カンボジア

カンポンチャム

主な支援学校

  • トゥロパエンリュージー小学校
  • スラブ・クドン小学校
  • トベン・ミン・チェイ小学校
  • プリ―チャクリ―小学校 など

 

2012年までの植林実績
2012年までの植林実績

2023年

5月

31日

2023.06 子どもからのメッセージ from カンボジア

ソフィークくん(13歳)仏教学校
ソフィークくん(13歳)仏教学校

チョムリアップスオ

(こんにちは)!

 私は仏教学校に通っているソフィークです。私は、仏法について学んでいます。両親が貧しい農家の出身で、学校に行くことができず、読み書きを学ぶために僧侶になりました。

 朝食前には必ずパゴダ(寺院)の小さな庭の花に水をやり、昨年は環境保護について学びました。僧侶になる前は、両親と一緒に果樹栽培をしていました。植え方を教えてもらい、自分で植えられるようになりました。

 環境保全活動に参加するのは今回が初めてなので、仲間と一緒に木を植えられてうれしいです。植林後も、他の僧侶と順番に水をやったり、草を抜いたりしています。植えた木が大きくなって木陰を作り、パゴダに涼しい空気と緑を与えてくれるようになってほしいです。

2023年

5月

31日

2023.06 学校レポート in カンボジア

先生も中心となって

学校を緑豊かな環境へ

 農業が盛んなトボンクムン県に位置するポン・トーク小学校。学校の南側には野菜や果物を売る小さな市場があり、西側には大きなパゴダ(寺院)があります。東側は、多くの農場(ゴム、バナナ、カシューナッツ)があり、緑豊かな景観が広がっています。校長や先生方の責任感が強く、地域からも愛されています。先生たちは自然が大好きで、学校内の環境も改善したいという思いが強く、「子供の森」計画の活動にも非常に協力的です。

 2022年度の植林活動で植えたのは、どのような土壌でもよく育ち、農業省によって植樹が推進されているケランジイや、手入れが簡単で生長の早いメンガなどです。今後は、子どもたちに野菜づくりを指導するための小さな菜園をつくることを計画しています。

 「昨年、オイスカ・カンボジアによる環境教育を通して植樹を指導してくれたおかげで、学校には多くの改善が見られました。植えた木はすべて、子どもたちの手によってよく育っています。毎週月曜日の集会で、子どもたちに木の世話と水やりをするように声かけを行っています」とウン・ソクチャ校長はいいます。「木は背が高くなり、緑が濃くなりました。また、子どもたちが授業前にゴミを拾ってゴミ箱に入れる姿もよく目にします。子どもたちは去年より確実に頑張ってくれています。」と続けてうれしそうに語ってくれました。

自分の木に水やりをするティンくんと友だち
自分の木に水やりをするティンくんと友だち

 ティン・ソチェンさん(12歳、6年生)は、木を植え、手入れをするのが好きだと言います。友だちと一緒に苗木への水やりや堆肥の散布をしています。 両親がカシューナッツやマンゴーの木を育てているので、両親から木の世話の仕方を学んだとのこと。彼は「木がもっと大きくなって、その木の下で遊んだり、自転車を置いたりできるようになってほしいです。先生方が授業の合間にいつも水やりの声かけをしてくれるので、お世話を忘れることなく木を育てることができています」とコメントしてくれました。

ポン・トーク小学校/Pong Toek Primary School

  • 活動開始年 2022年
  • 生徒数 229
  • 所在地 Pong Toek Village, Rokar Popram Commune, Thboung Khmum district and Province