
僕のふるさとでは、春になると強い砂嵐が吹き荒れることが多くあります。そのたびに「もっと木を植えなければならない」と強く感じます。木々が増えれば、風をやわらげ、土地を守ることができるからです。植林作業は体力も必要で、決して簡単ではありません。でも、不思議と楽しくて、終わったあとは達成感があります。普段の生活ではなかなか体験できない作業なので、とても新鮮で、心に残る経験になりました。活動に参加するうちに、自分の意識も変わってきました。以前は自然のことをそれほど深く考えることはありませんでしたが、今では「自分たちが環境を守っていかなければならない」と思うようになりました。ふるさとが、砂嵐に悩まされるのではなく、緑豊かで美しい場所になってほしいと願っています。そのために、引き続き植林活動に参加し、少しずつでも環境をよくしていく力になりたいと思います。
