2013.3 Philippines-2

ラブグリーンクラブの活動を皆に説明するホセくん。
ラブグリーンクラブの活動を皆に説明するホセくん。

『広めよう!緑を愛する活動を!』

フィリピン・パラワン島

この学校では、子どもたちがラブグリーンクラブという組織を作って「子供の森」計画の活動をしています。このクラブのメンバーで3年生のホセ・セフィルくん(15歳)は、学校内での活動だけでなく海岸の清掃活動にも参加するなど、友人たちと一緒に熱心に環境保護活動に取り組んでいます。海岸で、以前オイスカが植えたマングローブの森に魚や鳥がたくさん住んでいるのを見て感動したというホセくんは、その感動を学校のほかの子どもたちにも知ってもらいたいと、日々奮闘しています。 

子どもたちが作ったウォーター盆栽。入れ物もペットボトルや空きビンなどのリサイクル。
子どもたちが作ったウォーター盆栽。入れ物もペットボトルや空きビンなどのリサイクル。

今年、ホセくんたちは、「子供の森」計画の活動の一環でもっと自然環境を知ろうと盆栽づくりに挑戦しました。海に近いこの地域らしく、盆栽は鉢植えではなく水のはいったビンに入れられ、「ウォーター盆栽」と名付けました。初めての体験に興奮しながらも、「みんながウォーター盆栽を見て目を輝かせ、笑顔になる姿をみるとうれしくなりました」というホセくん。今後は学校の仲間たちがもっと自然を好きになってもらえるよう活動を広げていきたいと考えています。

ホセリサール・アポックアポック・ナショナルハイスクール Jose Rizal Apoc-Apoc National High School

・活動開始年:2007年 ・生徒数:147人 ・所在地:Jose Rizal, Aborlan, Palawan