活動のあゆみとこれから in フィリピン

アブラ州ムディイト小学校で育てた森は、子どもたちの憩いの場に。 こうした活動の成果が次なる連携に結びついている
アブラ州ムディイト小学校で育てた森は、子どもたちの憩いの場に。 こうした活動の成果が次なる連携に結びついている

地元に認められ拡がる取り組み

 1991年に「子供の森」計画が産声をあげたフィリピンでは、翌92年より同国政府とCFP実施に関する基本協約を締結。以降も5年ごとに更新し、関係を密にしながら活動を推進してきました。現在は、環境天然資源省、農業省、教育省など3省1局との間で締結しており、環境教育のみならず持続可能な地域づくりへの貢献も期待されています。また、アブラ州では、これまでの取り組みやスタッフの貢献が政府や教 育機関から高く評価され、 同州環境天然資源省と覚書を締結。技術的なサポートと苗木の提供を受けられるようになるなど、 地方においても政府との連携が進んでいます。

長年献身的に活動を推進してきたスタッフが多い一方、若手の育成が課題となっている
長年献身的に活動を推進してきたスタッフが多い一方、若手の育成が課題となっている