スリランカ

キャンディ・アヌラーダプラ・南部地方

主な支援学校

  • スリ スマンガラ学校
  • テンビリポラ学校
  • アンバガスウェワ学校 など
2012年までの植林実績
2012年までの植林実績

2021年

6月

14日

2021.6 Sri Lanka

21年2月、入学式を記念して新1年生が 1 本ずつ苗木を植え る「ラブグリーンキッズプログラム」を実施。
21年2月、入学式を記念して新1年生が 1 本ずつ苗木を植え る「ラブグリーンキッズプログラム」を実施。

活動を続けられることに感謝して

 スリランカの中央部、キャンディ県のアショーカ小学校は、農村部にある田んぼに囲まれた学校です。2018年には廃校の危機を迎えていましたが、新しく赴任した校長先生の奮闘もあり、状況が改善。「子供の森」計画も学校を魅力的にする活動の一つとなっています。20年は、規模は小さくなりましたが、植林活動を実施したほか、「国連生物多様性の10年」最終年を記念した国際ポスターコンテストにも参加。4年生のシェラン君が、10-12歳の部で3位入賞という快挙を成し遂げたことは、暗いニュースが多い中、学校を明るく盛り上げました。

 4年生担任のスニウィラタ先生は、「とてもシンプルだが、子どもたちが環境や社会について学ぶことのできる、とても重要な活動。コロナ禍では、衛生用品や教育資材の支援もいただくなど、さまざまな面から支えてくださる支援者の皆様に心から感謝している」と思いを語ってくれました。

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2015年

5月

07日

2015.5 Sri Lanka-2

コーディネーターから苗木の植え方についてレクチャーを受ける子どもたち
コーディネーターから苗木の植え方についてレクチャーを受ける子どもたち

子どもたちから生まれた「3 分間スピーチ」

 

 テンビリポラ学校での「子供の森」計画は、他の学校で活動に参加したことがある校長先生が先頭を切って参加することで、スムーズに活動が進んでいます。  
 2014年の活動では、子どもたちはグアバやマンゴーの木の苗木を植え、日々大切に植えた木の管理を行いました。またこの学校では、毎週月曜日に朝礼があり、生徒たちは自分の興味があることについてスピーチをしています。「子供の森」計画が始まってから、ほとんどのスピーチが環境をテーマにしたものになったため、環境についてのスピーチには、別に3分間の時間を設けることになりました。この時間は生徒たちによって「自然からのひとしずく」と呼ばれています。短い時間の取り組みですが、継続することで環境に対する子どもたちの意識は確実に変わってきています。

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2013年

4月

15日

2013.3 Sri Lanka-2

ワークショップのために「子供の森」計画オリジナルのワークブックをプレゼントしました。
ワークショップのために「子供の森」計画オリジナルのワークブックをプレゼントしました。

『町の中の学校で自然を学ぶ』

スリランカ・キャンディ

スリ スマンガラ学校は町にある学校で、この地域の中でもレベルが高く入学することが難しい学校の一つです。この学校で「子供の森」計画を始めることとなったきっかけは、教育省の子供教育開発部長から5年生の特別授業でオイスカが取り組むの環境保全活動や「ふるさと」を守る活動の話をしてほしい、と要請があったことです。そして2012年、子どもたち約500名を対象に、スリランカの環境や自然保護について、また、これからの町づくりについてのワークショップを行いました。 

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2013年

4月

15日

2013.3 Sri Lanka-1

2014年まで責任を持って育てます。
2014年まで責任を持って育てます。

『村づくりへとつながる「子供の森」計画』

スリランカ・南部地方

アンバガスウェワ学校がある村は田んぼや畑が広がる田舎です。しかしこの村にも近代化の波が押し寄せ、川が汚れ、村のいたるところにビニールゴミが散乱し、発展と環境保全のバランスが取れていない状況となっていました。2011年、アンバガスウェワ学校に新しく赴任した校長先生は、授業の時間を延長し、環境やスリランカの文化、村を愛することの大切さなどを教える時間をつくりました。そしてさらに良い学校とするために、2012年「子供の森」計画の仲間入りをしました。 

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2011年

7月

03日

「子供の森」のつながりが“メガネ”へ

苗木を貰って植林へ お父さんお母さんたちと一緒に記念撮影
苗木を貰って植林へ お父さんお母さんたちと一緒に記念撮影

スリランカ:キャンディ、アヌラーダプラ、南部地方

この学校のある地域は、少ない耕作面積でぎりぎりの自給自足生活を送っている家庭が多く、子どもたちのお父さんの中には町に出稼ぎに行く人も多くいます。都市部に比べるとまだ自然環境が保たれていますが、それでも伐採の跡地での土砂崩れなどが問題になっています。

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2011年

7月

03日

地域をつなぐ「子供の森」計画

地域の人たちも一緒に大人数で植林しまた。
地域の人たちも一緒に大人数で植林しまた。

スリランカ:キャンディ、アヌラーダプラ、南部地方

2010年、学校からの強い要請により、この学校で「子供の森」計画をスタートしました。継続していくには関係者がプログラムをよく理解することが大切、と地域の人たちへ、説明会を開催することから活動を開始しました。

 

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コラム

2011年

7月

03日

スリランカでもグリーンウェイブ

国連生物多様性事務局が呼びかけたグリーンウェイブキャンペーンにオイスカ・スリランカも積極的に参加しました。

このキャンペーンは「生物多様性の日(5月22日)」の現地時間朝10時に世界中で一斉に希少種や郷土樹種などを植えて、世界のグリーンウェイブ(緑の波)をつくろうというもの。

オイスカスタッフが作ったテキスト
オイスカスタッフが作ったテキスト

ウェィヴィタ学校・ガンマナ学校・カナンペラ学校の3つの学校が実施しました。マレーフトモモなどの郷土果樹種やマホガニーなどを植樹し、スタッフが作った教材で生物多様性について勉強しました。