パンデミックと「子供の森」計画 in カンボジア

子どもたちに手洗いの方法など、感染予防について説明する現地スタッフ
子どもたちに手洗いの方法など、感染予防について説明する現地スタッフ

安心して活動を続けるために

 2020年は、植林に最適な雨期を逃さないよう、学校や地域と密に連携し、休校期間を含む5月~10月にかけて植林を行いました。活動の際は、不足していた石鹸やアルコール消毒液、体温計などを寄附しつつ、検温や手指の消毒を徹底するなど、感染対策に努めました。さらに環境保全に関する講義と合わせ、啓発資料を配布しながら、分かりやすい言葉で感染予防について説明。噂や嘘の情報も多い中 、読み書きが苦手な子どもたちや地域の人々にも正しく知識を伝えられるよう、保健省や他NGOと連携し、スタッフ自身も学び、工夫しながら取り組みました。

衛生用品は、植林活動を実施した6校・ 2寺院のほか、村役場など9ヵ所に配布
衛生用品は、植林活動を実施した6校・ 2寺院のほか、村役場など9ヵ所に配布