生物多様性を学ぼう

講義を受ける子どもたち
講義を受ける子どもたち

インドネシア:ジャワ島中部、東部、東部諸島

2010年は生物多様性年ということもあり、「子供の森」計画の活動の中でも「子どもたちが生物多様性の重要性を知り理解する活動」をいくつか実施しました。マタラム第11小学校では、動物の絵画コンテストを行いました。2010年9月、「子供の森」計画のコーディネーターがいつもの巡回指導で学校を訪問する日にあわせて、教室でのプログラムを行いました。

子どもたちの力作
子どもたちの力作

参加したのは3年生の28名。コーディネーターから動物の役割や、人間や植物との関わりについて教わりました。子どもたちは普段あまり考えていなかった動物と自分たちのつながりや、他の動植物とのつながりの話を興味深々に聞いていました。講義が終わると次は実践です。自分の好きな動物を考えてその絵を描いたり塗り絵に挑戦しました。好きな動物を考えて好きな色で描いていく。子どもたちはこの経験を通じて身の回りの動物への愛着を深めたりもっとよく知りたいと思ったそうです。
 子どもたちの絵は学校の掲示板に展示されました。3年生の力作は、ほかの学年の子どもたちが動物や生物多様性に興味を持つきっかけとなることでしょう。

マタラム第11小学校 SDN 11 Mataram (11 Mataram Elementary School)

●活動開始年:2004年 ●生徒数:276人 ●所在地:Jl. Dr. Sudirman No. 34 Rembiga, Mataram, Lombok, NTB, Indonesia