その他の地域

2019年
1月
11日
金
2019.1 Mexico

メキシコ・「子供の森」計画
歴史ある環境を守ろう 子どもたちの育苗活動が広がる
現在、世界36の国と地域で展開している「子供の森」計画。メキシコのテワカン=クイカトラン渓谷周辺地域では、地域の歴史ある環境を守ろうと、子どもたちが活動に取り組んでいます。
メソアメリカ文明の発祥の地ともいわれるこの地域は、さまざまな種類のサボテンをはじめ北アメリカの半砂漠環境の貴重な生態系が維持されており、2018年に世界複合遺産に指定されています。周辺の学校では、この地域特有の自然環境や植物の育て方について、オイスカスタッフによるワークショップを実施しています。古くからこの渓谷に居住してきたインディオ民族ポポロカの子孫にあたる子どもたちも活動に参加しており、民族ゆかりの土地環境を守ろうと、家族や友人に呼びかけながら自宅や学校でも育苗活動を進めています。地域固有の自然環境を尊重した環境教育が、子どもたちの自発的な活動へと広がりをみせ、コミュニティ全体の活動への理解の深まりが期待されます。

2015年
7月
14日
火
2015 Green Wave in Hong Kong

5月22日の生物多様性の日を中心に行う生物多様性保全に向けた取り組み、グリーンウェイブ。オイスカは、2008年の参加開始以来、「子供の森」計画(以下、CFP)の参加校を中心に、2014年度までに20か国で総計約47,500人が参加するなど、積極的に活動を展開しています。2015年度にも既報の国内での取り組みに続き、海外でも多くの国が参加。郷土樹種や希少種を中心とした植林活動や植栽樹の手入れなど、趣向を凝らした活動の報告が各国から続々と届いています。

今年2回目の香港では、5月29日にオイスカ香港総局と元朗大會堂(※)との共催で、「グリーンウェイブ参加授賞式・パートナーシップ調印式」を開催。21のグリーンウェイブ参加校の子どもたちを始め、香港政庁発展局及び教育機関関係者など約200人が参加し、活動報告や今後の活動の意見交換を行いました。また、同会場には(株)ニコンの支援により制作したオイスカ活動の写真パネルを展示。CFPを中心として、世界各地で取り組む森づくり活動を分かりやすく伝えるパネルに、多くの関心が寄せられました。今後は、YMCAなど約8ヵ所において巡回展示を行い、香港でのオイスカ及びグリーンウェイブ活動への参加と理解を進める予定です。
※新界・元郎地域のコミュニティサービスを目的としたNGO組織
※写真パネル展一般公開予定
2013年
9月
03日
火
2013.9 Argentina

『2回目の活動!』
アルゼンチン・ミシオネス州ガルアペ市
昨年、「子供の森」計画の活動を開始したアルゼンチンで、2回目の活動が2013年8月26日に開催されました。
残念ながら、活動当日は一日中雨が降り、外での植林活動はできませんでした。そこで、子どもたちは市の公民館に集まって、ガルアペ市市長から去年の活動の様子をビデオを交えながらの説明を熱心に聞きました。
また、当日植林するために用意された苗木には自分たちの名前、学校名を記入して、翌日に植林されました。
次の活動日には植林日和になることを子どもたちも願っています!
2013年
6月
17日
月
2013.6 USA-Green Wave

『アメリカで2校目!』
アメリカ・ニュージャージー州
2012年に「子供の森」計画の活動が始まったアメリカ。今年、ニュージャージー州バーナーズビルにあるベッドウェル小学校が新たに「子供の森」計画に仲間入りしました。この学校の周辺は昨年秋の大型ハリケーンで木が倒れ、家がその下敷きになるなど、大きな被害を受けた地域です。

2013年6月7日、グリーンウェイブの一環として植樹をする予定でしたが、あいにくの大雨で外の植樹活動は中止に。しかし室内で行われた式典では、バーナーズビルのホネッカー市長はじめ多くの市内の教育関係者及び政府関係者が参加し、植樹活動や環境教育活動の重要性について共有しました。また、小学校の子どもたちはその日に植えるはずだった桜の苗木に触れながら、「この木のことを”Friend”と呼びたい」、「大切に育てたい」などと喜びの声をあげていました。
この日は、日本で5月に「子供の森」計画の活動としてグリーンウェイブに関するフォーラムを実施した福岡県立朝倉高校から派遣された3人の学生も参加し、交流会では環境に関するスピーチやふるさとの四季や自然と密接につながっている文化などを紹介しました。
ハリケーンの災害被害のあった地域に新しい苗木を植えることは希望の苗を植えることにつながります。この地域の子どもたちが木とともに、自然を理解し守りながら大きく成長し、すてきな花を咲かせますように!
ベッドウェル小学校 Bedwell Elementary School
2013年
4月
05日
金
2013.4 Japan Sakura
桜の花が咲きました!

昨年(2012年)5月に来日した5カ国の子ども親善大使たちと中野会長が一緒に植えた桜の木に花が咲きました!
今年は枝の先のほうに5つの花がひっそりと咲きました。昨年5月の植林直後は、葉っぱに元気のない枝があるなど心配しましたが、寒い冬も無事越えて、少しずつ大きく育っています。
フィリピン、タイ、インドネシア、インド、フィジーのそれぞれの地で「子供の森」計画に参加し木を植えている子どもたちが、日本で植えた大切な木。これからも本部で温かく成長を見守っていきます!
2012年
8月
21日
火
2012.8.22_Honduras_CFP

『こんなに成長しました!』
ホンジュラス
2011年11月に「子供の森」計画の活動を開始したホンジュラスから、自分たちが植えた木と背比べをする子どもたちの写真が届きました。中には用意した定規を超える高さまでに成長した木もあり、子どもたちの笑顔であふれています。木の成長を記録した後は、学校の周りのゴミ拾いもしました。(活動開始当時の様子はこちらからご覧ください。)
涼しい木陰を作る森になるまでには、もう少し時間がかかりそうですが、子どもたちは自分たちが植えた木の成長を一生懸命支えています。
2012年
6月
28日
木
2012_6_Argentina_First_CFP

『アルゼンチンでも「子供の森」計画がスタート!』
アルゼンチン・ミシオネス州ガルアペ市
アルゼンチンでも「子供の森」計画が開始しました。最初の活動は、2012年6月25日、アルゼンチン拓殖協同組合の所有している土地で、近くの小学校、 中学校、そして学童グループ計11の学校から50人の子どもたちに加え、オイスカの中野総裁、パラグアイからもイグアス日本人会の方々や、ガルアペ市市長、ミシオネス州外務省 副大臣もいらっしゃるなど、アルゼンチンでの「子供の森」計画第一号は三か国約100名の参加者で盛大に実施されました。
記念すべき第一回目の植林活動では、Lapacho Rosado, Lapachi Amayillo, Canafistala, Anchico, Guayuviraの5種類の木が植えられました。
また、今回の活動はグリーンウェイブ2012の一環として行われ、グリーンウェイブホームページに登録され(こちらからご覧ください)、また、参加した学校にオイスカと国連生物多様性条約事務局が連名で発行するグリーンウェイブ参加証書も授与されました。みんなで丁寧に植えられた木々は、今後のアルゼンチンでの「子供の森」計画とともに大きく成長していくことでしょう。
2011年
11月
15日
火
【ホンジュラス】「子供の森」計画スタート!

ホンジュラス、アトランティダ県にあるラモン・ロサ小学校が「子供の森」計画の活動をスタートしました。ホンジュラスでは「子供の森」の第一号となります。
オイスカ中部日本研修センター研修生OBのフェルナンド・マンシアさんが、オイスカで学んだことを生かしたいと故郷の学校の先生たちに「子供の森」計画の重要性などについて熱心に説明した結果、今回のホンジュラスでの「子供の森」計画第一号の開始が実現しました。

初めての活動となった2011年11月1日には、子どもたちの自然への理解や親しみを深めるためにゲームを取り入れながらの環境授業、清掃活動、そして1年生52名が参加して校庭での植林活動が行われました。
将来は「みんなが楽しめる森にしたい」。これからのホンジュラスでの「子供の森」計画の活動が楽しみです。
2011年
8月
27日
土
ケニアでもグリーンウェイブ!

2011年5月23日10時、Githunguri Primary School (ギドゥングリ小学校)とMukuyu Primary School(ムクユ小学校)の児童が参加し、グリーンウェイブの植林を行いました。
ケニアの小学校は、8年生までありますが、今回の参加は5年生から8年生までの166名。
一人2~3本の苗木を、自分で植林した事がわかるように隣り合わせで植林を行い、近くの池から水汲みを行い、自ら苗木に水をあげました。
今回のグリーンウェイブではルイル町に子どもたちの手により合計500本の苗木が植えられ、その成長が楽しみにされています。
活動報告はこちらからご覧になれます!