Fiji 2015.6

フィジーでのグリーンウェイブ

国連が定めている「生物多様性の日」の5月22日に、生物多様性事務局が全世界で呼びかけている「グリーンウェイブ」。の活動にフィジーの5つの学校が参加しました。それぞれの活動に数多くの生徒や教師が参加し、特色のある植林活動を行いました。

それぞれの学校でそれぞれの植林

今回、参加したのは、Ratu Nemani Memorial School、Ratu Memorial Primary School、Nawai Public School、Nokonoko District School、Ratu Ilaisa Memorial Schoolの5校で、いずれの学校でも植林後に手入れ・散水などをし育てていけるように、校庭や校舎周辺に植林をおこないました。植えたのは、マホガニーやココナッツなどの現地にもともとある樹種の苗木です。それに加えて、Nawai Public Schoolでは政府のHPS(Health Promoting Initiative)「健康増進イニシアティブ」モデル校として指定されたという事情もあり、健康に好影響をもたらすとされる果実種も植えられました。また、装飾用樹種の植林をおこなった学校や有機栽培の果樹園を始めた学校もあります。

 

それぞれの学校がそれぞれのカタチで、子どもたちに「環境保護はすべての人の責任であり、地元の樹種の植林が地域の生物多様性の保全に大切である」と理解してらおうとこの活動に取り組んでいます。