活動のあゆみとこれから in インドネシア

調整員には、緑化だけでなく農業や廃棄物管理など、幅広い分野の知識や技術が必要とされる(写真は、ポットを使った野菜の栽培方法を教えているところ)。
調整員には、緑化だけでなく農業や廃棄物管理など、幅広い分野の知識や技術が必要とされる(写真は、ポットを使った野菜の栽培方法を教えているところ)。

取り組みを支える存在 

 インドネシアにおける「子供の森」計画は、年々活発さを増しています。それを支えているのが、活動の調整から実施までを担う調整員の存在です。彼らは、その活躍によりコミュニティや自治体で広く認知されるようになり、特にオイスカの研修センターがあるスカブミ県では、数名の調整員が環境保全のリーダーとして政府からも表 彰を受けています。また教員が研修に参加し、自ら調整員となって自校での活動を牽引するケースも増えるなど、その輪も拡がっています。今後も多くのステークホルダーを巻き込んで指導者層を増やし、ネットワークを育んでいきたいと考えています。

調整員や教員を集めた研修会を定期的に行い、情報共有やスキルアップを図っている。
調整員や教員を集めた研修会を定期的に行い、情報共有やスキルアップを図っている。