タイ

一人当たりGDP:5,282US$(2011年9月IMF試算値 日本は45,774US$)
森林率:37%(2010年FAO公表値 日本は69%)

タイの「子供の森」計画は現在、ランプーン、ランパーン、チェンライ、チェンマイ、コンケン、スリン周辺にて実施しています。カンボジアに接したスリンやコンケンはタイの東北部に位置しますが、この地域は特に近年の森林減少が著しい地域と言われています。減少の原因は農地開墾のためとも、カンボジア軍の侵攻を防ぐために隠れ場所となる森林を伐採したこととも言われています。

19

4月

2012

2012.2 Thailand-8

みんなで美味しい野菜を作ってます!

『安心で美味しい野菜作り』

タイ・チェンライ

 

バーンパーボンタオゲンチャン学校では山岳民族の子供たちをはじめ、様々な民族の子どもたちが一緒に勉強しています。この学校では、主に有機農業と、植林活動やゴミリサイクル活動に重点をおいて活動しています。

特に、有機農業活動では、グループに分かれて有機のたい肥作りや野菜作りの活動を行っています。農業を学ぶことができる上、土や川、空気など環境にやさしい有機農業を学ぶことで環境のことを一緒に学んでいます。大半の山岳民族の子どもたちは家に帰らず学校の寮に住んでいるため、収穫された野菜は子どもたちの寮で提供されています。安心して食べられる上に、自分たちで作った野菜の味は格別です!

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18

4月

2012

2012.2 Thailand-7

みんなで活動中!

『ハーブ作り』

タイ・チェンライ県

 

バー ンノーンパム学校は山の上にあり、子どもたちの家族は山の木を伐採して果物、米、トウモロコシを作っていました。そこで、学校が「子供の森」計画の活動を開始。環境教育や植林、木の手入れなど様々な活動に参加した村人や子どもたちは木の大切さを理解するようになり、伐採が少なくなってきました。

今年からは、新たにハーブ作りを始めました。子どもたちはハーブの種類、効能や植え方などを図書室で調べたり、先生や両親から聞いたりしながら、ハーブの栽 培活動を開始。植えたハーブの種類はほとんどは薬や食べ物になるハーブです。収穫したハーブで料理を作るだけでなく薬も作っています。例えば、レモングラ スから虫除け薬を、コブミカンからは皿洗い用の洗剤を、アンシャンの花からシャンプーをと、子どもたちが作ったハーブは様々な場面で大活躍しています。

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12

4月

2012

2012.2 Thailand-6

竹の手入れの仕方を勉強中!

『竹で「森」をつくる』

タイ・コンケン県

 

この学校では、給食や持続的な活動費維持を目的として竹を栽培しています。子どもたちは畑の準備、竹の植え方や管理方法までを事前に勉強して実践しています。収穫した筍を販売し、その収益が新たな活動費となり、学校での「子供の森」計画の活動を持続、発展させることができます。

最近は、家で竹を育てたいと希望する子どもたちに竹の苗を配ることができるようにもなりました。子どもたちの家庭でも植えられるようになって、活動が学校から家庭にまで広がっています。子どもたちは筍が食べられ、更に家でも竹を育てられることをとても喜んでいます。

しかし活動の問題は3月から4月の間に水が足りないこと。この期間は子どもたちは水をやるなど自分たちの「子供の森」を大切に育てています。

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12

4月

2012

2012.2 Thailand-5

ゲンタワンの栽培について説明を受ける子どもたち

『ゲンタワンの花を待ちわびて』

タイ・コンケン県

 

学校では、植林の他にゲンタワンという植物を栽培しています。これはハーブの一種で、ガン、高血圧、糖尿病に効果を持っていると健康に気をつけている人たちの間で注目されています。また、このハーブは体にいいだけでなく、バイオガスを作ることもできます。さらに、ゲンタワンの花はきれいなので、広い敷地一面に咲き乱れる光景は、観光スポットにもなります。

栽培は2011年12月から始まりました。収穫は約100~120日後です。子どもたちはゲンタワンの花や収穫を楽しみに活動を続けています。

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12

4月

2012

2012.2 Thailand-4

植林をしに行く子どもたち

『緑豊かな村を目指して』

タイ・スリン県

 

バーンノーンリー学校では小学校と中学校が併設されていて、小学生と中学生が一緒に様々な活動を通して、環境保護の大切さを学んでいます。

植林活動は学校の敷地を超えて、村の森でも行われています。学校の敷地内に植えられた木々は小学生が、村の森に植えた木々は中学生が責任をもって世話をしています。植林活動や木々の手入れ作業をするときには、必ず木の役割や環境保護の大切さなどについての授業を受けています。

また、有機農業も盛んに行われています。現在、キノコと米を栽培しています。お米の栽培には、水不足と時間不足の問題などがありますが、キノコは順調に育ち、販売して次の活動費に充てられるようになりました。作業の場では子どもたち同士で教えあったりする光景も見られます。

将来、村が豊かな森に囲まれるよう、共に森を破壊せず、今後も植林活動を続けていくよう村の人たちとも約束をしています。

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12

4月

2012

2012.2 Thailand-3

クワの扱いはお手の物!

『学校からタイの農地を有機の畑に!!』

タイ ランプーン県

 

この学校では学校の敷地内に畑を作り、子ども達に環境に負荷の少ない農業のやり方を指導しています。指導にあたっているのは日本で1年研修を受けたスタッフで、日本で学んだ農業の技術を子ども達に一生懸命教えています。

しかし、農業の技術を教えるだけでは意味がありません。子ども達になぜ環境に負荷をかけてはいけないのか、環境に負荷をかけ続けるとどういった事が起こるのか、という事を教える事が一番大切です。そこで、農業の技術だけでなく環境教育も同時に行い、今年はトウモロコシをみんなで植えました。タイは農業国でありますが、まだまだ化学肥料や農薬を頼った農業が主流です。

子ども達の家の家業もほとんどが農家であり、そんな子ども達が家に帰って両親に言います。「学校のトウモロコシは化学肥料も、農薬も使ってないんだよ!でもこんなに甘くておいしいんだ!」この子ども達が大人になって自分の畑をもった時、きっとタイの農地は地球に優しい形に変わっている。私達はそれを願って活動を続けています。

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29

2月

2012

2012.2 Thailand-2

苗木用の土作りの説明

『自分たちの手で苗木から』

タイ・コンケン県

この学校は、田舎の山の中にある小さな中学校で、担当コーディネーターの母校でもあります。雨季の6月に、子どもたちと一緒に苗木作りが行われました。今までは、支援金などで苗木を買って植林をしていましたが、子どもたちが自分たちで苗木を作り、その苗木で森ができれば一番いいと考えました。苗木の種類は、学校の森で子どもたちが果物を食べられるように果樹を、大きな実がつくジャックフルーツと、タイで多く見られるマンゴーにしました。稲刈りや農作業に慣れている子どもたちも、苗木作りは初めてで、スタッフの説明に真剣に耳を傾けていました。学校で作っている腐葉土をまぜて苗木用の土を作り、ジャックフルーツとマンゴーあわせて250個の苗木を作りました。北部タイでは、いまだに山を農地として切り開いているところもあり、はげ山が多く見られます。どの学校でも自分たちで苗木を作って植林できるようになれば、ますます森が広がり、はげ山は少しずつ減っていくでしょう。

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28

2月

2012

2012.2 Thailand-1

森の調査活動

『楽しい学校活動』
タイ・スリン県

学校では、植林だけでなく、さまざまな環境活動に取り組んでいます。4-6年生は、年に3回ほど森で調査活動を行っています。調査方法を学び木の成長をチェックし、村の人と森に入って生息している動植物の種類や特徴、漢方的な効能がある植物の使い方などを教わります。村の人たちの協力が欠かせないので、学校と村との関係が強まりました。また、グループをつくってハーブ作りの活動もしています。ハーブセンターから10kgのクミンをもらって学校で栽培しました。収穫できたクミンのうち、10kgをセンターへ返し、残りを20バーツ/kgでセンターへ買い取ってもらって、学校の環境活動費に充てることができました。来年は地域へ活動をひろげていくために、10軒の家庭へクミンを配布する予定です。また、学年ごとに野菜を作る活動もしており、子どもたちが自分たちで野菜を作り管理しています。収穫後の野菜は学校の給食用の予算で買い取ってもらい、また次の活動資金としています。学校では子どもたちから買った野菜で給食を作るので、子どもたちにとっては自分たちの作った野菜も食べられて活動費も自分たちでつくれ、とても楽しい活動となっています。

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04

7月

2011

「緑の村を取り戻そう!」村が自立を目指して動き出した

"私たちの森です"

タイ:コンケン

これまで苗木は、オイスカが準備して子どもたちへ渡してきましたが、今回より自主性と持続性を高めるために参加者に苗木の購入を呼びかけるという新しい手法を試みてみました。学校、村と話し合い、これらの試みに対して同意を得ることができました。苗木1本で5バーツ(14円程度)を集めました。

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03

7月

2011

乾いた大地が緑に覆われる日を夢見て・・・

タイ:スリン

乾期には日照り続きで大地はカラカラに乾き、雨期には降り続く雨に洪水の被害が多発する。タイ国内でも最貧地域とされる東北部に位置するスリン県では、こうした厳しい気候のために、農家は苦しんでいます。このような土地で森を作り、土壌や気候を根本的に変えていく作業は非常に重要なことでありながら、同時に困難なことでもあります。どこよりも苗木の活着率が低く、ゆっくりとした成長。忍耐と努力が続きます。

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03

7月

2011

“この村に残ろう!”「子供の森」計画が出稼ぎを食い止めた!

講堂で有機農業指導の様子

タイ:スリン

カンボジアとの国境に位置するこの学校は元々避難民のキャンプ地として使われていました。地雷爆発の音などが聞こえてきたのもそう遠くない過去の出来事です。学校の敷地内には、建物のコンクリートの残骸が随所に散らばっていたため、政府やオイスカの支援でこれらを取り除き、子どもたちが有機農業等の植物栽培を学べる環境を整えました。

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03

7月

2011

日照り、洪水・・それでも米を作るということ

今日は稲刈りです

タイ:コンケン

昨年から始めた有機稲作も、今年で2年目となりました。昨年収穫したお米を学校が給食費でプロジェクトから買い上げ、その資金を運用して今年も活動を実施しています。オイスカからは指導者としてスタッフを派遣しています。このように2年目の活動で学校では資金的に自立することができました。

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03

7月

2011

先輩から後輩へ、伝えられる森がある。引き継がれる心がある

チークの森(1997年植林)に置かれた養蜂の飼育箱

タイ:ランプーン、ランパーン、チェンライ、チェンマイ

北部タイ、チェンライ県では元々チークの森がたくさんありましたが、木材としての価値が高いことや、山岳部にあり焼畑などが盛んであったこと、農地として開拓されていったことなどが原因して、それらの森は禿山になってしまいました。オイスカではこうした現状の自然を回復させようとと、ラオスとの国境沿いにチークの森を再生しようと地元の学校と植林活動を進めています。

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03

7月

2011

100年後の世界を変える!

「僕ががんばって管理するよ」

タイ:ランプーン、ランパーン、チェンライ、チェンマイ

この学校では週1回のペースで1年間、4年生を対象に環境教育を実施し、学校や地域の環境保全に取り組むリーダーを育てるプログラムをスタートしました。
 最初の導入では、さまざまな形の環境破壊の情況が映し出された映像を見ました。環境破壊の現実を知った子どもたちは驚いて信じられないといった様子。視聴後「このままいったら100年後の地球はどうなるか」というテーマで絵を描きました。

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