『液体肥料を作ろう!』
インドネシア・スカブミ
6月、スカブミ県モデル小学校の4年生と5年生は、「子供の森」計画のコーディネーターに液体肥料を作る方法を教えてもらいました。その材料は学校の周りに生えているバナナです!4年生の子どもたちはバナナの柔らかい葉っぱを、5年生の子どもたちはバナナの幹を、それぞれ細かく刻み、ペットボトルに入れ、EM菌と混ぜました。後は発酵して液体肥料が出来上がるのを待つのみです。
今回、ユニークな試みとして、肥料の材料を詰めたペットボトルの口に風船をかぶせました。この風船によって、子どもたちは本来見ることのできない発酵の過程で発生するガスを観察することができるのです。いつ、どんな風にガスが発生し、そして風船がどのくらいふくらむのか、子どもたちは興味津々に観察を続けています。
子どもたちが作った液体肥料は出来上がったら、学校内の観葉植物や果物の木を育てるのに使われる予定です。