メットライフ生命支援プロジェクト 活動レポート③

 メットライフ生命のご支援により、2023年7月よりインドネシアの3地域で植林プロジェクトを展開しています。雨期の始まった12月には各地域で植林活動が活発に行われました。現地から届いたレポートをご紹介します。

スカブミ県チチェメト小学校

 チチェメト小学校では、12/3,12/5,12/30の3日間にわたり植林活動を行いました。子どもたちは学校が休みの日にも関わらず、熱心に植林活動に取り組みました。雨季が始まっていましたが、当日は天候に恵まれ、青空の下で活動を行うことができました。参加したスラマット先生は、「子どもたちにとって、幼いうちから自然に対する思いを育むことのできる良いプログラムだと思う。また、子どもたちだけではなく地域住民の方も恩恵を得ることができるこのプログラムを支援してくださったことに本当にありがたく思っている」と感謝のコメントを寄せていただきました。

◆植林活動① 12/3

30人の子どもたち、15人の地域住民が参加し、ジュズボダイジュやネムノキ等、500本の苗木を植えました。

◆植林活動② 12/5

学校から代表として5年生12人が参加しました。インドジュズノキやネムノキなど9種2100本の苗木を植林しました。荒廃した山に緑が戻るのを願って一生懸命植えました。

◆植林活動③ 12/30

 25人の子どもたちと7人の地域住民、3人の先生が植林活動に参加し、インドジュズノキやネムノキなど10種3,500本の苗木を植えました。学校は冬休みに入っていましたが、1年生から6年生まで幅広い学年の子どもたちが意欲的に植林に取り組みました。

 6年生のルティフィさんは、「いつかこの木が大きくなって私たちに恵みをもたらすことを願いながら植えました。学校が休みだったけれど友だちに会って一緒に木を植えることができて良かったです。」とコメントしてくれました。

 

ジョグジャカルタ特別州・スレマン県チャンクリンガン郡

 12/22,23にバカラン博物館の敷地内にグァバやタイヘイヨウグルミ(果実が食用となる)など290本の苗木を植えました。また、12/29,30にムラピ山の噴火の被害を受けたゲンドル川の土手にて、地元のスルネン小学校の子どもたちと一緒に、ヒメツバキ(材として活用可能)やマンゴスチン(果実が食用となる)等の4,437本の苗木を植林しました。

◆植林活動の様子

マドゥラ島スメネプ県

 この地域では、マングローブ植林を主な活動としています。月の前半は、子どもたちはテスト期間であったため、地域住民を主体とした現地の植林団体と一緒に活動を行いました。12/12の植林活動には、バトゥアン第1中学校とムハンマディヤ第1中学校から20名の子どもたちが参加しました。

 事前にマングローブの苗木と支柱を結び付けておくことで、沼の中での植林でもスムーズに進めることができました。

◆マングローブ植林① 12/6

カランガニアル村で2000本の植林を行いました。

◆マングローブ植林② 12/8

泥が深く厳しい地形の中でしたが、2000本の植林を行いました。

◆マングローブ植林③ 12/12

2校の子どもたちと一緒にカランガ二アル村で300本の植林を行いました。