2022.7 Bangradesh

順調に生長している木々
順調に生長している木々

 自然とのよい関係づくりを目指して

 バングラデシュ南西部・クルナ管区にあるラッシュモン女子高校では、2013年から「子供の森」計画に参加。周囲の学校では、塩害やさまざまな自然災害の影響、そして環境保全に対する意識が十分でないことから、ほとんど緑化は行われていないなか、オイスカと協働して植林活動を続けてきました。校庭には、マンゴーやグアバ、オリーブなどの果樹を中心に、木々が育ち、果実も収穫できるようになっています。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって、この2年間はほぼ休校状態となり、残念ながら植林活動は実施できませんでした。その間、オイスカからは衛生用品や感染予防の啓発資料を支援し、感染拡大防止に協力しつつ、植林地の管理は適宜教員らが交代で行いました。校長のカムルル先生は、「この活動は、生徒の自然に対する知識を高めるだけでなく、自然とのよい関係をつくることにもつながっている。これからさらに活動を盛り上げたい」と意欲を見せました。

コメントを寄せてくれた校長 先生(左から2 番目)と苗木の管 理や補植に関わってくれた教員、 生徒たち
コメントを寄せてくれた校長 先生(左から2 番目)と苗木の管 理や補植に関わってくれた教員、 生徒たち

ラッシュモン女子高校

●活動開始年 2013年 ●生徒数 250人

●所在地 Boyervanga, Batiaghata , Khulna