2022.6 学校レポート in ウズベキスタン

日本と同じタイミングで四季が訪れるウズベキスタン。乾燥が激しく寒暖差が大きいため、植林活動は春と秋に行う必要がある。
日本と同じタイミングで四季が訪れるウズベキスタン。乾燥が激しく寒暖差が大きいため、植林活動は春と秋に行う必要がある。

果物の収穫を楽しみに

 この学校は、ウズベキスタン西部のカラカルパキスタン州ヌクス市の中心に位置し、語学に力を入れている学校です。 同州北部には、世界で最も急速に沙漠化が進んでいるといわれるアラル海があり、オイスカでは砂漠化防止に向けた活動に取り組んでいます。こうしたふるさとにおける課題について考え、行動する機会をつくりたいという学校の希望により、2021年から「子供の森」計画に参加しました。  

   ウズベキスタンでも長きにわたりコロナ禍による活動制限がとられていましたが、規制が緩和された時期に初めての活動を実施。リンゴ、ナシ、アプリコットなどの果樹を100本を植林しました。果物を収穫することを楽しみにしながら、子どもたちが管理を続けています。この学校のオザダ先生は、「アラル海の砂漠化は世界的な問題になっており、木を植える活動はその解決のひとつになります。自分たちの地域を守るため、これからもできることを続けていきたい」と話してくれました。

ヌクス31番学校/Nukus No.31 School

  • 活動開始年 2021年 
  • 生徒数 2,400人 
  • 所在地 Go'ne Qala, Nukus, Karakalpakstan