2013年

6月

12日

2013.3 Thailand-12

村の方も植林活動に参加。
村の方も植林活動に参加。

『活動を通じて深まる家族の絆』

タイ・スリン県

教師と村と子どもたちが集まり、さまざまなことを話し合う機会を持ちました。村からは「子どもは家に帰ってきたらあまり家の仕事を手伝わない。特に農作業。家族がやっている仕事についての知識や経験が足りないことが心配」という意見がありました。

その話し合いで教師や村の人々は、「学校で行っている環境教育活動や農業で、村の人が生徒たちへの自然や環境保全に関する先生にもなってもらい、昔から教えられてきた農法の知恵を指導する取り組みを行おう」という結論になりました。そして学校で実施している野菜作り、有機稲作活動、養豚、堆肥作り、植林活動や森の調査活動に村の人々がこれまで以上に加わってくれるようになったのです。

自分で栽培した野菜を手に笑顔の子どもたち。
自分で栽培した野菜を手に笑顔の子どもたち。

村の人たちの都合のいい時にあわせ、週末に村の人たちによるエコ農法の指導が行われています。このように活動に深く関わわるようになったため、村の人たちの協力も強くなりました。今年は、村の人たちが学校に1匹の子豚を寄付してくれました。子どもたちは村の人たちに感謝しながら、大切に育てています。

農業だけでなく、植林活動や森の調査活動にも参加する村の人が増えました。特に森の調査活動で村の人は子どもたちにいつ、どの木がどんな実を生み、どうやって木の根っこを薬にするのか、といったことを子どもたちに教えながら、一緒に森の恵みの利用方法を記したカレンダーを作成しました。子どもたちは家でも家事や田んぼの手伝いをするようになり、家族が一緒に何かをする時間が増えて、その絆も深まりました。

バーンチャボッグ学校 Banjabog School

・活動開始年:2011年 ・生徒数:101人 ・所在地:Prasat,Surin