2024年

1月

11日

メットライフ生命支援プロジェクト 活動レポート②

メットライフ生命のご支援により、2023年7月よりインドネシアの3地域で展開しているプロジェクト。今回は11月までの活動の進捗をご報告します。

スカブミ県チチェメト小学校

チチェメト小学校では、子どもたちと共に2023年7月に植林したシナモンの苗木の管理を続けると共に、雨期の始まった11月より本格的な植林活動を始めました。7月の植林後、2か月間ほとんど雨が降りませんでしたが、定期的なモニタリングとペットボトルを使った潅水システム(小さく空けた穴から、水が落ちていく仕組み。必要に応じて水の補給を実施)のおかげで、枯死した苗木も100本中3本に抑えることができました。

植林地の管理とモニタリング

ペットボトルで潅水システムを作成
ペットボトルで潅水システムを作成
植林後1か月の木々の様子
植林後1か月の木々の様子

植林2か月後
植林2か月後
植林3か月後
植林3か月後

◆植林活動

植林予定地の草刈りを行うと共に、数日かけて苗木を植えるための穴掘りや土づくりを行いまし た。 しっかりと準備を行った後、11月25日には、児童12名、教員1名、村人10名とともに植林活動を実施。シトラス・アムブリカルパ(インドネシア原産の柑橘)、ジェンコル(マメ科の常緑樹で栗のような実がなる)、ペタイ(マメ科の高木で強いにおいの豆がなる)、アボカドを植えました。

ジョグジャカルタ・スレマン県チャンクリンガン郡

◆植林活動

2023年10月7日、ウンブルハジョ小学校で、アラビカコーヒーの木250本の植林活動を行いました。子どもたち47名、先生13名、また地域の方など計250名が参加し、地域を巻き込んでの植林活動となりました。植林後も子どもたちや住民らが協力し合い、管理を続けています。


◆環境教育

環境保全とリサイクルの大切さについて子どもたちの理解を深めるため、講義を行った後、家から持参した古紙を使ってリサイクルペーパづくりを行いました。23名の子どもたちが参加し、古紙から新しい紙を作る過程を学びました。

マドゥラ島スメネプ県

◆マングローブ植林

2023年9月21日、マングローブ植林地でモニタリングと150本のマングローブの再植林を行いました。参加したのは、マレンガンダヤ第3小学校の児童と先生です。泥に足をとられながらも、子どもたちは協力しあいながら、植林活動を楽しんでいるようでした。

この場所には7月に500本のマングローブを植えており、前回植林した木々の長さの計測も合わせて行いました。子どもたちはマングローブが無事に生長している様子を見て、とても嬉しそうにしていました。

2023年

12月

29日

Greeting Cardが届きました!

それぞれが書いたグリーティングを持って記念撮影(ウズベキスタン)
それぞれが書いたグリーティングを持って記念撮影(ウズベキスタン)

 年末年始に合わせて、今年も各国からグリーティングカードが届きました。グリーティングカードは「子供の森」計画に支援していただいている方々に、子どもたちが日ごろの感謝の気持ちを込めて書いたカードです。色鮮やかで自然豊かな絵が多く、子どもたちが自然を愛する心を育んていることが伝わります。

 来年このカードを受け取ってみたい!という方は、こちらをご覧ください。

Bangladesh ~バングラデシュ~

Myanmar ~ミャンマー~

North India ~北インド~

South India ~南インド~

Cambodia ~カンボジア~

Indonesia~インドネシア~

Papua New Guinea ~パプアニューギニア~

Mongolia ~モンゴル~

Malaysia ~マレーシア~

Fiji ~フィジー~

Philippines ~フィリピン~

Sri Lanka ~スリランカ~

Thailand ~タイ~

Uzbekistan ~ウズベキスタン~

2023年

12月

11日

インドネシアから「子供の森」親善大使が来日しました!

11月20日~29日、インドネシアから「子供の森」計画(以下、CFP)に参加する子どもたちとスタッフの代表が来日し、福岡、佐賀、山梨、東京を訪問しました。一行は、海岸林の保全に取り組む学校を訪れ、互いに活動報告を行ったり、オイスカが企業や行政などと協働して取り組む森づくりの現場の視察や、その森で採取したハーブの蒸留体験などを通じて、日本の森の問題やその課題解決に向けた取り組みについて学びを深めました。

 子どもたちを引率したコーディネーターらにとっても多くの学びと気付きを得る機会となり、今後の活動に今回の学びが生かされ、CFPがさらに充実した活動となり広がっていくことが期待されます。

学校交流
学校交流
福岡県東峰村での植樹体験
福岡県東峰村での植樹体験
山梨県早川町での森林整備体験
山梨県早川町での森林整備体験
虹の松原での保全活動
虹の松原での保全活動
支援企業での活動報告
支援企業での活動報告
森の恵みを学ぶハーブの蒸留体験
森の恵みを学ぶハーブの蒸留体験

子どもたちの感想・インタビュー

ラカくん(12歳・ダスック第一中学校)
ラカくん(12歳・ダスック第一中学校)

・日本で学んだことはなんですか。

  森は災害を防いでくれるし、人形や食べ物などさまざまなものの材料をくれるので、人間にとってとても有益な存在だということが分かりました。日本の環境はとてもきれいで、人々も清潔さを保っていることを知りました。

 

・このプログラムで一番心にのこったことはなんですか。

・日本人の前で報告したり、ダンスを披露することができ、マドゥラ島スメネプの文化を紹介できたこと

・食べものや乗り物、お風呂などこれまで体験したことの無い経験がたくさんできたこと

・これから「子供の森」計画(CFP)の活動で何をやりたいですか。

学校では、友達や先生と一緒に環境ポスターを作ったりして、森の大切さについて伝えます。また、ソーシャルメディアでも環境メッセージのコンテンツを作っていきたいと思います。ペットボトルのリサイクル活動をします。ペットボトルのキャップでお土産を作ったり、鳥の形をしたおもちゃを作ったりします。 身近なものからハーブの製品を作ったり薬を作ったりします。

インタンさん(11歳・グパン第一小学校)
インタンさん(11歳・グパン第一小学校)

・日本で学んだことはなんですか。

  松原など、森の大切さについて学びました。松原は、強い風や砂などの自然災害から町を守ってくれる役割があります。松の木は養分が多すぎるとよくないため、(落ちた松葉をかき集めて清掃し)、きれいに保つ必要があります。  水は人々にとって非常に重要であることも学びました。水は山から川へと流れていきます。川から流れた水は人々の家に運ばれます。日本では水は透き通っていて、きれいで、直接蛇口から飲むことができます。

・このプログラムで一番心にのこったことはなんですか。

 すべての子どもたちが日本に行くチャンスがあるわけではない中で、このチャンスをもらえて本当にうれしく思います。活動にもスムーズに、うまく参加できてよかったです。日本の子どもたちからたくさんのことを学ぶことができました。 一緒に遊べたこともよかったです。 日本が、とても大好きです。

・これから「子供の森」計画(CFP)の活動で何をやりたいですか。

 日本で得ることができた知識を学校の友だちに教えます。環境を守ることや、ごみをポイ捨てしないことなどを、活動報告やSNSを通じて伝えていきたいです。

アルファくん(16歳・スカブミ市第一高校)
アルファくん(16歳・スカブミ市第一高校)

・日本で学んだことはなんですか。

 日本の文化そのものについて多くのことを学びました。日本人の規律正しさにはとても驚かされました。自然や環境については、1本の木が漢方薬や食品、飲料などさまざまなものに利用できるということを学びました。

 日本のきれいな環境を見て、ふるさとの環境をきれいに変えたいという思いが強くなりました。日本に来て、期待以上に多くのことを学ぶことができました。

・このプログラムで一番心にのこったことはなんですか。

 特に、僕たちがいろいろな場所でプレゼンテーションをするのに苦労したときには、たくさんの感動がありました。 多くの人たちに会いましたが、彼らは本当にフレンドリーでした。 彼らの優しさやフレンドリーな態度が心地よかったです。

・これから「子供の森」計画(CFP)の活動で何をやりたいですか。

 森とごみの管理、この2つのことに力を入れたいです。森については、(学校の森から)葉っぱを利用して色や香りを抽出したり、薬用植物をもっと育てたり、植物から工芸品や、食品、飲料などをつくってみたいです。ごみについては、インドネシアの廃棄物処理には、有機物、無機物、紙の3種類しかありません。 私の学校では、ガラス瓶、ペットボトル、缶、紙、生ゴミに分別します。

2023年

10月

16日

タイから「子供の森」親善大使が来日しました!

9月20日から9月28日までの9日間、タイ・チェンライ県にて「子供の森」計画に参加する子どもたちの代表とスタッフを子ども親善大使として日本に招聘。東京・岐阜・愛知で交流事業を行いました。親善大使は、現地での活動を支援していただいている企業を訪問して、現地の環境課題や、その解決のために取り組む植林活動などについての報告を行ったほか、小学校や森林学習センターなどを訪問。各地で交流を育みながら、日本の環境保全の取り組み(ゴミの分別や森林保全など)についても学びを深めました。親善大使たちは、今後のふるさとの活動についても高いモチベーションを持って帰国したようです。今後の小さなリーダーたちの活躍にも期待が高まります。

来日した親善大使とスタッフ

ニーム(11歳/バンサンクラン小学校)

テン(11歳/バンパングオーイ学校)

ウィン(12歳/パボンタオガンジャン小学校)


      エーク(スタッフ)

       デン(スタッフ)


活動紹介

みよし市長表敬訪問
みよし市長表敬訪問
三吉小学校での交流
三吉小学校での交流
ぎふ木遊館
ぎふ木遊館
岐阜県での活動報告会
岐阜県での活動報告会
支援企業での活動報告
支援企業での活動報告
morinosでの森林観察
morinosでの森林観察

子どもたちの感想・今後の意気込み

ニーム
ニーム

「このプログラムで木と森の管理、環境のことについて勉強することができました。日本の森に行き豊かな森を見ることができたことも心に残っています。タイに戻ったらみんなと一緒にたくさん植林をして、豊かな森をつくるために環境を守ようみんなに伝えたいです。破壊された森を再生できるようにみんなが一緒に環境のことを守るようになってほしいです。」

ウィン
ウィン

「このプログラムに参加できて楽しかったです。森の散歩が気持ちよく、日本の森にはいろいろな木がありました。学校はどこもきれいでみんな親切でした。タイに戻ってからは木の管理、ゴミの分別、森を守る大切さ、時間や規則を守ることを周りの人に伝えたいです。これから僕の学校でたくさん森をつくり、タイのみんなのために森を守りたいです。」

テン
テン

「森についていい勉強になりました。森は私たちに休む場所をくれることがわかりました。森の中で動物や川を見ることができてとても楽しかったです。いろいろな動物が生きるために、森を守らなければならないことがわかりました。ふるさとに戻ってから学校の後輩や先輩にもゴミを分別することを教えたいです。そして学校でたくさん植林をしたいです。」

2023年

9月

30日

2023.09 学校レポート in モンゴル

 モンゴル北部オルホン県バヤンウンドル村にある16番小学校は、日本政府の草の根支援により、2017年に新設された学校です。2022年9月に新たに「子供の森」計画に参加。初めての活動では、熟した果実をそのままやジュースで味わうことのできるバードチェリーを植林しました。バードチェリーは果実を乾燥させると、パイやチーズケーキのフィリング、ゼリーにも使うことができるため、非常に汎用性の高いものとなっています。まだ活動が始まったばかりですが、今後は、環境保全についての講義や、樹木の手入れ方法などの実践指導などを行い、少しずつ活動の幅を広げていきたいと考えています。校長であるソルモン先生は「子どもたちがメインである植林プロジェクトを行ったのは初めてでした。子どもたちだけでなく、私たち教員もオイスカのスタッフから植林、管理方法、環境保全について学んでいます。今後もオイスカと協働していきたいです」と期待に満ちたコメントを寄せてくれました。

第16小学校/Primary school #16

  • 所在地 Bayanbulag BAG, Bayan-Undur soum, Orhon province
  • 生徒数 724名
  • 活動開始年 2022年

2023年

9月

30日

2023.09 子どもたちからのメッセージ from モンゴル

サエンバエンノー(こんにちは)!

 わたしは第15番学校7年生のアヌダリです。これまで環境保全活動に参加したことはありませんでしたが、「子供の森」計画を通して、植林やごみ拾いをしたり、日本の子どもたちとオンラインで交流するチャンスをもらうことができました。環境についてだけでなく、自分の意見を正しく伝える方法や、友達の話を聞くことの大切さなど、多くのことを学びました。

 プロジェクトが始まるまでは、私たちの学校には木がありませんでした。しかし、今ではたくさんの木が植えられています。まだ植えられる場所がたくさんあるので、これからも植林を頑張りたいです。また、学校環境をよくするために、ごみ拾いや掃除も頑張っていますが、外からごみが風に飛ばされてくるので困っています。こうした問題が解決できるように、これからも自分たちが植えた木を大切に守り、下級生たちにも環境について教えていきたいと思います。

オンラインで日本の子どもたちと一緒に身近な環境について考えるワークショップをしました
オンラインで日本の子どもたちと一緒に身近な環境について考えるワークショップをしました

2023年

9月

30日

2023.09 学校レポート in フィリピン

グリーンウェーブ活動を行っている様子
グリーンウェーブ活動を行っている様子

ケソン州にあり、植林活動や海岸清掃、リサイクル活動に取り組むルトゥカン セントラル学校。生物多様性の日を記念したグリーンウェイブプログラムでは、キャンパスにナラの木を植えました。ナラの木は丈夫で強いことに加え、フィリピン人の不屈の精神を象徴しているとも言われ、国を代表する木です。今後は、キャンパスだけではなく、学校の近隣や地域に対する植林・海岸の清掃活動を行うことを計画しています。子どもたちも環境に関心を持ち始めており、学校のクリスティーン先生も「植樹活動を通して、環境に貢献できることをうれしく思います。将来的に木々が大きく生長して美しい環境をつくってくれるように、これからも頑張ります」とコメントしてくれました。これからも環境を守り、次世代へつないでいくために活動を継続していきます。

ルトゥカン セントラル学校/LUTUCAN CENTRAL SCHOOL

  • 生徒数 1263名
  • 所在地 BRGY. LUTUCAN MALABAG, SARIAYA, QUEZON
  • 活動開始年

2023年

9月

30日

2023.09 学校レポート1 in インド

学校で行われた植林活動
学校で行われた植林活動

植林により涼しい学校環境を

 インド北部ハリヤナ州のグルガオンにあるギャン・デヴィ学校は、住宅街に位置しています。緑豊かなキャンパスでは、環境を守るためのルールとして、プラスチックは使用しないことになっています。教員や運営委員会がとても協力的で、「子供の森」計画の全ての活動に積極的に参加してくれています。2022年度には、学校の土壌に合った陰樹としてアショカ、ニーム、ピパル、またマンゴーなどの果樹も植えました。校長であるニーナ・ヤダウ先生は「2005年から定期的に行われている植林活動により、学校とその周辺は、周囲より涼しく、過ごしやすくなっています」と誇らしげに語ってくれました。今後は環境と生態系の保全に対する人々の意識をより一層高めることを目標に、さらに活動を強化していく予定です。

環境をテーマにした子どもたちの作品の展覧会のようす
環境をテーマにした子どもたちの作品の展覧会のようす

ギャン・デヴィ学校/Gyan Devi Sr. Sec. School

  • 所在地 Sector – 17 A, Gurgaon State of Haryana
  • 生徒数 120名
  • 活動開始年 2005年

2023年

9月

01日

メットライフ生命 支援プロジェクト開始

20237月下旬、本プロジェクトが開始したことを記念する植樹活動を3つのサイトでそれぞれ実施。活動前には、プロジェクトに対する学校や地域の理解を深めるため、コーディネーターが各学校を回って説明を重ね、苗木や道具の準備や植林地の整備を、当日を迎えることができました。

スカブミ県・チチェメト小学校

7月29日、スカブミ県ハリムン・サラク山国立公園内の植林地で行った植樹には、チチェメト小学校の児童36名のほか、村の代表や青年グループ、役場の職員など、計56名が参加。オイスカのコーディネーターより正しい苗木の植え方について説明を行ったあと、シナモンの苗木100本を植えました。なお乾期中の活動だったこともあり、ペットボトルを使った灌水(水やり)の仕組みを導入し、苗木が枯れないように工夫を行いました。

大きく育った雑草を刈っていく
大きく育った雑草を刈っていく
5年生と6年生が参加
5年生と6年生が参加
草を刈り、土地をならして整地作業を行った
草を刈り、土地をならして整地作業を行った
ペットボトルを使った水やりの仕組み
ペットボトルを使った水やりの仕組み

ジョグジャカルタ・スレマン県チャンクリンガン郡

7月27日、ジョグジャカルタ・スレマン県では、ムラピ山の噴火による被害を受けたバカラン集落での植林を実施。8つの学校から61人の生徒と16名が参加したほか、スレマン県環境事務所、役場の職員、地域住民など、合計104名が集まりました。

植林前に開かれた式典では、植林の意義について改めてオイスカのコーディネーターより説明が行われたほか、環境事務所の職員や役場の職員が挨拶をし、プロジェクトが実現したことへの感謝の言葉が述べられました。

植林では、子どもたちや地域の恵みとなるよう、サトウヤシ、マンゴスチン、グアバ、アボカドをそれぞれ25本、合計100本植えました。

植林前に行った式典
植林前に行った式典
ブロンガン バル小学校の児童による植樹
ブロンガン バル小学校の児童による植樹
ウンブロハルジョ第2小学校の児童と教員たち
ウンブロハルジョ第2小学校の児童と教員たち
地域住民も参加
地域住民も参加

マドゥラ島スメネプ県(マングローブ植林)

7月27日、マドゥラ島スメネプ県カランガニアル村では、「国際マングローブデ―(7月26日」を記念し、第一回のマングローブの植林を実施。周辺の6つの学校の児童生徒のほか、スメネプ環境事務所の代表、カランガニアル村の村長や職員、地域住民など81名が参加しました。

当日は、村長の挨拶から始まり、スメネプ環境事務所の代表がマングローブ林の重要性についてメッセージを述べた後、参加者全員によってヤエヤマヒルギの胎生種子(※親木についたままの状態で発芽した種子)を500本植樹しました。

竹の支柱に、胎生種子を固定して準備する生徒たち
竹の支柱に、胎生種子を固定して準備する生徒たち
泥に足をとられながらも、協力して植樹
泥に足をとられながらも、協力して植樹

今後も対象地である3つのサイトにおいて植林した苗木の管理を行いながら、2023年年末にかけて植林活動や環境教育を実施する予定です。

2023年

8月

01日

2023.08 子どもからのメッセージfrom インド

アヌさん(サビトリ バイ プーレ バリカ インター カレッジ)
アヌさん(サビトリ バイ プーレ バリカ インター カレッジ)

ナマステ(こんにちは)!

 私はインド北部ウッタルプラデシュ州グレーターノイダに住む10年生のアヌです。私は自然から、人生について多くの学びを得ることができました。例えば木や植物は、見返りを求めない愛を教えてくれます。私の地域では、自然のあらゆる部分が神聖であり、有用な種だけでなく、時には危害を受ける危険があるような種(ヘビなど)も崇拝します。朝日を拝むだけでなく、夕日を拝むこともあります。私たちにとって、自然の一つひとつ植物もそのすべてが等しく重要だと思います。

 千里の道も一歩からということわざの通りに、私は「子供の森」計画で学んだことを活かして、自分や家族の習慣に小さな変化を起こしました。プラスチック製の買い物袋を麻袋に替える、家の敷地内に小さな庭をつくる、ペットボトルを再利用するなどです。また、学校での植林活動や、環境をテーマにしたディベートや詩のコンテストにも積極的に参加しています。

鳥を守るために巣箱をつくりました
鳥を守るために巣箱をつくりました

2023年

7月

31日

2023.07 子どもたちからのメッセージ2 from タイ

サンカウィタヤーコム学校1年生のウィンくん・7歳
サンカウィタヤーコム学校1年生のウィンくん・7歳

サワディカー(こんにちは)!

 ぼくはスリン県の学校に通う小学1年生のウィンです。ぼくの身の回りには、木、田んぼ、森などの自然がありますが、「子供の森」計画に参加することで、初めて自然を守る活動に参加しました。活動のなかでは、いとこと一緒に水やりをするのが一番楽しいです。これからも植えた木が大きくなるようにお世話をがんばりたいです。たくさんの木を植えて森を育てていきたいと思います。

2023年

7月

31日

2023.07 学校レポート1 in ミャンマー

今年度から始めた学校菜園。みんなで葉野菜を育てました。
今年度から始めた学校菜園。みんなで葉野菜を育てました。

新しく学校菜園にも挑戦

 マンダレー地域ピョーボエ郡にあるこの学校では、教員や保護者、村長の「学校を緑にしたい」という気持ちから19年に「子供の森」計画に仲間入りしました。22年度は学校菜園の活動を始めたほか、マンゴー、ジャカランダ、ニームなど150本の苗木を植樹。熱心に管理を続けており、乾燥地にもかかわらず、約90%の木が枯れずに育っています。11年生のアウンさんは、「木を植える活動も野菜づくりも実際にやってみると楽しくて好きになりました。管理を続けたことで、野菜も大きく育って嬉しいです」と笑顔を見せ、今後さらに活動を頑張りたいと意気込みを語ってくれました。

学校菜園にて。水やりなどの管理も交代で行う
学校菜園にて。水やりなどの管理も交代で行う
2019年に植えた木がこんなに大きくなりました!
2019年に植えた木がこんなに大きくなりました!

テインデル高校/Thein Del Sub High School

  • 活動開始年 2019年
  • 生徒数 365名
  • 所在地 Thein Del Village,Pyaw Bwe Township, Mandalay

2023年

7月

31日

2023.07 学校レポート2 in タイ

真ん中の男の子はタウィン・プラコーンディーくん。木が大きくなるのを見て嬉しくなりました!とコメントしてくれました。
真ん中の男の子はタウィン・プラコーンディーくん。木が大きくなるのを見て嬉しくなりました!とコメントしてくれました。

豊かな森を目指し管理を継続

 タイ東北部スリン県にあるバーンノーントーン学校は幼稚園から小学校までの教育を実施しています。学校は村に入る道の前にあり、近くにノーントーン寺があり、そして広いサトウキビやキャッサバの畑があります。この学校では、サッカーグラウンドの周りや校舎の側など3か所で「子供の森」計画の植林を行ってきました。植林地の管理も継続しており、土壌が悪かった場所でも木が生長しています。

 2022年度には植林や木々の管理、環境教育を行いました。木材になる樹種と果樹を一緒に植えて、さまざまな恵みをもたらす森をつくりたい、という学校の意向に沿い、フタバガキ科のヤーンナーや、果樹であるマンゴーやジャックフルーツなどを植えました。学校が掲げている次の目標は、植林地をしっかり管理して学校の森にすること、そして、森の恵みを活かした暮らしについて伝えていくことです。

 担当のウッティポン・タウィーポン先生は、「植林地の管理作業に参加する生徒たちは植林地が森の姿へと少しずつ変わっていく様子を見ながら、水やり、施肥、補植等の作業に取り組んでいます。森が空気をきれいにすることを実感したことと、バンコクなど都会では大気汚染などが進み、人の暮らしに害が出るほど環境が悪くなっていることを知って、生徒たちが自分たちのふるさとの森を守って環境を改善しなければという思いを強くしているようです」と話をしてくれました。

バーンノーントーン学校/Bannonthong School

  • 所在地 Bannonthong School Moo.7 Koktakian wittaya Sub-District, Kapcherng District, Surin Province
  • 生徒数 135名
  • 活動開始年 2017年

2023年

7月

31日

2023.07 子どもたちからのメッセージ1 from タイ

ワットラムッド学校6年生のウィンくん・12歳
ワットラムッド学校6年生のウィンくん・12歳

サワディカー(こんにちは)!

 僕はアユタヤにあるワットラムッド学校のウィンです。木を植えるときは友だちと力を合わせるので、友だちと仲が良くなり、楽しかったです。植えた木は大きかったですが、自分の手で運んで植えられて嬉しかったです(※洪水の多いアユタヤでは、その対策として比較的大きな苗木を植樹)。僕たちが自然を守らなければ、人間を含めた生き物たちが生きづらくなります。そうならないためにも、僕は学校や村の緑の面積がもっと広くなってほしいです。友だちやほかの村の人たちを誘って木を植えていきます。

2023年

7月

31日

2023.07 学校レポート1 in タイ

植林したあとも生徒たちが木の管理を続けています。
植林したあとも生徒たちが木の管理を続けています。

有機農業を学校の外へも広げたい

 アユタヤに位置するタコ―ドーンヤーナーン学校は、入り口の前に田んぼが広がっており、田舎特有の落ち着いた雰囲気が感じられます。複数の村から子どもたちが集まる中規模の学校で、近隣住民の方々も明るく友好的です。この学校は「子供の森」計画に対して非常に協力的で、生徒たちが積極的に取り組んでいます。活動初年度である2022年は、植林に加え、有機農業の実習と環境教育活動を行いました。植林したのは、木材として使われるチークやマホガニー、果実を食べられるマンゴーやジャックフルーツなどです。 複数の樹種を植え、豊かな生態系を育むことをねらっています。次年度は、環境にも人にもやさしい有機野菜の栽培を継続し、学校を越えて村にまで有機野菜の栽培が広がるように実施していきたいと考えています。

 

 活動を担当する先生は、『以前より学校がきれいになりました。植えた木を生徒たちがしっかり管理しており、植林や環境教育を通じて、生徒たちが森などの天然資源や環境保全に意識を向けるようになりました。さらに、生徒たちの責任感が強くなったと感じます。「子供の森」計画をきっかけとして、子どもたちには環境保全だけでなく社会貢献ができる人に成長していってほしいです。今後も学校は生徒たちの意識の向上やボランティア精神を育てるための教育活動をおこなっていきます』と意気込みを語ってくれました。

・生徒からのメッセージ

メッセージをくれたヤーダーさん(13歳)
メッセージをくれたヤーダーさん(13歳)

 活動に参加できてうれしかったです。木を植えたことで学校の環境がよくなりました。今も植えた木の世話をしています。木も順調に育っています。また化学肥料を使わないで野菜を育てる方法についても勉強し、野菜を収穫することもできました!

タコ―ドーンヤーナーン学校/Takodonyanang School

  • 所在地 Takodonyanang School Moo.2 Donyanang Sub-District, Pashee District, Phranakornsri ayuttaya Province 13140
  • 活動開始年 2022年
  • 生徒数 256名

2023年

7月

31日

2023.07 子どもたちからのメッセージ from スリランカ

シトゥンくん・14歳
シトゥンくん・14歳

 アーユーボーワン(こんにちは!)

 僕は、クルネーガラ県にあるクルナワ学校9年生のシトゥンです。「子供の森」計画では、オイスカのスタッフや先生、友だち、地域の人などいろいろな人と一緒に活動できる点が気に入っています。自分の考えをほかの人と比較することができ、多くのことを学ぶこともできるからです。休校期間が延びてしまったり、想定していた時期に雨が降らなかったりと、いくつか問題もありましたが、自然は親の次に僕たちを守ってくれている存在ですから、責任をもって守らなければならないと思い、活動に参加しています。

 またオイスカと一緒に学校で野菜づくりの活動を始めてから、自分の家でも野菜を育てています。実は以前にも植えたことがありますが、あまりうまくいきませんでした。今回はオイスカからよく説明を受けて、その通り家でもやって

みました。とてもよく育っています。こうしたチャンスをもらえたことに、とても感謝しています。 

2023年

7月

31日

2023.07 子どもたちからのメッセージ4 from タイ

バーンノーンクンノイ学校のテームくん・10歳
バーンノーンクンノイ学校のテームくん・10歳

サワディーカー(こんにちは)!

 ぼくはコンケン県のバーンノーンクンノイ学校のテームです。「子供の森」計画の活動に参加する前は、ゴミ拾いに参加したことはありましたが、植林はしたことがありませんでした。今回活動に参加してみて、友だちと一緒に植林するのが一番楽しかったです。また、木が大きく育っている場所では、聞いたことがない動物の声が聞けてうれしかったです。学校の森がずっとこれからも残ってほしいので、木が切られないように守っていきたいです。

2023年

7月

31日

2023.07 学校レポート4 in タイ

数年前に植林した場所では、立派な森ができました
数年前に植林した場所では、立派な森ができました

森を守る大人になってほしい

 ポン学校はコンケン県ポン郡の中心部に位置する中高一貫校教育で、6.4 haの面積を持つ規模の大きな学校です。5棟の校舎とサッカーグラウンド、大きな池があり、植林地も0.96 haあります。2022年は主に植林活動を行いました。木材として活用されるチークや樹脂の取れるヤーンナー、コーヒーなど、合計500本の植林を行いました。植林前の指導、植林地の準備、植林、管理作業などすべての過程に生徒たちを巻き込んで実施しています。「子供の森」計画担当のピライポーン・ルアンルー先生は、「木が増えて学校に森ができたことが一番の変化です。また生徒たちは喜んで活動に参加しているので、植林や環境に対する生徒たちの気持ちがよい方向に向かっていると感じています。今後も、生徒たちが責任をもって植えた木を管理するよう声かけを続けます。森を守る大人に成長していってほしいです。」と語ってくれました。

ポン学校/Pol School

  • 所在地 Pol School, Pol District, Khonkaen Province
  • 生徒数 1,560名
  • 活動開始年 2017年

2023年

7月

31日

2023.07 子どもたちからのメッセージ3 from タイ

バーンバーンオイ学校のアピチャイさん・9歳
バーンバーンオイ学校のアピチャイさん・9歳

サワディカー(こんにちは)!

 私はチェンライ県にあるバーンパーンオイ学校3 年生のトリーティタヤーです。「子供の森」計画に参加していちばん楽しかったことは、木を植えたことです。オイスカのスタッフに教えてもらいながら、友だちと一緒に100本の苗木を植えました。準備やお世話が大変なこともありますが、「自分の木」ができて誇りに思いますし、新しいことが勉強できたこともうれしかったです。

 私たちの村の近くでは、森が伐採されて畑になったり、はげ山になっているところが多くあります。活動の中では、山火事や煙の問題についても教えてもらい、山火事を防ぐための方法を勉強することもできました。これから、もっと学校や地域が木でいっぱいになってほしいです。きれいな花が咲いて、動物たちがすめるような豊かな森ができるように、みんなと一緒にたくさんの木を植えて、化学肥料や農薬を使わずに植物を育てて環境を守っていきたいです。

2023年

7月

31日

2023.07 学校レポート3 in タイ

森づくりの最初の一歩

 タイ北部チェンライ県にあるバーンターメーウ学校は人里離れた場所にある学校で、道が悪く電気もまだ通っていません。ラーフーという山岳民族が住んでおり、農業で生計を立てていますが、生活に窮する家庭が多くあります。村の水源林や学校の近くにある森が伐採され農地にされたり、はげ山になったりしているところが多いため、「子供の森」計画の活動を通して、子どもたちに木の大切さや森林保全の必要性を伝えることを目指しています。

 2022年度には、学校で食べられる果物が実るように、マレーアップル、ランブータン、アボカド、ブルーベリーなどの果樹を中心に100本の苗木を植えました。次の目標は、植林活動のほか環境保全の一環として有機農業、堆肥づくり、ゴミの処理やリサイクル、堰の設置(水の流れを管理するため)などを実施することです。

プアングマーライくん
プアングマーライくん

小学4年生のプッティポン・プアングマーライくんは、「木を植えて大きくなっていく木が見られてうれしかったです。いろいろな木の種類を知ることができました。家の材料になる木、薬になる木など、木がさまざまな役に立つことが分かりました。僕が大人になったらたくさんの木を植えたいです。お父さんやお母さんに木を切らないで大事にするように言いたいと思います。」とコメントしてくれました。



バーンメーターメーウ学校/Banmaetamaew School

  • 所在地 Banmaetamaew School Moo.4 Jediluang Sub-District, Maesuai District, Chiangrai Province
  • 生徒数 29名
  • 活動開始年 2022年

2023年

7月

26日

2023.07 子どもたちからのメッセージ from パプアニューギニア

タブタブル小学校のジェームスくん・10歳
タブタブル小学校のジェームスくん・10歳

アピヌン(こんにちは)!

 こんにちは、僕は東ニューブリテン州にあるタブタブル小学校 2年生です。友だちにはジェームスと呼ばれています。普段は歩いて通学していますが、ときどきバスを使うこともあります。家族は農業をしているので、僕もよく手伝いをしています。 自分の親しみのある場所に木を植えるのが好きなので、「子供の森」計画の活動にはいつも楽しく参加しています。将来木が大きくなったら涼しい木陰ができたり、木材としていろいろなことに使うこともできて、村の人たちを助けることができると思います。だから一生懸命、友だちと一緒に植林をしました。2022年は雨の降 らない時期がとても長くて、苗木に水やりをするのも大変でした。それでも植えた木が枯れてしまわないように、管理を大切に続けています。未来でもたくさんの人が幸せに暮らせるように、自分のふるさとの環境が少しずつでもよい方に変わってほしいと思っています。

植林に使う苗を持ちながら楽しく遊んでいるようす
植林に使う苗を持ちながら楽しく遊んでいるようす

2023年

7月

26日

2023.07 学校レポート from パプアニューギニア

子どもたちが楽しんで活動

   この学校は、子どもたちに環境を守る意識を持ってほしいという思いから、2022年に「子供の森」計画に参加しました。22年度は、将来的に木材として活用することができるマホガニーを中心に植林しましたが、子どもたちは、木の種類による違いを勉強できたこともおもしろかったようです。 学校の施設整備のため、育った木々を木材として利用することを期待している先生たちも多くいますが、必要に応じて木を切った際には再び植えるというサイクルを大切にするように伝えています。今後は、さまざまな種類の苗木の植林に加えて、学校菜園にも挑戦する予定です。

聖テレジア小学校/St Theresia Elementary School

  • 生徒数 85名
  • 活動開始年 2022年
  • 所在地 Gunanur, Kokopo, Papua New Guinea 

2023年

7月

02日

2023.07 学校レポート1 in インドネシア

学校で行われた植林活動
学校で行われた植林活動

他校の見本となるモデルスクールに

 東ジャワ州マドゥラ島にある同校は、生徒も教員もみな「子供の森」計画に積極的で、多くの学校から視察に訪れるモデル学校です。2022年度は、マダガスカルアーモンドなどを植栽したほか、学校菜園での野菜づくりを進めました。オイスカからの支援を受けて長年待ちわびていた雨水貯

蔵設備の設置も行い、乾期でも苗木や野菜への水やりに困らなくなりました。担当の先生は、「オイスカの皆さんは、生徒たちが学校内外で環境保全に積極的に取り組めるよう、献身的に働きかけてくれています。環境保全を文化にできるように頑張ります」と意気込みを語ってくれました。

学校菜園での活動

バトゥアン第一高校/SMA NEGERI 1 BATUAN SUMENEP

  • 活動開始年 2018年
  • 生徒数 240名
  • 所在地 Jalan Raya Lenteng Batuan, Sumenep, Madura, East Java 

2023年

7月

01日

2023.07 子どもからのメッセ―ジ from マレーシア

カカックさん(12歳)バトゥ・ティニンカン小学校
カカックさん(12歳)バトゥ・ティニンカン小学校

サラマットゥンガハリ

(こんにちは)!

 私はサバ州テノムにあるバトゥティニンカン小学校6年生のヌル ハリシャです。友だちにはカカッと呼ばれています。「子供の森」計画の活動では、自分の木を植えることができ、さらに日本の人たちと知り合って一緒に植樹や文化の交流をすることができるので、とてもうれしいです。以前に日本の人たちと植えた木はもう大きくなって、サワーソップは実をつけるようになりました。パンデミックによって長くこうした交流もできませんでしたが、2022年に久しぶりに日本からお客さんが来てくれました。とても楽しかったです。

 「子供の森」計画に参加する前にも、お母さんと一緒に家の庭で華を育てたり、畑をつくって野菜を育てたこともあるので、活動自体に難しいことはありません。私のような学生が自然を好きになることで、たくさんのよい効果があると思います。この活動がマレーシアの多くの学校に広がったらいいなと思います。

2023年

7月

01日

2023.07 子どもたちからのメッセージ1 from フィリピン

チェスカさん(カルンパング小学校)
チェスカさん(カルンパング小学校)

マガンダンハポン(こんにちは)!

 私はケソン州タヤバス市にあるカルンパン小学校6年生のマリアです。学校では、友だちと一緒に清掃活動や緑化活動に取り組んでいます。最近は、地域の人たちと一

緒に道沿いのごみ拾いをしました。単純な作業ですが、時間をかけた分、自分が環境に貢献したことが実感できて嬉しくなります。また、使い捨てのプラスチックを使わないようにしたり、ごみを分別したりと、環境に役立つようなことも心がけています。でもこうした私たちの活動を、ただ見ているだけの人も多く、手伝うどころかごみをさらに捨てたりして邪魔してくる人もいて悲しくなります。また一日の活動時間が限られていて、十分な作業をできないこともあります。大変なことも多いですし、未来がどうなるかは分かりませんが、ただ、いつかふるさとの未来の環境が、今の環境よりも良くなることを信じています。

 シンプルなことでも行動をすることが、美しくて安全な環境を守るためにできる最善の方法だと思います。これからも、自分にできる活動を続けていきます。

2023年

7月

01日

2023.07 学校レポート in マレーシア

知識を蓄え学校緑化を目指す

 サバ州テノムに位置するこの学校は、「子供の森」計画の活動にも協力的で、学校の環境をよくするためにと主体的に活動を行っています。2022年は果樹を中心とした植林を実施。土地に適している樹種や、土砂崩れの防止に効果的な樹種を中心に、マンゴー、マンゴスチン、現地のフルーツであるドゥコンなどを植えました。今後は、野菜栽培なども行っていきたいと考えています。「子供の森」計画担当の学校の先生は、「以前は、環境に関する基本的な知識が不足していました。学校で「子供の森」計画が始まり、学校周辺に果樹を植え、子どもたちと一緒に植えた木の手入れをすることができ、学校が美しくなるのを感じています」とコメントしてくれました。

バトゥ・ティニンカン小学校/Primary School Batu Tiningkang

  • 活動開始年 2008年
  • 児童数 237名
  • 所在地 WDT 12, 89908 Tenom, Sabah

2023年

7月

01日

2023.07 学校レポート in スリランカ

 環境保全活動で学校を盛り上げる

   この学校は、スリランカ北西部州のクルネガラ県に位置しており、学校の前には小さな湖があります。多くの地域住民は農業従事者です。以前は一度閉鎖が決定されるほど生徒数が減少していましたが、現校長の献身により、活気を取り戻しています。校長先生によると、「子供の森」計画への参加もこの学校の人気の理由のひとつとなっているそうです。

 2022年の植林活動では、マンゴー、グァバ、ザクロ、ネッリといった果樹を中心に植えました。ネッリとは、ビタミンCを多く含む栄養価の高いフルーツです。その他、学校菜園での野菜づくりも行いました。

 この学校で英語を担当しているサミタ先生は、「子どもたちは、教室内よりも教室の外で行うプログラムに関心があるのだと思います。また、このプログラムを通じて、木を植えるだけでなく、野菜づくりも行いました。子どもたちが教室の中だけでは学べない知識を深められていると感じています」とコメントしてくれました。

 また5年生のサンパスさんは、「木を植えたり、野菜を植えたりするのがとても好きです。おいしい野菜を収穫することができました。また、母にも勧められ、家でも小さな畑をつくり、サツマイモやシカクマメを植えました」と嬉しそうに語ってくれました。

ナルラ小学校/Nallura Primary School

2023年

7月

01日

2023.07 子どもからのメッセージ from フィジー

ナイスくん(13歳)マブア地区学校
ナイスくん(13歳)マブア地区学校

ブラ(こんにちは)!

 僕はマブア地区学 校8年生のラトゥ ナイサです。友だちからはナイスと呼ばれています。幼い頃から、お父さんによくオイスカの植林プログラムに連れて行ってもらい、村の人と一緒に植林をしていま した。大きくなった木々を見て、植林に参加した時のことを思い出しますし、自分の村の役に立った気がして誇らしく思います。今年も学校の中の植林だけでなく、村での植林にも参加しました。僕たちは新鮮な空気を木に頼っていますし、果樹は健康に役立つ果実を与えてくれます。たくさんの恵みをくれる木々や自然に本当に感謝をしています。  

 今年で僕は学校を卒業しますが、卒業した後も木の重要性について学んだことを忘れず、さらに環境についての勉強を続けていきたいです。そして学校や地域に恩返しができるよう に、引き続き植林活動などの環境保全に積極的に関わっていきたいと思っています。 

2023年

7月

01日

2023.07 学校レポート in インド

薬用樹を中心に植林

 南インドでは薬用樹、希少植物、固有植物、絶滅危惧植物の保護・植栽に力をいれており、この学校でも生徒にそれぞれの植物の種類や効能について教えた後、ビャクダン、ニーム、マンゴー等を植えました。ニームの木はインドでは古くから神様から授かった奇跡の木として大切にされ、葉、樹皮、枝、種子などほとんど全ての部位に薬効があるとされています。7年生のジェーバさんは、「薬用植物についての知識や、木々を守ることの価値を知ることができた」とコメントしてくれました。2015年から緑化を続けてきたことで、教員も子どもたちも学校が緑豊かになってきていると感じていますが、まだ緑化が必要な土地も多いため、今後も多くの植物を植えたいと意気込んでいます。

チンマヤ学校/CHINMAYA VIDYALAYA PALLAVUR

  • 所在地 PALLAVUR, PALAKKAD, KERALA
  • 生徒数 1085名
  • 活動開始年 2015年

2023年

7月

01日

2023.07 学校レポート in フィジー

地域の方と一緒に植林活動に取り組みました。
地域の方と一緒に植林活動に取り組みました。

収穫も順調です!

 古くから活動を継続している同校では、過去に植えたアボカドやレモンなどの果樹が実を付けるようになりました。収穫した果実は、子どもたちだけでなく、周辺の地域住民にも分けられ、地域の財産となっています。こうした成果を実感できることで、地元の人々や子どもたちの植林に対する意欲もさらに高まっているようです。2022年度は学校以外でも、保護者やユースグループと一緒に地域での植林にも取り組みました。今後は子どもたちが栄養価の高い食事をとれるように有機農業をさらに充実させ、収穫した野菜を給食にも活かしていきたいと考えています。


マブア地区学校/Mavua District School

  • 活動開始年 1994年
  • 生徒数 98
  • 所在地 Private Mail Bag Sigatoka

2023年

7月

01日

2023.07 子どもたちからのメッセージ2 from ミャンマー

シンターナー学校のオーンくん・7歳
シンターナー学校のオーンくん・7歳

ミンガラパー(こんにちは)! 

ぼくはシンターナ学校2年生のアウンです。ぼくにとっての自然は、大きな森があって、いろいろな動物がいる場所です。そこでは動物と人間は友だちで、お互いに助け合って暮らしています。例えば、人間が鳥たちに食べものや隠れる場所をあげるかわりに、鳥はぼくたちに素敵な歌声をプレゼントしてくれます。そのように皆がしあわせでなければいけないと思います。

 ぼくが「子供の森」計画の中で一番好きなのは、森林についての勉強です。知らない木や動物についてたくさん勉強することができるし、これからも友だちである動物たちについてもっと知りたいです。今は学校が閉まっているので、学校での活動ができなくて残念です。その代わり、村での植林活動に参加しました。村にたくさん木を植えることで、環境がよくなってほしいと思います。将来は村をよくするために、きちんとごみを処理するグループをつくりたいです。

2023年

7月

01日

2023.07 子どもたちからのメッセージ1 from ミャンマー

テインデル学校のヨ―ンさん・15歳
テインデル学校のヨ―ンさん・15歳

ミンガラパー(こんにちは)!

 私はテインデル学校のヨ―ンです。今は9年生で2019年から「子供の森」計画の活動に参加しています。友だちと一緒に木を植えたり、学校をきれいにするため、清掃活動も行ったりしました。3年間木を植えているので、もう木の植え方を難しいと感じることはありません。緑豊かな場所が好きなので学校に緑が増えてきてとてもよかったです。自分が育てた木が大きくなっていることを見るととてもうれしい気持ちになります。これからも学校がもっと緑に、もっときれいになるように、活動を頑張りたいです。

2023年

6月

30日

2023.06 子どもたちからのメッセージ2 from フィリピン

イスンボ小学校のジェイくん・11歳
イスンボ小学校のジェイくん・11歳

マガンダンハポン(こんにちは)!

 僕はパラワン島にあるイスンボ小学校のジェイです。僕たちは、神様が作った自然を守っていく必要があると思います。「子供の森」計画では、木や野菜を植える活動が楽しいです。僕の周りが自然でいっぱいになってほしいですし、野菜のような栄養のある食べ物をたくさん食べたいからです。友だちや先生、家族とも一緒に協力しながら活動しているので、特に困ることはありません。学校や地域のみんながルールを守り、助け合いながら発展してほしいです。そして、大人になったとき、僕もその一員として、社会に貢献していきたいです。

2023年

5月

31日

2023.06 子どもからのメッセージ1 from インドネシア

ケイシャさん(12歳)スカブミモデル小学校
ケイシャさん(12歳)スカブミモデル小学校

サラマッシアン(こんにちは)!

私は、西ジャワ州スカブミ県にあるスカブミモデル小学校6年生のケイシャです。家でもよく両親の手伝いで植木の水やりをしているのですが、「子供の森」計画では木々の役割や管理について学べるので、両親の役に立つこともできて、楽しく活動しています。植物によって手入れの方法が違うので勉強していておもしろいです。私は、「子供の森」計画を通して友だちと一緒に環境を守りたいという気持ちが強くなりました。みんなが環境に関心を持ち、教室や家をきれいにするよう心がけてほしいと思います。

学校菜園活動に取り組んでいる様子

2023年

5月

31日

2023.06 学校レポート in インドネシア

クラブ活動を通して

環境保全の輪を広げる

 西ジャワ州スカブミ県にあるこの学校ではYEC(Youth Environmental Club)というクラブ活動として環境に配慮した活動をしています。日本からの留学生がホームステイに訪れることも多く、土地はあまり大きくないですが、「子供の森」計画の活動のおかげで学校の周りは緑に囲まれています。2022年度には植林やリサイクル活動のほか、周囲の小中学校の活動にもサポート役として積極的に参加してくれました。学校内での緑化はすでに完了したため、植林活動では、周辺の道路沿いにマホガニーなどを植えました。今後もエコクラブのメンバーを中心にして、周辺の小中学校などに、これまで取り組んできた環境保全活動を紹介して、活動の輪をさらに広げていきたいと考えています。

 先生方は、「オイスカとともに活動を始めて、環境がよりきれいになり、小さな森や東屋ができたことはもちろんありがたいですが、さらに重要な成果として、生徒が普段から環境に配慮した行動をとるようになったことを嬉しく思います」とこれまでの活動の成果について語ってくれました。

活動予定について話し合うエコクラブのメンバーたち
活動予定について話し合うエコクラブのメンバーたち
チェメラン小学校の菜園活動のお手伝い
チェメラン小学校の菜園活動のお手伝い

CBMバロス小学校の植林活動をサポート
CBMバロス小学校の植林活動をサポート
チェメラン小学校のリサイクル工作をサポート
チェメラン小学校のリサイクル工作をサポート

道路沿いでの植林活動
道路沿いでの植林活動

スカブミ市第一高校/SMAN 1 Kota Sukabumi (YEC)

  • 活動開始年 2011年
  • 生徒数 1416名
  • 所在地 Jl. R.H. Didi Sukardi No. 124 Kecamatan CItamiang, Kota Sukabumi, West Java

2023年

5月

31日

2023.06 子どもからのメッセージ from カンボジア

ソフィークくん(13歳)仏教学校
ソフィークくん(13歳)仏教学校

チョムリアップスオ

(こんにちは)!

 私は仏教学校に通っているソフィークです。私は、仏法について学んでいます。両親が貧しい農家の出身で、学校に行くことができず、読み書きを学ぶために僧侶になりました。

 朝食前には必ずパゴダ(寺院)の小さな庭の花に水をやり、昨年は環境保護について学びました。僧侶になる前は、両親と一緒に果樹栽培をしていました。植え方を教えてもらい、自分で植えられるようになりました。

 環境保全活動に参加するのは今回が初めてなので、仲間と一緒に木を植えられてうれしいです。植林後も、他の僧侶と順番に水をやったり、草を抜いたりしています。植えた木が大きくなって木陰を作り、パゴダに涼しい空気と緑を与えてくれるようになってほしいです。

2023年

5月

31日

2023.06 学校レポート in カンボジア

先生も中心となって

学校を緑豊かな環境へ

 農業が盛んなトボンクムン県に位置するポン・トーク小学校。学校の南側には野菜や果物を売る小さな市場があり、西側には大きなパゴダ(寺院)があります。東側は、多くの農場(ゴム、バナナ、カシューナッツ)があり、緑豊かな景観が広がっています。校長や先生方の責任感が強く、地域からも愛されています。先生たちは自然が大好きで、学校内の環境も改善したいという思いが強く、「子供の森」計画の活動にも非常に協力的です。

 2022年度の植林活動で植えたのは、どのような土壌でもよく育ち、農業省によって植樹が推進されているケランジイや、手入れが簡単で生長の早いメンガなどです。今後は、子どもたちに野菜づくりを指導するための小さな菜園をつくることを計画しています。

 「昨年、オイスカ・カンボジアによる環境教育を通して植樹を指導してくれたおかげで、学校には多くの改善が見られました。植えた木はすべて、子どもたちの手によってよく育っています。毎週月曜日の集会で、子どもたちに木の世話と水やりをするように声かけを行っています」とウン・ソクチャ校長はいいます。「木は背が高くなり、緑が濃くなりました。また、子どもたちが授業前にゴミを拾ってゴミ箱に入れる姿もよく目にします。子どもたちは去年より確実に頑張ってくれています。」と続けてうれしそうに語ってくれました。

自分の木に水やりをするティンくんと友だち
自分の木に水やりをするティンくんと友だち

 ティン・ソチェンさん(12歳、6年生)は、木を植え、手入れをするのが好きだと言います。友だちと一緒に苗木への水やりや堆肥の散布をしています。 両親がカシューナッツやマンゴーの木を育てているので、両親から木の世話の仕方を学んだとのこと。彼は「木がもっと大きくなって、その木の下で遊んだり、自転車を置いたりできるようになってほしいです。先生方が授業の合間にいつも水やりの声かけをしてくれるので、お世話を忘れることなく木を育てることができています」とコメントしてくれました。

ポン・トーク小学校/Pong Toek Primary School

  • 活動開始年 2022年
  • 生徒数 229
  • 所在地 Pong Toek Village, Rokar Popram Commune, Thboung Khmum district and Province

2023年

5月

31日

2023.06 子どもたちの学校生活 in バングラデシュ

エヴァさん(11歳)タンガイル・グローリアス・カデット学校
エヴァさん(11歳)タンガイル・グローリアス・カデット学校

アッサラームアライクム(こんにちは)!

私は山や海、お月様が綺麗な夜や水田など自然が大好きです。純粋な美しさに目が釘付けになってしまいます。「子供の森」計画に参加することで、自然に対して新たな考え方を学ぶことができました。私やクラスメイトは私たちの住むふるさとや周囲の環境が緑の木々で満たされることを望んでいます。学校のキャンパスや国全体がいつの日か以前のように緑で満たされてほしいと強く思っています。

2023年

5月

31日

2023.06 学校レポート in バングラデシュ

 多様な木の役割を学べるように

  この学校のキャンパスは、交通量の多い道路と商業地域に位置しており、樹木がほとんどありません。2022年度の活動として、植林活動に加えて、環境作文コンクール、環境と植樹に関する意識を高めるための短編劇の上演などの環境教育活動も行いました。植樹したのは、家屋や家具を作るのに欠かせないマホガニーや丈夫で風に強いシダー、薬用植物であるミロバラなどです。また、果樹として収益性の高いライチやマンゴーなども植えました。今後は啓発活動にも力を入れ、校内の清掃活動や手洗いなど衛生面に対する意識も高めていく予定です。

  この学校の副校長であるバグバリ先生は、「子供の森」計画のプログラムを通して、子どもたちへの木や環境に対する意識の向上を感じているとのこと。子どもたちが樹木の特徴についてたくさんの質問をしてくれるので、さまざまな樹木の役割を教えるようにしていると話してくれました。

植林活動の様子。木は最高の友達です!とコメントしてくれる子もいました。

タンゲイル・グローリアス・カデット学校/The Tangail Glorious Cadet School

  • 活動開始年:2021年
  • 生徒数:500人
  • 所在地:Narsinghpur, Zirabo, Ashulia, Savar, Dhaka

2023年

5月

30日

2023.06 子どもからのメッセージ from ウズベキスタン

アガベックくん(10歳)作業中にカメを発見!
アガベックくん(10歳)作業中にカメを発見!

アッサラーム アライクム

(こんにちは)!

 僕はマクタブ第54小学校4年生のアガベックです。「子供の森」計画の活動で、友達と一緒に木を植えられて楽しかったです。水を運ぶのも重くなかったし、大変だったことは特にありませんでした。前に家族と一緒に家の畑でりんごの木を植えたことがありましたが、家で植えた時の方が、水が少なく土も固かったです。自然があるときれいなので、緑が増えて欲しいと思っています。植えた木が大きくなるように、水をあげたり、土を柔らかくしたりしてお世話をしていきたいです。

固い土をがんばって掘っています。
固い土をがんばって掘っています。

2023年

5月

30日

2023.06 学校レポート in ウズベキスタン

みんなで植えた木が大きくなりますように!
みんなで植えた木が大きくなりますように!

砂漠の真ん中で植物を育てる

 カラカルパクスタンにあるマクタブ第54学校は、市街地から車で1時間ほどの砂漠の中にあります。周囲には家が10軒ほど並んでいますが、その他は何もありません。校庭にはサッカーコートと畑があり、さまざまな木が植えられています。「子供の森」計画に参加したのは2022年からですが、10年ほど前に水道が通ったことをきっかけに学校独自で木を植え始めました。育った木の木陰にはベンチも設けられ、友達と座って話している子どもたちの様子も見られます。2022年度の活動としては、乾燥地でも育つことのできるサクサウール、桜、桑など130本を植林しました。今後は、日本の小学校とオンラインで交流を行い、環境活動の紹介をするなど、活動の幅を広げていきたいです。

 また、この学校には将来、学校の先生になりたいという生徒が非常に多くいます。砂漠に囲まれた学校でありながら、もともと植物を育てる習慣もあることから、将来先生になり、砂漠緑化について次の世代に伝えてくれる人材が育つことを期待しています。

先生と生徒からのメッセージ

アイミーラ先生
アイミーラ先生

 いつも土曜日は学校がお休みで、友達と家の近くで自転車に乗ったりして遊んでいます。今日は学校に来て皆と一緒に木を植えられて楽しかったです。今日植えた木が大きくなるように、水をあげて土を柔らかくします。そして、大きくなったら「ありがとう」と言いたいです。

これまで学校で取り組んでいた植林活動に高校生は参加していましたが、小学生は参加したことがありませんでした。ですので今回は小学生にとって初めての植林活動でした。土曜日は普段はお休みですが、今日は植林という素敵な活動ができて、子どもたちもとても喜んでいました。

カユンベックくん(10歳)
カユンベックくん(10歳)

マクタブ第54学校/54 Maktab

  • 活動開始年 2022年
  • 生徒数 90
  • 所在地 Republic of Karakalpakstan, Amudarya region, Khojda kol district

2023年

2月

28日

せかい!動物かんきょう会議2023 with モンゴル

なりきった動物の絵を持ったモンゴルの子どもたち
なりきった動物の絵を持ったモンゴルの子どもたち

 今年度の第3回目の「せかい!動物かんきょう会議」として、モンゴルと山口県の小学校の子どもたちがオンラインで交流を行いました。お互いの国について勉強したのち、子どもたちは身近な動物になりきり、身の回りの環境で起きている問題や、人間に気をつけてほしいことなどを発表し合いました。

 各プログラムの節目では、自由に質疑応答をする時間が設けられました。お互いの学校生活や知らない動物の生態など、時間内には収まらないほどに、多くの質問が寄せられました。子どもたちは、スタッフによる通訳の力を借りながらも、ジェスチャーを使って表現したり、質問の答え方にも工夫を凝らして交流を楽しみました。

 会議の最後には、これからどんな環境を作っていきたいかを発表。モンゴルの子どもたちは、「ゴビ砂漠では植物が少ないので、少しでも砂漠の植物を大切にしていきたい」などとそれぞれの思いを発表してくれました。

最後は打ち解けたようすで、両国とも手を大きく振って交流を終えました。
最後は打ち解けたようすで、両国とも手を大きく振って交流を終えました。

・モンゴルの子どもたちが描いた動物の紹介

わたしはヘビのヘキです。14歳です。親とお兄さんと住んでいます。好きな食べ物は肉料理です。好きなことは、遊ぶことと散歩することです。

 

いやなことは、住む場所がいつも変わってしまうことです。人間がいないところを探すために、住む場所を定期的に変えなければいけません。

人間には、自然にごみを捨てないでくださいと言いたいです。


私の名前はタミーです。私は、バイカル湖に住んでいるシベリアンタイメンというお魚です。水の中にある草が大好物で、泳ぐことも好きです。

 

いやなことは、人間が私たちをつって、湖からとってしまうことです。

私たちの仲間の数はとっても少なくなっていて困っています。人間のみなさん、環境を守って、愛してください。


ぼくはユキヒョウのツオーホーローです。家族は3人で、お兄さんと弟と住んでいます。好きなことは、狩りです。嫌いなことは、狩りのときに、えものがにげてしまうことです。

 

困っていることは、私たちの数がとても少なくなっていることです。人間に私たちをつかまえないで、と言いたいです。また、環境や自然も守ってほしいです。


2023年

2月

22日

学校菜園活動を行っています! in ミャンマー

 ミャンマーから学校菜園活動の活動レポートが届いたので紹介させていただきます!今回はチャウマジにある第2研修センター周辺の学校6校で学校菜園活動を行いました。

 これまで学校菜園活動を行っていたのは第1センター周辺の学校のみで、第2センターでは初めての活動でした。学校菜園では、その活動を通して、子どもたちが野菜を育てる方法を学ぶことで、自宅でも野菜を育てられるようになります。ミャンマーでは現在、クーデターの影響で生活が困窮する人々が増えており、そのような環境教育への需要が高まっていることを踏まえ、第2センターでも学校菜園活動を行うこととなりました。

 菜園で育てたのは空心菜とからし菜といった葉野菜です。鳥に葉が食べられてしまったため、畑の横や上にネットを設置した学校もありました。子どもたちは野菜のお世話を楽しんでおり、学校側としても継続して行っていきたいといっています。

 収穫した野菜は、先生が調理を行い子どもたちと一緒に食べました。子どもたちがそれぞれで持ち帰るほどの量はなかったため、高校や中学校では学校菜園活動を拡大していきたいと考えています。

・植えつけの様子

・お世話や収穫の様子

2023年

2月

22日

せかい!動物かんきょう会議2023 with インドネシア

 2月16日(木)に山口県桜が丘高校とインドネシアの高校生たちをオンラインで結び、今年第2回目となる「せかい!動物かんきょう会議」を開催しました。
 キャラクターをつくるため、生徒たちが選んだ動物の中には、インドネシアのコモド島に生息するコモドドラゴンといった地域特有のものや、絶滅の危険性がある動物も見られました。

 インドネシアの子どもたちは、動物かんきょう会議を終えて、「絵が得意じゃないけれど、今回絵を描くことで動物の気持ちが想像できるようになりました。また、事前学習を通して、絶滅危惧種についての理解を深めることができました」、「次の世代に豊かな自然や動物たちを受け継いでいくために、環境を守っていきたいです。周りのみんなに環境について教えていきたいです。」とコメントしてくれました。

コメントをしてくれたインドネシアの子どもたち
コメントをしてくれたインドネシアの子どもたち
最後に撮った集合写真。笑顔が眩しいです
最後に撮った集合写真。笑顔が眩しいです

子どもたちの作品

サイのヒラです。

バンテン州に住んでいます。大好物は草原の草です。泥で遊ぶことが大好きです。楽しく暮らしているけど、ハンター(密猟者)が来たときは、家族も戦わなくちゃいけないので、嫌です。

以前と比べて、人間たちが私達を狩りに来るので安心して暮らせません。人間たちに対して「もっと私たちを大切にして、友達になろう!」と言いたいです。


僕はコモド島の国立公園に住んでいるコモドドラゴンのコモです。

肉を食べるのが大好きです。山登りも好きです。車の音や森を切り開くブルドーザー等の騒音が大嫌いです。


マトラ虎のチマウです。

スマトラ島でビジネスをしています。家族は人間による密猟にあって、今は一人で暮らしています。

友達が欲しいので、密猟を今すぐ辞めて欲しいです。


孔雀のミアです。サバンナに住んでいて、穀物が大好きです。

私の問題は人間達が私の羽を装飾用にむしり取ってしまうことです。とても痛いです。狩られて亡くなった友達もいます。どうか私たちのことを大切にしてほしいです。


コモドドラゴンのジョーです。コモド島の海岸に住んでいます。

釣りや冒険、写真を撮ることが趣味です。私は母と2人で住んでいます。

父と兄弟は密猟で亡くなりました。僕の島は人間達のゴミのせいでどんどん汚くなり、建物もたくさん建てられるため、生活スペースがせまくなってきています。人間たちにはゴミはゴミ箱にちゃんと捨てて欲しいです。


Plus Al-Farhan高校/SMK Plus Al-Farhan

所在地 Kabupaten Sukabumi, Jawa Barat 43153 インドネシア

2023年

2月

15日

せかい!動物かんきょう会議2023 with タイ

描いた絵を見せ合っているようす(タイ:右上)
描いた絵を見せ合っているようす(タイ:右上)

 動物の視点に立ち、身近な環境問題を考えるプログラムである「せかい動物かんきょう会議」。今年度の第1回目は、1月28日にタイと山口県の子どもたちをオンラインでつないで実施。タイからは、アユタヤ県のワットラム学校の子どもたちが参加してくれました。

 参加者の自己紹介をしたあとに、まずはお互いの国についてお勉強。その後、子どもたちは身近な動物になりきり、身の回りの環境で起きている問題や、人間に気をつけてほしいことなどを発表し合いました。

お互いの国の紹介

日本の文化や環境問題について紹介
日本の文化や環境問題について紹介
タイの文化についても理解を深めた
タイの文化についても理解を深めた

動物紹介のようす

思い思いに描いた動物キャラクターの絵を紹介しながら、その動物がすんでいる場所や、困りごとなどを紹介。

日本もタイも力作ぞろいで、色とりどりで個性豊かなキャラクターが登場しました。

子どもたちの質問・感想の共有

 お互いの発表が終わり、質問や感想を発表する時間になると、タイの子どもたちからたくさんの手が挙がりました。なぜその動物を選んだのか、何を食べているのか、といった質問に、日本の子どもたちは自分の知識や想像、意見を織り交ぜながら答えていました。カラスをなりきる動物に選んだ理由として、「人間に嫌われていてかわいそうだと思ったから」という意見には、タイの子どもたちも驚きと納得が混ざったような反応をしていました。

 最後に、各国を代表して1名ずつ、今回のせかい動物かんきょう会議を踏まえて、これから環境を良くするために行いたいことの決意表明をしました。「木を植えてお世話をしたり、海のゴミ拾いなども行いたい(タイの女の子)」、「段ボールコンポストをたくさん作って生ごみを減らせるようにしたい(日本の男の子)」と、それぞれが具体的な行動を宣言することができるなど、終始なごやかな雰囲気で学びと交流を深める時間となりました。

2023年

2月

07日

植林活動2023 in バングラデシュ

 バングラデシュのダッカ近郊の学校で植林活動を行いました。植林活動は計3日間、2023年2月4日にエル・ダラド・モデル学校、2月5日にハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ学校、2月7日にニスチントプル デワン エドリッシュ高校で行いました。3校合わせて300本以上が植えられ、樹種としては、生長が早くて丈夫な木材となるマホガニーやチーク、ヒマラヤスギ、鮮やかな赤色の花を咲かせるホウオウボク、実が染料に使われるミロバランの5種が選ばれました。

 さらに、ハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ学校の植林活動は、地元新聞にも取り上げられました。子どもたちが植林を行うことで、環境保全活動について学ぶことができるとともに、木の世話を通じて子どもたち自身が成長できる、ということが紹介されました。なお同校では1990年代にも「子供の森」計画の活動に参加をしており、当時の子どもたちが植えた木々も立派に育っていることが確認できました。

エル・ダラド・モデル学校/L Darado Model School

生徒や教員、オイスカスタッフを含めた72人が植林活動に参加し、計35本の木を植樹

ハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ/Hakkania Salehiya Alim Madrasa

 参加者は250名で、計225本を植えました。1990年代に「子供の森」計画で植林した場所では、大きく生長した木々の下で子どもたちが遊んでいる様子もみられました。

地元新聞で紹介された紙面
地元新聞で紹介された紙面

1990年代に植林した木々の様子

ニスチントプル デワン エドリシュ高校/Nischintopur Dewan Edrish High School

 この学校の植林活動には計300人が参加し、42本を植樹。前日には家畜の食害を防ぐため、保護者にも手伝ってもらい、柵作りも行いました。

2023年

1月

31日

2019年の植林地でフルーツが実りました in マレーシア

 マレーシアのサバ州から植林地の近況報告が届きましたので、紹介させていただきます。

 2019年に行った植林ツアーでは、日本からのボランティアも合わせた約80名で、バトゥティニンカン小学校でマンゴーやサワーソップ、ドリアンの植林活動を行いました。約3年が経ち、植林地でモニタリング活動を行ったところ、そこで植えられた木々がすくすくと大きくなっていることが確認できました。サワーソップはフルーツをつけていました!サワーソップは熱帯地域に自生する広葉樹で、フルーツは栄養満点です。当時ツアーに一緒に参加した先生や生徒たちもモニタリングに参加しましたが、実際にフルーツを収穫できたことに満足げな様子でした。

 2019年の植林ツアーでは、一緒に木を植えるだけではなく、ソーラン節などの文化交流も行い、子どもたち同士で親睦を深めることができました。

 学校にはまだ木を植えるスペースが残っているため、今後もより多くの果樹を植えることを目標に活動を進めていく予定です。

・現在(2022年10月)の植林地の様子

・2019年の植林ツアーの様子

SK BATU TININGKANG/バトゥティニンカン小学校

  • 所在地:Tenom, Sabah, Malaysia

2022年

11月

21日

2022 Greeting Card

カードのデザインを考えるウズベキスタンの子どもたち
カードのデザインを考えるウズベキスタンの子どもたち

今年も残すところ僅かとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、今年も各国からグリーティングカードが届きました!グリーティングカードは、子どもたちが感謝の想いを込めて作ったオリジナルカードで、「子供の森」計画に支援いただいている皆様へお届けしています。カードには子どもたちが植えた木々や毎日触れている風景が描かれており、自然への愛着が伝わってきますね。他の国についても、届き次第こちらのページにアップロード予定です。

来年このカードを受け取ってみたい!という方は、こちらをご覧くだ

Bangladesh ~バングラデシュ~

Cambodia ~カンボジア~

Fiji ~フィジー~

Malaysia ~マレーシア~

Mongolia ~モンゴル~

Myanmar ~ミャンマー~

Papua New Guinea ~パプアニューギニア~

Philippines ~フィリピン~

Uzbekistan ~ウズベキスタン~

Thailand ~タイ~

India ~インド~

Indonesia~インドネシア~

Sri Lanka ~スリランカ~

2022年

10月

07日

2022.8 学校レポート from Malaysia

果物を中心とした植林活動
果物を中心とした植林活動

マレーシアサバ州から8月の活動についての報告が届きました。今回は、ラナウにある、マラナウ小学校の子どもたち27名が、植林活動や、たい肥をつくるための小屋づくりに参加した際の報告です。

 まず、コロナ禍による活動休止や深刻な干ばつによって枯れてしまった果物の木を伐採し、整地を行いました。そして、新たにドリアンやギュウシンリといった果物の木や、黒ウコンなどのハーブを植えました。ギュウシンリって聞き慣れない果物ですよね。これは、食用として世界中の熱帯域で栽培されている果物で、見た目が牛の心臓に似ていることからこの名前が付いたそうです!

 さらに、子どもたちは木の植え方や有機肥料の与え方、新しく植えた木の根元を枯草などで覆うマルチングについて学びました。マルチングをすることで、土壌が乾燥したり雑草が生えるのを防いだりすることができます。最後には、有機肥料を作るための小屋も設置し、有機肥料について学びました。

枯草を木の根元に被せる様子
枯草を木の根元に被せる様子
枯れてしまった木を伐採
枯れてしまった木を伐採

 今回の活動を経て、子どもたちは正しい植林の仕方などを学ぶことができました。また肥料の与え方やマルチングなど、植えた木を守り育てていくための知識や技術についても理解を深めることができました。

  肥料づくりの場ができたこともあり、今後自分たちで肥料をつくり、緑化や学校菜園に活用するなど、活動の幅も広がっていくことが期待されます。

 

 

植林を始める前の集合写真
植林を始める前の集合写真

マラナウ小学校/SK. MARAKAU RANAU

・住所 Ranau, Malaysia

2022年

9月

06日

学校レポート from Malaysia

植林活動の様子
植林活動の様子

マレーシアでの活動が再開しました!

 

 コロナによる活動制限が非常に厳しかったマレーシアにて、5月に活動を再開することができました。久しぶりの活動報告を、ぜひご覧ください!

 

 チーフン小学校の子どもたちがグリーンウェイブ活動の一環として、植林活動とコンポストづくり、リサイクルの勉強会に参加しました。

 植林活動では、Pucuk Mudaという木を15本、学校の周りに植えました。Pucuk Mudaは空気をきれいにし、いい香りを漂わせてくれます。ハーブとして使われるなど、用途がたくさんあります。子どもたちは、穴を掘り肥料を入れてから植林するという一連の流れを学びました。Pucuk Mudaが立派に育ってほしいですね。

 コンポストづくりでは、家庭菜園で使うためのオーガニック肥料を作りました。家から出るごみや家の周りで刈り取った植物など、身近なものを原料に使いました。

 リサイクル勉強会では、リサイクルできるごみとできないごみなど、ごみの分別の仕方を教わりました。

子どもたちがコンポストを作る様子
子どもたちがコンポストを作る様子
リサイクルの方法を先生から聞く子どもたち
リサイクルの方法を先生から聞く子どもたち

 自然のものから作った肥料で植物が育ち、それがまた肥料になるという循環を、子どもたちは学ぶことができました。家族に肥料を持って帰り、自信満々にこの体験を話す子どもたちの様子が目に浮かびます。これからの活動も楽しみですね。

グリーンウェイブ活動に参加した先生と子どもたち
グリーンウェイブ活動に参加した先生と子どもたち

チーフン小学校/SRJK CHI VUN ENTABUAN TENOM

  • 住所 Tenom Sabah Malaysia 

2022年

8月

29日

学校レポート from Thailand

コンケンのバーンノーングムアンノイナー・ニコムサマッキー学校で植林をする子どもたち
コンケンのバーンノーングムアンノイナー・ニコムサマッキー学校で植林をする子どもたち

グリーンウェイブ活動を行いました!

 タイの子どもたちがグリーンウェイブ活動の一環として、植林活動や環境教育活動に参加しました。

 グリーンウェイブ活動とは、国連が定める国際生物多様性の日である5月22日を中心に、世界中の子どもたちが植樹などを行い、生物多様性を理解するきっかけをつくるための活動です。5月22日の各国現地時間午前10時に、子どもたちが植樹する木が地球上を東から西へ波のように広がっていく様子から「緑の波(グリーンウェイブ)」と名付けられました。

 

 5月にはコンケン、アユタヤ、チェンライの学校でグリーンウェイブ活動を行いました。

 コンケンのバーンノーングムアンノイナー・ニコムサマッキー学校では、25人の子どもたちや2人の教師が活動に参加して、100本のヤーングナーの苗木を植えました。ヤーングナーの木は成長すると、なんと樹高50mにもなります。

 チェンライのバーンパーボンタオケンチャン学校では、教師や生徒が60人参加しました。タイ・ローズウッドやユカンなどの苗木を200本植えました。子どもたちは森と地球温暖化との関係、植林や森林保全の大切さについて学んでから、植林活動を行いました。

 

 6月には、スリンのバーンセーンカーン学校で環境教育活動を行いました。中学1年生の生徒たちは生物多様性について学び、グループに分かれて自分たちの村の生物多様性のことや生物多様性を守る方法について、一緒に考えました。最後に、それぞれのグループが考えたことを発表しました。

 

 今回の活動を通して、自分の暮らす村のこと、地球のことを大切にする心を学んだ子どもたち。その心を忘れず、これからも社会で活躍してほしいです!

アユタヤのワットラムッド学校での植林活動
アユタヤのワットラムッド学校での植林活動
スリンのバーンセーンカーン学校で、村の生物多様性についてグループ発表をする生徒たち
スリンのバーンセーンカーン学校で、村の生物多様性についてグループ発表をする生徒たち

植林活動前の記念撮影(チェンライ・バーンパーボンタオケンチャン学校)
植林活動前の記念撮影(チェンライ・バーンパーボンタオケンチャン学校)

2022年

7月

29日

アブラ農林業研修センター近くを震源にM7.0の地震発生

棚が倒れ、食器が割れた様子(センター)
棚が倒れ、食器が割れた様子(センター)

 7月27日、フィリピン・ルソン島北部を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生しました。震源は、アブラ州ドローレスから南東約13キロの山岳地帯で、震源の深さは10キロ。まさに震源近くのドローレスに位置するオイスカアブラ農林業研修センター(以下、センター)でも、大きな揺れを経験しました。センターのスタッフや研修生はすぐに外に避難し、幸い人的な被害はなく、また建物にも大きな被害は発生しませんでした。

 しかし、周辺地域では、建物被害や地滑りが相次いでいるほか、道路やその他のインフラへの被害が確認されています。「子供の森」計画の活動校でも、校舎が損傷するなど被害が出ているとの報告が届いています。現在、スタッフが関係のあるコミュニティを中心に周辺地域を巡回し、被害状況の確認を行っていますが、一部では道路や橋などが寸断されていることから、訪問できない地域もあります。

建物の一部にも亀裂が入っていたが、損壊は免れた(センター)
建物の一部にも亀裂が入っていたが、損壊は免れた(センター)
複数個所で地滑りが発生
複数個所で地滑りが発生

炊き出しの様子
炊き出しの様子

 現地では余震も続いていることから、自宅が倒壊することを恐れて、多くの住民がテントなどを使って野外で避難生活を続けているようです。

 センターでは、28日に他のNGOと協働して、被災者を対象に炊き出しを行うとともに、飲料水の配布を行いました。今後も安全面に留意をしつつ、被害状況の確認を進め、オイスカとしてできることを検討したいと考えています。

損壊した教会
損壊した教会
家屋被害も多く報告されている
家屋被害も多く報告されている

亀裂が入り、通れない道も多い
亀裂が入り、通れない道も多い
地滑りにより寸断された道路
地滑りにより寸断された道路

2022年

7月

29日

2022.7 混乱が続くスリランカ

ガソリンスタンドに押し寄せる人々
ガソリンスタンドに押し寄せる人々

 日本でも連日報道されている通り、スリランカでは独立以来、最悪と言われる経済危機に直面しています。インフラ開発などにより、多額の対外債務を抱えていたところ、2020年から続くコロナ禍で外貨獲得の柱だった観光業が大きく低迷。外貨不足や、さらには2022年からのウクライナ危機の影響も受け、燃料や食料品、医薬品などの輸入も滞った結果、物価が高騰。最大都市・コロンボでは50%以上のインフレ率に見舞われています。7月5日には、首相が国の「破産」を宣言する事態となりました。

 生活に不可欠な燃料や食料などが数か月にわたり深刻な不足に陥っており、さらには長時間の停電が頻発するなど国民の生活を直撃。政権への抗議活動が激化し、大統領や首相も辞任に追いこまれました。7月21日には、新たに大統領や首相が選出されましたが、問題は根深く、混乱は今後も続くことが予想されます。

閉まっている店も多い
閉まっている店も多い
先日、数週間ぶりにガソリンが手に入るとの連絡があった。車の登録番号に基づいて、配給
先日、数週間ぶりにガソリンが手に入るとの連絡があった。車の登録番号に基づいて、配給
10時間並んでようやく購入できた。半年前には1リットル約160ルピーだったガソリンは、約460ルピーと3倍近くにあがっている
10時間並んでようやく購入できた。半年前には1リットル約160ルピーだったガソリンは、約460ルピーと3倍近くにあがっている

 オイスカでは、スリランカにおいて「子供の森」計画を柱に活動を続けてきましたが、その活動の場である学校も、スクールバスの運行や教員の通勤が困難になり、全国的に休校措置が続いています。「子供の森」計画コーディネーターなど関係者の無事は確認できていますが、身動きがとれないため、現在は連絡を取り合いながら、状況を注視しているところです。

 本業を別に抱えた訪日研修生OBOGが中心となって活動を展開しているスリランカでは、人的リソースも限られており、関係者自身の生活も混乱・困窮する中で、新たに緊急支援を立ち上げることは難しいのが現状です。ただ、近年注力してきた家庭での野菜づくりを支援する「ホームガーデニングプログラム」など、現状に即した活動に対するニーズも存在しています。情報収集や現地との連携を密に継続しながら、オイスカとして何ができるのか、模索していきたいと考えています。

2022年

7月

29日

2022.7 子どもたちの学校生活 in モンゴル

アザザヤさん(9歳) ソンギノハイラハン区第143番学校
アザザヤさん(9歳) ソンギノハイラハン区第143番学校

サエンバエンノー(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 わたしは、モンゴルの首都ウランバートルに住んでいます。コロナで学校がオンライン授業になったこともありましたが、2022年の2月からは学校で授業を受けられるようになりました。「子供の森」計画では、動物になりきって、好きなことや困っていることについて考えるワークショップに参加しました。海外の子どもたちともオンラインで話し合うことができて、とても楽しかったです。自然について考えるきっかけになったので、環境の本を読んで、ゴミを分別するなど自分でもできることに取り組んでいます。

ワークショップでは、うさぎの気持ちになって、環境問題を考えました!

2022年

7月

29日

2022.7 学校レポート in モンゴル

植林活動
植林活動

緑が校舎を彩るように

 モンゴル北部オルホン県に位置するこの学校は、ゲルの点在する地域にあり、2015年に建てられた比較的新しい学校で

す。学校が建てられた当初は周囲に緑がなく、「子供の森」計画を通してカエデやライラックなど、これまで250本を超える木々を植栽。子どもたち自身の手で維持管理を行うだけでなく、緑の大切さを伝える環境教育を実施してきました。

 2021年度は、給食にも使えるようにと実が食べられるバードチェリー100本の苗木を植えたほか、経済的な理由などでマスクが用意できない生徒200名に手づくりマスクを配布。2015年以来継続してきた活動が評価され、緑化活動に積極的に取り組んだ学校として県から表彰も受けました。同校のガラバダラフ校長先生は、これまでの活動について「校舎しか

なかった学校が、オイスカとの活動によって木々で彩られるようになりとても嬉しい。子どもたちもよく苗木の世話をしている。支援者の皆さまには心から感謝している」と語りました。

教室内ではマスクの着用が 義務付けられている。エコクラブ の生徒と共に手づくりしたマスクを 配布した
教室内ではマスクの着用が義務付けられている。エコクラブの生徒と共に手づくりしたマスクを 配布した。
校舎の周囲に苗木が育っている様子がわかる
校舎の周囲に苗木が育っている様子がわかる

バヤンウンドゥル村15番学校/Bayanundur soum No.15 School

  • 活動開始年 2015年 
  • 生徒数 1230人
  • 所在地 Bayanundur soum, Orhon province

2022年

7月

28日

2022.7 学校レポート②in パプアニューギニア

苗を植える準備ができたところ
苗を植える準備ができたところ

オイスカプレイスクール

 7月27日、オイスカプレイスクールで植林活動を行いました。本活動には、15人の子どもたちが参加しました。

 植林活動では、40本のパームの木と20本のキャンドルの木を植えました。パームの木は別名ココヤシと言い、「勝利」「見守り」などの花言葉があるそうです。キャンドルの木は果実がロウソクのような細長い円柱形で、食用としても使われる植物です。この日は晴れており、みんな苗を植える活動を楽しんでいました。

 また、子どもたちの勉強する環境を整えるための寄付品が渡されました。子どもたちは熱心に話を聞き、文房具や本を受け取っていました。

寄付品を受け取っている様子
寄付品を受け取っている様子
苗木を植えている様子
苗木を植えている様子
苗木を植えた後に、水やりをしている様子
苗木を植えた後に、水やりをしている様子

オイスカプレイスクール/OISCA Play School

  • 住所:Kokopo,East New Britain Province, Papua New Guinea

2022年

7月

28日

2022.7 学校レポート① in パプアニューギニア

グリーンウェイブの様子
グリーンウェイブの様子

世界の活動と共に

 パプアニューギニアの研修センターや周辺の学校から近況報告が届きましたので、お知らせします!

 研修センターでは、オイスカプレイスクールの子どもたちと一緒に、5月22日のグリーンウェイブに参加しました。毎年5月22日は、国連の定めた「国際生物多様性の日」で、グリーンウェイブはこの日を記念して行われたものです。現地時間午前10時に、世界各地の青少年が植樹等を行うことで緑の波が地球上を東から西へ広がっていくことから、この名前が付けられました。この日は天気もよく、ドリアンの木を20本植えることができました。

6月5日「世界環境デー」にも植林活動を行い、パームの木を25本植えました。「世界環境デー」とは、国連によって制定された世界規模の環境問題を食い止め、環境保全の重要性を認識させるための記念日です。毎年テーマが掲げられ、2022年は「Only One Earth」”かけがえのない地球”でした。

世界環境デーの様子
世界環境デーの様子

 また、現地では定期的に活動校を訪問して、植林地などのモニタリングを行っています。 ロマングラマー学校では、3年間でユーカリやかんきつ類の樹木がどれだけ成長したかを観察しました。6月5日と7月20日には、タブタブル小学校を訪問。活動で植えた苗木が大きく育ち、木陰で子どもたちがスポーツを行ったり、先生とランチを楽しんだりしている様子がうかがえました。

タブタブル小学校にて、木陰でスポーツをしている様子
タブタブル小学校にて、木陰でスポーツをしている様子
木陰でランチを楽しむ子どもたちの様子
木陰でランチを楽しむ子どもたちの様子
活動で植えた木の周りに子どもたちが集まっている様子
活動で植えた木の周りに子どもたちが集まっている様子

2022年

7月

20日

2022.7 学校レポート2 in フィリピン

学校から地域へ意識の広がり

 ヌエバエシハ州に位置するこの学校は、山に囲まれた環境にあります。コロナの感染拡大を防ぐために、頻繁な外出の規制などが行われました。しかし、計画を立てながら慎重に植林活動を行うことで、ナラの木やサワーソップ、バンレイシを植えることができました。

 学校の敷地の近くに木を植えることで、食料を新たに得ることができたり、地域の人たちに環境について意識してもらうきっかけにもなりました。ジャイラ先生は、「木を植えることで子どもたち一人ひとりの環境に対する責任感を育むことができると感じています。コロナ禍にも関わらず、このような植林の機会を作ってくださり、ありがとうございます」と話してくださいました。

パグサンハン小学校/Pagsangjan Elementary School

  • 活動開始年 2021年
  • 生徒数 32名
  • 住所 Sitio Pagsangjan, Pinamalisan Nueva Ecija

2022年

7月

20日

2022.7 子どもたちの学校生活3 in フィリピン

ジュリエッタ・B・ラカデン(11歳)スタクルズ小学校
ジュリエッタ・B・ラカデン(11歳)スタクルズ小学校

 マガンダンハポン(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 コロナが広まったため、レストランに行ったり、学校に行ったり、友達と遊んだりなどの通常通りの生活が出来なくなってしまいました。クラスメイトと一緒に同じ教室で勉強する方が家で課題プリントを行うよりも良いと感じるため、早く対面での授業が再開してほしいです。コロナが収まったら、近くのビーチへ旅行に行きたいです。

2022年

7月

20日

2022.7 子どもたちの学校生活2 in フィリピン

ベルナデット・メイ・ピネダ(12歳)パグサンハン小学校
ベルナデット・メイ・ピネダ(12歳)パグサンハン小学校

マガンダンハポン(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

私は小学校6年生のバレッテです。以前は毎日学校に行って、教室で先生が話す内容について活発に議論をしていました。今は学校に行くことが出来ず、課題を使って勉強をしています。自分一人ではわからない問題もあるので、そのときは両親に質問しています。先生はコロナ禍でも私たちが勉強できるように、必要なものを一生懸命準備してくれています。コロナが収まったら、学校に行ったり、友だちと遊んだり、川や山に探検に行ったりしたいです。

 

2022年

7月

20日

2022.7 学校レポート3 in フィリピン

海岸での清掃活動の様子
海岸での清掃活動の様子

マングローブ林が水を浄化

 この学校は海岸の近くに位置しており、主な活動としてマングローブ植林を行っています。コロナ禍でも積極的に活動を行い、植林活動だけではなく、保護者へのオリエンテーションや海岸の清掃活動も行いました。マングローブは密に根を張るため、土壌を保持し、川への土壌流出を防ぐことができます。

 さらに、6年生のレジ―セルナさんは、「マングローブを植える前と比べると、水質が全く異なります。マングローブによって水が浄化されるのだということを肌で感じました。マングローブは水に含まれている”不純物”を使用して成長したり、蓄えたりしてくれるそうです。きれいな水は地域全体の役に立っています。」と、マングローブによって水質も向上したというお話もしてくれました。

サロマグ小学校/ Salomague Elementary school

  • 生徒数 125名
  • 活動開始年 1997年
  • 所在地 Salomague Cabugao I locos sur

2022年

7月

15日

【8.1-9.1】古本買取額アップキャンペーン実施!!

 

 オイスカでは、古本買取販売のバリューブックス社と協働して、古本を通じた寄附を呼び掛けています。ご自宅や職場などで眠っている本やCDを集めて、バリューブックスに送っていただくと、その買い取り査定額が「子供の森」計画への寄附となり、子どもたちの森林活動や環境教育を支援することができます。

~「子供の森」計画について詳しくご覧になりたい方はこちら~
https://www.kodomono-mori.info/what/

 

 同社のご協力で8月1日(月)~9月1日(木)の期間は、古本の買取金額が10%アップするキャンペーンを実施します。5冊以上で送料無料!お申込みから集荷予約まで、すべてオンラインで可能です。暑い日が続きますが、いい汗をかいて、本棚をすっきりさせつつ、子どもたちの森づくりへ是非ご協力をお願いします!

~お申込みはこちら~
https://www.charibon.jp/partner/oisca/

 

【ご利用の流れ】
1,寄付する本を選んで箱詰め*
2,ホームページ(https://www.charibon.jp/partner/oisca/)の専用フォームから申込む
3,宅配業者が玄関先まで集荷に伺う
4,寄付になる

 

*寄付になる本、ならない本の仕分けにご協力ください。
 チャリボンに寄付される本の約半数が、お値段をつけられず古紙に回ってしまっています。その多くが2010年以前に出版されたものです。古紙になってしまう本の輸送費・人件費削減のため、寄付になる本であるかご確認ください。その際、こちらの「おためし査定」もご活用ください。

2022年

7月

13日

2022.7子どもからのメッセージ from マレーシア

ロッサさん(12歳) コタブルー キアウ第一小学校
ロッサさん(12歳) コタブルー キアウ第一小学校

サラマットゥンガハリ

(こんにちは)!

 わたしは、サバ州のコタ・ブルー町に住んでいるロッサです。今は学校に登校できるようになりましたが、2021年度はコロナ禍で長い間休校が続いて、友だちにも会えなかったので、すごくさみしかったです。わたしが住んでいる町は、とても景色がきれいで、人もみな優しいです。大好きなふるさとを守るために「子供の森」計

画での植林活動も頑張っています。オイスカの人に教えてもらって木を植えた後、おじいちゃんの畑にもライムの木を植えました。早く大きくなって、実を付けることが楽しみです。

学校での植林活動
学校での植林活動

2022年

7月

13日

2022.7 学校レポート in マレーシア

少し硬い土だったので、苦戦しながらも穴を掘り、植林の準備を行った
少し硬い土だったので、苦戦しながらも穴を掘り、植林の準備を行った

ジャックフルーツで

子どもたちに栄養を

 この小学校は、マレーシア最高峰のキナバル山を中心とした国立公園から10kmほど離れた渓谷に位置し、児童の多くが、先住民族であるドゥソン族の子どもたちです。こうした山間部の学校ですが、やはり新型コロナの影響は強く、長期間にわたり在宅学習が続きました。学校が再開されても、ソーシャルディスタンスを守った形で授業が行われ、体育など人と接触したり、体を動かすような授業は禁止されました。

 「子供の森」計画でも学校への訪問や、課外授業が難しい時間が長く続いたため、何度も予定の変更を行い、ようやく2年ぶりに実施することができました。子どもたちの栄養になるようにと学校からリクエストを受け、ジャックフルーツなどの果樹を中心に90本を植樹。久しぶりの課外活動に、参加した子どもたちも楽しんでいる様子が伺えました。今後校内に植えた苗木の管理をしつつ、周辺地域での植樹も行い、地域を巻き込んだ活動に発展させていきたいと考えています。

協力して苗木を植林地に運ぶ
協力して苗木を植林地に運ぶ

コタブルー キアウ第一小学校/SK.Kiau 1 Kota Belud

●活動開始年 2015年 

●児童数 238人 

●所在地 Kota Belud, Sabah

2022年

7月

13日

2022.7 活動のあゆみとこれから in マレーシア

休校期間中も学んだことを活かして家で野菜 を育てる子どもたちが多く、報告を受けるた びに活動の意義や広がりを感じられた
休校期間中も学んだことを活かして家で野菜 を育てる子どもたちが多く、報告を受けるた びに活動の意義や広がりを感じられた

変化する状況やニーズに

合わせた活動を展開

 オイスカが活動を展開するボルネオ島北部のサバ州では、パームヤシのプランテーション開発などにより、熱帯雨林が切り倒され、森林破壊が続いています。こうした問題に対し、オイスカでは学校を拠点に緑化を続けてきましたが、環境教育のニーズが高まる一方、近年は植林できる土地を持たない学校からの参加要請も増えていま

す。

今後はコロナ禍で中断していた有機農業やごみの分別指導など実際の状況やニーズに合わせた実践的な環境教育に重きを置きつつ、緑化については、学内での実施が難しいところで

は、小規模からでも地域での植林活動にも取り組んでいきたいと考えています。

オイスカの訪日研修を受けたOBOG たちが中心となり、日本で学んだ「森のつみ木広場」 も実施。子どもたちが楽しみながら、森からの恵みを肌で感じられる機会をつくっている
オイスカの訪日研修を受けたOBOG たちが中心となり、日本で学んだ「森のつみ木広場」 も実施。子どもたちが楽しみながら、森からの恵みを肌で感じられる機会をつくっている

2022年

7月

13日

2022.7 子どもからのメッセージ from カンボジア

アリー アニザさん(14歳) チョアムル小学校
アリー アニザさん(14歳) チョアムル小学校

チョムリアップスオ

(こんにちは)!

 6年生のアニザです。コロナで、オンライン授業が続きましたが、接続の問題もあって、あまりうまく勉強できませんでした。やっぱり友だちと一緒に勉強するのが一番です。植林をするのは「子供の森」計画の活動が初めての経験でした。友だちと木を植えて、水やりして木が育っているのを見るのが好きです。

植林活動は楽しくて、終わった後には気 持ちもとってもすっきりしました!
植林活動は楽しくて、終わった後には気 持ちもとってもすっきりしました!

正しい準備の方法や植え方を知ることができたので、おうちでもお父さんと一緒にカシュ―の木を植えました。これから英語の勉強を頑張って、将来はイスラムの女性を支えられるような仕事に就きたいです。

2022年

7月

13日

2022.7 学校レポート2 in インド

ゴミの分別の啓発の様子
ゴミの分別の啓発の様子

 北インドに位置するWHスミス記念学校は、環境保全活動に力を入れている将来性のある学校です。しかし、学校の敷地の大きさの関係で植林の場所が十分に確保できないため、地域を含めて植林活動を行っています。今年度はコロナ禍で子どもたちが学校に集まれないこともあり、雨水貯留や家での植林など少人数の活動を中心に行いました。7年生のエンジェルヴェルマさんは、「学校に行って友だちと会えるのを心待ちにしています。友だちと一緒に、木を植えたり、ネイチャーツアーに行ったり、絵画コンテストに挑戦したりするのも楽しみです。」と語ってくれました。

ガンジス川の清掃活動

生徒たちはコミュニティの植林活動にも参加した。

生徒たちは雨水貯留の概念を説明し、啓発を行った。
生徒たちは雨水貯留の概念を説明し、啓発を行った。

WHスミス記念学校/W.H. Smith Memorial School

  • 活動開始年 2017年
  • 生徒数 4000人
  • 住所 Sigara, Varanasi, state of Uttar Pradesh

2022年

7月

13日

2022.7 子どもたちの学校生活2 in インド

ニレッシュ・ラグハブくん(10歳)ギャンデヴィ学校
ニレッシュ・ラグハブくん(10歳)ギャンデヴィ学校

ナマステ(こんにちは)!

僕の学校生活を紹介します。

 僕はギャンデヴィ学校の5年生です。この学校は北インドのハリヤナ州にあります。コロナの影響で学校は全てオンラインになったので家で勉強をしています。コロナに罹らないために、家にいることが多いです。

 僕は自然や緑の環境が好きです。CFPの活動でお気に入りなのは、実際に植林活動を行ったり、木や森について勉強したり、ネイチャーツアーに行ったりすることです。CFPの活動で学んだことを踏まえて、家で苗木をポットに植えたり、屋内での植樹について勉強したりしました。コロナが収まったら、ネイチャーツアーに行って友だちと楽しみたいです。

2022年

7月

13日

2022.7 学校レポート in カンボジア

インタビューに答えてくれた6 年生のチェア・チャンテアさん
インタビューに答えてくれた6 年生のチェア・チャンテアさん

 木の成長を見るのがうれしい

 ボルブ小学校は、カンボジア東部トボンクムン州にあり、周りには黒コショウの畑が広がっています。環境保全に関心の高かった校長先生は、かねてより農業省に苗木の支援を訴えていましたが、実現には至っていませんでした。そうした中で、他校より「子供の森」計画の話を知り、オイスカに相談したことから、2021年度に植林活動が実現することとなりました。

 植林活動では感染対策をしながら150本の苗木を植林。教員らが積極的に管理にも取り組んでおり、また土質もよいことから、苗木は順調に育っています。6年生のチェアさんは、「友だちと一緒に水やりや草むしりをしています。木が大きくなっていく様子を見るのはうれしいです。卒業したら妹にお世話をお願いする予定です」と語るなど責任感を持って取り組んでくれている様子でした。校長先生は「子どもたちが木の名前を勉強できるように、それぞれの木にネームプレートをつけたいと思う」と話すなど、今後の活動にも意欲的です。

植林活動の一コマ。写真右が 同校のセス・チアリー校長先生
植林活動の一コマ。写真右が 同校のセス・チアリー校長先生

ボルブ小学校/Bolve Primary School

●活動開始年 2021年 ●児童数 317人

●所在地 Ponhea Krek District, Tboung Khmum Province

2022年

7月

13日

2022.7 活動のあゆみとこれから in カンボジア

学校や地域から信頼を得られているからこそ、コロナ禍でもスムーズな活動調整ができた
学校や地域から信頼を得られているからこそ、コロナ禍でもスムーズな活動調整ができた

 つながりが育む成果

 カンボジアでは、研修センターのような拠点はなく、オイスカの訪日研修を受けたOBOGたちが助け合い、「子供の森」計画を推進しています。彼らは、会社員や教員、自営業など本業を抱える傍ら、ふるさとに貢献したいという思いで、各自がそれぞれの地元での調整を担当。活動の際は周辺のOBOGらが応援に駆けつけます。

彼らにとって「子供の森」計画は、オイスカや日本とのつながり、彼ら同士のつながりを保つネットワークの役割も担っているようです。彼らの地道な働きかけにより、地域に根差した活動として学校や自治体での認知度も上がっており、さらなる活動の発展に期待がもたれます。

 

 

カンボジアでの活動開始の立役者であり、 OBOG たちをまとめるソバンナ(写真左)
カンボジアでの活動開始の立役者であり、 OBOG たちをまとめるソバンナ(写真左)

2022年

7月

06日

生徒からのメッセージ from バングラデシュ

ワシムくん(16歳) タンガイル グローリアス カデット学校
ワシムくん(16歳) タンガイル グローリアス カデット学校

 アッサラームアライクム
(こんにちは)!

学校が再開しました 

 新型コロナウイルスの影響で、僕たちの学校も休校になり、長い間登校することができませんでした。その間オンライン授業が続きましたが、インターネットがうまくつながらなかったり、停電の影響を受けたりして、授業に参加できないことがしばしばありました。教室での勉強とはまったく違い、フラストレーションがたまることも多かったです。

 学校が再開して、友だちと会うこともでき、勉強できる喜びを改めて感じました。「子供の森」計画の活動もまたみんなと一緒にがんばっていきたいと思っています。

2022年

7月

06日

活動のあゆみとこれから in バングラデシュ

コロナ禍で中止や延期が相次いでいた植林活動も少しずつ再開している
コロナ禍で中止や延期が相次いでいた植林活動も少しずつ再開している

住民の生活を災害から守る 

 バングラデシュでの「子供の森」計画は、現在インド国境に近いクルナ管区を中心に展開。この地域は、ガンジス河によって形成されたデルタに、数千の川や水路、入り江が複雑に入り組む生態系豊かな場所でしたが、開発による環境劣化や、温暖化による海面上昇、塩害、サイクロンの被害が深刻化しており、生物への影響はもとより、住民の生活も脅かされています。

そうした中、2019年からは沿岸部において住民とのマングローブ植林を開始。自然災害の備えとなるような森づくりを進めつつ、次代を担う子どもたちへの意識づけも継続して取り組んでいます。

クルナに加え、ダッカ近郊のオイスカ研修セ ンター周辺での活動も再強化していきたい
クルナに加え、ダッカ近郊のオイスカ研修セ ンター周辺での活動も再強化していきたい

2022年

7月

06日

2022.7 学校レポート2 in インドネシア

グァバの植林
グァバの植林

快適な屋外で勉強

 この学校はムラピ山の麓の高原に位置していて、学校のみならず地域の環境保全活動にも熱心に取り組んでいます。シワバゴムノキをはじめとした多くの美しい植物を校庭に植えたことで、景観が本当に大きく変わりました。校舎の裏側にも緑が増えたことで心地の良い場所が増え、子どもたちが屋外で勉強する際の憩いの場となっています。また、ムラピ山の観光博物館の周辺や汚染された川沿いでも植林活動を行いました。観光振興のための周囲の景観の更なる美化や山の水源保全を目的としています。

 さらに、各教室の前に花を植えるクラスガーデンの活動や薬草園の活動を導入したことで、学校における植物の種類が豊富になりました。子どもたちは保護者と一緒にこれらの植物のお世話を行っています。植物の水やりや校内清掃活動などのCFPの活動を通して規律を身につけ、学校を卒業した後も地域社会で環境を守るリーダーとして活躍できるような人材を育てていきたいです。

パケム第2中学校/Pakem 2nd Junior High School

  • 活動開始年 2019年
  • 生徒数 388人
  • 住所 Jl. Kaliurang KM 20 Sawungan, Hargobinangun, Kecamatan Pakem, Kabpuaten Sleman, Daerah Istimewa Yogyakarta

2022年

7月

06日

2022.7 Bangradesh

順調に生長している木々
順調に生長している木々

 自然とのよい関係づくりを目指して

 バングラデシュ南西部・クルナ管区にあるラッシュモン女子高校では、2013年から「子供の森」計画に参加。周囲の学校では、塩害やさまざまな自然災害の影響、そして環境保全に対する意識が十分でないことから、ほとんど緑化は行われていないなか、オイスカと協働して植林活動を続けてきました。校庭には、マンゴーやグアバ、オリーブなどの果樹を中心に、木々が育ち、果実も収穫できるようになっています。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって、この2年間はほぼ休校状態となり、残念ながら植林活動は実施できませんでした。その間、オイスカからは衛生用品や感染予防の啓発資料を支援し、感染拡大防止に協力しつつ、植林地の管理は適宜教員らが交代で行いました。校長のカムルル先生は、「この活動は、生徒の自然に対する知識を高めるだけでなく、自然とのよい関係をつくることにもつながっている。これからさらに活動を盛り上げたい」と意欲を見せました。

コメントを寄せてくれた校長 先生(左から2 番目)と苗木の管 理や補植に関わってくれた教員、 生徒たち
コメントを寄せてくれた校長 先生(左から2 番目)と苗木の管 理や補植に関わってくれた教員、 生徒たち

ラッシュモン女子高校

●活動開始年 2013年 ●生徒数 250人

●所在地 Boyervanga, Batiaghata , Khulna

 

2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活2 in ミャンマー

マ・サンダー・ソーさん(11歳)カンティン小学校
マ・サンダー・ソーさん(11歳)カンティン小学校

ミンガラパー(こんにちは)!

私はピョーボエ郡にあるカンティン小学校の4年生です。私の村では、竹を使って帽子やカゴなどを作っています。手作りで作っているので、私の村の誇りだと思っています。元々家で花や木を植えることは好きでしたが、CFPの活動に参加してから、その気持ちがますます強くなりました。コロナ禍が落ち着いたら、大きな果物のなる木を育てて、できた果物をみんなに食べさせたいです。木の下で遊んだり、勉強したり、森の中に遊びに行ったりなど、育った木を使ったアクティビティもたくさん行いたいです。

2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活3 in タイ

ティーラパット カン・ンガェンくん(9歳)バーンカプー学校/写真前列
ティーラパット カン・ンガェンくん(9歳)バーンカプー学校/写真前列

サワディカー(こんにちは)!

僕の学校生活を紹介します。

  こんにちは!3年生のディーマックです。コロナで、学校で授業が受けられず、今は家で勉強しています。コロナになるのは怖いですが、いつもマスクをしなければいけないのは、大変です。でも、CFPで植林したり、家族でもヒマワリを植えたりして、楽しいこともありました。自分で木を植えたり、環境について学んだことで、自然が好きになったので、コロナが終わったら、友だちと一緒にもっとたくさんの木を植えたり、スリン県で一番大きいフラワーガーデンにも行ってみたいです。

 

環境教育活動にも参加した(左から2番目)
環境教育活動にも参加した(左から2番目)

2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活2 in タイ

チラナン サーピウさん(14歳)バーンノーンクノイ学校
チラナン サーピウさん(14歳)バーンノーンクノイ学校

サワディカー(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 こんにちは。私はプラーウです。中学2年生です。学校が休みになり、いつも通りに授業が受けられなくなってしまうなど、コロナで私たちの生活も大きな影響を受けました。リモートでも授業を行っていますが、ネットワークなどオンラインの環境がない友だちもいて、みんなが同じように勉強できない状況が続いています。オンラインでの授業は家庭の負担にもなるので、早くコロナが終息し、学校で勉強できるようになってほしいと思います。

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート4 in タイ

周囲に再び豊かな自然を

 パーンクラーン村、パーントンプン村、パーンアナーケート村の3つの村に接するこの学校は、周囲を森や高い山に囲まれ、山岳民族や各村の子どもたちが一緒に学んでいます。以前は、豊かな自然が見られましたが、人口の増加や農地の拡大のため木が伐られ、はげ山が進行し課題となっています。

 2021年度の活動は、マスクの着用や手洗い、校内設備の消毒などコロナ感染防止策を徹底し、学校の敷地内で植林活動や環境教育を実施。ライム、マンゴー、アボカドなど食べられる実のなる樹種や、木材にもなるユカンなど、7樹種100本を植えました。植林には、学校に接する村の住民も参加し、子どもたちのみならず地域の人々の森や環境に対する意識を高める機会ともなりました。

バーンパーミアン・メープリグ学校/Banpamiang-maeprig School

  • 活動開始年 2021年
  • 児童数 22名
  • 所在地 Banpamiang-maeprig School Moo. 4 Maeprig Sub-District, Maesuai District, Chiangrai Province 57180

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート3 in タイ

バーンノーンクンノイ学校の植林地
バーンノーンクンノイ学校の植林地

地域で育む森づくりの意識

 バーンノーンクンノイ学校は、複数の村々に囲まれた小さな学校です。小規模ながらも、校長先生をはじめとする先生方や、村の人々の森づくりへの関心が高く、地域で協力して、子どもたちと活動に取り組んでいます。

 2021年度は、新型コロナの影響を受け休校が続き、予定していた植林活動は計画通りの実施とはいきませんでしたが、一部の苗木を、生徒や地域住民へ配布。村の田畑などで植栽するなど、学校と相談の上柔軟に対応し、取り組みを継続しました。

 学校や各所に植えられた樹種はパイワーンという竹で、たけのこが学校の給食になったり、販売して収入とすることもできるため、学校の希望により選定されました。現在、配布された苗木は、近隣の住民や子どもたちの手によって、管理が続けられており、学校の植栽地は学校の再開後、すぐに下草刈りを行う予定です。

 子どもたちと共に地域でも森づくりを実施したことで、村の住民たちにも自然への意識が高まり、活動の輪が広がりました。

バーンノーンクンノイ学校/Bannongkungnoi School

  • 活動開始年 2020年
  • 生徒数 50名
  • 所在地 Bannongkungnoi School, Banko Sub-district, Muang District, Khonkaen Province 

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート 2 in タイ

感染防止のため屋外で活動

 アユタヤ県では、コロナ禍の影響で、この学校が唯一の活動校となりました。

 生徒たちは野菜栽培の手法を学び、教室の外で楽しく活動に取り組むことができました。CFPの活動を通じて、学校の農業活動を継続することができました。

マトーハースィーナー先生は、「CFPに参加することができてとても嬉しく思っています。学校に支援してくださったオイスカの皆さんに大変感謝しております。」とCFPの活動に対して前向きな言葉を述べてくださいました。

ワットラムッド学校/Watlamut School

  • 活動開始年 2020年
  • 児童数 144名
  • 所在地 Watlamut School  Moo.2 Pagjan Sub-District, Nakornluang District, Phranakornsriayuttaya Province 13260

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート1 in インド

ラブグリーンクラブの活動。植物名、効能を記したプレートをつけ決められた区画にそれぞれの樹種を植えていく。
ラブグリーンクラブの活動。植物名、効能を記したプレートをつけ決められた区画にそれぞれの樹種を植えていく。

薬草など多様な植物を育てる

 小高い丘の上にあるこの学校は、25年前より「子供の森」計画に参加。植林活動を継続してきたため、現在は緑に囲まれています。近年この学校が特に力を入れている活動としてハーブガーデン活動があります。今までに喉や肺の病気に広く使われている薬草を含め、163種の植物を育ててきました。

 2021年は、同校でオイスカ活動を推進しているラブグリーンクラブの学生80名が中心となり、風邪の治療に使われる薬草など、約100種類を植え、大切に育てました。活動を通じて子どもたちは、それぞれの薬草が持つ効能や、けがや病気の伝統的な治療方法についても学ぶことができました。「友だちと一緒に活動に参加できて、とてもうれしい。どのように自然を守っていったらよいか、どうすれば自然とともに心豊かに暮らせるかについて学ぶことができた。学んだことを家の庭でもやってみたり、もっと多くの友だちに広めていきたい」と、 サラナさん(8年生)は活動を振り返りました。

学校が閉鎖している間は教員が中心となって管理活動を行った。
学校が閉鎖している間は教員が中心となって管理活動を行った。

スリ サタヤ学校/SRI SATHYA SAI VIDYAPEETH, SRISAILAM

  • 活動開始年 1994年 
  • 生徒数 400人 
  • 所在地 Nandi Bazar, Katalur, Calicut District, Kerala

2022年

6月

29日

活動のあゆみとこれから in インド

各校から優秀な中高生たちが選抜され、インドの伝統的な考え方から、近年の社会変革に対応したリーダーシップまで、さまざまな知見を学ぶ機会を与えられる。
各校から優秀な中高生たちが選抜され、インドの伝統的な考え方から、近年の社会変革に対応したリーダーシップまで、さまざまな知見を学ぶ機会を与えられる。

子どもたちを地域の皆で育てる

オイスカ南インド総局では、「子供の森」計画(以下、CFP)の推進とあわせ、中・高校生を対象にSALT(Social Awareness & Leadership Training for School Students)というプログラムを実施しています。これは、 学生たちの心身の健全な成長とコミュニティにおけるリーダーシップの力を養うために、地域の有識者に講 師として協力をいただきながら、講義やワークショップを行うものです。参加者の多くは小学生のころよりCFPに参加してきた学生たち。このプログラムを通じて成長した青年たちが地域のリーダーとして後輩たちの指導を行っています。

成績優秀者は表彰され、多くの活躍の場が用意されている
成績優秀者は表彰され、多くの活躍の場が用意されている

2022年

6月

29日

2022.6 学校レポート1 in フィリピン

国連生物多様性の日を記念したグリーンウェイブ植樹。教員が献身的に協力してくれた。
国連生物多様性の日を記念したグリーンウェイブ植樹。教員が献身的に協力してくれた。

集まる人数を工夫して実施

 北カマリネス州カパロンガに位置するマビニ小学校は、山の中腹にあり、近くには水路が流れています。この地域の主な産業は農業で、多くの人々が農業で生計を立てて暮らしています。のどかなこの地域でも、コロナ禍により年間通じて対面授業が停止されたため、課題プリントによる自宅学習が続きました。教員が定期的に家庭訪問を行い、学習サポートを行いましたが、やはり分からないところをすぐに教えてもらえないため、つまづいてしまう子どもたちが多かったようです。

 学校での活動は限定的になりましたが、それでも教員や周辺に住む子どもたちが中心となって植林活動を行い、植えた後の苗木の管理も続けました。また、学校に集まれない子どもたちに対しては、家庭での環境学習の機会として、苗木や野菜の種苗を配布。教員らと連携しながら植栽後の管理についてもサポートを行いました。2020年からの2年間はやむを得ず参加人数が少なくなってしまいましたが、今後行政のガイドラインに従いつつ、徐々に回復できればと思っています。

自宅で苗木や野菜を育てる子どもたち。家の中で過ごす時間が多い中、よいリフレッシュの機会にもなった。

マビニ小学校/Mabini Elementary School

  • 活動開始年 2016年 
  • 生徒数 110人 
  • 所在地 P3, Brgy. Mabini, Capalonga, Camarines Norte

2022年

6月

29日

活動のあゆみとこれから in フィリピン

アブラ州ムディイト小学校で育てた森は、子どもたちの憩いの場に。 こうした活動の成果が次なる連携に結びついている
アブラ州ムディイト小学校で育てた森は、子どもたちの憩いの場に。 こうした活動の成果が次なる連携に結びついている

地元に認められ拡がる取り組み

 1991年に「子供の森」計画が産声をあげたフィリピンでは、翌92年より同国政府とCFP実施に関する基本協約を締結。以降も5年ごとに更新し、関係を密にしながら活動を推進してきました。現在は、環境天然資源省、農業省、教育省など3省1局との間で締結しており、環境教育のみならず持続可能な地域づくりへの貢献も期待されています。また、アブラ州では、これまでの取り組みやスタッフの貢献が政府や教 育機関から高く評価され、 同州環境天然資源省と覚書を締結。技術的なサポートと苗木の提供を受けられるようになるなど、 地方においても政府との連携が進んでいます。

長年献身的に活動を推進してきたスタッフが多い一方、若手の育成が課題となっている
長年献身的に活動を推進してきたスタッフが多い一方、若手の育成が課題となっている

2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活1 in インド

アイシャ アンナ さん(8歳) セント アントニーズ小学校
アイシャ アンナ さん(8歳) セント アントニーズ小学校

ナマステ(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 わたしの村は、有名な滝が2つもあり、とてもきれいなところです。「子供の森」計画に参加して、オイスカの人から色々教えてもらったり、自然を守り、豊かにしていく活動ができてとても嬉しいです。2020年からコロナで2年間学校が閉まってしまい、ほとんど登校することができませんでしたが、2022年になって、やっと登校できるようになりました。マスクをしたままなのは大変ですが、 友だちと一緒に、植林活動ができることが、嬉しくて仕方ありません。これからも家族や友だちと活動を続けていきたいです。

学校での植林活動。自然と接する時間が楽しみのひとつになった。
学校での植林活動。自然と接する時間が楽しみのひとつになった。

2022年

6月

29日

2022.6 子どもたちの学校生活1 in フィリピン

レジー セルナさん(11歳) サロマグ小学校
レジー セルナさん(11歳) サロマグ小学校

マガンダンハポン(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 南イロコス州カブガオに住んでいるレジーです。学校は海のすぐそばにあります。私のふるさとの自慢は、色々な種類の野菜があることと、皆とてもフレンドリーなことです。自然が好きなので、「子供の森」計画の植林活動は楽しみの一つです。2021年にはマ ングローブの植林や浜辺の清掃活動にも参加しました。コロナ禍でずっと学校に行けず、おうちで勉強しなければならなかったので、久しぶりに友だちと一緒に外で活動できていつも以上に楽し かったです。学校が始まったら、ごみの分別も頑張りたいです。

村に面している海岸でマングローブ植林
村に面している海岸でマングローブ植林

2022年

6月

29日

2022.7 学校レポート2 in ミャンマー

村の人々と協力して行った植林活動
植林活動に向けての準備も村の人々と協力して行った

乾燥に強い樹種を選定

 シンマタウン山から12マイル離れた場所に位置するグエチョー小学校では2007年からCFPの活動に参加しています。活動を始めた当初、村の人々は協力して木を植えましたが、貧しい土壌と水不足のためになかなか強い木が育たないのが現実でした。しかし、村の人たちは緑化をあきらめる様子はなく、植林活動に積極的です。乾燥に強いニームの木を植えることで、学校の豊かな森作りを目指しています。

 今年度は学校の他に、家での植林活動にも取り組みました。4年生のリンリンフォーさんは家での植林活動について「初めて自分の家で木を育てることで、木を育てるのは簡単ではないことを実体験から学びました。木の価値について適切に理解することができたと思います。」と語ってくれました。

家での植林活動について語ってくれたリンリンフォーさん(11歳)
家での植林活動について語ってくれたリンリンフォーさん(11歳)

グエチョー小学校/Gwe Cho Primary School

  • 活動開始年 2007年
  • 生徒数 90人
  • 住所 Gwe Cho village, Yesagyo township

2022年

6月

22日

2022.6 学校レポート in ウズベキスタン

日本と同じタイミングで四季が訪れるウズベキスタン。乾燥が激しく寒暖差が大きいため、植林活動は春と秋に行う必要がある。
日本と同じタイミングで四季が訪れるウズベキスタン。乾燥が激しく寒暖差が大きいため、植林活動は春と秋に行う必要がある。

果物の収穫を楽しみに

 この学校は、ウズベキスタン西部のカラカルパキスタン州ヌクス市の中心に位置し、語学に力を入れている学校です。 同州北部には、世界で最も急速に沙漠化が進んでいるといわれるアラル海があり、オイスカでは砂漠化防止に向けた活動に取り組んでいます。こうしたふるさとにおける課題について考え、行動する機会をつくりたいという学校の希望により、2021年から「子供の森」計画に参加しました。  

   ウズベキスタンでも長きにわたりコロナ禍による活動制限がとられていましたが、規制が緩和された時期に初めての活動を実施。リンゴ、ナシ、アプリコットなどの果樹を100本を植林しました。果物を収穫することを楽しみにしながら、子どもたちが管理を続けています。この学校のオザダ先生は、「アラル海の砂漠化は世界的な問題になっており、木を植える活動はその解決のひとつになります。自分たちの地域を守るため、これからもできることを続けていきたい」と話してくれました。

ヌクス31番学校/Nukus No.31 School

  • 活動開始年 2021年 
  • 生徒数 2,400人 
  • 所在地 Go'ne Qala, Nukus, Karakalpakstan

2022年

6月

22日

2022.6 学校レポート in 中国

広大な植林地にて、列に並び 互いに協力し合って苗木を植えた
広大な植林地にて、列に並び 互いに協力し合って苗木を植えた

飛砂の防止を目指した緑化活動

 中国・内モンゴル自治区では、ゼロコロナ政策により、他地域同様に厳しい行動制限が取られています。対面授業が再開されていても、課外活動は制限されているため、以前のように学校単位で活動することは難しい状況です。このような中ではありますが、自分たちにできることをやりたいと、阿拉善蒙古族完全中学校の生徒ら約50名がボランティアとして植林活動に参加。町郊外にあるオイスカの阿拉善沙漠生態研究研修センターにて、砂漠でも活着し、飛砂を抑える効果が期待できるソウソウという灌木3万本を植栽しました。  

  この地域は、日本に届く黄砂の源の一つと言われており、近年現地でも東京都に近い面積の緑化が行われていますが、今年は北西風の影響により、例年以上に砂嵐が多く発生して いる状況です。コロナ禍など課題は多くありますが、これからも人々がこの地域で住み続けられるよう、子どもたちや住民とともに緑化を続ける努力をしていきたいと思います。

オイスカスタッフより、苗木の植え方についてレクチャーを受ける子どもたち
オイスカスタッフより、苗木の植え方についてレクチャーを受ける子どもたち

阿拉善蒙古族完全中学校/Alashan Mongolian Junior High School

  • 活動開始年 2008年 
  • 生徒数 1,240人 
  • 所在地 阿拉善盟阿拉善左旗环城南路079号

2022年

6月

22日

2022.6 子どもたちの学校生活 in ウズベキスタン

デグラボさん(15歳)ヌクス31番学校
デグラボさん(15歳)ヌクス31番学校

アッサラーム アライクム

(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 わたしは高校1年生のデグラボです。コロナ禍では、学校が休校になってしまったので、在宅学習が中心でした。一人だったので寂しかったですが、今は学校が始まって友だちと一緒に勉強できるようになり、とても嬉しいです。私のふるさとには、とてもフレンドリーな人がたくさんいるので、そこが自慢です。今回初めて「子供の森」計画の活動に参加して多くのことを学べたので、今後こうした活動をもっと行っていきたいです。学校の中だけでなく、ごみ拾いなど街をきれいにする活動にも取り組んでいきたいです。

友だちと一緒に植林したほか、学校の花壇に花も植えました!
友だちと一緒に植林したほか、学校の花壇に花も植えました!

2022年

6月

15日

2022.6 学校レポート1 in タイ

子どもたちも久しぶりの植林活動を楽しんだ
子どもたちも久しぶりの植林活動を楽しんだ

柵と細やかな管理で順調に生長

  タイ東北部のスリン県バーンナーポー村にあるこの学校は、正面に広い田んぼが広がり、牛や水牛が闊歩するのどかな場所にあります。2019年より「子供の森」計画に参加して植林活動を行っていますが、学校のまわりには柵もあるので、家畜が侵入して、敷地内に植栽した苗木が食べられる心配もありません。子どもたちや学校の先生方の細やかな管理もあり、植栽した苗木は90%が枯れることなく生長を続けています。

 しかし2021年度もコロナ禍の影響が強く、何度も長期間の休校に見舞われました。休校中は、先生方が植林地の管理を継続。子どもたちが登校できるようになったタイミングで、マホガニーやチークなど木材としても重用される5つの樹種を植栽しました。例年より遅い時期の植林とはなりましたが、学校が責任をもって雨期までしっかりと水やりなどの管理を続けるとのこと。また子どもたちのにぎやかな声や走り回る姿が見られ、学校や地域に活気が戻ってきました。

苗木の周りの草取りをする男の子。先輩たちが植えた木々も、しっかり管理を続けている。
苗木の周りの草取りをする男の子。先輩たちが植えた木々も、しっかり管理を続けている。

バーンセーンカーン学校/Bansankang School

  • 活動開始年 2019年 
  • 生徒数 101人 
  • 所在地 Bannapo、Kwaosinnarin, Kwaosinnarin, Surin

2022年

6月

15日

2022.6 学校レポート in スリランカ

久しぶりとなった植林活動
久しぶりとなった植林活動

 北西部州クルネーガラ県に位置するこの学校は、幹線道路に面しており、交通の便の良い場所にあります。地域では農業 が盛んで、多くの住民が稲作や野菜栽培を生業としています。 他校の「子供の森」計画の活動を知った校長先生がオイスカ に相談したことから、2019年に活動が始まりました。  2021年度は、対面授業が再開されたタイミングで、マン ゴーやランブータンなどの果樹、実や葉が栄養価の高いモリ ンガ、また防風林としての役割が期待できるクロヨナなどを 植樹。参加した12年生のクマリさんは、「環境を守るために行 動を起こさないといけませんが、私たち子どもにもできること がたくさんあると知りました。一番大切なことは意識を変える ことです。それはとても難しいですが、きっと大人よりも私た ちの方が得意だと思います」と笑顔で語ってくれました。少人 数での講義も行いながら、植林地の管理を続けるなどコロナ禍で制限されていた活動が、少しずつ再開されています。

学校で課外活動を担当するルクマン先生(写真右)は、「実践的に学ぶことができるこの活動は、 基礎教育においても効果的で大きな意義がある」と語ってくれた。
学校で課外活動を担当するルクマン先生(写真右)は、「実践的に学ぶことができるこの活動は、 基礎教育においても効果的で大きな意義がある」と語ってくれた。

サー・ジョン・コサラワラ学校/Sir John Kothalawala School

  • 活動開始年 2019年 
  • 生徒数 1,800人 
  • 所在地 Dodamgaslanda, Kurunegala, Northwestern Province

2022年

6月

15日

活動のあゆみとこれから in スリランカ

木々は大きく育ち、木陰では教室を開いたり、子どもたちの格好の遊び場になっている。
木々は大きく育ち、木陰では教室を開いたり、子どもたちの格好の遊び場になっている。

 育てたもの、育てていくもの

 スリランカでは、1992年よりこれまで350を超える学校とともに51万本以上の緑化に取り組んできました。各校での植林規模は限られていますが、それ以上に参加 した子どもたちが、自然や他者に対する思いやりの心を育んでいることが何よりも大きな成果だと思います。こうした活動は日本でオイスカの研修を受けたOBOGたちが、農業や環境分野の経験を活かしながら推進してきましたが、残念ながら彼らも高齢化が進んでいます。オイスカ内部の人材育成はもちろん、教員へのセミナーを強化するなど、指導者層を拡げていくことが火急の課題となっています。

OBOGたちは、それぞれ本業を抱えながら、複数校を担当して指導や調整にあたっている。
OBOGたちは、それぞれ本業を抱えながら、複数校を担当して指導や調整にあたっている。

2022年

6月

15日

2022.6 子どもたちの学校生活1 in タイ

グリッサラー チャイデードさん(13歳) バーンパーミアン・メープリグ学校
グリッサラー チャイデードさん(13歳) バーンパーミアン・メープリグ学校

サワディカー(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

 チェンライ県にあるわたしの村は、豊かな森があり、近くには高い山もあります。ただ最近、人口が増え、農地を増やすために森が切り開かれ、はげ山も増えてきました。「子供の森」計画で植林とお世話の方法を学んだので、ふるさとの自然を守るため、今度家でも木を植えてみたいです。今は教室で勉強ができていますが、コロナ禍で、感染がある度に休校となり、勉強が遅れています。友だちとも自由に遊びに行けず、外ではマスクをつけなければいけないので、早く元のように戻ってほしいです。

学校では、友だちと一緒に、食べられる木や薬になる木を中心に植えました。
学校では、友だちと一緒に、食べられる木や薬になる木を中心に植えました。

2022年

6月

15日

2022.6 子どもたちの学校生活 in スリランカ

ダハムシャさん(8歳) ボゴダ小学校
ダハムシャさん(8歳) ボゴダ小学校

アーユボワン(こんにちは)!

私の学校生活を紹介します。

  私はクルネーガラ県のワリヤポラに住んでいるダハムシャです。学校が始まりましたが、今もずっとマスクをしなければならないし、自由に友だちと遊ぶこともできなくて悲しいです。「子供の森」 計画では、学校でマンゴーの木を植えました。実がなるにはあと 3、4年かかるみたいです。5年生になったら卒業してしまうので、 育ったマンゴーは食べられないかもしれません。ちょっぴり残念です…。おうちでも、オイスカのスタッフから教えてもらったことを思い出して、新聞紙でポットをつくって、野菜を育てています!

木や花など、植物のお世話をするのはだいすきです!
木や花など、植物のお世話をするのはだいすきです!

2022年

6月

08日

活動のあゆみとこれから in タイ

スリン県ノントーン村の森づくりは、2020 年に全国の森コンテストで全国一に輝いた。 山菜も採れるようになり、地域の財産として守られている。
スリン県ノントーン村の森づくりは、2020 年に全国の森コンテストで全国一に輝いた。 山菜も採れるようになり、地域の財産として守られている。

地域に息づく森づくり 

 1992年から「子供の森」計画を推進しているタイで は、緑化が進むだけでなく、子どもたちが育てた森から小さな産業が生まれ、地域住民たちの収入向上へつな がるといった成果が生まれています。さらにこれまで築 いてきた基盤に支えられ、各地で大規模な植林プロ ジェクトが進行中。かつて活動に参加した子どもたち が、立派な青年となり、さらなる森づくりに関わり、地域の発展のために先頭にたって頑張っています。その姿から、彼らの心に森づくり、そしてふるさとの環境を守ることの大切さが刻み込まれ、 しっかりと息づいていることが感じられます。

保護者向けに説明を行い、理解を得ながら家庭や地域での植栽も推進している
保護者向けに説明を行い、理解を得ながら家庭や地域での植栽も推進している

2022年

6月

08日

2022.6 学校レポート in パプアニューギニア

初めての植林活動にちょっぴり緊張気味の子どもたち
初めての植林活動にちょっぴり緊張気味の子どもたち

幼少期から環境への意識を育む

 この学校は、東ニューブリテン州にあるオイスカのラバウル・エコテック研修センターから車で20分位の場所にあります。2013年に設立された比較的新しい学校で、教会が運営をしています。小学校に上がる前の子どもたちが通っていますが、家庭などの事情により、入学する年齢が変わることもしばしばあるため、さまざまな年齢の子どもたちが在籍しています。より小さなころから、環境について考える機会を持ちたいという学校の希望により、2021年に活動がスタートしました。

 初めての活動では、スタッフが環境保全の意義について分かりやすく説明。真剣に話を聞く子どもたちの様子が伺えました。続く植林活動では、学校との相談のもと、ユーカリやマホガニーといった造林樹種や、オレンジやサワーソップといった果樹など8種類の苗木88本を植えました。植林後もオイスカのスタッフが定期的に巡回指導をしていますが、よく管理をされており、苗木も順調に成長しています。

オイスカのスタッフに教わりながら、丁寧に植樹
オイスカのスタッフに教わりながら、丁寧に植樹

ジオン学校/Zion Early Childhood School

  • 活動開始年 2021年 
  • 生徒数 60人 
  • 所在地 Malakuna, East New Britain

2022年

6月

08日

活動のあゆみとこれから in パプアニューギニア

育った果樹からは新鮮な果物が採れるように。 子どもたちの休み時間の楽しみになっている。
育った果樹からは新鮮な果物が採れるように。 子どもたちの休み時間の楽しみになっている。

変わりゆく周囲の反応

 パプアニューギニアで「子供の森」計画が始まった1994年、その頃はオイスカの研修センターの近くに製材所があり、丸太を積んだトレーラーが行き交っていた時期。「手遅れになる前に植林を始めよう」との呼びかけにも、多くの人たちは冷めた反応でした。しかし当時の州知事に依頼して第一回目の活動に参加いただき、新聞記者も招待して記事にしてもらうなど、呼びかけに注力。日本からの植林ボランティアも後押しとなり、少しずつ理解の輪を拡げてきました。今では800万本の植林プロジェクトが国家事業としても計画されるなど、政府や社会の意識も変わってきています。

バリオラ小学校では、育てた木々の一部を活用して教室を建設。自然の恵みに感謝し、また植えていくことの大切さを伝えながら、緑化を推進している。
バリオラ小学校では、育てた木々の一部を活用して教室を建設。自然の恵みに感謝し、また植えていくことの大切さを伝えながら、緑化を推進している。

2022年

6月

08日

2022.6 学校レポート1 in ミャンマー

地域の学校に緑を

 この学校は、中央乾燥地帯に位置するマンダレー地域ピョーボエ郡にあります。ここは乾燥が厳しく、年間降雨量も限られているような地域です。子どもたちのため村の人々がお金を出し合って建てた学校ですが、敷地に木々はなく、とても乾燥していました。他校での活動を知った校長先生から相談を受け、2021年に「子供の森」計画の活動が始まりました。

 最初の活動では、保護者にも来てもらい、オイスカのスタッフから活動の意義や苗木の植え方・管理について説明を行いました。その後学校と協議の上、安全面や気候状況を配慮し初年度は20本を校舎の周りに植え、残り112本は各家庭で植えてもらうことになりました。子どもたちには、肥料や文房具も合わせて配布。植えた苗木の成長を記録することを宿題にし、責任をもって管理を続けてもらっています。今後状況が落ち着いた際には、学校でより多くの苗木を植え、さらにごみの分別など、環境教育にも力をいれていきたいと考えています。

カンティン小学校/Kan Twin Primary School

  • 活動開始年 2021年 
  • 児童数 56人 
  • 所在地 Pyaw Bwe、Mandalay

2022年

6月

08日

活動のあゆみとこれから in ミャンマー

大きく育った森は、子どもたちの格好の遊び場に(チュンボービン小学校)
大きく育った森は、子どもたちの格好の遊び場に(チュンボービン小学校)

子どもたちの成長こそ村の財産

 オイスカが活動を展開する中央乾燥地帯は、とても乾燥していて、もともと木を育てることは難しい場所です。 土地にあった樹種の選定や苗木づくり、管理方法など、苗木がしっかりと育つよう工夫を重ね、子どもたちに伝えてきました。木々の成長を目の当たりにすることで、子どもたちは緑化の大切さや楽しさを実感し、身の回りの自然にも関心を持つようになっています。ふるさとのためにと積極的に地域での植林や清掃活動にも参加してくれている様子をみると、心の成長も大きいことが分かります。こうした子どもたちの存在が、地域にとって何より大きな財産です。

植林や環境教育を通じて、子どもたちは植物や動物などに対する興味や関心が増しているようだ。活動はいつも笑顔にあふれている。
植林や環境教育を通じて、子どもたちは植物や動物などに対する興味や関心が増しているようだ。活動はいつも笑顔にあふれている。