フィジー

一人当たりGDP:3,806US$(2011年9月IMF試算値 日本は45,774US$)
森林率:53% (2010年FAO公表値 日本は69%)

フィジーの「子供の森」計画は現在、首都ナンディがあるビチレブ島を中心に実施しています。フィジーは、南太平洋のメラネシア南東端に位置し、330余りの島からなる国で、火山島と珊瑚礁が多く、平野が少ないのが特徴です。この南の楽園を目指し多くの観光客が訪れますが、一方でリゾート開発やそのゴミ、土地の埋め立てで環境が悪化しており、環境と産業の両立が求められています。また近年の海面上昇、異常気象による自然災害が各地で頻繁に起こっています。

14

3月

2012

2012.2 Fiji-2

学校へ支援した鶏のヒナ

『“育てる”を教える』

フィジー

フィジーでは2010年からヤラボー小学校で、子どもたちの植林活動に併せて、養鶏・有機農業普及活動を開始しています。これは小学校が山奥深くにあり、大雨などが降ると多くの地域が孤立してしまい、食糧を自給自足で賄う必要があることから、子どもたちへの環境教育と栄養改善支援を兼ねた取り組みとして実施しています。

11年、山間部にあるワイヤラ小学校でも養鶏の取り組みをスタートさせました。もともと狩猟民族であったらフィジー人は野菜や家畜などを“育てる”という習慣があまり浸透していません。しかし1999年から「子供の森」計画に参加し、木を“育てる”ということを学んできたワイヤラ小学校から、鶏や野菜を“育てる”ことを子どもたちに学んでほしい、また鶏糞を利用した堆肥づくりなど、循環型の農業や自然と調和した暮らしを教えていきたい、と強い要望があり開始しました。

11年は学校へ鶏舎の建設の支援と鶏のヒナの支援を行い、子どもたちは鶏を“育てる”ことを一生懸命に学んでいます。今までもリサイクル活動に熱心に取り組んできたこの学校は、来年は鶏糞を活用した有機農業に取り組みたいと高い意欲を見せています。

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14

3月

2012

2012.2 Fiji-1

苗木運びを手伝う子どもたち

『あの頃の海へ---マングローブ植林』

フィジー

タガゲ村は海岸沿いにあり、近年の気候変動の影響からか、毎年高潮の被害を受けています。

強い潮流で海岸が次々と削られ、ココナッツなどの木々が倒れ村の土地が浸食されています。また村の奥深くまで海水が浸入し畑に被害をもたらします。

かつての沿岸部は多くのマングローブ林が茂り、高潮などから人々の生活は守られてきました。

しかし、そのマングローブ林は薪炭利用などのために大量に伐採され、今では数本しかありません。こうした状況に危機感を持ったタガゲ小学校の校長先生は、オイスカに協力を求め、村と協働してのマングローブ植林を開始しました。昨年は1200本の苗木を子どもと村人たちが一緒に植林しました。村の長老たちの話によると、マングローブ林があったころは海岸からすぐ近くでたくさんの魚が獲れていたそうです。しかしマングローブ林が伐採されてから急激に魚が少なくなり、今ではボートを出して沖合までいかなければ魚が獲れません。村の子どもたちに、あの頃の豊かな村の海を取り戻してあげたい、村人はそんな想いで一致団結して植林活動を進めています。

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02

7月

2011

<ビチレブ島>自然の恵みを子どもたちへ

2,000本のフィジー・マツを植林

フィジー:ビチレブ島

ヤラボー小学校は山深い山間地に位置し、海岸にある町シガトカから車で3時間もかかる、まさに陸の孤島にあります。雨季に大雨が降ると道路が決壊し、数日間から数週間、外部との交通が遮断されることも多くあります。そうした地で、周辺地域に散在する村々から子どもたちがこの学校に通っていますが、通学が困難なため平日は学校寮に住み込み、週末に家に帰るという生活をしている子どもが大勢います。

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02

7月

2011

洪水から学校を守ろう〜マングローブ植林〜

マングローブ植林の様子

フィジー:ビチレブ島

ナコロトゥブ学校はビチレブ島東北部のラ県の海岸にあります。120名の子どもたちが5名の教員のもとで学んでおり、オイスカがラ県一帯で実施するマングローブ植林活動にも参加しています。この地域ではマングローブが伐採された後、漁獲量が減少し、海岸浸食の被害も発生しています。

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