解の普及に努めた

地域に寄り添い、

今私たちにできる支援

 長年「子供の森」計画の事業を進める中で、これほど子どもたちと会えなかった年はありません。活動地まで行くこともほとんどできない中、20年度は関係者の協力を得ながら、情報を集め、今できる活動を考えるところから始めました。結果として、地域ニーズに基づき、衛生物資の配布を行いつつ、感染予防の啓発活動を展開。不安を抱えながら過ごす人々が、少しでも安心して暮らせるよう支援を行いました。また、地域を通じて一部の児童生徒を対象に、苗木や野菜の種苗を配り、少しでも環境に対する意識付けを継続できるよう、家庭での植栽も進めました。

家で木を植えるのは初めて! と喜ぶ女の子
家で木を植えるのは初めて! と喜ぶ女の子

2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 in スリランカ

休校や短縮授業が繰り返され、学習の遅れなどへの不安を抱える児童・生徒が増える中、教員らと協力し、1,700 名分の在宅学習用教材を作成。衛生用品とともに配布した。
休校や短縮授業が繰り返され、学習の遅れなどへの不安を抱える児童・生徒が増える中、教員らと協力し、1,700 名分の在宅学習用教材を作成。衛生用品とともに配布した。

気持ちを一つに、それぞれが奮闘

 2020年度、感染対策として実施された休校措置と、地方間の移動の制限は、我々にとって大きな障壁となりました。各地域にいるスタッフ同士が集まることもままならない中、SNS等を使って情報収集や意見交換を実施。緑化だけでなく、衛生用品の配布や家庭菜園の支援などニーズに合わせて、各地域で小規模な活動を行うことにしました。それは孤独でとても大変な作業でしたが、こまめに連絡を取り合い、支え合いながら事業継続に努めました。「何のために活動しているのか」、各スタッフがその基本に立ち返り、行動する意識が強化 されたように思います。

家庭菜園支援のニーズは高く、今後の可能性についても再確認する機会となった。
家庭菜園支援のニーズは高く、今後の可能性についても再確認する機会となった。

2021年

1月

18日

「子供の森」計画ポスターコンテスト結果発表!

「子供の森」計画(以下、CFP)では、2020年末にかけて、「国連生物多様性の10年」の最終年を記念したポスターコンテストを実施しました。コンテストには、12ヵ国の「子供の森」計画に参加する子どもたちから、想いのこもった絵が多数届きました。どの作品も、それぞれが考えるふるさとの生物多様性やその重要性、CFPでの活動を題材に描かれており、子どもたちの伸びやかな表現が光る作品ばかりでした。 

 

応募された絵は、年齢別に3部門に分けられ、800名を超える日本の方々のウェブ投票などによって入賞作品が選ばれました。入賞した作品をご紹介します。 

7-9歳の部 1位👑

 

サラ・アレナ・ソフィー

 9才

 

アルアズハル31ジョグジャカルタ

イスラム小学校

 

インドネシア/ジョグジャカルタ

7-9歳の部 2位

 

 

アフィカ・バシャリヤ

 

8歳

 

パンガランガン第1小学校

 

インドネシア/ 東ジャワ州スメネプ県

7-9歳の部 3位

 

カニス・ファティマ

 

7歳

 

バングラデシュ/クルナ県

10-12歳の部 1位👑

 

ナムファー ブンティアーントング

 

11歳

 

ワットグディラーイ学校

 

タイ/アユタヤ県

10-12歳の部 2位

 

モハメド・アズミール・E

 

12歳

 

GVHSS CHERUVANNUR

 

インド/ケララ州

10-12歳の部 3位

 

R・シェーラン

 

10歳

 

アショーカ学校

 

スリランカ/キャンディ県

13-15歳の部 1位👑

 

ザスキア・アプリシア・プトゥリ・シレガー

 

14歳

 

IT At Taqwin中学校

 

インドネシア/西ジャワ州スカブミ県

13-15歳の部 2位

 

ロヒート・フィージョ

 

15歳

 

Chinmaya Vidyalaya

 

インド/ケララ州

13-15歳の部 3位

 

イルディー L. エステバン

 

15歳

 

ボンガボン国立高等学校

 

フィリピン/ヌエバエシハ州

特別賞👑

ウェブ投票では、色彩豊かな作品に多くの票が集まりましたが、参加した国によって手に入る画材や学校における美術教育の差異が大きいことを考慮し、参加してくれた子どもたちとその国の活動への激励の意味を込めて特別賞を設けました。選ばれた10ヵ国11作品の一部をご紹介します。

 

カンボジア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァニー・リザ/  12歳

Khnorng Kropeu primary school

カンボジア/カンポンチャム州

フィジー

 

アディ・エラ・クリカバ /12歳

ノコノコ学校

Nadroga-Navosa, フィジー/ナドロガ-ナヴォサ県


インド

アーピタ.S.K/8歳

AMRITAVIDYALAYM-PALAKKAD

インド/ケララ州

インドネシア

 

 

 

 

 

 

 

 

アニシャ バシャリヤ / 12歳

パンガランガン第1小学校

インドネシア/東ジャワ州スメネプ県


マレーシア

ウィダトゥル ムカロマ ビンテ ムハマド サレ スモ

12歳/ マラカウ ラナウ小学校

マレーシア/サバ州

モンゴル

 

 

 

 

 

 

 

 

ブンバット・ソロンゴ/ 9歳

ブルガン村第一小学校

モンゴル/ブルガン県


スリランカ

M タッサラ・ マンディウ・ ウィクラマシンゲ

9歳/ ブワネカバ学校

スリランカ/クルネーガラ県

タイ

パウィチャヤー チャンスィー

14歳/ バンメーパックレー学校

タイ/チェンライ県


フィリピン

 

 

 

 

 

 

 

 

フランシス・エミエル  L. デラ・ベガ/ 9歳

パドレ・ブルゴ中央小学校

フィリピン/ケゾン

パプアニューギニア

 

 

 

 

 

 

 

 

シェラリン・マラリ/ 11歳 

ブナポペ小学校

パプアニューギニア/東ニューブリテン


ミャンマー

 

 

 

 

 

 

 

 

ミャンマー/エサジョ


 

今年度はコロナ禍の影響で、例年のような地域や学校をあげてのCFP活動ができなかった国もありましたが、今回のポスターコンテストは、各国共通で参加できる取り組みとなり、また日本の支援者の皆さんにも投票という形で子どもたちの活動に触れてもらうことができました。「どれもよく描けていて投票に迷った」「元気をもらった」とったコメントのほか、激励のコメントなども多く寄せられました。

皆さまから寄せられた温かなコメントは、しっかりと子どもたちに届けます。

また、入賞した子どもたちの声も追って、こちらのホームページなどで発信予定です。

 

投票にご協力くださった皆さま、ありがとうございました!

 

2020年

12月

24日

ご支援者の皆様へ(2020年度のお便りの発送に関して)

 いつも「子供の森」計画をご支援いただき、世界各地の子どもたちの植林活動や環境保全活動を応援いただき、誠にありがとうございます。ご支援者様へお送りしている活動報告物の送付時期の変更についてお知らせせていただきます。

 

 例年11月~12月にかけてお届けさせていただいている活動報告(近年は、カレンダーという形で各国の子どもたちの活動写真をメインにご報告をさせていただいておりました)ですが、本年度は2021年3月頃にラブグリーンニュース(読み物)という形にてお送りさせていただきます。

 今年度は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、活動国の多くで学校の閉鎖や集会の禁止などの各種制限により、例年のような形での活動が難しい状況にあります。「子供の森」計画では各国各地の状況に合わせ、子どもたちへのコロナ対策支援や少人数での植林活動、地域での植林活動等へ振り替えながら活動を継続させていただいております。そのような状況をまとめて、年度末に近い時期にご報告させていただきたく考えております。

 この時期の報告物を楽しみにしてくださっていた皆様には、本当に申し訳ございません。ご理解・ご協力を賜れますと幸いです。

 

感染対策を行った上での活動の様子(左から、ミャンマー、インドネシア、タイ)

  また2021年はオイスカ創立60周年ということもあり、記念した卓上カレンダーを作成しております。「子供の森」計画だけでなく、オイスカの幅広い活動現場をお楽しみいただけます。「世界の森づくり応援寄附キャンペーン」に3,000円以上ご寄附いただいた方へ、日本国内の間伐材でつくったSDGsバッジと卓上カレンダーのセットをお送りしておりますので、ご興味をいただける方は、ぜひご協力いただけますと幸いです。

 

<世界の森づくり応援寄附キャンペーンご寄附先>

◆オンライン:https://www.oisca.org/support/cfp_single.html

◆郵便振替:口座番号 00140-4-654359

      口座名義「子供の森」計画

 備考欄/通信欄に「カレンダー」と記載ください 

 ※ 「カレンダー」と記載がない場合は通常のご寄附扱いとなりますのでご注意ください

2020年

10月

05日

Green Wave 2020

インドネシアの各校での活動には、教師に加え近辺の子どもたちも参加 (写真:西ジャワ州 カラントゥンガ第5小学校)
インドネシアの各校での活動には、教師に加え近辺の子どもたちも参加 (写真:西ジャワ州 カラントゥンガ第5小学校)

 生物多様性の日(5/22)を記念した環境保全活動として、「子供の森」計画(以下、CFP)の参加校を中心に多くの学校や団体が参加してきたグリーンウェイブ。特に今年は、国連生物多様性の10年の最終年ということで、これまで以上の盛り上がりが期待されていました。しかし、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、活動国の多くで学校が閉鎖。特に4~6月のグリーンウェイブ期間は、各国で各種規制が強化された期間と重なり、これまでのように学校や地域をあげて取り組むことは困難になりました。

 毎年精力的にグリーンウェイブに参加してきたインドネシアでも、感染者の増加に伴い、厳しい移動制限や集会の規制、学校の休校措置が取られました。不安や緊張感を増幅させるニュースによって、精神的な疲弊も蔓延するなか、現地スタッフたちは、どうにか少しでも前向きな気持ちを拡げたいという思いで、コロナ禍でも実施可能な活動内容を検討。了承を得られるか不安も抱えながら、学校や関係者に、児童生徒らの家庭も対象にした活動を行いたいと相談したところ、想像していた以上に多くの賛同が得られました。 それは、これまで最多となる182もの場所で活動が行われたことでも証明されています。初めて自宅で植樹した子どもたちも多く、家族と一緒に環境について考える機会になったようです。CFPコーディネーターやオイスカのスタッフにとっても、家族と一緒に植樹をすることは滅多にないことであり、STAY HOME期間ならではの貴重な時間となりました。

フィリピンでも、学校や家庭など55か所で実施、422人が参加した (写真:バゴ市 クリステータ A ドーミド小学校)
フィリピンでも、学校や家庭など55か所で実施、422人が参加した (写真:バゴ市 クリステータ A ドーミド小学校)

 実施が危ぶまれた今年のグリーンウェイブ活動でしたが、他国においても、安全面に配慮しながら小人数での植林を実施。身近な人々とふるさとの環境や未来について考える機会をつくり、暗いニュースが続く中、地域に明るい話題を提供しました。

2020年

9月

07日

コロナ緊急支援募金の御礼(9月7日)

日頃より、オイスカの活動にご支援ご協力を頂き、誠にありがとうございます。

今回、525日から受付をしておりました、新型コロナウイルス対策緊急支援募金について、831日をもって募金の呼びかけを終了いたしました。今回、90名の方々から1,137,552円のご支援を頂きました。改めて、ご支援を頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

 今回ご協力頂いた募金は、これまでご報告して参りましたように、オイスカが活動を展開している海外の国々における、新型コロナウイルスに関連する緊急支援、感染予防並びに住民の生活基盤の立て直しなどの活動に、大切に活用させて頂きます。

 

withコロナの時代を進む海外の現場の様子は、こちらのページからご覧いただけます。皆さま引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

2020年

8月

24日

支援者からのメッセージその2(8月24日時点)

新型コロナウイルス対策緊急支援募金も残り8日間となりました。日本国内ではコロナ禍が続き、併せて熱中症や豪雨災害からの復興も心配される中、受付開始以来、さまざまな方から募金をいただいております。今回は、以前ご紹介した内容に続き、これまで募金にご協力いただいた方々から頂戴したお言葉の一部を、活動地から届いた子どもたちの写真とともにご紹介します。

学校や寺院にて植林活動と感染防止に向けた啓発ワークショップを展開中(カンボジア)
学校や寺院にて植林活動と感染防止に向けた啓発ワークショップを展開中(カンボジア)

「自分は公務員をしており、特に困ることがない事から、一律10万円の特別定額給付金の有効活用を考えていました。地元の市に半分、残りの半分は、オイスカの新型コロナ募金に寄付する事にしました。オイスカの個人会員でもあり、地元の国際まちづくり推進課に勤務している事、オイスカの月刊誌に同封されていた新型コロナ募金のチラシを見て、オイスカへの募金を決めました」オイスカ賛助会員(匿名)

学校が再開されている高校から順に、植林活動を開始。写真は植林に向けて穴を掘る生徒(ミャンマー)
学校が再開されている高校から順に、植林活動を開始。写真は植林に向けて穴を掘る生徒(ミャンマー)

「2014年、ミャンマーのオイスカ研修センター(エサジョ郡)を訪れた事があり、その時に、数多くの訪日研修生OBの方々に会えました。皆、かつて自分が日本の研修センターで日本語を教えた人達で懐かしかったです。皆さん、母国のオイスカ研修センターで立派に活躍しており嬉しかったのを覚えています。新型コロナの心配の中、近隣の村の人々をオイスカが助けている活動、力強く感じます。今後も頑張って下さい。応援しています」オイスカ賛助会員(匿名)

タイでは7月から学校が再開。水道用のパイプとビニールシートで、手作りした仕切りをつくるなど各校で感染防止に努めている(写真は、スリン県)
タイでは7月から学校が再開。水道用のパイプとビニールシートで、手作りした仕切りをつくるなど各校で感染防止に努めている(写真は、スリン県)

「もちろん日本もコロナ禍で大変だが、海外の方が状況は良く無いのではないだろうか。また、オイスカの現場の日本人職員、現地職員の人たちが、このコロナ禍で無事に業務ができているのか、健康面はどうだろうか。それらが心配になり、今回寄付をさせていただきました。コロナ禍が落ち着いたら、また現地を訪問したいと考えています。応援しています」オイスカ賛助会員(匿名)

フィジーでは、6月末より段階的に学校も再開。しかし学校内での活動はまだ制限が多いため、現在は少人数でのコミュニティ植林を中心にCFP活動を行っている
フィジーでは、6月末より段階的に学校も再開。しかし学校内での活動はまだ制限が多いため、現在は少人数でのコミュニティ植林を中心にCFP活動を行っている

「緑や環境に関心があり、オイスカ様の素晴らしい活動を知り、「子供の森」計画(CFP)支援をさせて頂いております。みなさまのご活動にいつも感謝しております。現地のみな様に役立てて頂けますよう、お願いいたします。また、猛暑が続いておりますので、活動されているみなさまはくれぐれもお身体をお大事にされてください」オイスカCFP会員(匿名)

こうしたメッセージは、こちらのスタッフブログでもご覧いただけます。

1.それぞれの連帯のかたち~その3~

2.それぞれの連帯のかたち~その4~

 

お言葉をお寄せいただいた方々以外にも、多くの皆さまから今回の募金へのご協力を頂いております。

 

残り8日、新型コロナウイルス対策緊急支援募金へのご協力宜しくお願いいたします。

2020年

8月

18日

モンゴルにおける新型コロナウイルスに対する取り組み(8月18日時点)

モンゴルでは、1月末から始まった政府による迅速な水際対策が成果を上げ、8月18日現在、新型コロナウィルスの感染者数は累計298名(死亡者数0名)となっていますが、感染者は外国からの帰国者で、市中感染は確認されていません。しかし、長期にわたる規制によって、経済的・精神的な疲弊が国全体に積算しています。そうした状況の中、オイスカでは既報の通り、コロナ緊急支援の一環として、食料の安定的な確保を目的とした家庭菜園支援活動を展開しています。今回は、その続報をお届けします。

対象となったオルホン県バヤンウンドル村とブルガン県ダシンチレン村の計40世帯では、6月上旬に野菜の種苗などを受け取り、栽培研修を受けた後、各家庭で植え付けや、管理を続けてきました。初めて野菜栽培を行う家庭ばかりで、何かと質問や相談が寄せられましたが、そのような状況下で活躍したのが、SNSでした。

直接会って指導や交流ができない中、現地スタッフのアイデアで、情報交換の場としてフェイスブックでグループを作成。各家庭が日々畑の様子や、収穫した野菜の調理方法を投稿したり、困ったことや悩みがあれば、そのグループ上でスタッフや他の参加者に相談して解決につなげるなど、今までにはなかった方法でコミュニケーションを取りながら、活動を進めています。

学校が休校中の子どもたちも率先して参加
学校が休校中の子どもたちも率先して参加
植え付けた野菜の多くが既に収穫の時を迎えている
植え付けた野菜の多くが既に収穫の時を迎えている

厳しい冬に向けて、ピクルスや塩漬けなど保存加工
厳しい冬に向けて、ピクルスや塩漬けなど保存加工
さまざまな料理方法も共有されている
さまざまな料理方法も共有されている

現地スタッフのトゥメンは、

「新型コロナウイルスという今まで経験したことのない問題を前に、今までにはない方法で活動を行う必要がありました。コロナがきっかけとはなりましたが、このような新しい取り組みを行うことができたことを嬉しく思います。

 

何よりも嬉しかったのは、野菜に関する知識が少ないモンゴルの人々に、野菜栽培について教えることができたことです。私たち訪日研修生のOBOGは、日本での農業研修を通じて、野菜のおいしさや栄養について多くのことを学びました。モンゴルにはオイスカの研修センターがなく、地域の人々に農業について教える機会が少ない中、今回、限られた人々が対象ではありますが、野菜づくりの楽しさを伝えることができたことを嬉しく思います。

今後は、参加者からのリクエストで、四国センターで食品加工を学んだOBが、野菜を使ったお菓子づくりを教える予定です。

 

そして驚いたことに、参加者全員が非常に活動に関心が高く、皆とても積極的に取り組んでくれました。今回フェイスブックのグループページでは、毎日活発に参加者同士の情報交換が行われています。最初は朝から晩までスタッフに質問がきていたようですが、今は参加者同士でアイデアを出し合っている様子も見ることができます。また参加者自身が、近隣の住民に学んだことを伝えるという動きも出てきています。自分で野菜を育て、オンライン上であっても日々仲間と情報交換を行い協力しあうなかで、自信ややりがいを得ているように思います」と今回の取り組みについて語りました。

 

コロナ禍によって、普段とは違うアプローチで取り組みを進めることとなりましたが、その中でスタッフたちが学ぶことも多かったようです。9月には、参加者たちが取り組みの成果を報告するとともに、収穫した野菜や加工品を持ち寄る発表会を開く予定にしています。