「子供の森」計画 子ども親善大使事業の実施について

 オイスカの「子供の森」計画は、多くの日本の方々の支援に支えられ、昨年2011年には1991年に事業開始より20年を迎えることができ、2011年末現在29の国と地域で実施されるまでに広がりをみせています。
 その20周年を記念し、また今年6月にブラジルで開催されるリオ+20へ向けた取り組みとして、「子供の森」計画の活動が特に活発なアジア・太平洋州の5つの国より、子どもたちの代表者2名と現地のコーディネーター1名、現地の協力者であり協働実施者である学校関係者1名、総勢20名を日本へ招へいし、各国の活動の現状や環境問題、そしてこれからの未来の取り組みの展開などの意見交換を行います。 また、宮城県名取市を訪れ、オイスカが地域住民と協働で取り組んでいる「海岸林再生プロジェクト」の視察や日本の子どもたちとの意見交換等を行い、日本の震災復興の取り組みや、持続可能な社会づくりについての学習を行います。

 また、来日期間中にグループに分かれ、東京、福岡、佐賀、香川を訪問し、日本の支援者への報告や子どもたちとの交流等を通し、日本との友好を深めます。

 

■ 招へい国
 フィジー、インド、インドネシア、フィリピン、タイ

■ 実施期間
 平成24年5月9日~5月19日

■ 滞在スケジュール

 5月9日~11日、17日~19日・・・東京
 5月12日~13日・・・宮城
 5月14日~16日・・・香川、福岡、佐賀(グループに分かれて)

■ 行事内容

 ・子ども会議(各国の子どもたちの活動についての情報シェア、意見交換、これからの未来へ向けた取り組みについてのディスカッション等)

 ・動物かんきょう会議(株式会社ヌールエ)合同プログラム

 ・リオ+20・持続可能な開発についての学習

 ・子どもの権利についての学習(Save the Children 合同プログラム)

 ・ニコンプラザ仙台訪問(写真展内覧及び株式会社ニコンよりのカメラの寄贈)

 ・イオンチアーズクラブとの共同プログラム(震災復興と生物多様性、そして持続可能な社会づくりについて学ぶ)

 ・支援者訪問及び国際交流プログラム(東京都、香川県、福岡県、佐賀県)

 

■ 問い合わせ先
 公益財団法人オイスカ 国際協力部 「子供の森」計画担当