「子供の森」のつながりが“メガネ”へ

苗木を貰って植林へ お父さんお母さんたちと一緒に記念撮影
苗木を貰って植林へ お父さんお母さんたちと一緒に記念撮影

スリランカ:キャンディ、アヌラーダプラ、南部地方

この学校のある地域は、少ない耕作面積でぎりぎりの自給自足生活を送っている家庭が多く、子どもたちのお父さんの中には町に出稼ぎに行く人も多くいます。都市部に比べるとまだ自然環境が保たれていますが、それでも伐採の跡地での土砂崩れなどが問題になっています。

貰ったメガネをかけて植林しました
貰ったメガネをかけて植林しました

学校の先生は6人、子どもたちは68人。大家族のような学校です。この学校では果物やTerphantineという木を植えています。これからはグアバを植えたいと考えています。
この学校に、お金がないためにメガネを買えず不自由な生活を送る子がいました。コーディネーターはなんとかしたいと思い、「子供の森」計画で必要な物品をよく購入しているお店の主人に相談してみました。するとお店の主人は、友人らに呼びかけてお金を集めメガネを贈ってくれたのです。「子供の森」の“つながり”とやさしい心は日本からだけではなく、地域からも子どもたちに届けられているようです。

ウィハラゴダ学校 Wiharagoda School

●活動開始年:2010年 ●生徒数:68人 ●所在地:Ambagahawatta,  Sri Lanka