中国

一人当たりGDP:5183.86US$(2011年9月IMF公表値 日本は45,774US$)
森林率:22%  (2010年FAO公表値 日本は69%)

中華人民共和国の「子供の森」計画は現在、中国北部にある内モンゴル自治区(1,183,000km)の最西部に位置する阿拉善盟(アラシャン)で実施しています。アラシャン周辺はかつてのシルクロードの重要な拠点都市であり、歴史的建造物がいくつか残っています。しかし、平均年間降水量は約200mm(日本は約1,800mm)と非常に乾燥しており、土地面積の92%が砂漠で、さらに近年砂漠が拡大しています。日本へ飛来する黄砂のふるさとでもあるこの地域の砂漠化防止は地球環境問題として急務となっています。

29

2月

2012

2012.2 China-2

お互いが成長できた沙漠での植林活動

『お互いが成長できた交流植林活動』

中国・内モンゴル自治区阿拉善地区

一年前に姉妹校になった愛知県の逢妻中学校から、7名の生徒と先生が訪れ、一緒に植林活動を行いました。「子供の森」計画に参加する蒙古族完全中学校の子どもたちにとって植林は手慣れたものです。穴を掘る手つきもたくましく、水を運ぶのも軽々としたものです。初めて沙漠に植林する日本の子どもたちを手伝うかのように、率先して動き回っていました。内モンゴルの子どもたちにとってこの植林は、とても刺激になったようで、「遠い日本から、私たちの環境のために植林に来てくれる友人にとても感謝しています」と話していました。英語でコミュニケーションを取りながら活動を進めていきましたが、日本の子どもたちは言いたいことが英語で言えずもどかしそうです。「もっと英語を勉強しよう!」と決意した子どもたちも多いようです。さて、内モンゴルの子どもたちですが、「子供の森」計画の活動を始めた当初は、活動のたびにゴミを散らかしてしまい、その度にコーディネータから環境の話を聞いたり、片付けの注意を受けていましたが、今は何も言われなくてもゴミをきちんと片付けて帰るようになりました。「子供の森」計画の活動が、少しずつ彼らの行動に変化をもたらしています。

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29

2月

2012

2012.2 China-1

みんなで楽しく活動しました

『世界の緑の波の一つになった!』

中国・内モンゴル自治区阿拉善自治区

2011年5月23日、阿拉善第八中学校は、世界中で一斉に木を植えようというグリーンウェイブキャンペーンに参加しました。この時期は植林適期を少し過ぎているため、植林ではなくポット苗作りをしました。細長いビニール袋の底をテープで止め、中におがくずと羊糞を混ぜた砂を入れ、種を植え付け、圃場に運び、水をやります。説明が終わると、子どもたちは自分たちで役割を決めて、それぞれ散らばっていきました。砂を入れる為にペットボトルを半分に切って簡易スコップを作ったり、流れ作業にしたり、効率よくできるように子どもたち自らそれぞれに工夫して作業を進める姿は頼もしいものです。200人もいたため、用意しておいたビニール袋は瞬く間に無くなりました。 「もう無いの?!」と物足りなさそうでしたが、ポット苗を作る意味、世界の一員として緑化活動に参加することの意義を説明すると、嬉しそうに顔をほころばせていました。普段は受験勉強に追われている中国の学生たち。こうした活動を通して環境を考える事の大切さ、緑化活動の楽しさを感じて欲しいものです。学校からオイスカセンターまでの往復6kmの道のりをたくましく行進し、ゴミを拾いながら帰って行きました。

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01

7月

2011

環境教育友好交流校締結

豊田市立逢妻中学校との友好学校調印式

中国:内モンゴル自治区阿拉善地区

これまでの「子供の森」計画の活動をきっかけとして、内モンゴルの民族中学校と愛知県豊田市立逢妻中学校が交流学校となり、8月22日にその締結式が執り行われました。今後手紙のやり取りなどを通じて交流を深めていく予定です。締結式の後には生徒達が参加してセンターにて植林活動を実施しました。

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01

7月

2011

60年前のふるさとに思いを馳せて

砂漠にてラマ僧より環境の講義を受ける。

 中国:内モンゴル自治区阿拉善地区

「60年くらい前は緑が多くてね、砂漠もあったけれど、トゲのある草が多くて中に入れなかったくらいだったよ」子供達はラマ僧の話を真剣に耳を傾けていました。今は砂漠である土地が昔緑で一杯だった頃の話を聞いたことは子ども達の心に「いつかこの土地に緑をよみがえらせることができる」、と大きな勇気を呼び起こしました。

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