地域の環境保全活動を引っぱっています

参加者を迎えるザンボアンガ農業大学付属小学校の子どもたち
参加者を迎えるザンボアンガ農業大学付属小学校の子どもたち

フィリピン:ミンダナオ島・西部地域

2009年9月にフィリピン・ルソン島のルクバンにおいて、「子供の森」計画に参加している各地域の学校から子どもと先生1名ずつを集め全国会議が行われました。この学校からも子どもと先生が参加し、活動を持続的に行っていくためのアイディアや、環境にやさしい技術などについて学びました。

コンポストを視察する子どもたち ミミズがいっぱい!
コンポストを視察する子どもたち ミミズがいっぱい!

そして2010年2月、そのとき参加した子ども、先生、そして「子供の森」計画コーディネーターが中心となって、全国会議の内容をミンダナオにも広めるべく、エコ・セミナーを開催しました。地元大学のキャンパスを借りて実施したセミナーには、「子供の森」計画参加校6校から50人を超える子どもたちと教員が参加し、ミミズコンポストのつくり方や、環境教育の一環としてのつみ木の活用などについて学びました。また参加者はザンボアンガ農業大学付属小学校を訪れ、ミミズコンポストつくりの活動を見学しました。その後、学校ごとに今後の活動計画をまとめたアクションプランを作成。ザンボアンガ農業大学付属小学校は、ミミズコンポストでできた堆肥を使って有機農業に取り組みたいと夢をふくらませました。

ザンボアンガ農業大学付属小学校 Zamboanga del Norte Agricultural College Elementary School

●活動開始年:1994年 ●生徒数:100人 ●所在地:Tampilisan, Zamboanga del Norte