2014.4 Indonesia-2

植林の方法についてレクチャーを受ける子どもたち
植林の方法についてレクチャーを受ける子どもたち

『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~

2014年1月に「子供の森」計画の仲間入りをしたニェナン小学校は、農村地域にあり、子どもたちの家族のほとんどが農業で生計を立てています。学校の敷地内にはほとんど木がなく、先生や子どもたちの両親たちが子どもたちのために、学校に自然を取り戻したいという願いから「子供の森」計画の活動を始めました。

早く大きくなりますようにとの願いを込めて校内に植えられた木々。
早く大きくなりますようにとの願いを込めて校内に植えられた木々。

最初の活動では、子どもたちだけでなく、先生や子どもたちの家族も一緒に、「子供の森」計画がインドネシアで起きている環境問題にどれだけ有効かということについて説明を受けました。すると、彼らはあっという間に「子供の森」計画に魅せられ、積極的に植林するための穴を掘ったり、堆肥を作るための材料を集めたりと活発に取り組むようになりました。今後は植林をはじめ、堆肥づくりや苗木づくり、有機農業などの他に、一緒に活動できる学校を見つけ、「子供の森」計画の活動を地域全体でできないかと考えています。

ニェナン小学校 Nyenang Elementary School

・開始年:2014年 ・生徒数:263人 ・所在地:Nagrak, Kab. Sukabumi, Jawa Barat