2018.5 Indonesia-1

近くの山に他の学校の生徒と一緒に畑をつくって、野菜を育てています
近くの山に他の学校の生徒と一緒に畑をつくって、野菜を育てています

日頃の努力が政府からも認められ

ました!

 

 プラス・アルファハン高校は、グデ・パングランゴ山のふもとに位置しています。大多数の住民が農業で生計を立てていますが、人口が増えたこともあり、農民たちが耕作地化を進めた結果、生物多様性の宝庫であり、保水機能を持った森林が失われています。豊かなふるさとを取り戻し、環境を大切にする学校づくりを行いたいとの思いで、2015年から「子供の森」計画の活動に参加しています。

「僕たちのように環境に関心がある若い人たちが共に行動する機会があって嬉しい」と話すオピック君
「僕たちのように環境に関心がある若い人たちが共に行動する機会があって嬉しい」と話すオピック君

 2017年は、グアバやゴバンノアシなど果物や郷土樹種の苗木を全部で506本植えました。地域のコーディネーターが非常に積極的で、オイスカの研修センターからスタッフが行かなくても、苗木の管理やゴミの分別など自主的に多様な活動を行っています。学校側の理解も深く、環境という科目の授業時間を活動に割いてくれています。定期的に活動を行うことで、生徒や先生たちの環境に対する意識も育ってきました。こうした日頃の努力が実り、2017年の12月には、全国レベルの環境賞を受賞することができました。政府からの太鼓判ももらい、意欲に燃えるプラス・アルファハン高校。今後の活動にも注目です!

SMK Plus Alfarhan / プラス・アルファハン高校

●活動開始年 2015年 ●生徒数 540人

●所在地 Desa Citamiang, Kec. Kadudampit, Kab. Sukabumi, West Jawa