パンデミックと「子供の森」計画 inフィジー

コロトゴアンドラサンガム小学校では、休校中に学校菜園を地域に開放。子どもたちが保護者とともに、ココナツ、レタス、トマトなどを植栽し、管理を行った。
コロトゴアンドラサンガム小学校では、休校中に学校菜園を地域に開放。子どもたちが保護者とともに、ココナツ、レタス、トマトなどを植栽し、管理を行った。

今できる、今必要な植林活動

感染対策として、教育省が管轄する小・中学校は、20年3月下旬~6月下旬まで休校措置が取られました。学校再開後も、授業の遅れを取り戻すことが優先され、また外部者との接触を避けるため、課外活動は制限された状況が続きました。「子供の森」計画では、行政の許可が下りた一部の学校と地域を対象とした植林を展開。 困窮する人々の支えとなるよう、造林樹種だけでなく、 さまざまな恵みをもたらすココナツの植樹や、 サツマイモなど野菜の植え付けも地域の方々とともに、進めました。21年度 は、学校での活動が再び活発になることを願っています。

家で過ごす時間が多いなか、野外での植林活動はよい心身のリフレッシュにもなった。
家で過ごす時間が多いなか、野外での植林活動はよい心身のリフレッシュにもなった。