
自分にできることを、未来のために
ぼくは、南イロコス州にあるカバロアン小学校の6年生です。ぼくにとって自然は、生きものや植物、風や雨など、命を育む大切な存在です。でも最近は、山火事や干ばつ、洪水などが起こり、自然のバランスがくずれてきていると感じます。「子供の森」計画に参加して、さまざまな木の種類や、どうすれば木を上手に育てることができるのかを知ることができました。木を植えたり、お世話をする中で、自然を守る責任や、チームワークの大切さも学びました。植林の時は、硬い土に穴をほるなど大変な作業もありましたが、周りのみんなと協力して頑張ることで乗り越えることができました。木を植えたあと、「この木が何十年も生きて、未来の人たちの役に立つかもしれない」と思うと、少し誇らしい気持ちになります。これからも、学校や地域をもっとよい環境にするために、植林や清掃活動など、自分にできることを続けていきたいです。
