ミャンマーにおける新型コロナウイルスに対する取り組み(6月5日時点)

ミャンマーにおける支援活動の進捗をご報告します。

マグウェ地域エサジョ郡のミャンマー農村開発研修センターでは、4月から継続して困窮する住民に対する食糧支援を実施。5月30日~6月5日にかけて、12村・910世帯の住民に対して、ジャガイモ、キャベツ、トマトなどの野菜や米を配布しました。なお、手作りのマスクの配布も継続して行い、感染予防を呼びかけました。

またミャンマーには、上記エサジョ郡の研修センター以外に、同じ中央乾燥地帯のマンダレー地域ピョーボエ郡内に、2017年に開所したミャンマー農業指導者研修センターがあります。コロナ感染が拡大した4月中は最低限のスタッフが残り研修センター内の業務を継続してきましたが、5月に入り地元からスタッフも研修センターに戻り活動を継続しています。そして、5月下旬の2日間に渡り、ミャンマー農業指導者研修センター周辺の8村・150世帯に対して、1世帯当り米8キロ、食料油1ℓ、その他に塩、豆、卵などの食糧物資セットの配布を実施しました。今回支援をしたのは、各村の中でも特に生活に困窮し支援が必要な世帯が大半で、コロナ拡大の影響で収入が途絶えた人達も多くいました。配布にはカウンターパートのDOAや各村の村長にも協力を頂き、支援を受けた村人からは、今回の支援に対する感謝の言葉が聞かれました。

現地の支援活動に対する緊急募金を募集しています。

皆さま温かなご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

<緊急募金の詳細はコチラ>

http://www.oisca.org/news/?p=13235