2013.3 Fiji-1

マングローブを楽しんで植える子どもたち
マングローブを楽しんで植える子どもたち

『学校を、村を、ふるさとを守るマングローブ植林』

フィジー

フィジーで最も大きなビチレブ島の北東に位置するRa県に、ナルクニ小学校はあります。海に面し、また背後には岩肌の山がそびえたち、車で行くことができないこの学校には、唯一の交通手段であるボートで行かなければなりません。

地球温暖化が原因とされる海面上昇による海岸侵食の問題は深刻で、地域では過去20年の間に約10mも海が近くなりました。

海岸が浸食され木が倒れ、海が学校近くに迫る。
海岸が浸食され木が倒れ、海が学校近くに迫る。

2012年、この場所でオイスカが中心となり大規模なマングローブ植林が始まったことをきっかけに、ナルクニ小学校も「子供の森」計画に参加しました。子どもたちも協力し、みんなで植えるこのマングローブが海岸浸食を食い止める唯一の望みです。

子どもたちが苗づくりから関わることで、「育てる」こと、環境と人の関わりを学ぶ。
子どもたちが苗づくりから関わることで、「育てる」こと、環境と人の関わりを学ぶ。

しかし、それだけでなく、子どもたちは木を植えること自体をとても楽しんでいます。今後はマングローブだけでなく、山の木や美味しい実をつける果樹の植林も計画しています。海から山に、楽しく木を植えることで子どもたちの心に自然の大切さが染み渡っていくでしょう。

ナルクニ小学校 Narukuni District School

・活動開始年:2012年 ・生徒数:98人 ・所在地: Nanukuloa, Ra