2011年

7月

03日

学んで、そして伝えたい

大きな木の下で木に関する授業を受ける
大きな木の下で木に関する授業を受ける

フィリピン:ルソン島、アブラ州

ビラビラ小学校はアブラ州の山岳地帯にある小学校です。この学校に通う子どもたちの両親の多くは、カインギンと呼ばれるこの地方で伝統的な農法である移動式焼畑農業を行っています。木を切って山の斜面でトウモロコシなどの農作物をつくる。2〜3年後に土の養分が少なくなってくると、別の斜面へ移動するという農法なのですが、農民たちが去った後の土地の多くは、木が植えられることもなく荒れた土地として放置されていました。

支柱だって 子どもたちだけで上手に立てられます
支柱だって 子どもたちだけで上手に立てられます

このことからこの学校では、子どもの頃から木の役割や大切さを学び、またどのように木を植えたらよいかを実践から学び、そしてその学んだことを両親や周囲の大人たちへと伝えていく、という活動に力を入れています。伝える活動として、子どもたちは、カインギンが盛んに行われている地域で環境保全の演劇を披露したり、村の人たちと一緒に植林をしています。

植林の方法を確認しあう子どもたち
植林の方法を確認しあう子どもたち

まず穴を掘って、苗木の根をビニールから出して・・・と一つ一つ丁寧に植えていきます。この子どもたちが大きくなったころには、この地域の山はもっと緑に溢れていることでしょう。

ビラビラ小学校 Bilabila Elementary School

●活動開始年:1996年 ●生徒数:120人 ●所在地:Sallapadan, Abra