大切な自然をみんなで育む
ブマカット小学校では植林だけでなく、「植物をどのようにして育てるか」、という実験も行っています。このような経験を通して、若い世代が自然に感謝でき、自然の恩恵も知ることができるようになります。木を植えるときに、先生たちはどうやって植物が成長していくのか、そしてどうしたら植物をもっと健康に、強く育てることができるかを教えているのです。
この小学校は、さまざまな植物を育てている1haの土地と、4つの校舎と植林のための広い敷地を持っています。さまざまな地域から125名の生徒が通っています。
「子供の森」計画を通して、民族や性別、年齢、能力、家族構成といった人々の違いを理解し、尊重できるようになりました。
この活動に参加したJustin Gonzalo君は、「この活動を通して、ぼくたちは木や自然、リサイクルの大切さを知ることができました。木を植えるというシンプルな行動によって、ぼくたちの地域や環境を数えきれない方法で守っていくことができるんです」と語ってくれました。
またMaam Ella Domingo先生は、「この活動を通じて、環境への興味を持ってもらうよう指導することはとても楽しい環境活動であり、たくさんの効果をもたらしてくれています」と話していました。
2015年度はサマーキャンプへの参加、植林活動、環境問題やリサイクルについてのセミナーなどが行われる予定です。
ブマカット小学校 Bumagcat Elementary School
・活動開始年 1998年
・生徒数 125人
・所在地 Bumagcat Tayum Abra