神を愛し人を愛し、そして自然を愛する人へ

アクションプランを発表しあう子どもたち
アクションプランを発表しあう子どもたち

フィリピン:ルソン島・ケソン州、北カマリネス州

ST.ジョセフアカデミースクールは、ケソン県サリアヤ市の中心にあるカトリック系の学校です。この学校はモットーとして「自然愛」を掲げています。オイスカの働きかけもあって、授業の中でも環境に配慮した活動を多く取り上げました。またこの学校はオイスカが関係するさまざまな環境教育プログラムへも参加しました。一つは市の大規模な植林活動で、3年生の子どもたち、オイスカスタッフ、学校の環境教育の教員、科学の教員、そして高校生や市の職員たちが一緒になって、市の敷地にランブータンなどの500本の果樹を植林しました。

また環境キャンプにも参加しました。自然界で起きている多くの問題は人間の行動が原因となっていること、自分たちはその問題を回復させていく責任があること、そしてまたそれは遅すぎず自分たちのこれからの行動にかかっていることなどを学び、今後のアクションプランをつくりました。参加した子どもの一人は「私たちは、神を愛し、人を愛するだけでなく、自然を愛する存在だ」と誇らしげに発表していました。

ST.ジョセフアカデミースクール ST.JOSEPH's ACADEMY School

●活動開始年:2010年 ●生徒数:875人 ●所在地:Sariaya, Quezon