2015年

5月

08日

2015.5 Fiji-1

大きく育って、僕たちのふるさとを 守ってくれますように!
大きく育って、僕たちのふるさとを 守ってくれますように!

  大人になって実感する活動の大切さ

 ナコロトゥブ学校はビチレブ島東北部のラ県の海岸にあります。学校は海の近くに位置しているため、近年の海面上昇による深刻な影響を受け、高潮のときは校庭の一部が海水に浸されてしまいます。こうした問題に対し、この学校では1996年から「子供の森」計画に参加し、マングローブの植林を続けてきました。活動開始から20年ほどたった今、子どもたちによって育てられたマングローブは学校の前の海岸を覆い、学校や村を海岸浸食や海水面上昇の被害から守る防波堤としての役割を果たしています。マングローブ林を棲み家とする小さな海の生き物たちや、魚の数も少しずつ増えています。

 

泥だらけになっても、子どもたちは とびっきりの笑顔で活動に参加
泥だらけになっても、子どもたちは とびっきりの笑顔で活動に参加

 学校の卒業生たちは親や教師になり、この学校での活動に継続的に協力しています。現在この学校に勤めるジョン先生は「生徒としてこの学校に通っていたときから活動に参加しています。教師になった今、ふるさとの環境保全について子ども達や地域住民に参加と理解を呼びかけるのにあたり、「子供の森」計画の活動は、非常に有効的だと痛感しています」と今の思いを語ってくれました。長年続くこの学 校の取り組みが次の世代にもきちんと伝えられていくよう、私たちもサポートしていきたいと思っています。 

ナコロトゥブ学校 Nakorotubu District School

●活動開始年 1996 年 ●生徒数 146 人
●所在地 Nakorotubu, Ra Province